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乳児期の子育て

先天性歯(魔歯)とは?新生児に歯が生える原因と対処法は?上皮真珠と違う?

新生児歯 魔歯 新生児 赤ちゃん

通常、赤ちゃんに歯が生えるのは生後4ヶ月~6ヶ月頃です。

しかし、生まれたての新生児の頃から歯が生えていたり、生後1,2ヶ月のうちに歯が生え始めたりすることがあります。

これが新生児歯(魔歯)です。

このページでは、新生児歯(魔歯)とは、新生児に歯が生えることの影響と対処法、上皮真珠との違いについて紹介します。

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新生児歯(魔歯)とは

先天性歯(魔歯)とは、赤ちゃんが生まれた時点ですでに生えている乳歯のことです。

生後2ヶ月以内に生えてきた乳歯も、先天性歯(魔歯)に含められています。

先天性歯(魔歯)は、生後4~6ヶ月頃に生えてくる白くきれいな乳歯と比べると、構造が不完全です。

たいていは茶色がかった色をしており、歯の表面にはザラザラしていて凸凹がありますし、エナメル質も一般的な乳歯に比べてもろくなっています。

また、歯の根っこが未熟でもろく、グラグラ揺れたり、自然に抜けやすいものです。

先天性歯(魔歯)が生える確率

先天性歯(魔歯)が生える確率は、0.05%(1000人に2人)くらいです。

通常、下あごの前歯(乳中切歯)が生えていますが、乳犬歯や上あごの前歯が生えることもあります。

先天性歯には、正常な乳歯が早く生えてきた(正常乳歯)場合と、余分な歯(過剰歯)が正常乳歯より早く生えてきた場合の2種類あります。

正常乳歯か過剰歯かの判断は、乳歯が生えそろうまで待って行うのが一般的ですが、レントゲン検査によって確認することもできます。

関連ページ

赤ちゃんの乳歯はいつから何本生える?順番や生え方は?

新生児に新生児歯(魔歯)が生える原因

新生児歯(魔歯)は、乳歯や過剰歯が通常より生える現象ですが、原因は特定されていません。

発育異常や遺伝の影響を指摘する声もありますが、はっきりしたことは分かっていないのが現状です。

新生児歯(魔歯)が引き起こす症状

新生児歯は、「魔歯」「鬼歯」と呼ばれることもあるように、乳児やお母さんの身体に色々な影響を及ぼすことがあります。

  • 抜けても、新たに乳歯が生えてこない
  • 舌を傷つける
  • 歯肉炎ができる
  • リガ・フェーデ病を引き起こす
  • おっぱいを傷つける

抜けても、新たに乳歯が生えてこない

新生児歯(魔歯)は、乳歯が早く生えてきたものなので、一旦抜け落ちると二度と同じ歯が生えてくることはありません。

永久歯は、通常どおり生えてくることが多いですが、先天的に欠如しているケースも確認されているため、検査によって確認しておくと良いでしょう。

舌を傷つける

先天性歯は先端が尖っていたり、凸凹していたりするため、舌に当たると傷つけてしまうことがあります。

歯肉炎ができる

歯肉炎とは、歯周組織の歯肉が炎症を起こした状態です。

先天性歯(魔歯)にプラーク(歯垢)が溜まることで発症します。

リガ・フェーデ病を引き起こす

リガ・フェーデ病とは、先天性歯(魔歯)の先端で、舌の先や裏に慢性的に潰瘍や肉芽腫ができる病気です。

授乳中や食事中に、新生児歯(魔歯)が舌の裏を傷つけることで引き起こされる傾向があります。

痛みにより、赤ちゃんが母乳やミルクをあまり飲まなくなることもあります。

歯のとがった部分を削って経過観察するのが一般的ですが、それでもリガ・フェーデ病が治らない場合は新生児歯(魔歯)を抜くこともあります。

おっぱいを傷つける

低月齢の赤ちゃんは、哺乳反射という原始反射によって母乳やミルクを飲みますが、慣れていないので、乳首を噛んだり、強く吸い過ぎたりしがちです。

先天性歯(魔歯)が生えていると、授乳時にお母さんの乳首を噛むなどして乳腺炎を引き起こすことがあります。

新生児歯(魔歯)の治療(対処法)

新生児歯(魔歯)は、基本的には経過観察します。

ただし、寝ているうちに抜けて誤飲すると大変なので、グラグラしているようなら早めに抜歯するのが安全です。

また、新生児歯(魔歯)が原因で舌に外傷や潰瘍ができる、歯肉炎になる、お母さんのおっぱいが傷つくといった場合は、葉の先を丸く削ることもあります。

気になる場合は、早めに小児科に相談してみましょう。

新生児歯(魔歯)と上皮真珠の違い

新生児歯(魔歯)と間違えやすいものに、上皮真珠があります。

上皮真珠とは

上皮真珠とは、新生児期から生後1,2ヶ月の乳児の歯肉にできる、白色や黄色がかった白色の粒(小腫瘤)です。

歯ではなく、あごの中で歯が発育する過程で、吸収されるはずだった上皮細胞の一部が残って角化したものです。

真珠のように光って見えることから上皮「真珠」という名づけられました。

粒の大きさは個人差が大きく、粒が1個だけでなく複数できることもあります。

上皮真珠は、前歯部(前歯)や臼歯部(奥歯)が生える位置に現れやすく、特に、上あごの前歯の位置に現れやすいものです。

上皮真珠が発生する確率は、胎児期では100%、新生児期には80%くらいです。

つまり、新生児の多くに上皮真珠が見られるのですが、乳歯が生え始める時期までには自然に消失するので、たいていの場合は経過観察します。

新生児歯(魔歯)と上皮真珠の違い

まず、新生児歯(魔歯)は乳歯や過剰歯が早く生えてきたものですが、上皮真珠は歯が発育する過程でできた上皮細胞の一部が残ったものです。

生じる確率は新生児歯(魔歯)が0.05%なのに対して、上皮真珠が約80%です。

また、新生児歯(魔歯)は赤ちゃんやお母さんの身体に悪影響を及ぼすリスクがあり、治療が必要になる場合があるのに対し、上皮真珠はそうしたリスクはなく、放っておいても問題ありません。

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まとめ

新生児歯(魔歯)についてはあまり知られておらず、上皮真珠と勘違いして放置する親が少なからずおり、結果的に赤ちゃんがリガ・フェーデ病を、お母さんが乳腺炎を発症することがあります。

乳児健診では、新生児歯(魔歯)の有無や治療の要否を見てもらえるので、医師から指摘されたら指示に従って対応してあげましょう。

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