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乳児期の子育て

初乳はいつまで?色や量の母乳との違いは?出ないときの対応は?

初乳 新生児

初乳とは

初乳とは、出産後すぐにお母さんの乳房から出る乳汁のことです。

初乳は、クリーム色で少しとろみがあるのが特徴で、赤ちゃんの成長に合わせて徐々に母乳に近づいていきます。

生まれてまもない赤ちゃんの大切な栄養源であるとともに、免疫力を高めて細菌やウィルスから赤ちゃんを守る大切な役割も果たしています。

初乳が出るのはいつから、いつまで

初乳は、出産後すぐに出る人もいれば、出産から数日して出始める人もいて、個人差が大きいものです。

いつまで初乳が出るかも個人差が大きく、生後1週間くらいまでが一般的ですが、3、4日で出なくなる人もいれば、10日以上出る人もいます。

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初乳と母乳の違い

赤ちゃんの成長に合わせて、初乳に含まれる成分が変化し、色がだんだん薄くなってドロッとした感じもなくなり、白くてサラサラした母乳になっていきます。

成分変化の原因は、初乳には出産前に乳房の内部で分泌された成分が含まれていることと、出産によってお母さんのホルモンバランスが変化することです。

初乳と母乳の違いは、次のとおりです。

  • 色はクリーム色か黄色(母乳は薄い白色)
  • ドロッとしている(母乳はサラサラした液体)
  • 一度に出る量が少ない(母乳の出は個人差は大きいが、一般的には初乳よりたくさん出る)
  • 脂質や乳糖が少ない(日が経つにつれて脂質や乳糖が増え、母乳に近づいていく)
  • ビタミン、タンパク質、鉄分、カルシウム、リン、ナトリウムなどの栄養素が多く含まれる(初乳がドロッとしているのはタンパク質が多く含まれることが影響している)
  • 抗体が多く含まれる
  • ラクトフェリンが多く含まれる
  • 母乳よりβカロチンが多く含まれる

初乳に多く含まれる成分

IgA抗体

初乳には、赤ちゃんをウィルスや細菌から守る免疫抗体がたくさん含まれており、約6ヶ月間効果を発揮します。

IgA抗体とは、初乳に含まれる、分泌型免疫ブログリンAという免疫抗体の一種で、呼吸器や消化器の粘膜の免疫を高める効果があります。

赤ちゃんは、おなかの中でお母さんからもらった免疫に加え、初乳からIgA抗体をもらうことで、ウィルスや細菌に負けにくくなります。

ラクトフェリン

ラクトフェリンとは、初乳に含まれるタンパク質の仲間で、身体の器官や機能が未熟な赤ちゃんをウィルスや細菌から守る働きがあります。

具体的には、大腸菌、ブドウ球菌、C型肝炎ウィルス、ヘルペスウィルスなどのウィルスや細菌に対する免疫力を向上させます。

熱に弱い性質があり、初乳を加熱殺菌するとなくなってしまうので、注意してください。

βカロチン

ベータカロチンとは、初乳に含まれる、赤ちゃんの粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保つために必要な成分です。

なお、初乳が母乳より黄色がかっているのは、βカロチンが多く含まれているためです。

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初乳が出ない場合の対応

ストレスを感じすぎないこと

ネットや書籍で初乳の効果を知識として得ていると、初乳を飲ませないと赤ちゃんの成長に影響が出るではないかと不安になるはずです。

しかし、赤ちゃんは、胎内でお母さんから免疫をたくさんもらって生まれてきますし、IgA抗体やラクトフェリンは、初乳ほどではありませんが母乳にも含まれているので、初乳を飲まなかったからといって病気にかかるわけではありません。

実際、初乳が出ないお母さんは少なくありませんが、赤ちゃんの成長に影響が出たという人はごくわずかですし、それも、初乳を飲ませなかったことだけが原因というわけでもありません。

初乳が出ないことにストレスを感じていると、初乳がより出にくくなりますし、母乳も出にくくなるという悪循環に陥る傾向があるので、心配しすぎないことが大切です。

赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう

初乳が出すための一番の方法は、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことです。

新生児期の赤ちゃんは哺乳反射があるので、乳首を口元に近づけると反射的に吸い付いてくれます。

赤ちゃんに吸ってもらうことで、おっぱいが刺激されて初乳が出やすくなりますし、その後の母乳の出も良くなる傾向があります。

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