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乳児期の子育て

赤ちゃんが風邪!咳、鼻水、発熱、下痢症状への対応と病院受診の目安

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赤ちゃんは風邪をひきやすいもの

赤ちゃんがかかる病気で最も多いのが、風邪(かぜ)です。

風邪とは、ウィルスや細菌などの感染により、気道が炎症を起こした状態です。

感冒とも呼ばれます。

風邪は、咳、鼻水、鼻づまり、下痢、頭痛、発熱など様々な症状を引き起こします。

適切に対応すれば回復しますが、誤った対応をしたり、放置したりしてこじらせてしまうと、気管支炎や肺炎といった重い病気を引き起こすリスクがあります。

このページでは、風邪の各症状と家庭における対応方法、病院受診の目安を紹介しています。

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赤ちゃんの風邪の症状

赤ちゃんが風邪をひいたときの主な症状は、次のとおりです。

  • 鼻水・鼻づまり
  • 下痢
  • 発熱

赤ちゃんの咳

風邪が原因の咳かどうかの見極め方

咳は、喉に侵入した異物を外へ出そうとする反応です。

そのため、喉に侵入したのが風邪のウィルスや細菌以外でも咳は出ます。

風邪が原因の咳かどうかは、咳が出ている期間と音で判断しましょう。

単に異物が入り込んだ場合の咳は一時的なもので、コンコンという乾いた音がします。

一方で、風邪が原因の咳は何日も続きます。

音はコンコンという乾いたもの(初期)から、ゴホンゴホンとタンがからんだ湿ったものに変わっていきます。

ただし、咳を引き起こす病気は風邪以外にもたくさんあるので、家庭では咳の原因が風邪だと特定できないことも少なくありません。

そのため、早めに小児科を受診して咳の原因を特定することが大切です。

家庭での対応

コンコンという咳以外に症状がなく、赤ちゃんが元気な場合は、家の中でケアしてあげましょう。

気をつけるポイントは、次のとおりです。

  • エアコン、加湿器、濡れタオルなどで、室内を適切な温度(夏場は25~27度、冬場は22~25度)と湿度(50~70%)に保つ
  • 外出は控える
  • こまめに温かいお茶や白湯を飲ませ、喉の乾燥を防ぐ
  • こまめに換気する
  • 医師への相談なしに咳止めは使用しない
  • 咳き込んだら、縦抱っこし、背中を優しくさすったり叩いたりする
  • 寝かせるときは、上半身を起こし気味に寝かせる

病院受診の目安

次の症状がみられる場合は、すぐに病院を受診させましょう。

  • 発熱する
  • 黄色い鼻水が出る
  • 嘔吐する
  • 食欲がない
  • いつもより元気がなくグッタリしている
  • ずっと機嫌が悪い
  • 寝付きが悪い

関連ページ

赤ちゃんの鼻水・鼻づまり

風邪が原因の鼻水・鼻づまりの見極め方

寒いときにも鼻水が出ますが、暖かい場所に移動すればおさまります。

一方で、風邪が原因の鼻水は、体内に侵入しようとするウィルスや細菌を追い出そうとする反応で、気温に関わらず出続けます。

風邪のひきはじめは、サラサラした無色透明の鼻水が出ますが、こじらせると粘り気のある黄色い鼻水が出るようになります。

黄色い鼻水は、鼻の粘膜や皮膚にくっついて固まり、鼻づまりを起こします。

鼻づまりを起こすと、息がしづらくなり、呼吸困難、母乳やミルクがうまく飲めない、寝つきが悪くなるなど生活に支障が生じます。

家庭での対応

鼻水や鼻づまり以外に症状がなく、赤ちゃんが元気な場合は、家の中でケアしてあげましょう。

気をつけるポイントは、次のとおりです。

  • エアコン、加湿器、濡れタオルなどで、室内を適切な温度(夏場は25~27度、冬場は22~25度)と湿度(50~70%)に保つ
  • 外出は控える
  • こまめに換気する
  • 鼻水は濡らしたガーゼで拭き取る、もしくは、吸引器で吸い取る
  • 鼻水が取れないときは、鼻の付け根をガーゼやタオルで暖める
  • 鼻の下にワセリンを塗る

