赤ちゃんが抱っこを嫌がる、暴れる原因は発達障害?泣き止む抱っこの方法は?

赤ちゃん 抱っこ 暴れる のけぞる

赤ちゃんが抱っこを嫌がることはありませんか?

抱っこしたときに赤ちゃんが暴れる、泣く、のけ反る(反る)ことはありませんか?

赤ちゃんに抱っこを嫌がられ、大きなショックを受けるお父さんお母さんは少なくありません。

また、発達障害の症状の1つに「抱っこを嫌がる」という症状があることが知られるようになり、「うちの子は発達障害ではないか?」、「何か異常があるのではないか。」などと心配して相談にやって来る親も増えています。

どうして赤ちゃんを嫌がることがあるのでしょうか。

また、赤ちゃんが抱っこを嫌がる場合、発達障害やその他の異常の可能性があるのでしょうか。

親としては、赤ちゃんが抱っこで嫌がる原因や対策を知り、家庭内で適切な対応をしてあげるとともに、必要に応じて病院を受診させる判断をすることが大切です。

この記事では、赤ちゃんが抱っこを嫌がる、暴れる原因と対策について紹介します。

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赤ちゃんが抱っこを嫌がる、暴れる原因と対策

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まず、赤ちゃんは、常に抱っこを喜んでくれるわけではありません。

抱っこすれば必ず泣き止んでくれるわけでも、安心してすぐに寝てくれるわけでもありません。

赤ちゃんの気質や性格などによって、抱っこを好む程度や抱っこの効果は大きく異なります。

また、どんなに抱っこが好きな赤ちゃんでも、その時々の気分や体調、誰に抱っこされるかなどによって、抱っこを嫌がることはあります。

そのため、赤ちゃんに抱っこを嫌がられたからといって、「赤ちゃんが私のことを嫌いになった。」、「何か嫌われることをしたに違いない。」などと自分自身を責める必要はありません。

「どんな赤ちゃんでも、抱っこを嫌がることはある。」という前提を確認した上で、抱っこを嫌がる原因を見ていきましょう。

赤ちゃんが抱っこを嫌がる原因は複数あり、それぞれ対策が異なります。

赤ちゃんが抱っこを嫌がる原因:行動を制限されたくない

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赤ちゃんは、月齢を経るにつれて自我が強くなり、「嫌なことは嫌」と自己主張できるようになります。

しかし、言葉を学習しておらず、感情のコントロールも未熟なため、癇癪(かんしゃく)を起こしたり、ぐずり泣きしたりするなど態度で気持ちや感情を表現します。

抱っこを嫌がるのも、そうした表現方法の一つです。

例えば、好きなおもちゃで遊んでいる最中や、ハイハイで移動している最中に急に抱っこされると、行動を制限されたことに不満や怒りを感じ、親の腕を振りほどいて抱っこから逃れようとするものです。

対策

赤ちゃんが抱っこを嫌がるのは、しっかり自己主張できるようになった証です。

赤ちゃんを抱っこしたときの状況を振り返り、赤ちゃんが行動制限を嫌って抱っこを嫌がっているようなら、元いた場所に降ろし、好きなように行動させてあげましょう。

ただし、赤ちゃんが危険なことをしたり、危ない場所へ行こうとしたりするのを抱っこして制止した場合は、「ダメなことはダメ」としっかり注意することが大切です。

赤ちゃんが抱っこを嫌がる原因:暑くて気分が悪い

赤ちゃん 抱っこ 嫌がる 暑い

赤ちゃんは、大人より体温が高い上に体温調節機能が未熟です。

そのため、暑さには敏感で、大人が気づかないような室温の上昇でも不快さを感じてしまいます。

抱っこされること自体は大好きでも、抱っこされて暑さを感じると身体をのけぞるなどして抱っこから逃れようとします。

対策

暑さで抱っこを嫌がっている場合、顔や身体に汗をかいたり、普段より赤ちゃんの身体が熱くなったりしているので、比較的気づきやすいものです。

無理に抱っこを続けず、一旦、ソファや布団などに寝かせ、濡らしたガーゼで顔、背中、脇の下などを拭いてあげましょう。

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赤ちゃんが抱っこを嫌がる原因:抱っこされ方がイヤ

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赤ちゃんの身体の向き(横抱っこか、縦抱っこか)、赤ちゃんの顔の向き(前向きか、後ろ向きか)、親の腕の使い方(両手か、片手か)など、抱っこの方法はたくさんあります。

お父さんお母さんに抱っこしやすい姿勢があるように、赤ちゃんにも好きな抱っこのされ方と嫌いな抱っこのされ方があり、気に入らない方法で抱っこされると、不機嫌になって暴れたりぐずったりするものです。

対策

赤ちゃんの態度や表情をよく観察し、赤ちゃんのリラックスできる抱っこの姿勢を見つけてください。

赤ちゃんの好みはその日の気分や体調、抱っこされる人、月齢などによって変化するので、赤ちゃんの様子を常に確認し、嫌がるようなら抱き方を変えてみることが大切です。

ただし、首すわりが完成する前の縦抱っこは、赤ちゃんの身体に負担がかかるため多用しないようにしてください。

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赤ちゃんが抱っこを嫌がる原因:抱っこを怖がっている

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赤ちゃんは、抱っこされている間、抱っこしている相手を信頼して身をゆだねるしかありません。

抱っこしている人がふらついたり、身体が傾いていたりすると、「何かにぶつかるのではないか。」、「落ちるのではないか。」などと怖くなりますが、しがみつくなどして「しっかり抱っこして!」とアピールするしかありません。

そうしたアピールを続けても安心できる抱っこをしてもらえない赤ちゃんは、抱っこを嫌がるようになることがあります。

対策

抱っこに怖さを感じている赤ちゃんは、抱っこ中に表情がこわばり、全身に力が入っているものです。

赤ちゃんの表情や身体の力み具合を確認して「怖さを感じているな。」と気づいたら、両手でしっかり抱きなおしてあげましょう。

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赤ちゃんが抱っこを嫌がると発達障害?

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発達障害とは、行動、コミュニケーション、社会適応の問題を中心とする障害のことです。

主な発達障害としては、自閉症(自閉症スペクトラム障害)、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害などがあります。

通常、赤ちゃんは、親との身体接触を求めるもので、抱っこが大好きです。

しかし、発達障害と診断された人の乳児期のエピソードを紐解いてみると、抱っこを嫌がっていたというエピソードがよく出てきます。

そのため、「赤ちゃんが抱っこを嫌がる=発達障害ではないか。」という不安を抱く親が増えているのです。

しかし、赤ちゃんが抱っこを嫌がる原因はすでに紹介したとおりであり、不安を抱く必要はありません。

もし、抱っこを嫌がるだけでなく、人見知りしない、後追いしない、視線が合わない、名前を呼んでも振り向かない、マネをしないなどの症状(いずれも発達障害の赤ちゃんや子どもによく見られる症状)が見られる場合は、小児科に相談してみてください。

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まとめ

赤ちゃんは、必ずしも抱っこが大好きとは限りません。

また、抱っこが大好きでも、その日の気分や体調などによって抱っこを嫌がることもあります。

赤ちゃんに抱っこを拒否されたからと自信を失う必要はなく、原因を探って適切に対応してあげましょう。

赤ちゃんが抱っこを嫌がることと発達障害を結び付けて不安を抱く親が一定数いますが、抱っこを嫌がるだけで診断されることはありません。

人見知りしない、真似をしないなど発達障害の症状が他にも見られ、不安がある場合は、小児科に相談してみてください。