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乳児期の子育て

妊娠中の過ごし方!食事と体重管理が重要?飲酒・喫煙とセックスは危険?

妊娠中 飲酒 喫煙 セックス

妊娠中の過ごし方は、母子の健康や赤ちゃんの成長に大きく影響します。

妊婦健診を受けると、産婦人科の医師や看護師から食事や睡眠、体重などについて細かく指導を受けますが、それだけ妊娠中の過ごし方が重要だからです。

しかし、妊婦健診では生活スタイルに合わせて個別に指導を受けるものの、適切な妊娠中の過ごし方について網羅的な情報をもらうことはなかなか難しいものです。

このページでは、妊娠中の過ごし方について、食事や睡眠のことから、体重管理、飲酒、喫煙、セックスのことまで幅広く紹介します。

妊娠中に気をつけたいこと

妊娠中は、母子の健康と赤ちゃんの健やかな成長を第一に生活することが大切で、そのためには、妊婦が健康的な妊娠生活を送る必要があります。

健康的な妊娠生活を送るために気をつけたいことは、以下のとおりです。

  • 気持ち
  • 休養と睡眠
  • 運動
  • 体重管理
  • 衛生管理
  • 姿勢と動き
  • 服装
  • 外出
  • 仕事
  • 便秘・頻尿
  • 喫煙
  • 飲酒
  • 服薬
  • 歯の管理
  • セックス

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

妊娠中に気をつけたいこと1:気持ち

女性は、妊娠すると、身体だけでなく気持ちも大きく変化します。

例えば、些細なことでイライラする、特別なことがないのに気持ちが落ち込むなど、感情の起伏が激しくなったりネガティブな気分になったりしますし、そうした気持ちをコントロールすることも難しくなります。

妊娠すると、妊娠に伴う身体の変化や辛い症状、妊娠生活や赤ちゃんの健康に対する不安や心配が一気に襲ってくるため、気持ちが不安定になるのは自然なことです。

しかし、妊娠中の女性が怒ったり興奮したりすると、お腹の中の赤ちゃんの心臓の拍動が増加することが分かっています。

つまり、赤ちゃんがお母さんの気持ちの変化を察知して緊張しているのです。

そのため、気持ちが不安定になっていると感じたら、早めに医師や家族など周囲の人に相談してアドバイスをもらい、気持ちを落ち着かせることを心がけましょう。

クラシック音楽を聴いたり、天気の良い日に公園でのんびりしたりして気持ちをリラックスさせるのも効果的です。

妊娠中に気をつけたいこと2:休養と睡眠

妊娠中は身体が疲れやすいものなので、できるだけ多くの時間を休養と睡眠にあてることが大切です。

睡眠は、寝る時間と起きる時間を一定にして、毎日8時間は確保するのが理想です。

どうしても難しい場合は、午後10時から午前2時を含む6時間以上の睡眠を確保するようにしましょう。

最近は、妊娠しても働き続けたり、妊娠前と同じように家事全般を一人でこなしたりする女性が多いものですが、過労で体調を壊すと赤ちゃんの健康や成長にも悪影響が出ます。

家事は家族で分担し、仕事においても、できるだけ残業や出張を避けるなど身体に負担をかけない働き方を模索しましょう。

妊娠中に気をつけたいこと3:運動

過剰な運動は、流産や早産の原因になるので控えてください。

一方で、妊娠中の適度な運動は、①身体的・精神的な緊張をほぐす、②妊娠中の不快な症状を和らげる、③分娩に必要な力を養うという3つの効果があります。

最近は、マタニティヨガやマタニティスイミングなど妊婦向けのカリキュラムがたくさんあるので、ネットや教室で確認し、産婦人科の医師と相談しながら取り組みましょう。

近くのお店に買い物に行ったり、散歩に出かけたりすることも効果的ですが、重い荷物を持つと腰に負担がかかるので注意が必要です。

妊娠中に気をつけたいこと4:衛生管理

妊娠中は新陳代謝が活発になり、汗やおりものも多くなるので、こまめに身体を清潔に保つことが大切です。

毎日入浴し、入浴後は保湿をはじめ身体の手入れを入念に行いましょう。

特に、外陰部はただれたり湿潤したりしやすいため、意識して清潔に保つ必要があります。

妊娠中に気をつけたいこと5:体重管理

妊娠前から出産直前までの適正な体重増加の目安は6~8kgです。

体重増加の内訳は、胎児が3kg、胎盤や羊水が1kg、子宮の増大に伴う重量の増加が1kg、循環する血液量の増加が1kgで、6kg以上体重が増加した場合、すべて女性の脂肪です。

