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乳児期の子育て

赤ちゃんはママ(母親)をいつから(何ヶ月)認識する?声、顔、匂いで認識?

赤ちゃん ママ 認識 いつから

赤ちゃんはママ(お母さん)をいつから(何ヶ月)認識するか知っていますか?

育児関連の書籍やサイトには、生まれたての頃から認識するという記載もあれば、生後4ヶ月頃から認識するという記載もあり、「どちらが本当なの?」と混乱してしまうお父さんお母さんが少なくありません。

実は、赤ちゃんは、お母さんを丸ごと一度に認識するわけではなく、五感の成長発達にともなって、お母さんの声、顔、匂いなどを少しずつ認識していくものです。

このページでは、赤ちゃんがママ(お母さん)をいつから(生後何ヶ月)認識するのかについて紹介します。

赤ちゃんがママ(お母さん)の声を認識する時期

赤ちゃんの聴覚は、お母さんのおなかにいる頃から発達しており、妊娠20週から30週頃には、おなかの外の物音や人の声が聞こえるようになりますが、お母さんの心臓の音や血液が流れる音が常に間近に聞こえているため、それぞれの音を聞き分けたり、クリアに聞いたりすることは難しいものです。

一方で、お母さんの声は、おなかの中に響くように聞こえることから、赤ちゃんは、おなかの外の音や声よりもはっきり聞き取ることができ、特別な声として認識します。

生まれたての頃の赤ちゃんは、周囲の刺激に反応して表情を変えたり、身体を動かしたりできないので、お母さんの声を聴いても特別な反応は見せませんが、お母さんの声とその他の音や声はしっかり区別できています。

なお、お父さんをはじめとする家族や身近な人が、お母さんのおなかの近くで頻繁に赤ちゃんに声をかけていると、赤ちゃんは、生まれた時からその人の声を区別できる場合もあるようです。

赤ちゃんがママ(お母さん)の匂いを認識する時期

赤ちゃんの嗅覚も、お母さんのおなかにいる妊娠20週頃にはほぼできあがっており、生まれてすぐから、お母さんの母乳の匂いを頼りにおっぱいの位置を探すことができます。

つまり、生まれたての赤ちゃんは、「お母さんの匂い」ではなく、「お母さんの母乳の匂い」を認識しているのです。

授乳を始めたお母さんの身体は母乳の匂いがするので、「母乳の匂いがする=お母さんの匂い」だと認識し、長い時間をお母さんと一緒に過ごしながら生活するうちに、お母さん自身の匂いも認識できるようになっていきます。

「誰の母乳でも反応するのではないか。」と思うかもしれません。

しかし、①お母さんの母乳と、他人の母乳をそれぞれしみこませたガーゼを赤ちゃんの近くに置くと、ほぼすべての赤ちゃんがお母さんのガーゼの方に顔を向ける、②①の傾向は日齢や月齢を経るにつれて強くなるという研究結果があります。

赤ちゃんがママ(お母さん)の顔を認識する時期

生まれたての赤ちゃんは、視力がとても低く視野も狭いものですが、目から30cm(ちょうど、赤ちゃんを抱っこした時のお父さんお母さんの顔の位置)くらいの位置なら焦点が合い、ぼんやりとですが見ることができます。

そのため、毎日、お母さんが授乳や寝かしつけで赤ちゃんを抱っこし、微笑みかけたり声をかけたりしていれば、赤ちゃんはお母さんの顔を認識するようになります。

ただし、新生児期~生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは、お母さんのおおよその顔の輪郭や髪形はぼんやり見えているものの、目鼻など細かいところまではっきりは分かりません。

そのため、帽子をかぶったり、急に髪形を変えたりすると、赤ちゃんはお母さんだと認識できなくなりますし、顔の輪郭や髪形が似た人をお母さんと誤解することも少なくありません。

赤ちゃんがママ(お母さん)の目鼻を認識するのは生後3ヶ月~4ヶ月頃

赤ちゃんは、生後3ヶ月~4ヶ月頃には、左右の目の焦点を定められるようになり、奥行きも少しずつですが認識できるようになっていきます。

視力や視界も向上しており、お母さんの目鼻や口の動きを判別できるようになります。

生後4ヶ月の赤ちゃんに、髪を隠した状態のお母さんと他人の顔を見せたところ、ほとんどの赤ちゃんがお母さんの顔を見つめたという研究結果からも、赤ちゃんがお母さんの顔のパーツを認識できていることが分かります。

人見知りは、ママ(お母さん)と他の人を区別できている証拠

人見知りとは、関わりの少ない人や見知らぬ人に会った時に、不安や怖さと好奇心を同時に抱いて葛藤状態になり、泣き出したり、お父さんお母さんを探し求めたりする行動のことです。

人見知りが始まるのは、生後6ヶ月頃が一般的です。

赤ちゃんは、生後6ヶ月頃には、お母さんの声、顔、匂いなどをしっかり認識できるようになり、他の人と区別できるようになります。

そして、最も身近なお母さんに対して安心感を感じる一方で、身近でない人には好奇心と不安や怖さを同時に抱いて葛藤します。

その結果、安心できるお母さんに対しては何かと要求したり、甘えたりし、お母さんの姿が見えなくなると不安を感じる一方で、身近でない人に会うと、警戒して距離を取ったり、不安を感じて泣き出したり、お母さんに近づいたりするのです。

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まとめ

赤ちゃんがお母さんを認識する時期は、五感の成長発達によって時期が異なるものです。

赤ちゃんは、声、顔、匂いなどでお母さんと他の人をしっかり区別できるようになると人見知りを始め、お母さんと他の人に対する態度の差が大きくなっていきます。

始めて人見知りを経験したお父さんお母さん、特に、お父さんは、「どうしてこんなに態度が違うの?」と困惑してしまうでしょう。

しかし、人見知りは赤ちゃんが健全に成長している証なので、温かく見守っていきましょう。

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