赤ちゃんの寝相が悪い!悪すぎ!横向き、うつ伏せ、ばんざい、えびぞり対策は必要?

赤ちゃん 寝相 悪い

赤ちゃんをあお向けに寝かせたはずなのに、ふと気がついたらうつ伏せになっていたことはありませんか?

親子で川の字になって寝ていたのに、足で顔を蹴られたり、赤ちゃんが足元に移動していたりしたことはどうですか?

赤ちゃんの寝相(ねぞう)の悪さは、多くのお父さんお母さんが驚き、そして、「うちの子、寝相悪すぎじゃない?」と心配するものです。

赤ちゃんの寝相がひどいと、親としては、「寝ているうちにうつ伏せになって窒息するのではないか。」、「長時間えびぞり状態で寝ていると身体を痛めるのではないか。」、「寝返りして壁に頭をぶつけないか。」などと心配になってしまいます。

また、「夜中にトイレに行こうとしたら、足元に移動していた赤ちゃんを誤って踏んでしまった。」など、寝相の悪さが原因となった事故も起こっています。

しかし、夜中にずっと赤ちゃんの様子を観察するわけにもいかず、対応に困るお父さんお母さんは少なくありません。

この記事では、赤ちゃんの寝相が悪くなる原因と対策の必要性、気になる寝相について紹介します。

赤ちゃんの寝相が悪い原因

赤ちゃん 寝相 悪い

まず、健康な赤ちゃんは、みんな寝相が悪いものです。

もちろん個人差はありますが、「うちの子、寝相が悪すぎではないか。」と心配する必要はありません。

赤ちゃんの寝相が悪い主な原因は、以下の2つです。

  • 睡眠(レム睡眠とノンレム睡眠の割合)
  • 成長ホルモンの分泌

睡眠(レム睡眠とノンレム睡眠の割合)

赤ちゃん 寝相 レム睡眠 ノンレム睡眠

人の眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類あり、人が眠っている間はレム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されています。

レム睡眠とは

レム睡眠とは、いわゆる「浅い眠り」のことで、「身体は寝ていて、脳は起きている」という状態です。

赤ちゃんの寝返り、寝言、夜泣き、手足バタバタなどは、レム睡眠中に起こることが分かっています。

他にも、レム睡眠中には色々なことが起こっています。

  • 骨格筋が緩んで筋肉疲労が回復する
  • 記憶を固定させる
  • 目覚めが良い
  • 夢を見やすい
  • 物音で目を覚ましやすい
  • トイレに行きたくなる
  • 金縛りにあう

赤ちゃんが寝ている間に見せてくれる不思議な行動は、基本的にレム睡眠中に起こっていると考えて間違いありません。

このことは幼児期以降も変わりません。

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ノンレム睡眠とは

ノンレム睡眠とは、いわゆる「深い眠り」のことで、「身体も脳も寝ている」状態のことです。

ノンレム睡眠の主な効果は、以下のとおりです。

  • ストレスが解消される
  • 成長ホルモンなどのホルモンが分泌される

一般的に睡眠というとノンレム睡眠の状態をイメージすることが多いでしょう。

ノンレム睡眠時には、身体を動かすことはもちろん、脳の活動も最低限に抑えられており、心の疲れ(ストレス)が回復します。

赤ちゃんはレム睡眠の割合が高い

レム睡眠とノンレム睡眠の割合は、成長とともに変化します。

大人の場合は、1回の睡眠あたりのレム睡眠とノンレム睡眠の割合は2:8くらいです。

一方の赤ちゃんは、レム睡眠の割合が1回あたりの睡眠の約50%で、睡眠全体に占めるレム睡眠の割合が大人に比べて多くなっています。

つまり、「身体が寝ていて、脳は起きている」というレム睡眠の割合が多い分だけたくさん動いており、よく姿勢を変えたり頻繁に移動したりするのです。

成長ホルモンの分泌

赤ちゃん 寝相 成長ホルモン

成長ホルモンとは、脳下垂体前葉から分泌される人の成長を促すホルモンです。

成長ホルモンには、①身体の深部体温が低いほど分泌量が増える、②寝ているときの方が分泌量が増えるという特徴があります。

赤ちゃんの身体は、成長ホルモンの分泌を促すために、身体の深部の熱を体表面に放出しようとします。

そのため、赤ちゃんの平熱は、36.5~37.5度程度と大人よりも高くなっているのです。

特に寝ている間は、身体の深部の熱がたくさん体表面に放出されるため、起きているときよりも体温が上がりやすく、暑さを感じやすくなります。

赤ちゃんは、布団を蹴飛ばしたり、両手をバンザイしたりして体温調節をしていますが、それでも暑くて寝苦しいときは、何度も態勢を変えたり涼しい場所を求めて寝返りなどで移動したりします。

こうした寝苦しさへの対応が原因で、寝相の悪さを引き起こすこともあるのです。

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赤ちゃんの寝相対策は必要か

赤ちゃん 寝相 対策

赤ちゃんの寝相の悪さは、脳や体がしっかり成長している証です。

したがって、基本的には対策は必要ありません。

赤ちゃんの寝相対策として「狭い場所に寝かせる」という方法がありますが、身動きが取りにくくなると筋肉が凝り固まる、身体がゆがむ、体温調節がうまくできずに体調を崩すなどのリスクがあるので、おすすめはできません。