適切な体重管理のポイントは、以下のとおりです。

・目標体重を決める

・毎朝体重を測定する母子健康手帳に体重の記録を付ける。

・妊娠20週以降は、1か月の体重増加を1キロ以下に抑える

・食事は3食摂り、ゆっくり噛んで食べる。感触や外食は控える。

・夕食は午後7時までに摂る

・適度な運動をする。

妊娠中に気をつけたいこと6:姿勢と動き

妊娠すると、お腹が大きくなって身体の重心やバランスが変化するため、姿勢や動きが崩れてしまいます。

正しい姿勢と動きを保つことで、身体の負担を少なくするとともに腰痛を予防することができます。

立っているときのポイント

・首はまっすぐ伸ばす

・背筋を伸ばす

・おなかを突き出さないようにする

・足はかかとを床に付けて、肩幅くらいに開く

座っているときのポイント

・軽くあごを引く

・首を伸ばす

・背筋を伸ばす

・椅子に深く腰掛ける

起き上がるときのポイント

・急に起き上がらない

・体を横向きにし、ひざまづいた状態からゆっくり起き上がる

階段を昇り降りするときのポイント

・1段ずつ確実に踏みしめ、ゆっくり体重を移動させる

・段を飛ばさない

・背筋をまっすぐ伸ばす

・手すりを掴む

ものを拾う、置く、子どもを抱っこするなどのときのポイント

・腰を下ろし、膝を曲げてしゃがむ

・足を伸ばしたまま前かがみにならない

妊娠中に気をつけたいこと7:服装

衣服は毎日身につけて過ごすため、身体に負担のかからないものを選ぶことが大切です。

マタニティウェア

妊娠週数の経過に伴い、お腹や乳房が大きくなっていくので、身体の変化に合わせて服装を変えていくことになります。ポイントは、①体を締め付けない、②着脱が簡単、③洗濯しやすいの3つです。

インナー

通気性や吸湿性に優れた綿100%のインナーがおすすめです。

ブラジャー

妊娠前と比べると、個人差はありますが、カップサイズは1~2サイズ、アンダーバストは5センチアップします。

妊婦用の大きめで、乳房や乳首を圧迫しないものを選びましょう。

妊婦帯(腹帯)

