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乳児期の子育て

成長曲線(乳幼児発育曲線)とは?赤ちゃんの体重が成長曲線を下回る時は?

成長曲線 乳幼児発育曲線 赤ちゃん 体重

母子健康手帳の成長曲線(乳幼児発育曲線)はチェックしていますか?

赤ちゃんは、生まれたての頃から身長や体重が一人ひとり異なり、月齢を経るにつれて個人差はどんどん大きくなっていきます。

そのため、パパママとしては、「うちの子の身長は、他の子と比べて高いの?低いの?」、「体重が軽い気がするけど、大丈夫?」などと心配になるものです。

そんな時、赤ちゃんの身長や体重が、他の赤ちゃんと比べてどのくらいの程度にあるのかを知る目安となるのが成長曲線です。

この記事では、成長曲線(乳幼児発育曲線)の概要、読み方(見方)、赤ちゃんの身長や体重が成長曲線を上回ったり下回ったりする場合について紹介します。

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成長曲線(乳幼児発育曲線)とは?

成長曲線(発育曲線)とは、身長や体重など身体的発達の推移をグラフで表したものです。

通常、身長や体重などのデータを縦軸、年齢を横軸として曲線グラフで表しており、乳幼児の成長の程度の目安として使用されています。

日本では、厚生労働省が10年ごとに全国の乳幼児の身長や体重を男女別に集計したデータに基づいて、成長曲線(乳幼児発育曲線)を作成しており、母子健康手帳にも掲載されています。

最新の乳幼児身体発育曲線は、平成22年9月の調査結果に基づいて作成されています。

成長曲線(乳幼児発育曲線)の読み方(見方)

母子健康手帳の成長曲線(乳幼児発育曲線)は、パーセンタイルという統計の表示方法が用いられており、赤ちゃんの成長発達が、同年齢で同性の赤ちゃんの中でどのくらいの位置にあるか分かるようになっています。

パーセンタイルとは

パーセンタイルとは、測定値のばらつきを、数値の小さいものから順に並べてパーセント表示し、小さいほうから何パーセント目の値がどれくらいあるかを見る統計の表示法です。

全体が100パーセンタイル値、中央値が50パーセンタイル値で、50パーセンタイル値(中央値)より小さいものと大きいものが半数ずつあることになります。

例えば、体重の成長曲線で30パーセンタイル値の場合、同年齢で同性の乳幼児100人のうち、軽い方から数えて30番目以内に位置することになります。

母子健康手帳の成長曲線の読み方

母子健康手帳では、身長、体重、頭囲、胸囲などの成長曲線が帯状のラインで表示されています。

帯状のラインは、下限が3パーセンタイル曲線、上限が97パーセンタイル曲線で、ライン内に、3パーセンタイル以上97パーセンタイル未満のものが含まれるようになっています。

つまり、帯状のライン内に94%の赤ちゃんが当てはまるように作られているのです。

一般的に、赤ちゃんの身長や体重が帯状のライン上にあれば、標準的な成長発達を遂げていると考えます。

一方で、帯状のラインより上もしくは下にある場合は、各種内臓疾患や成長ホルモンの分泌異常など病気や、障害を抱えているリスクを検討することになります。

赤ちゃんの身長や体重などの成長発達が成長曲線(乳幼児発達曲線)を上回る、下回る場合

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成長曲線は、あくまで乳幼児の成長発達の目安ですし、94%の赤ちゃんだけが帯状のライン内に乗るように作られているので、「成長曲線のラインから外れている=病気や障害がある」わけではありません。

大切なのは、帯状のライン上にあるかどうかよりも、身長や体重などが緩やかな成長曲線を描いているかどうかです。

月齢や年齢ごとの乳幼児の身長や体重をグラフ上に書き入れて線でつないだ時に、緩やかに増加していれば、心配しすぎる必要はありません。

ただし、帯状のラインから大きく外れている場合は、乳幼児健診(定期健診)で相談したり、小児科を受診させたりしておくと安心です。

注意すべき場合(赤ちゃんの体重が増えない、減少する)

乳児期の赤ちゃんの体重が、前の月と比べてまったく増えていない場合や、減少している場合は、注意が必要です。

特に、低月齢の赤ちゃんの場合は、その後の成長発達に深刻な影響を及ぼすリスクが高いので、すぐ小児科を受診させてください。

赤ちゃんの体重が増えない、減少する主な原因は、次のとおりです。

  • 母乳やミルクがうまく飲めていない
  • 授乳回数が少ない
  • 母乳の出が悪い
  • 腎異常・腎機能障害
  • 成長ホルモン、甲状腺ホルモンの分泌異常

母乳やミルクがうまく飲めていない

赤ちゃんには、生まれつき哺乳反射という原始反射が備わっており、この反射のおかげで母乳やミルクを飲んで栄養を取り入れることができます。

しかし、生まれたての頃にはうまく吸い付いたり飲んだりできないことがあり、栄養不足に陥ることがあります。

赤ちゃんやお母さんの姿勢、乳首を口に含ませる角度、抱っこの仕方などを調節しましょう。

授乳回数が少ない

母乳育児の場合、ミルクと同じ回数や間隔で授乳し、赤ちゃんの体重が増えないことがあります。

母乳とミルクでは消化時間に差がある上、母乳の質や量はお母さんの心身の状態で日々変化するため、ミルクと同じ回数や間隔では栄養が十分とりにくいものです。

母乳のみを飲ませる場合は、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげてください。

母乳の出が悪い

飲み方や授乳回数に問題がないのに体重が増えないもしくは減少する場合、母乳の出が悪い可能性があります。

特に、産後すぐは母乳の分泌量が少なく授乳量が不足しがちなので注意が必要です。

産婦人科で母乳の出を確認してもらい、少ない場合はミルクを活用しましょう。

関連ページ

赤ちゃんの体重が増えない原因は母乳とミルクの量?月齢(何ヶ月)で違う?

腎異常・腎機能障害

腎臓の異形成や低形成など先天的な腎異常がある場合や、重度の脱水症状や感染症が原因で腎不全を発症した場合、腎臓の機能が低下し、ビタミンDが活性化されなくなって骨がもろくなり、身長や体重が伸びなくなります。

自然に治癒することはなく、食事療法、人工透析、腎移植などの治療が必要になるので、すぐに小児科を受診させましょう。

成長ホルモン・甲状腺ホルモンの異常

成長ホルモンと甲状腺ホルモンは骨の成長に影響を及ぼす代表的なホルモンで、異常があると骨が健全に成長しなくなります。

自然治癒しないので、まずは小児科に相談し、必要に応じて小児分泌科などを受診させることになります。

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まとめ

成長曲線(乳幼児発育曲線)は、赤ちゃんの成長発達の目安となるものです。

過度に意識する必要はありませんが、病気や障害の発見に役立つ場合もあるので、こまめに母子健康手帳の成長曲線に赤ちゃんの身長や体重を書き込んで、赤ちゃんの成長発達がどのくらいなのか確認しておくことは大切です。

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