むしろ、赤ちゃんが就寝中も自由に動き回れるよう、広くて安全な環境を整えてあげることが大切です。

もちろん、安全対策はしっかり整える必要があります。

赤ちゃんの近くに危険な物を置かず、ふすま、テーブル、イス、テレビラック、本棚、ソファ、壁の角など赤ちゃんがぶつかると危ない場所にはクッションや緩衝材を用意しましょう。

お父さんお母さんと一緒に寝る場合は、あまり密着せず、赤ちゃんが寝返りできるくらいのスペースは空けておきます。

なお、以下の項目で書きますが、寝相が悪くてうつ伏せや横向きになる場合は、対策が必要になることもあります。

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気になる寝相

赤ちゃん 寝相

ここでは、お父さんお母さんが心配しやすい寝相について紹介します。

赤ちゃんの寝相:ばんざい

赤ちゃん 寝相 ばんざい

赤ちゃんがばんざいして寝ているのは、体温を調節するためです。

赤ちゃんは、体温調節機能が未発達で、室温や着衣などの影響で何かと身体に熱がこもり、体温が高くなってしまう傾向があります。

そのため、ばんざいして手をふとんから出し、手の平から放熱して体温を調節しているのです。

「寒いのではないか。」と心配になり、手袋やミトンをはめたり、手を布団の中に戻したりしがちですが、赤ちゃんの放熱を邪魔してしまうことになるので控えましょう。

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赤ちゃんの寝相:えびぞり

赤ちゃん 寝相 えびぞり

赤ちゃんが寝ている間にえびぞりになるのは、暑くて背中が気持ち悪くなるからです。

夏場はえびぞり態勢で寝る赤ちゃんが増えますし、冬場でも、室温が高すぎたり服を着せすぎたりするなど過剰に防寒対策をすると、赤ちゃんがえびぞりになることがあります。

赤ちゃんがえびぞりして寝る場合、以下の方法を試してみてください。

  • 布団の下にすのこを敷く
  • 布団とシーツの間に通気性の良いマットを敷く
  • こまめに背中の汗を拭いてやる

いずれも暑さによる寝苦しさを緩和する方法です。

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赤ちゃんの寝相:うつ伏せ

赤ちゃん 寝相 うつぶせ

赤ちゃんは、睡眠中でも無意識に寝返りしてうつ伏せになることがあります。

うつ伏せ寝は、あおむけ寝より呼吸がしやすい、熟睡できる時間が長くなる、吐きにくくなるなどのメリットがある一方で、窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク要因とされています。

そのため、少なくとも赤ちゃんが寝返りと寝返り返りをマスターするまでは、親が見守りにくい就寝中に赤ちゃんがうつ伏せになってしまうことは防がなくてはなりません。

固めの布団やマットレスで寝かせ、赤ちゃんの周囲にタオルや枕など顔を覆うものを置かないようにするなどの配慮をしてください。

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赤ちゃんの寝相:横向きになる

赤ちゃんは、寝ている間に横向きになることがあります。

原因として考えられるのは、エビぞりになるのと同じく背中に暑さを感じ、それから逃れようとしているということです。

対応もエビぞり姿勢と同じですが、横向きの状態で寝ていると、ちょっとした拍子でうつ伏せ姿勢になるリスクがあるため、より注意が必要です。

赤ちゃんが睡眠時に横向きになることが増えてきたら、固めの布団やマットレスで寝かせる、周囲にタオルや枕を置かないなどの対策を講じてください。

赤ちゃんの寝相:服がめくれて寝冷えする

赤ちゃん 寝相 寝冷え

寝ている間に動き回ると、服がめくれて寝冷えしてしまうことがあります。

室温を適切に保ち、ロンパースやカバーオールを着せたり、タオルケットやかけ布団で調節したりしてください。

ただし、赤ちゃんは体温は大人より高いので、暑くて眠れないようことがないよう気を付けてください。

寝相が良すぎる

赤ちゃん 寝相 良すぎる

赤ちゃんは、レム睡眠の割合の高さと成長ホルモンの影響により、寝相が悪いのが普通です。

赤ちゃんが寝ている時に全く動かないなど、あまりにも寝相が良すぎる場合は、脳や神経系に異常がある可能性があります。

ただし、寝相が良いことのみで判断できるものではありません。

一度、小児科を受診し、赤ちゃんの普段の様子なども伝えて相談してみましょう。

まとめ

赤ちゃんの寝相が悪いのは、睡眠の質(ノンレム睡眠とレム睡眠の割合)や成長ホルモンの分泌が原因です。

寝相が悪い(寝ている間にたくさん動く)のは、赤ちゃんが健康に成長している証なので、基本的には温かく見守ってあげましょう。

ただし、うつ伏せや横向きなど安全面に心配がある寝相が見られる場合は、適切に対策を講じてあげてください。

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