閉じる
  1. 赤ちゃんの発達障害の特徴と兆候、診断時期は?知的障害との違いは?
  2. カンガルーケアとは?メリットとデメリット、自閉症の原因になる?
  3. 新生児期~乳児期の赤ちゃんがかかりやすい病気と、病気の目印の症状まとめ…
  4. 赤ちゃんの夜泣きはいつから(何ヶ月)いつまで?原因・理由と対処法は?
  5. 赤ちゃんが風邪!咳、鼻水、発熱、下痢症状への対応と病院受診の目安
  6. 赤ちゃんが頭や首を振るのはなぜ?激しい、上下、病気が原因の首振りとは?…
  7. 赤ちゃんの鼻水の原因と対応は?黄色や透明だと病院受診?
  8. シャフリングベビーとは?特徴は?原因は発達障害?
  9. 赤ちゃんの後追いはいつから?酷いのはいつまで?後追いしないと自閉症?
  10. 赤ちゃんの原始反射とは?種類と消失時期一覧は?新生児期にも見られる?
閉じる

乳児期の子育て

妊娠3ヶ月(8週、9週10週、11週)のお腹の大きさ、気をつけることは?

妊娠3ヶ月 症状 気をつけること

妊娠3ヶ月(妊娠8週、9週、10週、11週)頃は、お腹の中では赤ちゃんがすくすく成長して「胎児」と呼ばれる状態になります。

一方で、つわりの症状が重くなりやすく、多くの女性にとって妊娠前半で最もしんどい時期です。

では、妊娠3ヶ月頃にはどのような身体の変化や症状が現れ、何に気をつけて生活すれば良いのでしょうか?

また、お腹の大きさはどれくらいで、流産、腹痛、出血などの心配はないのでしょうか?

このページでは、妊娠3ヶ月の概要、症状と気をつけることについて紹介します。

妊娠3ヶ月の女性の状態と症状

女性の外見に大きな変化はありませんが、下腹部を触ってみると、少し膨らんでいるのが分かるようになります。

妊娠3ヶ月(8週、9週、10週、11週)頃につわり症状がピークに達することが多く、妊娠前期で一番しんどい時期になりがちです。

例えば、食欲不振に陥って体重がガタッと落ちたり、自分でも驚くくらい食べ物の好みが変わったり、頻尿や便秘に悩まされたりします。

また、赤ちゃんに十分な栄養を与えようと思って食べ過ぎる女性もいます。

しかし、妊娠中は、赤ちゃんに優先的に栄養が送られるようになっているので、無理をしてまでたくさん食べる必要はなく、むしろ、過食などで女性が体調を崩す方が赤ちゃんの成長に悪影響を与えてしまいます。

つわり症状は、個人差はありますが妊娠4ヶ月(妊娠12週頃)から落ち着いてくることが多いので、症状が落ち着くまでは、食事に限らず無理をしないことが重要です。

妊娠すると、黄体ホルモンや卵胞ホルモンなど女性ホルモンの分泌量が増え、赤ちゃんを守り育てる環境を整備・維持したり、出産の準備をしたりします。

子宮が大きく膨らむのもその一つですが、膨らむことで子宮の筋肉や子宮を支える靭帯が引っ張られることになり、足の付け根の靭帯や下腹部の痛みを感じることがあります。

また、膨らんだ子宮が周囲の臓器を圧迫するため、便秘や頻尿がちになる女性も増えますし、乳房が張る、乳頭が敏感になる、乳頭が黒ずむといった症状も見られます。

妊娠8週

子宮が膨らみ、「少しお腹が出てきたかな。」と感じる女性が多くなります。

また、膨らんだ子宮が膀胱や腸を圧迫し、頻尿や便秘になる女性が増えます。

加えて、乳房が張る・大きくなる、乳首が敏感になる・黒ずむといった症状も現れてきます。

妊娠9週

多くの女性がつわり症状のピークを迎えるのが妊娠8週から妊娠11週ですが、中でも妊娠9週前後が最もしんどい時期になりがちです。

吐き気や嘔吐、慢性的な倦怠感や眠気、食べ物の好みが変わる、食欲不振や睡眠不足に陥る、体重が減るなど様々な症状に悩まされることになります。

体調不振や体重の減少が続く場合は、早めに産婦人科に相談することが大切です。

妊娠10週

引き続き、つわり症状に悩まされます。

子宮は、妊娠9か月頃まで膨らみ続け、それに伴って周囲の臓器を圧迫するため、頻尿や便秘などの症状は妊娠週数を経るにつれて悪化する傾向があります。

妊娠11週

個人差はありますが、妊娠11週を過ぎると徐々につわり症状が和らいでいくことが多いものです。

妊娠11週前後は、赤ちゃんの身体の大切な器官が作られる時期なので、健康を維持し、栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠を確保することが求められます。

