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乳児期の子育て

赤ちゃんの便秘解消法は?何日以上が危険?マッサージや病院の目安は?

赤ちゃんの便秘

赤ちゃんは、月齢を経るにつれて1日にするうんちの回数が減り、固さや色なども変化していきます。

そのため、「以前よりうんちの回数が減ったけど、もしかして便秘?」と心配になる親が少なくありません。

しかし、赤ちゃんの便秘と大人の便秘では判断する基準が異なります。

また、便秘になる原因や便秘の解消法も大人とは違います。

この記事では、赤ちゃんの便秘の原因と解消法、注意を要する便秘、病院受診の目安について紹介します。

赤ちゃんのうんち

赤ちゃんがうんちをする回数や量は、個人差が大きいものです。

1日に何度もうんちする赤ちゃんもいれば、数日おきにしかうんちしない赤ちゃんもいます。

また、1度にたくさんうんちする赤ちゃんもいれば、少量のうんちを何度もする赤ちゃんもいます。

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赤ちゃんの便秘

赤ちゃんは、毎日うんちがでない=便秘ではなく、次のような状態になると便秘と判断します。

  • 3~5日以上うんちが出ない
  • うんちが硬く、出ない(少ししか出ない)
  • 母乳・ミルク・離乳食を吐き出す
  • 食欲がなくなる
  • うんちをする時に苦しそうにする
  • お腹が張っている

赤ちゃんの便秘の原因

赤ちゃんが便秘になる主な原因は、以下のとおりです。

  • 胃や腸の発達が未発達
  • 水分不足
  • お母さんの食事
  • ミルクが体質に合わない

胃や腸の発達が未熟

新生児期や低月齢の赤ちゃんは、腸や胃の発達が未熟です。

そのため、排泄をうまくコントロールすることができず、便秘になることがあります。

水分不足

母乳のみを飲んでいる赤ちゃんは、母乳の出が悪いと、思ったように水分を補給できずに便秘になることがあります。

特に、新生児期や低月齢の赤ちゃんは、母乳を飲むのが上手くありません。

そのため、母乳は出るのに上手く飲めず、結果的に飲む量が不足して便秘になることもあります。

また、母乳やミルクを飲んでいた頃は、栄養摂取と同時に水分補給もできていましたが、離乳食開始後は食事とは別に水分摂取をする必要があります。

離乳食をたくさん食べさせていても、水分摂取が不十分だとうんちが硬くなって便秘になってしまうので、注意してください。

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お母さんの食事

母乳のみで育てている場合は、お母さんの食生活がそのまま母乳の質につながり、ひいては赤ちゃんの健康状態に影響します。

本来の母乳は、出始めはさらっとした液体で、赤ちゃんが飲み出すと濃くなって体を温める効果があります。

しかし、お母さんの食事が油分や糖分の多いものばかりだと、母乳がとろみを帯びて赤ちゃんの体を冷やしやすくなり、便秘の一因になることが分かっています。

ミルクが体質に合わない(ミルクの場合)

ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、飲んでいるミルクが体質に合わず便秘になることがあります。

ミルクの成分はメーカーごとに異なるので、赤ちゃんが便秘になった場合は他のメーカーのものを試してみると便秘が解消されることがあります。

離乳食

離乳食を開始した後は、食べさせる食材や調理法によって便秘になることがあります。

例えば、食物繊維が不足すると便秘がちになります。

また、食べる量が少ないと、うんちが出る量も少なくなります。

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赤ちゃんの便秘解消法

赤ちゃんの便秘解消法は、以下のとおりです。

  • お腹のマッサージ
  • 離乳食を工夫する
  • 水分補給
  • 生活リズムを整える
  • 運動させる
  • 綿棒浣腸
  • イチジク浣腸

 

お腹のマッサージ

赤ちゃんのおなかをマッサージする方法も便秘解消に効果があります。

手のひらを赤ちゃんのおなかにのせて、時計回りに円を描くようにゆっくりマッサージしてあげます。

書籍には、「の」の字を描くようにさすりましょうと書いてあるものもありますが、時計回りに円を描くようにさすっても同じ効果が得られます。

離乳食を工夫する

離乳食を開始した後は、食物繊維をたくさん含んだ野菜(青菜、サツマイモなど)や、乳酸菌を意識して食べさせることで、便秘が解消していきます。

水分補給

水分が不足するとうんちが硬くなり、便秘の原因になります。

母乳の場合は、こまめに母乳の出を確認し、出が少ないようならミルクを飲ませてあげましょう。

離乳食開始後は、母乳やミルクによる水分摂取量が減りますが、食べさせることに注意が向いてしまい、赤ちゃんの水分摂取量が不足しがちです。

母乳、薄めにといたミルク、白湯などで十分な水分を摂取させてあげましょう。

生活リズムを整える

離乳食を開始する時期には、基礎的な生活リズムが整ってくるため、朝起きる時間、食事の時間、お昼寝の時間などを決めて生活させることで、うんちの時間も自然に整っていき、便秘が解消することもあります。

