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乳児期の子育て

赤ちゃんの体重が増えない原因は病気や授乳量?月齢(何ヶ月)で違う?

体重が増えない

赤ちゃんの子育ては、赤ちゃんの可愛さに癒され、成長の早さに驚かされる一方で、病気やケガなどの不安や心配を常に抱えるものです。

赤ちゃんの体重が増えないことも、親の大きな不安や心配の一つです。

赤ちゃんの体重増加は個人差が大きいものですが、体重が増えないと健康状態や発育・発達に悪影響を及ぼすことがあります。

そのため、赤ちゃんの体重が成長曲線の範囲を下回ったり、乳児健診で体重が増えていないことを指摘されたりし、不安や心配を掻き立てられる親が少なくありません。

この記事では、赤ちゃんの体重増加の目安と、月齢ごとの赤ちゃんの体重が増えない原因(生理的体重減少、病気など)について紹介します。

赤ちゃんの体重増加の目安

赤ちゃん 体重 目安

通常、赤ちゃんの体重は、生まれてから数日後に始まる生理的体重減少によって一旦出生時体重より減少し、生後1週間程度で出生時体重まで戻ります。

その後は増加を続け、生後3ヶ月頃には出生時体重の約2倍になります。

生後4ヶ月以降は体重増加のペースが緩やかになりますが、生後1年頃には出生時の約3倍まで増加します。

標準的な赤ちゃんの体重増加ペースの目安は、以下のとおりです。

  • 生後0ヶ月(生後2週間目~)~生後3ヶ月:25g~30g/日
  • 生後4ヶ月~生後6ヶ月:20g~25g/日
  • 生後7ヶ月~生後9ヶ月:10~20g/日
  • 生後10ヶ月~生後11ヶ月:6~10g/日

赤ちゃんの体重増加は個人差が大きいため、あくまで目安の数値です。

母乳のみ、ミルクのみ、混合の赤ちゃんの体重増加量は違う

赤ちゃん 体重が増えない 母乳 ミルク

上で紹介したのは、標準的な体重増加ペースです。

しかし、母乳のみを飲んでいる赤ちゃん、ミルクのみの飲んでいる赤ちゃん、混合の赤ちゃんではそれぞれ体重増加のペースが違います。

例えば、生後0ヶ月から生後3ヶ月の体重増加量は、次のとおりです。

  • 母乳のみ:約20g/日
  • ミルクのみ:約30g/日
  • 母乳とミルクの混合:20g~30g/日(母乳とミルクの割合によって異なる)

母乳のみ飲んでいる赤ちゃんの体重増加量は、標準的な体重増加量より緩やかになることが分かります。

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赤ちゃんの体重が増えない原因

赤ちゃん 体重 増えない

赤ちゃんの体重が増えない主な原因は、以下のとおりです。

  • 生後0ヶ月(新生児期):母乳やミルクの不足、生理的体重減少
  • 生後1ヶ月~生後4ヶ月:母乳やミルクの不足
  • 生後5ヶ月以降(離乳食開始の時期による):離乳食の不足、母乳やミルクの不足

生後0ヶ月(新生児期)