スポンサーリンク

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの状態

妊娠10週頃になると、産婦人科の超音波検査で、赤ちゃんの頭と手と足が分かれて見えるようになります。

この時期の赤ちゃんは、それまでの「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになります。

妊娠2ヶ月頃まで見られた尻尾はなくなり、頭と胴、足が成長して3頭身になります。

手と足の指が分かれて爪も生え始めますし、まぶたや唇、歯胚という歯の素になるものも作られます。

肝臓、腎臓、胃などの臓器が完成して機能するようになると、赤ちゃんは子宮内の羊水を飲み、おしっことして排出するようになります。

妊娠8週

妊娠8週から妊娠9週頃の赤ちゃんは、約2㎝くらいです。

「たったの2cm?」と思うかもしれませんが、約3ヶ月前には何も存在しなかったところに命が誕生し、2cmまで成長してきたことを考えると、そのすごさが理解できるでしょう。

妊娠8週頃には、まぶたや鼻の原形が形成され始め、妊娠6週形成から形成されていた軟骨が強度を増しますし、背骨が発達して椎間板も形成されます。

超音波検査(エコー検査)では、手足もはっきりと区別できるようになります。

腕は肘が曲がるようになり、足は膝や足首、指が形成され始めます。

胎動が始まる

妊娠8週頃になると、お腹の中で手足を動かし始める赤ちゃんが出始めます。

胎動の始まりです。

ただし、胎動といっても女性が感じることができる強さはありません。

女性が胎動を感じ始めるのは妊娠16週前後です。

妊娠9週

赤ちゃんは身長2〜3cm、体重10gくらいまで成長します。

曲がっていた首がまっすぐに伸び、妊娠8週よりも手足がすらっと伸びて、頭、身体、手足が揃い、3頭身になります。

指が5本に分かれ、それぞれ爪も形成されてます。

心臓も大切な部分が完成して、力強く鼓動を打つようになります。

生殖器も形成され始めます。

赤ちゃんの性別を判別するためには、超音波写真で生殖器の形を見るのですが、妊娠9週の時点ではまだ性別を判別することは困難です。

妊娠10週

まぶたができて、赤ちゃんの目を優しく覆います。

歯の素になるものが形成されはじめ、髪の毛や爪も形成されます。

透明だった皮膚の色が濃く厚くなり、皮膚の内側が見えなくなります。

妊娠11週

身長3〜4cm、体重15gくらいまで成長します。

腎臓が機能するようになり、尿を羊水に排出するようになります。

膵臓や胆のう、甲状腺など身体の内部の器官が完成します。

胎盤はまだ未完成なので、激しい運動や衝撃は控えてください。

また、下腹部の痛みや出血があった場合は、すぐに産婦人科を受診してください。

母子健康手帳をもらう

母子手帳とは、妊娠の届出を行って人に対して交付される手帳です。

正式名称は母子健康手帳です。

母子手帳は、妊娠、出産、育児に関する事項、妊産婦や乳幼児が受けた保健指導や健康診査の結果が記録され、母子の健康管理や医療を施す際の資料として利用されます。

引用:乳児期の子育て

母子手帳には、お母さんが記入する欄と医師が記入する欄があり、お互いが相手の記入した内容を見て、お母さんと赤ちゃんの健康状態を知ることができます。

仮に、転居や医師の異動があった場合でも、母子手帳に必要事項が記入されていれば、後任の医師が母子手帳を見て母子の健康状態を把握することができます。

また、母子手帳を持ち歩くことで、外出先で問題が発生した時に妊婦であることがすぐ分かりますし、早期に適切な対応をしてもらうことができます。

母子手帳を申請するのは、妊娠3か月(妊娠8週から11週)頃が多くなっています。

各地域ごとに申請方法が異なり、自分で市役所に行って「妊娠した」と伝えるだけで交付してもらえる地域と、医師が発行する妊娠証明書が必要になる地域があります。

また、母子手帳を交付後でないと妊娠後の各種検査を実施してくれない病院もあるので、事前に近くの市区町村役場で確認しておきましょう。

母子手帳は、赤ちゃん1人につき1冊が原則です。

そのため、引っ越しをした場合も、引っ越し前に交付された母子手帳をそのまま使い続けます。

また、赤ちゃんが双子だと分かった場合には、もう一冊母子手帳を交付してもらうことができます。

スポンサーリンク

妊娠3ヶ月(8週、9週、10週、11週)に気をつけること

つわり症状が重くなる時期なので、体調管理と休養を第一に考えて過ごすようにしましょう。

妊娠3ヶ月頃に気をつけておきたいことは、以下のとおりです。

  • 休養
  • 睡眠
  • 気持ちをリラックスさせる
  • 身体のケア
  • 喫煙
  • 適度な運動
  • 重い荷物は持たない
  • 移動

