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乳児期の子育て

干支・十干十二支とは何か?順番、漢字、読み方は?覚え方と早見表は?

干支 十干 十二支 とは 漢字 読み方

「赤ちゃんの干支は何だっけ?」、「来年生まれる赤ちゃんの十二支は戌(いぬ)だね。」、「2016年生まれの赤ちゃんって、十干十二支でいうと何かな?」といった会話をしたり、耳にしたりしたことはありませんか?

干支や十干十二支は、昔から日本やアジア圏において様々な分野で使用されてきましたが、何となく「生まれた年を表す方法の一つのことだろう。」などと認識している人が多いものです。

では、実際のところ干支・十干十二支とはどのようなものなのでしょうか。

このページでは、干支・十干十二支の概要(順番、漢字、読み方など)、覚え方と早見表について紹介します。

干支・十干十二支とは?

干支とは、古代中国で考えられた十干と十二支を組み合わせによって数を表す語です。

干支は、十干が10種類、十二支が12種類あり、2つの組み合わせの合計である60を周期として、暦、時間、方位などを表します。

十干十二支、六十干支、天干地支と呼ばれることもあります。

つまり、干支と十干十二支は同じ意味で使われる語です。

干支・十干十二支の読み方

干支と書いて「えと」、十干十二支と書いて「じっかんじゅうにし」と読みます。

干支は「かんし」と読むこともあります。

干支が数字を表す語であることから、「干支」の「干(え、かん)」を数字の「千(せん)」だと思っている人がいますが、誤りです。

また、十干を「じゅっかん」と読む人がいますが、これも間違っています。

十干(じっかん)とは

干支(十干十二支)は十干と十二支を組み合わせて数を表すものですが、では、干支(十干十二支)を構成する十干と十二支とはどのようなものでしょうか?

十干とは、古代中国で考えられた、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸という10の要素で数を表す語です。

十干の「干」という漢字は、木の「幹(みき)」が語源です。

古代中国の思想である五行思想(あらゆるものは木、火、土、金、水の5つの元素からなるという思想)と陰陽思想(あらゆるものを陰と陽に分類する思想)の影響を受け、十干の10の要素には五行(5つの元素)と陰陽を当てはめられています。

日本においては陰陽の陽を兄(え)、陰を弟(と)と呼び、これが干支(えと)の呼び方につながったと考えられています。

十干の順番、漢字、読み方

十干の順番、漢字、読み方、五行、陰陽は、以下のとおりです。

  • 甲(こう、きのえ):木の兄
  • 乙(おつ、きのと):木の弟
  • 丙(へい、ひのえ):火の兄
  • 丁(てい、ひのと):火の弟
  • 戊(ぼ、つちのえ):土の兄
  • 己(き、つちのと):土の弟
  • 庚(こう、かのえ):金の兄
  • 辛(しん、かのと):金の弟
  • 壬(じん、みずのえ):水の兄
  • 癸(き、みずのと):水の弟

