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乳児期の子育て

つわりとは?いつからいつまで?悪阻の症状とピークは?

つわり いつから いつまで ピーク

妊娠後に待っている「しんどいこと」の代表的なものが「つわり」です。

つわりは、ほとんどの妊婦にとって避けて通ることができないもので、妊娠から数ヶ月間は様々な症状と付き合うことになります。

つわりは、いつから始まっていつまで続き、ピークはいつなのでしょうか?

また、つわりが起こる原因は何で、どのような症状が現れるのでしょうか?

このページでは、つわりの概要、時期、原因、症状、チェックポイント、赤ちゃんに及ぼす影響、つわりがない場合について紹介します。

つわりとは

つわりとは、妊娠初期から中期にかけて現れる、吐き気や嘔吐などの症状のことです。

漢字では悪阻と表記し、「おそ」と読みます。

通常、妊娠初期症状に続いて現れて1ヶ月~2ヶ月間くらい続きます。

日常生活が送れないくらい症状が重い場合を重度妊娠悪阻といい、治療が必要になります。

つわりはいつから、いつまで?ピークは?

つわりの症状が出現する時期、時期と消失する時期、ピークに達する時期はいつ頃でしょうか。

つわりはいつから?

つわりは、生後5週から6週頃に始まるのが一般的です。

生後4週から現れ始める妊娠初期症状に続くかたちで始まることが多く、妊娠初期症状が重い場合は、つわりとの区別がつかないこともあります。

つわりのピークはいつ?

つわりのピークは生後8週から11週頃が一般的です。

ただし、個人差が大きく、つわりが始まった頃がピークだったという人もいれば、特にピークを感じなかったという人もいます。

ピークの状態は1週間程度で治まることが多く、2~3週間を超えても治まらない場合は重度妊娠悪阻が疑われることになります。

つわりはいつまで?

つわりの症状が治まるのは、妊娠12週から16週頃が一般的です。

妊娠16週以降は「安定期」と呼ばれる時期で、つわりの症状がなくなって体調が落ち着いていきます。

つわりの原因

つわりについては、はっきりした原因は解明されていません。

妊娠後にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトピロン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)などのホルモンの分泌量が増加することや、妊娠中に感じるストレスや不安が原因だという主張がありますが、証明されているわけではありません。

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つわりと妊娠悪阻を見分けるチェックポイント

妊娠悪阻の場合は治療が必要になるので、つわりなのか妊娠悪阻なのかを早めに見極めることが大切になります。

チェックするポイントは以下の6つです。

一つでも当てはまる場合は、早めに産婦人科を受診し、妊娠悪阻と診断された場合は必要な治療を受けるようにしてください。

  1. つわりが原因で日常生活に支障が出ている
  2. 2~3日の間に体重が急激に減った
  3. 起きていると、頭痛やめまい、立っていられないくらいフラフラする
  4. 常に吐き気があり、食べたり飲んだりできない
  5. 尿が出ない、もしくは少ししか出ない
  6. おう吐した際に、血液が混じる

産婦人科では、尿検査を行ってケトン体(健康な状態では尿中に検出されないが、つわりによって栄養状態が悪かったり脱水状態が続いたりすると検出される、体内脂肪が分解されてできるエネルギー源)の反応を調べます。

栄養不足や脱水症状が認められた場合は、点滴により栄養や水分を補給しますが、症状が重いと入院治療となることもあります。

つわりの症状

つわりの主な症状は、以下のとおりです。

  • 吐き気・嘔吐
  • においに敏感になる
  • 食べ物の好みが変わる
  • 慢性的な眠気
  • 慢性的な倦怠感(だるさ)
  • 頭痛
  • 唾液分泌量が増加する
  • 情緒が不安定になる
  • 胃もたれ・胃のむかつき
  • 頻尿・便秘