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

休養

妊娠中の女性は、成長に必要な栄養を赤ちゃんに優先的に送り続けているので、家の中で過ごすだけでも妊娠前の何倍も疲れるものです。

そのため、妊娠前と同じように家事や仕事をこなそうとすると体調を崩してしまいますし、女性が体調を崩すと、お腹の中の赤ちゃんの成長にも悪影響を及ぼしてしまいます。

そのため、意識して妊娠前よりもたくさん休養の機会を設けることが大切になります。

睡眠

休養と同じくらい大切なのが睡眠です。

人は、睡眠の質や状況にもよりますが、一日8時間程度は睡眠時間を確保するのが良いと考えられています。

睡眠は、お金のように貯めておけないので、「休日にたくさん寝て、平日は睡眠時間を削って仕事や家事に充てる。」ということはできませんし、睡眠時間を削ることで体調が悪化するリスクが高まります。

毎日、決まった時間に寝て決まった時間に起きることと、8時間以上の睡眠時間を確保することを心がけてください。

ただし、つわり症状が酷くて寝つきが悪い、眠れないといった場合は、横になって体を休めるだけでも構いません。

「眠らないと赤ちゃんに悪影響が出てしまう。」などと深刻に考える必要はありません。

むしろ、心配しすぎてストレスを抱えることの方が、赤ちゃんに良くない影響を与えてしまいます。

夜に眠れなかった日は、朝でも昼でも良いので、寝られる時に寝るようにして十分な睡眠時間をとりましょう。

気持ちをリラックスさせる

妊娠生活は、身体にも心にも大きな負担がかかります。

心の負担は、母体にも赤ちゃんにも良い影響を与えません。

つわりのしんどい症状を抱えた状況で、ストレスを抱えず生活するのは至難の業ですが、できるだけ気持ちをリラックスさせて、毎日を穏やかに過ごせるように心がけてください。

妊婦がリラックスして生活するには、家族の支えが欠かせません。

妊婦の代わりに家事を率先して行うなど、妊婦が十分な休養や睡眠を確保できるようサポートしてあげることが大切です。

身体のケア

妊娠中の女性の身体には、様々な症状が降り掛かります。

中でも、妊娠中に虫歯になる女性はたくさんおり、妊娠中の歯科検診を促す自治体がたくさんあるほどです。

その他にも、感染症や風邪になりやすい人、肌荒れや吹き出物、肌の乾きに悩まされる人もいます。

こうした症状は、自分の身体のケアをしっかりすることで、自力でリスクを下げることができます。

喫煙

妊婦の喫煙が赤ちゃんに悪影響を及ぼすことは、複数の研究結果で明らかになっています。

例えば、胎盤の血流を鈍らせる、脳の機能障害のリスクを高めるなど、赤ちゃんの成長や健康にとって致命的な影響を及ぼします。

また、いくら妊婦が禁煙していても、家族や会社の同僚など周囲の人が喫煙していると、副流煙によって妊婦が喫煙しているのと同じような悪影響が赤ちゃんに及んでしまいます。

適度な運動

過剰な運動は避けてください。

ただし、妊娠期間を乗り切るにはある程度の体力が必要になりますし、出産時にも体力を大きく消耗することになります。

また、運動不足になると、体調を崩したり日常の些細な動きで身体を痛めたりすることもあるので、適度な運動を続けて基礎体力は維持しておきましょう。

散歩に出かけたり、近くに買い物に行ったりするだけでも十分です。

体調が良い時は、こまめに身体を動かすことを意識しておきましょう。

重い荷物は持たない

過剰な運動を避けるのと同じで、身体に負担をかけることは避けてください。

重い荷物を持つと腰や背中に大きな負担がかかるので、周りの人に頼んでください。

移動

妊娠週数が減るにつれて、子宮が膨らむのに伴ってお腹も膨らみ、身体のバランスが崩れて足下が見えにくくなります。

妊娠3か月では、まだ移動に大きな支障はありませんが、自転車や原付などバランスを取るのが難しい乗り物を運転する場合は、細心の注意が必要です。

坂を上ったり、段差を踏み越えたりする時は、下車してゆっくり押すようにしてください。

一方で、バスや電車の振動を心配する人は多いものですが、問題はありません。

スポンサーリンク

まとめ

妊娠3ヶ月頃というのは、つわり症状が重くてとてもしんどい時期です。

この時期をできるだけ穏やかに過ごすためには、妊婦自身が体調に気を配って休養や睡眠を十分にとることが大切です。

責任感が強い人ほど、妊娠前と同じように仕事や家事を頑張ろうと無理をしがちですが、お腹の赤ちゃんのためにグッとこらえて休むようにしてください。

また、妊婦が穏やかに過ごすためには、家庭や職場など妊婦の周りの人の配慮が欠かせません。

外見的な変化がそれほどないため「まだ妊娠前と同じ接し方で大丈夫だろう。」と思う人は多いものですが、妊婦にとってはとてもしんどい時期なので、できる限りの配慮を心がけましょう。

ページ上部へ戻る