赤ちゃん 体重が増えない 新生児

生まれてから数日経つと、新生児生理的体重減少が起こります。

生理的体重減少とは、赤ちゃんの体重が減少して出生時体重よりも軽くなる現象です。

尿や便など胎外へ排泄されるものの量が授乳量を上回ることによって、健康な赤ちゃんなら誰にでも起こるものです。

生理的体重減少から1週間程度で出生時体重まで戻り、その後は1日25g~30gのペースで体重が増えていきます。

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生後1ヶ月~生後4ヶ月

赤ちゃん 体重が増えない 3ヶ月

生後4ヶ月頃までの赤ちゃんは、母乳やミルクだけを飲んで生活しています。

生後3~4ヶ月頃には首すわりが完成しますが、寝返りやズリバイなどで動き回るのはもう少し先のことで、毎日の運動量はそれほど多くありません。

この時期に体重が増えない場合、授乳量が不足している可能性があります。

授乳量が不足する主な原因は、以下のとおりです。

  • 授乳回数が少ない、授乳間隔が長い
  • 母乳の分泌量が少ない
  • 上手に飲めていない

授乳回数が少ない、授乳間隔が長い

母乳のみを飲ませている場合、新生児期から生後3ヶ月頃までは1~3時間ごとに授乳するのが理想的とされています。

しかし、この時期の赤ちゃんは一日の大半を寝て過ごしており、親としては、授乳する時間に赤ちゃんが寝ていると、「寝ているから、そっとしておいてあげよう。」、「欲しくなったら泣くだろう。」と考えて授乳を控えがちです。

結果、授乳の回数が減り、体重が増えなくなってしまうことがあります。。

赤ちゃんが自発的に起きなくても、親の方で授乳の回数や間隔を調整してあげましょう。

なお、母乳のみを飲ませている場合、ミルクと同じ回数や間隔で授乳してしまうことで、赤ちゃんの体重が増えないことがあります。

ミルクは、週齢や月齢ごとに授乳回数や間隔が細かく決められています。

しかし、母乳とミルクでは消化時間に差があり、母乳の質や量はお母さんの心身の健康状態によって日々変化するので、ミルクと同じ回数や間隔では栄養が十分にとれないことがあります。

母乳のみを飲ませている場合は、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげましょう。

赤ちゃんにたくさん母乳を飲ませることは、赤ちゃんの体重増加につながるだけでなく、母乳の分泌を促すことにもなります。

赤ちゃんが自発的に欲しがる回数が少ない場合は、新生児期から1~2時間ごとの授乳を心がけてください。

母乳の分泌量が少ない

授乳回数や間隔に問題がなくても、母乳の分泌量が少ないと、十分な栄養は得られません。

産後すぐは母乳の分泌量が少ないですし、その後も、お母さんの健康状態によって分泌量は変化します。

母乳で不足した分はミルクを飲ませましょう。

母乳の分泌量は、搾乳の際に、母乳が複数の入管から出ているかどうかを見ることで確認できます。

5本以上の乳管から母乳が出ているのが理想的とされています。

大切なのは、母乳かミルクかではなく、赤ちゃんに十分な栄養をあげることです。

母乳育児が流行しているので、「赤ちゃんは母乳で育てる方が良い」、「母乳で育てないといけない」と考えているかもしれませんが、ミルクが赤ちゃんの成長に悪影響を与えることはほとんどありません。

母乳の分泌量が悪い場合は、母乳育児にこだわらずミルクも飲ませてあげましょう。

ミルクを飲ませる場合は、まず母乳を飲ませて、足りない分をミルクで補うようにします。

午後から夕方は母乳の分泌量が減りやすく、授乳の間隔が狭くなりやすい時間帯なので、こうした時間帯だけミルクを飲ませても良いでしょう。

上手に飲めていない

赤ちゃんには、母乳やミルクを飲むための原始反射(哺乳反射)が生まれつき備わっていますが、生まれたての頃は上手く飲めずにたくさんこぼしてしまうものです。

赤ちゃんが、乳首だけではなく乳輪からおっぱいをくわえられているかを確認し、くわえられていない場合は、赤ちゃんの頭を乳房に軽く押し付けてあげましょう。

また、お母さんの姿勢や抱っこの仕方によって飲みにくいこともあります。

例えば、前かがみで抱っこしたり、乳首を引っ張って授乳したりすると赤ちゃんが乳首をうまく吸えず、母乳も出にくくなる傾向があります。

赤ちゃんと太ももの下にクッションや座布団をはさみ、背筋をピンと伸ばして授乳するようにしましょう。

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生後5ヶ月以降

赤ちゃん 体重が増えない 離乳食

離乳食を開始した後は、離乳食の栄養バランスや赤ちゃんの食べる量が体重増加に大きく影響するようになり、相対的に授乳量の影響は少なくなっていきます。

また、寝返り・寝返り返り、ズリバイ・ハイハイなどを覚えると運動量が劇的に増加し、消費するエネルギーも大きくなるため、十分に栄養をとっていても体重増加は緩やかになります。