それぞれの症状について、詳しく見ていきましょう。

つわりの症状1:吐き気・おう吐

吐き気や嘔吐は、つわりの代表的な症状です。

つわりを経験した女性の約90%が、程度の差はあるものの吐き気や嘔吐を経験しています。

重度妊娠悪阻の場合は、嘔吐を繰り返して食べ物も水分も受けつけなくなり、栄養失調や脱水状態になってしまうため、通院もしくは入院治療が必要になります。

つわりの症状2:においに敏感になる

食べ物、タバコ、体臭、口臭など、周囲のにおいに敏感になります。

台所や洗濯物置き場に立つだけで吐き気や立ちくらみを起こすこともあり、家事をこなしている女性にはつらい日々が続くことになります。

つわりの症状3:食べ物の好みが変わる

妊娠前に好んで食べていた食べ物が嫌いになる一方で、嫌いだった物が食べたくなるなど、食べ物の好みがガラッと変わります。

また、ある特定の食材しか食べられなくなったり、食べ物を見ただけで気分が悪くなったりすることもあります。

本人が驚くくらい好みが変わりますが、安定期に入ると妊娠前の好みに戻る人が多くなっています。

つわりの症状4:慢性的な眠気

慢性的な眠気を感じるようになります。

夜に熟睡できず日中眠い、熟睡しても眠気が取れないなど人によって症状は様々ですが、常に眠気を感じます。

また、仕事中でも起きていられないくらい眠たくなるなど、日常生活に支障が出てしまうことも少なくありません。

つわりの症状5:慢性的な倦怠感(だるさ)

十分に睡眠をとっても、適度に運動しても、とにかくだるさを感じる状態が続きます。

だるさが酷くて一日中布団から出られない、食事もおっくうになるなど、日常生活に支障が出ることもあります。

つわりの症状6:頭痛

頭痛の症状を訴える人も少なくありません。

特に、吐いた後や、仕事や家事で疲れてストレスを感じている時に起こりやすいものです。

妊娠中は、痛み止めなどの使用を控える必要があるため、酷い頭痛に悩まされ続けて疲弊してしまいがちです。

つわりの症状7:唾液の分泌量が増加する

妊娠前よりも唾液の分泌量が多くなり、気づかないうちによだれが流れていることがあります。

また、唾液を飲み込むのが不快になり、頻繁に唾を吐きだしたくなる衝動に駆られる人もいます。

つわりの症状8:情緒が不安定になる

些細なことが気になり、いらだち、不満、怒りなどマイナスの感情を抱いたり、ストレスを感じたりしやすくなります。

精神的な症状だけが単独で現れることはまれで、吐き気やおう吐といった身体症状がまず現れ、それによるストレスが原因で情緒が不安定になることが多いものです。

つわりの症状9:胃もたれ・胃のむかつき

女性ホルモンの分泌や、大きくなった子宮が胃を圧迫することが原因で、胃のもたれやむかつきを感じることもあります。

つわりの症状10:頻尿・便秘

女性ホルモンや大きくなった子宮の影響で、頻尿や便秘になることがあります。

また、下痢の症状に悩まされる人もいます。

つわりが赤ちゃんに及ぼす影響

妊婦が、つわりや妊娠悪阻の影響で栄養バランスの良い食事を摂れなくても、お腹の中の赤ちゃんには優先的に栄養が届くようになっています。

そのため、つわりの症状が重くても、赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはほとんどありません。

ただし、妊娠悪阻の症状が重いと赤ちゃんが低体重になるリスクが高くなるという指摘もあるため、日常生活に支障をきたすような症状がある場合には、早めに受診するようにしましょう。

つわりの症状がない場合

妊婦の中には、つわりの症状がない人がいます。

つわりは、妊娠初期症状と同様、現れる症状やその程度、継続期間などが人によって異なります。

また、同じ症状が出ていても、妊婦によって症状の感じ方もバラバラです。

そのため、つわりの自覚症状がないからといって心配する必要はありません。

心配しすぎると、不安やストレスが募って母子の健康を害してしまうリスクが高まるので、どうしても心配な場合は、1人で悩まず医師に相談してみましょう。

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つわりの留意点

最後に、つわりの時期の留意点を二つ紹介します。

無理して食べなくても良い

赤ちゃんに十分な栄養を与えないといけないと考えて、食欲がないのに無理をして食事をとる人がいます。

しかし、食べても吐いてしまうことが多いですし、何より「食べなければいけない」というストレスを感じることは母体にも赤ちゃんにも良くありません。

繰り返しになりますが、妊婦が十分に食事をとれなくても、赤ちゃんには優先的に栄養が与えられるので、食べられないことが赤ちゃんの成長を妨げることはほとんどありません。

つわりの間は、食べられるときに食べられるものを食べることが大切です。

ただし、体重が急激に落ちてきた場合や、安定期に入っても食欲が戻らない場合には、産婦人科に相談してください。

水分補給はしっかりする

妊娠中は脱水症状になりやすいので、食欲がなくても水分補給はこまめにしてください。

外出する際は、ペットボトルか水筒を持っていくようにしましょう。

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まとめ

つわりは、多くの妊婦が経験する、妊娠と切っても切れない関係にあるものです。

しかし、通常は1~2ヶ月で症状が治まり、その後は安定期に入るので、周囲のサポートを得ながら乗り切るようにしてください。

ただし、つわりの症状が重く、日常生活に支障をきたすような場合は、重度妊娠悪阻の可能性があるので、早めに受診して必要な治療を受けるようにしましょう。

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