寝返りはいつから?寝返りしない時の練習方法は?生後3ヶ月の寝返りは危険?

赤ちゃん 寝返り 寝返り返り

赤ちゃんがいつから寝返りをするのか知っていますか。

赤ちゃんの寝返りは、大人の寝返りとはやり方が違うことはどうですか。

赤ちゃんが寝返りを打つ姿はとても可愛らしいものですが、寝返りを始める時期や方法について不安や心配を抱くお父さんお母さんは少なくありません。

例えば、受診される親からは、以下のような悩みを良くお聞きします。

  • 「同月齢の赤ちゃんが寝返りを始めたのに、うちの子はまだ寝返りをしない。」
  • 「寝返りは始めたけど、何だかやり方が変。」
  • 「生後3ヶ月~4ヶ月で寝返りを始めたけれど、身体に負担はかからないか。」
  • 「赤ちゃんに寝返りを練習させたいけれど、下手に練習させると身体を痛めそうで怖い。」

このように寝返りに関する不安や心配を抱える親は多いものです。

この記事では、赤ちゃんが寝返りを始める時期、早い時期に寝返りを始めるリスクと対応、寝返りの練習方法について紹介します。

寝返りとは

赤ちゃん 寝返りとは

寝返りとは、仰向けに寝転んだ状態から、身体を横に180度回転させて、うつ伏せの状態になる動作のことです。

寝返りをするには、顔、腕、足、腰などの動きを連動させる必要があり、赤ちゃんにとってはハードルが高い動作の一つです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、うつ伏せはもちろん、自分の手足を自由に動かすことすらできない状態ですが、日に日に身体の動かし方を覚えます。

生後3~4ヶ月頃に首すわりが完成すると、自分の意思で身体を左右に揺すったり顔を横に向けたりできるようになり、それらの動作を繰り返すうちに偶然寝返りを打ちます。

そして、試行錯誤を重ねながら徐々に寝返りの動きを体得していきます。

赤ちゃんの寝返りはいつから

赤ちゃん 寝返り いつから

寝返りを始める標準的な時期を確認しておきましょう。

赤ちゃんの寝返りは生後5~6ヶ月から

赤ちゃん 寝返り 生後5か月 生後6ヶ月

障害などがない赤ちゃんの場合、生後5~6ヶ月頃に寝返りを始めます。

赤ちゃんが寝返りを獲得するには、首すわりの完成に加え、肩、腰、腕の筋肉が身体を180度回転させることができるレベルまで発達する必要があり、遺伝や生活環境などによっては獲得がゆっくりになることも珍しくありません。

大きく生まれた赤ちゃんは首すわりの完成がゆっくりになりやすく、その分、寝返りを始める時期もゆっくりになる傾向があります。

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低月齢(生後2ヶ月、3ヶ月)で寝返りを始めると危険?S_3696385921011

実は、生後2ヶ月から生後3ヶ月頃に寝返りを始める赤ちゃんも一定数います。

赤ちゃんは、日に日に自分の身体を動かすことができるようになり、たくさん身体を動かして遊びます。

そのため、何度も身体を揺らしたり、ひねって向きを変えたりするうちに、何かの拍子に寝返りに成功することがあるのです。

低月齢(生後2ヶ月、3ヶ月)の寝返りの危険

赤ちゃん 寝返り 早い

赤ちゃんが生後2ヶ月~3ヶ月頃に寝返りを始めると、「この子は運動神経が良いのかもしれない。」などと嬉しく思うかもしれません。

しかし、赤ちゃんが生後2ヶ月~3ヶ月で寝返りを始めた場合、低月齢ならではの危険があることも認識しておく必要があります。

まず、生後2ヶ月頃は首すわりが完成していないことが多く、寝返りの拍子に首の筋肉や骨を痛めたり、中途半端な姿勢で動けなくなって身体を痛めたりする危険があります。

また、寝返りが成功してうつ伏せの状態になった後、寝返り返り(うつ伏せからあお向けに戻る寝返り)ができず、窒息する危険性も高くなります。

標準的な時期より早く赤ちゃんが寝返りを始めた場合、以下の対策を講じ、寝返りによる危険を取り除いてあげなければなりません。

  • 固めのマットレスに寝かせる
  • 赤ちゃんの周りに、顔にかぶさると危ない物を置かない
  • 頻繁に赤ちゃんの様子を確認する

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寝返りの練習方法

赤ちゃん 寝返り 練習

寝返りを始める時期は個人差が大きいため、他の赤ちゃんが寝返りを始めたからといって焦って練習させる必要はありません。

赤ちゃんが寝返りしないのは、寝返りするだけの筋肉や運動機能などが育っていないためで、無理やり寝返りの練習をさせると怪我をするリスクが高くなります。

練習させる場合は、赤ちゃんの身体に負担をかけず、赤ちゃんが嫌がらない範囲内で行うようにしてください。

寝返りの練習を始める時期

赤ちゃん 寝返り 練習 いつから

寝返りの練習を始めるのは、早くても首すわりが完成してからです。

「寝返りの練習は生後○ヶ月から」と紹介している書籍やネットがありますが、月齢はあくまで目安です。

赤ちゃんがケガをする危険が高いため、首すわりが完成するまでに寝返りの練習をさせることは控えてください。

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赤ちゃんと大人の寝返りはやり方が違う!

