赤ちゃんの足が臭い原因と対処法は?病気で足が臭うこともある?

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赤ちゃんの足が臭いと感じたことはありませんか。

「可愛い赤ちゃんの足が臭いわけがない。」と思っている人もいるかもしれませんが、赤ちゃんの足は大人顔負けに臭いことが多いものです。

赤ちゃんが生まれて間もない頃は「あばたもえくぼ」に見えるため、赤ちゃんの足のにおいに気づかないこともありますが、徐々に赤ちゃんを客観的に見ることができるようになると、「あれ、赤ちゃんの足の裏、臭いかもしれない。」と気づきます。

赤ちゃんの足があまりに臭くて「何かの病気が原因ではないか。」、「母乳やミルク、離乳食の問題ではないか。」などと心配するお父さんお母さんもいます。

どうして赤ちゃんの足は臭いのでしょうか。

また、病気などが原因で足が臭くなることもあるのでしょうか。

この記事では、赤ちゃんの足が臭い原因と対処法について紹介します。

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赤ちゃんの足が臭い原因

赤ちゃんの足は、赤ちゃん特有の要因がいくつも重なり合うことで臭くなります。

赤ちゃんの足が臭い主な原因は、汗腺の数、新陳代謝が活発、皮脂の分泌が多い(生後3ヶ月頃まで)、蒸れやすいことです。

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの足が臭い原因1:汗腺の数

赤ちゃんは、生まれたての頃から大人と同じ数の汗腺(汗を分泌するところ)があり、汗腺が手や足に集中しているため、必然的に手や足でたくさんの汗をかきます。

出生から2週間程度は、能動汗腺(汗が分泌される汗腺)がほとんどなく汗をかきませんが、生後2週以降は能動汗腺が増え始め(汗腺から汗が分泌されるようになる)、たくさんの汗をかくようになります。

データによって差はありますが、赤ちゃんのかく汗の量は大人の約1.5倍から2倍に上ります。

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赤ちゃんの足が臭い原因2:新陳代謝が活発

実は、赤ちゃんの汗自体には臭いはなく、いくらたくさん汗をかいたとしても、汗自体が原因で足が臭うことはありません。

足の臭いの原因は、足に繁殖した雑菌です。

赤ちゃんは、大人と比較すると新陳代謝が活発で、絶えず新しい皮膚ができては古い皮膚がはがれ落ちています。

剥がれ落ちた皮膚が汗と混ざり、そこに雑菌が繁殖して足の裏特有の強烈な臭いを生じる原因となります。

赤ちゃんの足が臭い原因3:皮脂の分泌が多い(生後3ヶ月頃まで)

赤ちゃんは、ホルモンの影響により、生後3ヶ月頃までは皮脂の分泌量がとても多くなっています。

皮脂も、古い皮膚と同じく汗と混ざり合うことで雑菌の温床になるため、放置すると臭いの原因となります。

ただし、生後3ヶ月以降は皮脂の分泌量が一気に減り、その後は乾燥肌になる赤ちゃんが増加するため、皮脂と汗の混合物に雑菌が繁殖して臭いを生じさせることは少なくなっていきます。

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赤ちゃんの足が臭い原因4:蒸れやすい

赤ちゃんは、低月齢であるほど布団で寝て過ごす時間が長く、足が蒸れやすいものです。

たくさん汗をかき、汗と古い皮膚や皮脂が混ざり合うだけでなく、蒸れて高温多湿な環境になることで雑菌が繁殖し、強いにおいを発するようになります。

特に、暑い時期に厚着をさせ過ぎている、室温や湿度が高すぎる、かけ布団をかけているなどの場合、においが強烈になる傾向があります。

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赤ちゃんの足が臭い場合の対処法

赤ちゃんの足が臭い場合の対処法について見ていきましょう。

臭い足の対処:足を清潔に持つ

赤ちゃんの足が臭い場合の一番の対処法は、赤ちゃんの足を清潔に保ち、においの原因となる雑菌の繁殖を予防することです。

水やお湯で濡らしたガーゼで、つま先、かかと、指の間、足の裏をゆっくり時間をかけて拭いてあげましょう。

外出先で濡らしたガーゼがない時は、おしりナップでも代用することができます。

特に、赤ちゃんの足の指は、肉感たっぷりにくっついているため、汗をかきやすい上に古い皮膚・ゴミ・ホコリなどが溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすい部位です。