十干の覚え方

十干のうち、甲乙丙丁までは聞いたことがある人は多いものの日常生活における使用頻度は低く、丁以降になると知識として知っている人も少なくなります。

十干の覚え方としては、以下の2つが有効です。

  • 漢字の訓読みを並べて読む
  • 歴史上の出来事と関連付けて覚える

十干の覚え方1:漢字の訓読みを並べて読む

「こう、おつ、へい、てい、ぼ、き、こう、しん、じん、き」と暗唱を繰り返すうちに、覚えます。

九九や元素記号を覚えるのと同じ要領です。

十干の覚え方2:歴史上のできごとと関連付けて覚える

十干十二支は、歴史上の出来事や場所の名前に採用されているものがたくさんあるので、それらとセットで覚えるのも有効です。

  • 甲(こう、きのえ):甲子園(野球場)
  • 乙(おつ、きのと):乙丑の変(1865年に福岡藩で起こった、勤王派弾圧)
  • 丙(へい、ひのえ):丙寅洋擾(1866年に朝鮮とフランスが起こした戦争)
  • 丁(てい、ひのと):丁卯胡乱(1627年に後宗が李氏朝鮮へ侵攻)
  • 戊(ぼ、つちのえ):戊辰戦争(1868年に起こった新政府軍と旧幕府軍の戦争)
  • 己(き、つちのと):己巳の日(縁起が良く金運が上がる日)
  • 庚(こう、かのえ):八坂庚申堂(京都のお堂)
  • 辛(しん、かのと):辛亥革命(1911~1912年に中国で起こった協和革命)
  • 壬(じん、みずのえ):壬申の乱(672年に起こった内乱)
  • 癸(き、みずのと):癸酉靖難(1453年に朝鮮の王族が大臣を手にかけた事件)

十干の暦以外の使用例

十干は、十二支と組み合わせて暦に使用されることで有名ですが、他にも様々な分野で使用されてきました。

  • 敗戦前の通知表:優秀な方から甲乙丙丁・・・(現在の5段階、10段階評価)
  • 契約書:関係者を表現するのに、「当事者氏名(以下「甲」という。)」などと表記する

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十二支とは

十二支とは、古代中国で考えられた、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥という12の要素で数を表す語です。

十二支の「支」という漢字は、木の「枝」が語源です。

十二支は、十干と組み合わせて干支(十干十二支)を構成するものですが、現代日本においては「干支=十二支」と認識している人が多くなっています。

十二支それぞれに動物があてはめられており、年賀状や神社の絵馬などに十二支が描かれたり、「ひつじ年生まれの赤ちゃん」と表現されたりするため、十干に比べると馴染みがあるものです。

十二支の順番、漢字、読み方

十二支の順番、漢字、読み方、あてはめられている動物は、以下のとおりです。

  • 子(し、ね):ねずみ(鼠)
  • 丑(ちゅう、うし):うし(牛)
  • 寅(いん、とら):とら(虎)
  • 卯(ぼう、う):うさぎ(兎)
  • 辰(しん、たつ):たつ・りゅう(龍)
  • 巳(し、み):み・へび(蛇)
  • 午(ご、うま):うま(馬)
  • 未(み、ひつじ):ひつじ(ヒツジ)
  • 申(しん、さる):さる(猿)
  • 酉(ゆう、とり):とり(鶏)
  • 戌(じゅつ、いぬ):いぬ(犬)
  • 亥(がい、い):いのしし(猪)

十二支の覚え方

十二支の覚え方として一般的なのは、十二支の訓読みを並べて読む方法です。

「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」と続けて暗唱するうちに覚えていきます。

ただし、卯(うさぎ)、辰(りゅう)、未(ひつじ)、亥(いのしし)は、何の動物だったか忘れやすいので注意しましょう。

十二支の暦以外の使用例

十二支は、暦以外にも時間や方角を表すのに使用されてきました。

  • 時間:丑三つ時
  • 方角:酉の方角(西)