運動させる

たくさん身体を動かすことで、腸の活動が活性化して便秘解消につながります。

そのため、赤ちゃんが、寝返りや寝返り返り、ズリバイ、ハイハイ、つかまり立ちなどを覚えたら、室内環境を整えて自由に動き回らせてあげましょう。

綿棒浣腸

赤ちゃん用の綿棒に、オリーブオイルやワセリンなどを染みこませて、赤ちゃんの肛門を刺激することで便秘が解消することがあります。

綿棒の先を少しだけ肛門の中に入れて、くるくると回します。

赤ちゃんが動いて綿棒が深く入ると危ないので、1人が綿棒を持ち、もう1人が赤ちゃんの足を持つようにします。

イチジク浣腸

イチジク浣腸とは、おしりの穴に薬液を入れて、腸の壁面をすべりやすくし、また、腸を刺激して働きを活性化させることで、うんちを出す医薬品です。

新生児期から使用できますが、使用する前に必ず小児科の医師に相談しましょう。

新生児期の赤ちゃんに便秘薬はNG

新生児期の赤ちゃんに、浣腸以外の便秘薬を使うことはできません。

便秘の赤ちゃんに大人用の便秘薬を使用して死亡させた例もあるので、くれぐれも注意してください。

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赤ちゃんの便秘予防

赤ちゃんの便秘解消法を紹介しましたが、便秘にならずに済むのが一番です。

赤ちゃんの便秘を予防する方法は、以下のとおりです。

  • お腹をさする
  • 身体を温める
  • お尻を清潔に保つ
  • お母さんが食生活に気を配る(母乳の場合)

お腹をさする

おむつを替えたときなど、折を見て赤ちゃんのおなかをさすってあげると、腸の活動が活性化して便秘予防になります。

身体を温める

腸は、腸内温度が下がると機能が低下するので、赤ちゃんの身体を常に温かく保つことも大切です。

おしりを清潔に保つ

痛みやかゆみ、腫れがないように、赤ちゃんのおしりを清潔に保つようにします。

お母さんが食生活に気を配る(母乳の場合)

母乳を飲んでいる赤ちゃんの場合は、お母さんが油分や糖分、アルコール、タバコを控え、野菜や魚中心のバランスのとれた食事をして、本来のさらっとした健康的な母乳を赤ちゃんに飲ませてあげることが、一番の便秘対策です。

ミルクの温かさに気をつける(ミルクの場合)

ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、人肌と同じくらいまで冷ましたミルクを飲ませるようにします。

冷たいミルクは、赤ちゃんの体温を奪い、便秘だけでなく下痢などの原因にもなりますし、作ってから時間のたったミルクは、雑菌が沸いて赤ちゃんの病気の原因になるので、気をつけてください。

こんな便秘には注意

うんちが数日に1度しか出なくても、スルッとうんちが出て、赤ちゃんが元気そうにしていれば問題はありません。

しかし、おなかが張って母乳やミルクをあまり飲まなくなった、月齢を経過するにつれて便秘がちになった、体重が増えにくくなった、赤ちゃんの元気がなくなったなどの場合には、念のため、小児科を受診させてあげましょう。

ヒルシュスプリング病の可能性

ヒルシュスプリング病とは、先天的に腸管壁内の神経節細胞が欠如していることで、腸が正常に機能せず、慢性的に便秘になって大腸が拡がってしまう病気です。

自然に治癒することはなく、手術による治療が必要になります。

栄養不良により体重が増加しにくくなる他、合併症を併発して死に至ることもあります。

乳児期早期に見つかることが多いのですが、便秘がきっかけで小児科を受診してみると、ヒルシュスプリング病だったということも少なくありません。

たかが便秘だと思って甘く見ずに、赤ちゃんの便秘が続く場合は早めに小児科を受診してください。

まとめ

赤ちゃんの便秘は、母乳やミルク、離乳食、水分摂取量などが原因で起こることが多く、それぞれ解消法が異なります。

解消法を試してみても便秘が続き、赤ちゃんの様子に異変が見られる場合は、病気などの可能性も考えて、早めに小児科に相談してください。

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