赤ちゃんが痛がらないように注意しながら、念入りに汗を拭き取ってあげましょう。

足のしわの間も汗やゴミ・ホコリが溜まりやすいため、時間をかけて拭きとるようにしてください。

足の指の間が拭きにくい場合

低月齢の赤ちゃんの足の指はギュッとくっついているため、うまく開いて指の間を拭き取ることは、思った以上に難しい作業です。

赤ちゃんの指を開かせるには、バビンスキー反射を利用する方法があります。

バビンスキー反射とは、赤ちゃんが生まれ持っている原始反射(特定の刺激に対して特定の反応を示す反射)の一つです。

バビンスキー反射は、以下の手順で起こすことができます。

  1. 赤ちゃんをあお向けに寝かせる
  2. 綿棒で、赤ちゃんの足の裏をこする(かかとからつま先に向けてこする)

バビンスキー反射が起こると、赤ちゃんの足の親指が足の甲側に曲がり、親指以外の指が外側に開きます。

バビンスキー反射は、生まれたての頃から生後2歳前後まで続くので、足の指の間を拭くときに利用することができます。

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臭い足の対処:爪を短く切りそろえる

ゴミやホコリが溜まりやすく、意外と見逃しやすいのが足の爪です。

赤ちゃんの足の爪はとても小さく、「まさかこんなところに雑菌は繁殖しないだろう。」と思っている人が多いですが、思い込みです。

爪の間にもゴミやホコリ、汗や古い皮脂などが入り込み、雑菌が繁殖する絶好の場所になるため、こまめに切りそろえてあげましょう。

こまめなケアが重要

赤ちゃんは、汗っかきで新陳代謝も活発なため、一生懸命に足の裏を綺麗にしても、すぐ汗や古い皮膚、皮脂が溜まります。

そのため、お風呂に入ったとき、オムツ交換のとき、外出先から帰ったときなど、時間や状況を決めてこまめにケアしてあげることが欠かせません。

また、お風呂上りには、バスタオルで足の裏の水気を拭き取った上でベビーパウダーをつけておくと、汗のべたつきを抑えることができます。

病気が原因で足が臭くなることもある?

足蹠多汗症という病気が、足のにおいの原因にあることがあります。

足蹠多汗症とは、足の裏だけ異常に汗をかく病気で、幼児期以降に発症することが多いものです。

足蹠多汗症になると、いくら足の裏をケアしてもすぐ足の裏に大量の汗をかき、雑菌が繁殖して足が臭い状態が継続してしまいます。

赤ちゃんが足蹠多汗症になるのは極めてまれですが、いくらケアしても赤ちゃんの足の臭いがの取れない場合は、小児科に相談してみてください。

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まとめ

赤ちゃんの足が臭い原因は、汗腺の数、新陳代謝が活発、皮脂の分泌が多い(生後3ヶ月頃まで)、蒸れやすいなど赤ちゃんならではのものが多くなっています。

足のにおいに対処するには、足の裏を清潔に保ち、爪を切りそろえておくなど日常のケアが大切です。

なお、赤ちゃんが生まれる前は、「赤ちゃんは天使だ」、「赤ちゃんは何をしてもかわいい」、「赤ちゃんは良い匂いがする」など色々と幻想を抱いているお父さんお母さんが少なくありません。

しかし、実際に赤ちゃんが生まれてみると、足・おなら・うんちは大人顔負けに臭いし、泣き叫ばれるとストレスもたまります。

24時間付きっ切りでお世話していると、「赤ちゃんから離れたい」と思うこともあるでしょう。

赤ちゃんが可愛いのは間違いありませんが、あまり期待や幻想を膨らませすぎず、実際の育児場面では、目の前の症状や行動を一つひとつ直視して対応していくことが大切です。