妊婦帯は、妊娠とともに大きくなっていくおなかを支えて腰の負担を軽くするとともに、保湿と保温のために使用するものです。

妊婦帯には、以下の種類があります。

コルセットタイプ

腹帯型で、着脱が簡単なのが特徴です。

妊娠初期から着けることができて、適度なサポート感で楽な着け心地です。

リラックス時や就寝時におすすめです。

ガードルタイプ

お腹とお尻をやさしく包み込み、妊娠週数の経過に伴って大きくなるお腹をしっかり支えて、腰の負担を軽くしてくれます。

下腹部からお腹を支えるので、コルセットタイプよりもしっかり支えられている感じがあります。

ベルトタイプ

お腹の部分が補助腹帯よりも幅があり、1枚でもしっかり支えてくれます。

他の妊婦帯と併用することも可能で、妊娠中期頃から着用する人が多くなっています。

岩田帯タイプ

綿100%のさらし素材なので、妊娠中に敏感になりがちな肌に優しいものです。

長い帯状で、個人差のあるお腹周りにも対応できます。

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妊娠中に気をつけたいこと8:外出

日常的な買い物などは問題ありませんが、自転車、バイク、自動車の運転は事故に遭う確率が高くなるのでなるべく避けるようにします。

長距離移動を要する旅行など疲労を伴う外出は、女性の身体にも赤ちゃんにも負担になります。

特に、妊娠前期と妊娠後期の長距離移動は流産のリスクが高く、医師に相談すると止められることが多いものです。

里帰り出産(分娩)を考えている人は、飛行機に乗れない時期があるので、あらかじめ医師に確認しておきましょう。

妊娠中に気をつけたいこと9:仕事

妊娠が分かったら、なるべく早く家族や職場に報告し、仕事を続けながら妊娠生活を送るための計画を立て、周囲の理解と協力を得ることが大切になります。

勤務先の妊娠・出産に関する制度をよく確認し、積極的に利用を検討しましょう。

休憩時間はできるだけリラックスできる場所で過ごし、可能であれば休養室などで仮眠をとると、午後からも比較的元気に仕事に取り組むことができます。

妊娠中に気をつけたいこと10:便秘・頻尿

妊娠中は、女性ホルモンの影響で腸の働きが弱くなる上、膨らんだ子宮が腸や膀胱を圧迫するため、便秘や頻尿になりがちです。

便秘になりにくくするには、適度な運動、規則正しい生活、食物繊維が多く含まれる食事を摂る、こまめに水分を補給するといったことが大切です。

頻尿を防ぐのは難しいので、外出先では常にトイレの場所を確認しておくようにしましょう。

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妊娠中に気をつけたいこと11:喫煙

喫煙が赤ちゃんに悪影響を与えます。

タバコに含まれるニコチンが胎盤の血管を収縮させることで、赤ちゃんに十分な酸素が行き届かなくなり、流産、早産、低出生体重児のリスクが高くなります。

副流煙でも同じ影響があるため、妊娠中の女性だけでなく、妊婦の家族も禁煙する必要があります。

妊娠中に気をつけたいこと12:飲酒

アルコールは、胎盤を通して赤ちゃんにも流れ込みます。

妊婦がアルコールを過剰摂取することで、赤ちゃんが胎児性アルコール症候群を発症するリスクがあるので、妊娠中の飲酒は控えましょう。

  • 胎児性アルコール症候群:妊婦のアルコール摂取によって赤ちゃんが発症する病気で、主な症状は①発育の遅れ、②中枢神経障害、③顔つきの異常。

妊娠中に気をつけたいこと13:服薬

妊娠中に飲むと赤ちゃんに悪影響を及ぼす薬があります。

特に、脳、目、鼻など大切な器官が形成される妊娠初期に、妊娠中に控えるべき薬を飲むと、赤ちゃんが深刻な障害や病気を抱えて生まれてくるリスクがあります。

服薬治療が必要な場合には、まず医師に相談してください。

産婦人科以外を受診する場合は、必ず母子手帳を持参し、医師に妊娠中であることを話しましょう。

妊娠中に気をつけたいこと14:歯の管理

妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって、歯や歯ぐきの病気になりやすい時期です。

食後は必ず歯を磨きましょう。

妊娠中に、1度は必ず歯科を受診して口内環境に問題がないか確認してください。

歯科を受診する時は、母子手帳を持参し、医師に妊娠中であることを話しましょう。

妊娠中に気をつけたいこと15:セックス

妊娠中にセックスすると、お腹の赤ちゃんに影響が及んだり、流産や早産のリスクが高まったりするのではないかと心配する人が少なくありません。

しかし、妊娠前期で、妊娠の経過に問題がない場合には、セックスをしても問題はありません。

ただし、感染症の原因となる場合があるため、避妊具は必ず使用してください。

妊娠後期には、早産や感染症のリスクが高くなるので控えるに越したことはありません。

セックスする場合は、避妊具を使用し、短い時間で、膣内への挿入も浅めにしておきましょう。

なお、乳房への愛撫は子宮収縮を起こすため控えてください。

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まとめ

妊娠中に気をつけたいことはたくさんありますが、母子の健康や赤ちゃんの健やかな成長のために飲酒喫煙のように控えるべきことや、姿勢や動きのように心がけたいことなど、重要度には差があります。

控えるべきことは控え、心がけたいことについては、置かれた環境や趣味嗜好、価値観などを踏まえて、ストレスを感じすぎない範囲で実践しましょう。

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