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干支・十干十二支の早見表

最後に、干支・十干十二支の組み合わせと西暦の早見表を確認しておきましょう。

なお、和暦については近いうちに平成から変更される見込みであるため、平成29年以降は割愛しています。

  1. 甲子(きのえね、かっし):1984年(昭和59年)
  2. 乙丑(きのとのうし、いっちゅう):1985年(昭和60年)
  3. 丙寅(ひのえとら、へいいん):1986年(昭和61年)
  4. 丁卯(ひのとのう、ていぼう):1987年(昭和62年)
  5. 戊辰(つちのえたつ、ぼしん):1988年(昭和63年)
  6. 己巳(つちのとのみ、きし):1989年(昭和64年/平成元年)
  7. 庚午(かのえうま、こうご):1990年(平成2年)
  8. 辛未(かのとのひつじ、しんび):1991年(平成3年)
  9. 壬申(みずのえさる、じんしん):1992年(平成4年)
  10. 癸酉(みずのとのとり、きゆう):1993年(平成5年)
  11. 甲戌(きのえいぬ、こうじゅつ):1994年(平成6年)
  12. 乙亥(きのとのい、いつがい):1995年(平成7年)
  13. 丙子(ひのえね、へいし):1996年(平成8年)
  14. 丁丑(ひのとのうし、ていちゅう):1997年(平成9年)
  15. 戊寅(つちのえとら、ぼいん):1998年(平成10年)
  16. 己卯(つちのとのう、きぼう):1999年(平成11年)
  17. 庚辰(かのえたつ、こうしん):2000年(平成12年)
  18. 辛巳(かのとのみ、しんし):2001年(平成13年)
  19. 壬午(みずのえうま、じんご):2002年(平成14年)
  20. 癸未(みずのとのひつじ、きび):2003年(平成15年)
  21. 甲申(きのえさる、こうしん):2004年(平成16年)
  22. 乙酉(きのとのとり、いつゆう):2005年(平成17年)
  23. 丙戌(ひのえいぬ、へいじゅつ):2006年(平成18年)
  24. 丁亥(ひのとのい、ていがい):2007年(平成19年)
  25. 戊子(つちのえね、ぼし):2008年(平成20年)
  26. 己丑(つちのとのうし、きちゅう):2009年(平成21年)
  27. 庚寅(かのえとら、こういん):2010年(平成22年)
  28. 辛卯(かのとのう、しんぼう):2011年(平成23年)
  29. 壬辰(みずのえたつ、じんしん):2012年(平成24年)
  30. 癸巳(みずのとのみ、きし):2013年(平成25年)
  31. 甲午(きのえうま、こうご):2014年(平成26年)
  32. 乙未(きのとのひつじ、いつび):2015年(平成27年)
  33. 丙申(ひのえさる、へいしん):2016年(平成28年)
  34. 丁酉(ひのとのとり、ていゆう):2017年(平成29年)
  35. 戊戌(つちのえいぬ、ぼじゅつ):2018年
  36. 己亥(つちのとのい、きがい):2019年
  37. 庚子(かのえね、こうし):2020年
  38. 辛丑(かのとのうし、しんちゅう):2021年
  39. 壬寅(みずのえとら、じんいん):2022年
  40. 癸卯(みずのとのう、きぼう):2023年
  41. 甲辰(きのえたつ、こうしん)2024年
  42. 乙巳(きのとのみ、いっし):2025年
  43. 丙午(ひのえうま、へいご):2026年
  44. 丁未(ひのとのひつじ、ていび):2027年
  45. 戊申(つちのえさる、ぼしん):2028年
  46. 己酉(つちのとのとり、きゆう):2029年
  47. 庚戌(かのえいぬ、こうじゅつ):2030年
  48. 辛亥(かのとのい、しんがい):2031年
  49. 壬子(みずのえね、じんし):2032年
  50. 癸丑(みずのとのうし、きちゅう):2033年
  51. 甲寅(きのえとら、こういん):2034年
  52. 乙卯(きのとのう、いつぼう):2034年
  53. 丙辰(ひのえたつ、へいしん):2035年
  54. 丁巳(ひのとのみ、ていし):2036年
  55. 戊午(つちのえうま、ぼご):2037年
  56. 己未(つちのとのひつじ、きび):2038年
  57. 庚申(かのえさる、こうしん):2039年
  58. 辛酉(かのとのとり、しんゆう):2040年
  59. 壬戌(みずのえいぬ、じんじゅつ)2041年
  60. 癸亥(みずのとのい、きがい):2042年

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まとめ

干支・十干十二支の早見表でお子さんの生まれ年を見つけることができましたか?

干支や十干十二支で暦を表す習慣は、最近はあまり見かけなくなりましたが、日本では一昔前まで使われてたものです。

最近では、占いや姓名判断で使用する場合もあるので、興味がある方は確認しておくと良いでしょう。

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