赤ちゃん 練習 寝返り

冒頭にも書いたとおり、「赤ちゃんの寝返りのやり方が変」だと感じる親は少なくありません。

実は、赤ちゃんの寝返りと大人の寝返りではやり方が違います。

赤ちゃんの寝返りは、以下の順番で身体を動かします。

  1. 仰向けの状態に寝転ぶ
  2. 下半身をひねり、足を交差させる
  3. 足を交差させた方へ重心を移動させる
  4. 上半身をひねり、腕を交差させる
  5. 身体を回転させてうつ伏せの状態になる

赤ちゃんの寝返りと大人の寝返りの順番を比較してみましょう。

赤ちゃんの寝返り 大人の寝返り
仰向けの状態で寝転ぶ
下半身をひねり、足を交差させる 上半身をひねって腕を交差させる
足を交差させた方へ重心を移動させる 腕を交差させた方へ重心を移動させる
上半身をひねり、腕を交差させる 下半身をひねり、足を交差させる
身体を回転させてうつ伏せの状態になる

大人の寝返りは、上半身をひねってから下半身をひねりますが、赤ちゃんの寝返りは、下半身をひねってから上半身をひねるのです。

赤ちゃんは、身体の筋肉や運動機能の発達が未熟なため、大人の寝返りとは上半身と下半身の順序が反対になるのです。

この違いが「寝返りのやり方が変」と感じる原因です。

寝返りの練習方法の順番

寝返りを練習させる場合、赤ちゃんの寝返りと大人の寝返りのやり方が違うことを踏まえ、下半身の練習から始めるのが基本です。

寝返りを練習させる時の基本的な順番は、以下のとおりです。

  1. 片足を持ち上げる
  2. 持ち上げた足を、もう片方の足の上に交差させ、腰をひねらせる(体を横向きの状態にする)
  3. 腕と肩を持ち、身体の向きに動かしてうつぶせにさせる

もし、赤ちゃんが途中で嫌がったり怖がったりしたら、すぐ止めてください。

無理やり続けてしまうと、赤ちゃんが寝返りやうつぶせを怖がるようになり、かえって寝返りを始める時期が遅くなってしまいます。

赤ちゃんが寝返りを打つ方向

赤ちゃん 寝返り 練習

赤ちゃんには「好きな向き」があります。

仰向けの状態でよく向いている方向が「好きな向き」のことが多いため、好きな向きに寝返りが打てるように練習させてあげましょう。

ただし、大人でも「運動は右利き、箸やペンは左利き」という人がいるように、赤ちゃんも「好きな向き」が「寝返りしたい向き」とは限りません。

「好きな向き」に寝返りするのを嫌がったら中断し、反対の向きを試してみてください。

赤ちゃんを横向きに寝かせて、自力で寝返りさせる

赤ちゃん 寝返り 練習

赤ちゃんが自力で身体をひねって寝返りを打とうとする動きを見せるようになったら、以下の順番で繰り返し寝返りを練習させてあげます。

  1. 赤ちゃんを左右どちらか向きで寝かせる
  2. 背中側に枕やクッションをはさんで傾斜をつける
  3. 赤ちゃんの上半身をひねって寝返りをさせる
  4. 赤ちゃんが自力で上半身をひねるようになったら徐々にサポートを止める
  5. 寝返りに成功したら褒める
  6. 仰向けに戻す

赤ちゃんは、横向きからスタートすると寝返りしやすく、自力で寝返りを打つ経験をすることでモチベーションも上がります。

また、黙って練習を繰り返させると飽きてしまうため、たくさん褒め、自発的に練習しようという気持ちにさせてあげることも大切です。

寝返り練習中の赤ちゃんが自力でうつ伏せから仰向けに戻ることは難しいため、練習中は必ず傍で見守り、寝返りが成功したら仰向けに戻してあげましょう。

赤ちゃんが好きなおもちゃや物を活用する

赤ちゃん 寝返り 練習

赤ちゃんの寝返りを打つ意欲を高めるには、おもちゃを活用するのも効果的です。

寝返りして腕を伸ばせば届くくらいの位置におもちゃを置き、注意を向けてあげると、赤ちゃんはおもちゃの方向へ寝返りしようと頑張ります。

ただし、赤ちゃんの視力は、生後6ヶ月頃で0.1~0.2くらいなので、あまり遠くに置きすぎると見えないことがあります。

まとめ

赤ちゃんが寝返りを打つ標準的な時期は、生後5ヶ月~6ヶ月頃です。

個人差はありますが、生後6ヶ月を過ぎても寝返りを始めない場合は小児科などに相談してください。

また、生後2ヶ月~3ヶ月という低月齢で寝返りを始めた場合、それまで以上に赤ちゃんの安全面に気を配り、寝返りによる危険が少ない環境を整えてあげる必要があります。

寝返りの練習方法は、赤ちゃんの寝返りのやり方を理解した上で、身体に負担がかからないよう配慮し、赤ちゃんが自発的に寝返りを打つ意欲を持てるように接してあげることが大切です。

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