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乳児期の子育て

尿が黒い、赤い、青いと病気?ピンクおむつ症候群・赤いおむつ症候群とは?

赤ちゃん 尿の色 赤 黒 青 ピンク

赤ちゃんのおむつ交換をする時、おむつがピンク色や赤色になっていて驚いたことはありませんか。

おしっこは、赤ちゃんの健康状態を示す大切なバロメーター(指標)の一つです。

おむつに付着したおしっこの色がいつもと違ったら、それは何らかの病気や異常を示している場合があるので、赤ちゃんの様子を慎重に観察し、必要に応じて病院を受診させる必要があります。

このページでは、赤ちゃんのおしっこの色がいつもと違う場合の原因や症状、治療法について紹介します。

赤ちゃんの尿の色(健康な場合)

健康な赤ちゃんのおしっこは、無色透明です。

赤ちゃんは、大人に比べると、腎臓のろ過機能と再吸収機能が未熟で、体内の老廃物が尿内に十分に排出されないので、大人のように黄色っぽい色にはならないのです。

腎臓の機能は月齢とともに大人に近づいていき、生後2歳~3歳頃には大人と同程度になって、尿の色も濃くなります。

腎臓の機能の発達には個人差があり、発達が早い場合、乳児期後半には薄い黄色のおしっこをする赤ちゃんもいます。

おしっこの仕組み

  1. 体中の細胞から出た老廃物(尿素、窒素、クレアチニン、尿酸など)が血液によって腎臓まで運ばれる
  2. 血液中の老廃物が腎臓でろ過されて原尿ができる(大人なら1日180ℓ)
  3. 原尿の水分の大半や利用できる成分(ブドウ糖、アミノ酸、塩分など)は身体に再吸収され、老廃物が尿に濃縮される
  4. 老廃物が尿として尿管を通って膀胱に溜まる

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赤ちゃんの尿の色がいつもと違う(ピンクおむつ症候群など)

赤ちゃんの尿は、頻度は低いものの、無色透明や薄い黄色以外になることがあります。

  • ピンク色:ピンクおむつ症候群(赤いおむつ症候群、尿酸塩尿)
  • 赤色:血尿、レッシュ・ナイハン症候群
  • 青色:青いおむつ症候群
  • 黒色:アルカプトン尿症

ここでは、赤ちゃんの尿の色が変化する原因とそれに伴う症状、治療法を紹介します。

尿の色がピンク色:ピンクおむつ症候群(赤いおむつ症候群、尿酸塩尿)

おむつに付着した尿の色がピンク色もしくは薄い赤色の状態は、ピンクおむつ症候群(赤いおむつ症候群)と呼ばれています。

ピンクおむつ症候群の原因は、発汗によって体内の水分が減ることによっておしっこが濃縮され、結晶として出てくることです。

尿に溶けきれなかった尿酸塩(赤色)がおむつに付着しておむつをピンク色に染めるのです。

尿酸塩の量が多いと、薄い赤色になることもあります。

対処法は、汗をたくさんかいた後に水分補給をさせてあげることです。

ただし、おむつがピンク色だったからといって、無理に水分をたくさん飲ませる必要はなく、いつもよりこまめに水分補給を心がける程度で十分です。

尿の色が赤色:血尿

尿の色が赤い場合、血尿の可能性があります。

腎臓、膀胱、尿路などで出血している場合は、尿に血が混じっておむつが赤く染まります。

ピンクおむつ症候群と区別がつきにくいこともありますが、血尿の場合、おむつを数時間放っておくと、参加して黒色に変化します。

血尿が出た場合は、早めに小児科を受診して出血個所や原因を特定してもらい、必要な治療を受けましょう。

尿の色が赤色:レッシュ・ナイハン症候群

レッシュ・ナイハン症候群とは、尿酸の代謝酵素関係の遺伝子異常によって、血液中や尿中の尿酸値が異常に高くなる病気です。

マイケル・レッシュと、ウィリアム・ナイハンによって発見された遺伝性の病気です。

レッシュ・ナイハン症候群の赤ちゃんは、生まれて間もない頃からおしっこと一緒に尿酸塩の結晶が出るようになり、おむつが褐色や赤褐色に染まります。

生後3~4ヶ月頃には運動発達や知的な遅れや障害がみられるようになり、生後1歳頃から不随意運動、生後2歳頃から指先や口の中を噛んだり頭を打ち付けたりする自傷行為が始まります。

尿中に排泄される尿酸は、健康な赤ちゃんの数百倍に及び、腎機能障害や尿路結石を発症し、腎不全で幼いうちに亡くなることもあります。

完全に治療する方法は確立されておらず、対症療法が中心になります。

尿の色が黒色:アルカプトン尿症

アルカプトン尿症とは、生まれつき、触媒酵素の一つホモゲンチジン酸酸化酵素が欠損もしくは活性低下している病気です。

アルカプトン尿症の赤ちゃんは、大量のホモゲンチジン酸がおしっこと一緒に排泄され、時間が経つとおしっこが黒く変化します。

赤ちゃんの成長発達に影響を及ぼすという報告はありませんが、20~30代以降に目や耳、鼻などに灰青色の色素が沈着するようになり、年齢を重ねるにつれて全身の軟骨や繊維組織に黒色の色素が沈着します。

また、40~50代になると、全身が関節炎になり、運動制限や疼痛に悩まされることがあります。

根治療法は見つかっていません。

ビタミンCの投与によって色素沈着を抑える治療が行われています。

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まとめ

赤ちゃんの尿の色から分かる病気や異常について紹介しました。

ピンクおむつ症候群以外は、発症頻度が低いものですが、もし赤ちゃんの尿の色が赤色、青色、黒色だったら、すぐに病気や異常を疑って病院を受診させてあげましょう。

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