こまめに赤ちゃんの体重を確認し、成長曲線の標準的な範囲内にあるかどうかを確認しましょう。

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体重が増えない赤ちゃんと病気

赤ちゃんの体重が増えない原因の多くは、授乳や離乳食、運動量などですが、中には病気が原因となっていることもあります。

赤ちゃんの体重が増えない原因となる主な病気は、以下のとおりです。

  • ヒルシュスプルング病
  • 先天性甲状腺機能低下症
  • 肥厚性幽門狭窄症

ヒルシュスプルング病

ヒルシュスプルング病とは、生まれつき腸の神経節細胞(消化管の働きを制御する細胞)がないことにより、便秘や腸閉塞を起こす病気です。

嘔吐を繰り返す、母乳やミルクを飲みたがらない、強いお腹の張り、重い腸炎などの症状があり、適切な治療を受けずにいると命に関わることもあります。

授乳を拒否したり、嘔吐したりすることで体重が増えにくくなります。

先天性甲状腺機能低下症

先天性甲状腺機能低下症とは、生まれつき甲状腺の働きが不十分で甲状腺ホルモンが不足する病気です。

クレチン症と呼ばれることもあり、一般的にはクレチン症の方が知られています。

元気がない、授乳量が少ない、黄疸の遷延、便秘などが主な症状です。

出生時は標準的な体重で生まれることが多いものですが、その後、体重増加不良が続き、成長発達に影響が出るようになります。

肥厚性幽門狭窄症

肥厚性幽門狭窄症とは、生後2~3週間から生後3ヶ月頃の赤ちゃんが、飲んだ母乳やミルクを噴水のように吐き出す病気です。

胃の出口にある幽門筋が肥厚することにより、飲んだ母乳やミルクが十二指腸へ運ばれず胃に留まり、胃の中が一杯になると逆流して口から逆流するのです。

飲んだ母乳やミルクが吸収されず吐き出されてしまうため、体重が増加しにくくなってしまいます。

赤ちゃんの体重が増えないときは小児科か保健センターへ

赤ちゃん 体重 増えない

赤ちゃんの成長発達は、個人差がとても大きいものです。

そのため、体重が成長曲線の標準的な範囲を下回ったからといって、過度に心配する必要はありません。

しかし、体重が増えない状態が継続すると、赤ちゃんの成長や発達に深刻な影響を与えることになるので、家庭で様子を見るという選択はおすすめできません。

体重が増えていないことに気づいた時点で、小児科か保健センターに相談し、医師や保健師のサポートを得ながら対応しましょう。

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まとめ

赤ちゃんの体重が増えない原因には、授乳量や離乳食など栄養摂取の問題や病気などがあります。

栄養摂取の問題は家庭で改善することができるため、こまめに赤ちゃんの体重を測定し、対応を検討してください。

病気が原因の場合は、早急に病院を受診させ、必要な治療を受けさせてあげましょう。

うちの場合

赤ちゃん 体重 増えない

赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ母乳のみを飲ませていましたが、1ヶ月健診でチェックすると、体重が出生時から150gしか増えていませんでした。

振り返ると、赤ちゃんは1回の授乳でかなり長い時間おっぱいを吸っていましたが、飲み終わった後もなかなか寝付かず、ぐずって泣くことがありました。

まだお腹が空いているのだと分かってあげれば良かったのですが、妻も私も、「さっき飲んだばかりだから空腹ではない。」と思い込み、「さみしいのだろう」、「機嫌が悪いんだ」と決めつけて、抱っこしてあやしたり、おしゃぶりをくわえさせたりしていました。

医師、助産師、栄養士の助言で母乳とミルクの混合を開始したところ、順調に体重が増えていくようになり、赤ちゃんの寝付きも良くなっていきました。

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