病院受診の目安

次の症状がみられる場合は、すぐに病院を受診させましょう。

  • 黄色い鼻水が出る
  • 鼻水が止まらず流れ続ける
  • 鼻水が3日以上止まらない
  • 発熱している
  • タンがからむ咳をする
  • 鼻がつまって苦しそうに呼吸している
  • 鼻がつまって母乳やミルクが飲めない
  • 鼻がつまって寝付きが悪い
  • 目が充血している

関連ページ

赤ちゃんの下痢

風邪が原因の下痢の見分け方

赤ちゃんは、大人に比べて消化器官が未熟なので、ちょっとした刺激で下痢になりやすいものです。

風邪をひくと同時に下痢になる赤ちゃんも珍しくありません。

風邪が原因の下痢は、他のウィルスや細菌が原因の下痢に比べて症状が軽いのが特徴です。

また、風邪の症状の改善とともに下痢も解消される傾向があります。

ただし、急性胃腸炎など深刻な病気を併発するリスクもあるため、赤ちゃんが下痢したら、一度、小児科受診を検討することは大切です。

家庭での対応

下痢以外に風邪の症状が出ていても、赤ちゃんが元気にしていれば、家庭におけるケアで対応可能です。

気をつけるポイントは、次のとおりです。

  • エアコン、加湿器、濡れタオルなどで、室内を適切な温度(夏場は25~27度、冬場は22~25度)と湿度(50~70%)に保つ
  • 外出は控える
  • こまめに換気する
  • こまめに温かいお茶や白湯を飲ませて水分補給し、脱水症状を予防する
  • 離乳食は控える(食べさせる場合は、炭水化物を多めにして、乳製品、果物、肉魚は控える)
  • こまめにおむつを交換し、おしりを清潔に保つ

病院を受診する目安

下痢で怖いのは、急性胃腸炎やロタウィルスなどおなかの感染症が原因となっている場合です。

次の症状がある場合は、たとえ赤ちゃんが元気にしていても、すぐ小児科を受診させましょう。

  • 下痢に加えて嘔吐する
  • 脱水症状がみられる
  • 赤ちゃんが水分補給をしなくなった、できなくなった
  • お尻が真っ赤になるくらい、おむつかぶれしている
  • ウンチの色が白い

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赤ちゃんの発熱

赤ちゃんは発熱しやすいもの

赤ちゃんは、身体の機能が未熟なので、気温や環境の変化などですぐ熱を出すものです。

特に、生後6ヶ月頃からは、出生時にお母さんからもらった免疫の効果が薄れてきますし、外出したり、他の赤ちゃんと接したりする機会も増えるため、風邪をひきやすくなります。

赤ちゃんが発熱すると、手足や脇の下が熱い、頬が赤くなる、機嫌が悪くなる、元気がなくなるといった異常が見られます。

そのため、普段から赤ちゃんの様子をこまめに観察し、平熱をチェックしておくなど、「いつもの赤ちゃん」の状態を把握しておくことが大切です。

家庭における対応

発熱が38度以下で他に症状がなく、赤ちゃんが元気な場合は、家庭でケアしてあげましょう。

  • エアコン、加湿器、濡れタオルなどで、室内を適切な温度(夏場は25~27度、冬場は22~25度)と湿度(50~70%)に保つ
  • 外出は控える
  • こまめに換気する
  • こまめに温かいお茶や白湯を飲ませて水分補給し、脱水症状を予防する
  • お風呂はぬるま湯でシャワーのみ(湯船にはつからせない)
  • タオルや熱さまシートで頭を冷やす(赤ちゃんが嫌がらなければ首の近くも冷やす)
  • こまめに汗を拭き取って着替えさせる
  • 薬の使用は医師に相談してからにする

関連ページ

病院受診の目安

次のような症状がある場合は、すぐ小児科を受診しましょう。

  • 生後6ヶ月未満の赤ちゃんが発熱
  • 39度以上の熱が出ている
  • 熱が2日以上下がらない
  • 発熱以外の風邪の症状がある
  • 元気がなく、機嫌が悪かったりぐったりしたりしている
  • 食欲がない

生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫のおかげであまり風邪をひきません。

発熱した場合は、風邪以外の重い病気が原因となっている可能性が高いため、早急に小児科を受診することが大切なのです。

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