赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い時の寝冷え対策は?春夏秋冬で違う?

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寝冷えしないようにかけ布団をかけたのに、気がつくと、赤ちゃんが布団を蹴って足を出していることはありませんか?

赤ちゃんが腕を布団から出したり、寝返りして布団からはみ出したりすることはどうですか?

親としては、赤ちゃんが寝冷えして風邪をひいたりお腹を壊したりしないよう気を使います。

特に、夜の冷え込みが厳しい冬場は、他の季節以上に赤ちゃんの寝冷えに気を使っているのではないでしょうか。

しかし、いくら布団をかけてあげても、赤ちゃんは、足で布団を蹴ったり、寝返りをうって布団からはみ出たりします。

中には、布団をかけるとぐずり出し、泣きながら布団を蹴り飛ばす赤ちゃんもいます。

また、そういう赤ちゃんほど寝冷えで体調を崩しやすいため、親としては対応に困ってしまうものです。

どうして赤ちゃんは布団を蹴るなど寝相が悪いのでしょうか。

また、寝相が悪い赤ちゃんのための寝冷え対策にはどのようなものがあるのでしょうか。

この記事では、赤ちゃんが布団を蹴る(寝相が悪い)原因と、赤ちゃんの寝冷え対策について紹介します。

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赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い原因

まず、赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い原因を見ていきましょう。

  • レム睡眠の割合と周期
  • 暑い
  • 苦しい

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い原因:レム睡眠の割合と周期

赤ちゃんが布団を蹴ったり寝返りを繰り返したりと寝相が悪い原因は、赤ちゃんの睡眠と関係があります。

人の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠の2つが繰り返されることで成り立っています。

レム睡眠とは

レム睡眠とは、「身体は寝ているけれど、脳(大脳皮質)は起きている」浅い眠りの状態です。

レム睡眠中は、骨格筋が緩んで筋肉疲労が回復するため、身体を休ませる睡眠と言われることもあります。

一方で、脳(大脳皮質)は機能しており、赤ちゃんが起きているときに得た経験や情報を整理し、記憶として固定させています。

赤ちゃんが寝返り、布団を足で蹴る、夜泣き、寝言、手足バタバタを繰り返したり、ちょっとした物音で目を覚ましたりするのもレム睡眠中です。

赤ちゃんが手足をバタバタさせることについては、関連記事で紹介しています。

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ノンレム睡眠とは

ノンレム睡眠とは、「身体も脳も寝ている(大脳皮質の活動が低下している)」深い眠りの状態です。

ノンレム睡眠中は、脳(大脳皮質)の活動が低下しているため、脳を休ませる睡眠とも言われることもあります。

成長ホルモンなど赤ちゃんの成長に不可欠なホルモンがレム睡眠中よりもたくさん分泌されていますし、ストレスも緩和されています。

レム睡眠の割合が多く、周期が早い

大人の場合、一度の睡眠全体に占めるレム睡眠の割合は20%前後、レム睡眠とノンレム睡眠が約90分間隔で繰り返されます。

一方で、赤ちゃんの場合、一度の睡眠全体に占めるレム睡眠の割合は50%前後、レム睡眠とノンレム睡眠が約40~60分間隔で繰り返されます。

つまり、大人と比較すると、睡眠全体に占めるレム睡眠の割合が多く、また、レム睡眠とノンレム睡眠がコロコロ入れ替わるため、寝相が悪くなるのです。

なお、睡眠の周期は、月齢を経るにつれて大人に近づいていくことが分かっており、大まかな目安は以下のとおりです。

  • 新生児~生後2歳:40~60分
  • 生後2~5歳:60~80分(2歳頃には、脳波でレム睡眠とノンレム睡眠がはっきり区別できる)
  • 生後5~10歳:90分

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赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い原因:暑い

赤ちゃんは、大人や子どもと比較すると体温が高く、汗もたくさんかきます。

特に睡眠中は、深部体温を下げるために熱を体の表面に放出しており、手足を中心に表面の体温が起床時よりも上昇します。

その結果、赤ちゃんは身体の暑さ(不快さ)を感じ、布団を足で蹴ったり、寝返りを繰り返したりして身体の表面の熱を放出することで体温調節を試みるのです。

深部体温を下げる主な理由は、以下の2つです。

  • 脳の温度を下げて、脳を休ませる
  • 成長ホルモンの分泌を促す

脳の温度を下げて、脳を休ませる

深部体温が下がると、脳温も下がって脳の活動が低下します。

その結果、脳の活動が低下し、ぐっすり眠ることができるのです。

成長ホルモンの分泌を促す

成長ホルモンとは、脳下垂体前葉から分泌されるホルモンの一種で、赤ちゃんの成長を促す大切なホルモンです。

成長ホルモンは、身体の深部体温が低いほど分泌量が増え、起床時より就寝時の方が分泌量が多いという特徴があります。

赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い原因:苦しい

大人にとっては重さを感じない程度のかけ布団でも、身体が小さい赤ちゃんにとっては負担になり、苦しさを感じることがあります。

また、かけ布団によって動きが制限されることに不快さや不安を感じることもあります。

その結果、身体を思い通りに動かそうと手足をバタバタさせたり、神経質に寝返りをうったりします。

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赤ちゃんが布団を蹴る、寝相が悪い時の寝冷え対策

赤ちゃんが布団を蹴ったり、寝相が悪かったりする原因は、睡眠の質、体温調節、苦しさを感じていることです。

そのため、布団を蹴る、寝相が悪いこと自体に対処する必要はなく、むしろ自由に動き回らせてあげることが大切です。

ただし、寝冷えをして体調を崩すといけないので、寝冷えしないための対策はきちんとしておかなければなりません。

  • 服を着せすぎない
  • 通気性・吸汗性の高い衣類と寝具を使う
  • 手袋、靴下、帽子は使わない
  • 布団をかけすぎない
  • 寝室の室温・湿度を管理する
  • 入浴から就寝まで時間を空ける

それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの寝冷え対策:服を着せすぎない

赤ちゃんが暑がりなのは分かっていても、寝冷えが心配で多めに服を着せていませんか。

心配になる気持ちは分かりますが、赤ちゃんに着せる服の枚数は、「大人が着ている枚数-1枚」が基本です。

寝ている赤ちゃんの頬が赤くなっている、首筋や背中に汗をかいているなどの場合は、1枚脱がせてあげましょう。

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赤ちゃんの寝冷え対策:通気性・吸汗性の高い衣類と寝具を使う

赤ちゃんのパジャマや下着は、通気性と吸汗性を重視して選びましょう。

冬場だと、つい暖かい素材(通気性の良くない素材)のパジャマや下着を選んでしまいがちですが、寝ているうちにかいた汗が冷えて寝冷えの原因になってしまいます。

寝具も同様です。

冬場だと、大人用の毛布やボアシーツを使いたくなりますが、身体が蒸れて気持ち悪さを感じやすいものです。

まずは、通気性・吸汗性に優れたタオルケットをかぶせ、赤ちゃんが寒そうにしていたら、タオルケットの上に毛布などをかけてあげましょう。

赤ちゃんの寝冷え対策:手袋、靴下、帽子は使わない

赤ちゃんは、手や足から熱を放出することで体温を調節し、ぐっすり眠りやすい身体の環境を整えています。

「赤ちゃんが布団から手足を出していて寒そうだ。」と心配になり、手袋や靴下を準備するお父さんお母さんはとても多いものですが、赤ちゃんの体温調節を妨げることになりますし、汗で手足が蒸れる気持ち悪さを感じて起きてしまうこともあるので、止めておきましょう。

また、紙が薄い赤ちゃんの場合、「頭が寒そう」という理由で帽子をかぶせる親もいますが、これも手袋や靴下と同じ理由で好ましくありません。

赤ちゃんの寝冷え対策:布団をかけすぎない

布団をかけすぎると、たくさん汗をかいて寝冷えの原因になることがあります。

赤ちゃんの頬が赤くなっていたり、首筋や背中に汗をかいたりしていたら、薄めのかけ布団に変えてあげましょう。

赤ちゃんが手足をかけ布団から出しているのは体温調節のためなので、むりに布団の中に戻さないようにしてください。

ただし、おなかが丸出しになっていると寝冷えしてしまうので、おなかにはきちんと布団をかぶせてあげます。

また、大人用のかけ布団をかぶっている赤ちゃんが寝苦しそうにしていたら、重さや厚さが負担になっている可能性があるので、赤ちゃん用のかけ布団か、タオルケットなど軽くて薄いものに変えてみましょう。

赤ちゃんの寝冷え対策:寝室の室温・湿度を管理する

赤ちゃんが過ごしやすい室温・湿度は、次のとおりです。

  • 夏場:室温は25~27℃、湿度は50~60%
  • 冬場:室温は22~25℃、湿度は60~70%

服と同じで、つい室温を高めに設定しがちなので注意しましょう。

部屋が暖か過ぎると寝つきが悪くなりますし、たくさん汗をかいて寝冷えのリスクも高くなってしまいます。

赤ちゃんの寝室は、プレイルーム(赤ちゃんが日中に遊んでいる部屋)よりも1~2℃低く設定すると良いでしょう。

冷房や暖房を使用する場合は、赤ちゃんが寝室に入るまでにしておき、赤ちゃんを寝かしつける時や就寝中は切っておきましょう。

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赤ちゃんの寝冷え対策:入浴から就寝まで時間を空ける

寝かしつける直前に赤ちゃんをお風呂に入れると、体温が高くなるのでなかなか寝付いてくれなくなりますし、いつもより汗をたくさんかいて寝冷えのリスクも高まります。

入浴から就寝までは1~2時間程度は空けるようにし、寝かしつけまでに髪の毛は乾かしておきましょう。

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まとめ

赤ちゃんが布団を蹴る(寝相が悪い)原因は、レム睡眠の割合と周期、暑さ、苦しいことです。

赤ちゃんの寝相の悪さは親の心配の種ですが、寝相の悪さ自体は健康に成長している証なので、過度に心配する必要はありません。

一方で、寝相の悪さから寝冷えして体調を崩すリスクはあるため、寝冷え対策をキチンとしておくことはとても大切です。

それぞれの原因に応じ、厚着させすぎない、通気性・吸汗性の高い衣類と寝具を使用する、素手・素足のままにする、布団をかけすぎない、室温・湿度の調節、入浴から就寝までの時間を空けるなどの対応をしてあげてください。

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