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乳児期の子育て

安定期とは妊娠何週から(いつから)?安定期の流産のリスクと過ごし方は?

安定期 いつから 食事

女性は、妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増え、身体や体質が妊娠前とは大きく変わります。

それに伴って吐き気や嘔吐、慢性的な倦怠感や眠気、腰痛、便秘や頻尿など様々な症状に襲われ、大きな負担を感じることになります。

しかし、そうしたしんどい時期を乗り越えると、体調の変化が落ち着き、穏やかに過ごせる時期がやってきます。

いわゆる安定期です。

安定期は妊娠何週から(いつから)始まり、どのように過ごせばよいのでしょうか?

また、安定期には流産のリスクはないのでしょうか?

このページでは、安定期の概要、始まる時期と特徴、過ごし方について紹介します。

安定期とは

安定期とは、妊娠初期から現れ始めた身体の変化やつわりの症状が一旦落ち着いて、妊娠前とさほど変わらず落ち着いて生活できる時期のことです。

胎盤が完成するのも安定期の頃で、お腹の中の赤ちゃんにとっても安定した時期と言えます。

安定期は、妊娠期間中における骨休めの時期で、食事や外出など妊娠前と同じような生活を楽しめることが多いものです。

しかし、安定期だからといって無理をすると体調を崩してしまいますし、赤ちゃんの健康にも悪影響が出てしまいます。

また、安定期を過ぎると、いよいよ出産に向けた準備を本格的に始めることになるので、無理をしたり羽目を外しすぎたりせず、その後の妊娠生活を見据えて心と身体の調子を整えることが大切です。

安定期の時期はいつから(妊娠何週から)?

一般的に、妊娠16週0日から妊娠27週6日(妊娠5ヶ月から7ヶ月)を安定期と呼んでいます。

「あ、今安定期に入った。」とはっきり分かることはほとんどなく、慢性的な倦怠感や眠気など妊娠初期の症状が徐々に落ち着いていくものです。

ただし、妊娠初期症状やつわりの症状と同じで個人差が大きく、はっきりとした安定期がなかったという人も少なくありません。

また、妊娠初期の症状が完全になくなることはまれで、「症状は残っているけれど、一時に比べると改善した」という人がほとんどです。

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安定期の特徴

安定期の特徴は、大きく分けると2つあります。

  • 流産の確率が下がる
  • つわりの症状が治まる
  • 情緒が安定する

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

安定期の特徴1:流産の確率が下がる

流産とは、お腹の中の赤ちゃん(胎児)が、何らかの原因によって妊娠22週未満で妊娠が中絶することです。

流産は、妊娠周期によって早期流産(妊娠12週未満の流産)と後期流産(妊娠12週から22週未満の流産)に分類されます。

流産の確率は以下のとおりです。

  • 流産全体:全妊娠の8~15%
  • 妊娠5週~7週:22~45%
  • 妊娠8~12週:35~49%
  • 妊娠13~16週:5~10%
  • 妊娠17週から22週:2~3%

(※流産率は統計によって数値が異なるため、参考値を記載しています。)

妊娠22週以降に胎児が死亡することは死産といい、死産の確率は2~3%前後です。

このように、安定期は、流産(死産)の確率がグッと下がります。

ただし、0%ではありません。

安定期の流産を予防するためには、身体を冷やさない、過度な運動を控える、飲酒や喫煙を控える、病気に気をつけるといった、妊娠中の基本的な過ごし方をきっちり守ることが大切になります。

安定期の特徴2:つわりの症状が治まる

妊娠初期には、突然の吐き気や嘔吐に悩まされ、日常生活に支障が出る妊婦が少なくありませんが、安定期に入ると、こうした症状が自然に治まっていきます。

また、ご飯の炊ける匂いや食べ物の匂いがダメになったり、食べ物の好みが劇的に変わって食べられるものの範囲が限定的になったりしていた場合も、安定期に入ると自然と食欲が湧いてくるようになります。

また、妊娠してから食べられなくなった物も食べられるようになることがあります。

慢性的な倦怠感と眠気についても改善していきます。

安定期に入るまでは、しっかり寝ても十分な休養をとっても倦怠感や眠気が残りがちですが、安定期に入ると、睡眠と休養を十分にとることで眠気や倦怠感が解消されるようになります。

一方で、子宮は赤ちゃんの成長に合わせてドンドン膨らんで周囲の内臓を圧迫しますし、関節のゆるみも変わりありません。

そのため、便秘や頻尿、腰痛といった症状は安定期でも続くことが多いものです。

安定期の特徴3:情緒が落ち着く

つわりの症状が治まると、精神的にも落ち着きを取り戻します。

気持ちに余裕ができ、ちょっとしたことで怒らなくなったり、前向きな気持ちで物事に取り組んだりできるようになります。

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安定期に気をつけること

安定期に入ると、体調や気持ちが落ち着き、食欲も戻るので、食べたかった物を食べられるようになり、外出も自由にできるようになります。

しかし、安定期に入ったからといって無理は禁物です。

妊娠していることに変わりはないので、体調やおなかの赤ちゃんのことを気遣って生活することが大切です。

食べ過ぎに気をつける

安定期に入った女性が陥りやすいのが、食べ過ぎによる急激な体重増加です。

食欲が戻ってついつい食べ過ぎてしまう人もいれば、赤ちゃんに十分な栄養を与えようと思って義務的に食べる人もいます。

しかし、急激な体重増加は、母体の健康を損ねる一因になりますし、赤ちゃんにも負担がかかるので注意が必要です。

妊婦健診では、毎回、体重を測定し、体重が適正な範囲を逸脱していれば医師から指導が入りますが、自分でも一日一度は体重をチェックし、適正な体重を維持するように心がけてください。

数日間で急激に体重が増加した場合には、すぐに産婦人科を受診して相談してください。

水分補給はしっかりする

妊娠中は脱水症状になりやすいので、安定期に入っても水分補給はこまめにしてください。

外出する際は、ペットボトルか水筒を持っていくようにしましょう。

身体を冷やさない

安定期でも冷えは禁物です。

特に夏場は薄着で外出しがちですが、屋内と屋外の温度差を考えて上着を準備しておきましょう。

無理な行動をしない

安定期に入ると体調が一時的に落ち着きますが、お腹の中に赤ちゃんがいる状態であることには変わりはないので、無理な行動は控えてください。

重い物は持たない、長距離・長時間移動は避ける、過度な運動はしない、極端に暑いところや寒いところには行かないなどを徹底することが大切です。

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まとめ

妊娠初期は、つわりの症状に悩まされてストレスフルな生活を余儀なくされることが多いものです。

安定期に入ると、そうしたしんどさから一気に解放されるため、つい無理をしたり、羽目を外したりしてしまいがちですが、妊娠中であることは変わりません。

妊娠前と同じような運動をするとすぐ体調を崩しますし、ケガをしてしまうこともあります。

何でも食べられるようになったからといって食べ過ぎると、体重が急増し、病気のリスクも高まります。

妊娠初期にできなかったことを実践したいという気持ちは理解できますし、適度に好きなことをやるのは精神衛生上も大切なことですが、くれぐれも無理をせず、安定期以降の生活を見据えた行動を心がけてください。

また、できるからといって家事を一手に引き受けてしまうと、安定期を過ぎて再びしんどくなった時に決めなおさなければならなくなるので、妊娠前に家族で決めた役割分担を維持しておきましょう。

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