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乳児期の子育て

赤ちゃんの寝返りはいつから?寝返りしない時の練習、寝返り返りとは?

赤ちゃんの寝返り

赤ちゃんがコロコロと寝返りを打つしぐさはとても可愛いものです。

しかし、赤ちゃんが寝返りを始める時期は個人差が大きく、赤ちゃんがいつまでも寝返りしなくて不安になる人や、練習方法が分からず悩む人は少なくありません。

この記事では、赤ちゃんが寝返りを始める時期、早い時期に寝返りを始めるリスクと対応、寝返りの練習方法、寝返り返りについて紹介します。

赤ちゃんの寝返りとは

赤ちゃん 寝返りとは

寝返りとは、仰向けの状態からうつ伏せの状態になる動作のことです。

赤ちゃんの寝返りの順序を細かく書くと、以下のとおりです。

  1. 仰向けの状態に寝転ぶ
  2. 腰をひねって一方の足をもう片方の足の上に乗せて交差させる
  3. 足を交差させた勢いで、腰をひねる
  4. 3.と同時に腕を回して上半身を大きく回す
  5. 身体をクルッと回転させてうつ伏せの状態になる

赤ちゃんは、通常、生後3~4ヶ月頃に首すわりが完成します。

首すわりが完成すると、自分の意思で身体を左右に揺すったり顔を横に向けたりできるようになり、寝返りの準備が整います。

しかし、寝返りをするには顔、腕、足、腰などの動きを連動させる必要があり、生まれたばかりの頃には自力で手足を動かすことさえままならなかった赤ちゃんにとっては難易度が高い動作です。

赤ちゃんの寝返りはいつから

赤ちゃん 寝返り いつから

まずは、寝返りを始める時期について見ていきましょう。

赤ちゃんの寝返り開始時期は生後5~6ヶ月

赤ちゃん 寝返り 生後5か月 生後6ヶ月

身体機能に異常がない赤ちゃんの多くは、生後5~6ヶ月頃に寝返りを始めます。

6ヶ月健診(実施していない地域もあります。)において寝返りが検査項目の一つに入っていることから分かるとおり、寝返りは赤ちゃんの運動機能発達の指標の一つであり、生後5~6ヶ月前後で獲得しておきたい動作なのです。

しかし、赤ちゃんが寝返りを獲得するには、首すわりが完成するだけでなく、肩、腰、腕の筋肉が身体を180度回転させられるレベルまで発達する必要があり、遺伝や生活環境などによって獲得がゆっくりになることもあります。

大きく生まれた赤ちゃんは、首すわりの完成が遅くなりがちで、それに伴って寝返りを始める時期もゆっくりになる傾向があります。

中には、生後1歳を過ぎてから寝返りを始める赤ちゃんや、ハイハイやおすわりと同時期に寝返りを始める赤ちゃんもおり、個人差は相当大きいと言えます。

首すわりと異なり、寝返りを始める時期が遅くても過度に心配する必要はありません。

ただし、生後6ヶ月を過ぎても寝返りが見られない場合、骨や筋肉など身体の異常が潜んでいる可能性もあるため、6ヶ月健診や小児科の受診時などに相談してみると良いでしょう。

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低月齢の早いうちから寝返りを始める赤ちゃんもいる S_3696385921011

生後2ヶ月から生後3ヶ月で寝返りを始める赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは、自分の身体で何がどこまでできるのかを遊びながら試しており、何度も身体を揺らしたりひねって向きを変えたりするうちに、ふとした拍子に寝返りすることがあるのです。

つまり、この時期の寝返りのほとんどは、たまたまできた寝返りです。

低月齢の寝返りはリスクが多い

赤ちゃん 寝返り 早い

赤ちゃんが標準的な時期より早く寝返りを始めた場合、親としては嬉しく思うかもしれませんが、寝返りが赤ちゃんの身体に及ぼすリスクを考えなければなりません。

まず、生後2ヶ月から生後3ヶ月では、首がすわっていない赤ちゃんの方が多いため、寝返りの拍子に首を痛めたり、中途半端な姿勢で動けなくなって身体を痛めたりするリスクがあります。

寝返りが成功してうつ伏せになったとしても、寝返り返りができず窒息するなど乳幼児突然死症候群のリスクも高まります。

標準的な時期より早く赤ちゃんが寝返りを始めたら、固めのマットレスに寝かせること、赤ちゃんの顔にかぶさると危ない物を置かないこと、頻繁に赤ちゃんの様子を確認することを徹底し、赤ちゃんが、慣れない寝返りで危険に晒されないよう見守ってあげる必要があります。

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赤ちゃんの寝返りの練習方法

赤ちゃん 寝返り 練習

寝返りを始める時期は個人差が大きいので、他の赤ちゃんが寝返りを始めたからといって、焦って練習させる必要はありません。

赤ちゃんが寝返りしないのは、寝返りするだけの筋肉や運動機能などが育っていないためで、無理やり寝返りの練習をさせると怪我をするリスクが高くなります。

練習させる場合は、赤ちゃんの身体に負担をかけず、赤ちゃんが嫌がらない範囲にしておいてください。

寝返りの練習を始める時期

赤ちゃん 寝返り 練習 いつから

寝返りの練習を始めるのは、首すわりが完成してからです。

「寝返りの練習は生後○ヶ月から」と紹介している書籍やネットがありますが、月齢はあくまで目安です。

赤ちゃんのケガのリスクを考え、首すわりが完成するまでに寝返りの練習をさせることは絶対に避けましょう。

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赤ちゃんの寝返りは下半身→上半身の順番

赤ちゃん 練習 寝返り

大人の寝返りの順序は、以下のとおりです。

  1. 腕を振って上半身をひねる
  2. 1.の勢いを利用して下半身をひねり、うつ伏せになる

つまり、上半身から下半身の順番で寝返りします。

しかし、赤ちゃんは身体の筋肉や運動機能の発達が未熟なので、大人の寝返りとは上半身と下半身の順序が反対になります。

つまり、まず腰をひねって足を横に振り、その勢いを利用して上半身を回して寝返りするのです。

そのため、寝返りの練習も下半身から始めるのが基本です。

赤ちゃんに寝返りを練習させる時の基本的な順序は、以下のとおりです。

  1. 片足を持ち上げる
  2. 持ち上げた足を、もう片方の足の上に交差させ、腰をひねらせる(体を横向きの状態にする)
  3. 腕と肩を持ち、身体の向きに動かしてうつぶせにさせる

もし、赤ちゃんが途中で嫌がったり怖がったりしたら、すぐ止めてください。

無理やり続けてしまうと、赤ちゃんが寝返りやうつぶせを怖がるようになり、かえって寝返りを始める時期が遅くなってしまいます。

赤ちゃんの寝返りする方向

赤ちゃん 寝返り 練習

赤ちゃんには「好きな向き」があります。

仰向けの状態でよく向いている方向が「好きな向き」のことが多いので、好きな向きの方に寝返りできるよう練習させてあげましょう。

ただし、大人でも「運動は右利き、箸やペンは左利き」という人がいるように、赤ちゃんも「好きな向き」が「寝返りしたい向き」とは限りません。

「好きな向き」に寝返りするのを嫌がったら中断し、反対の向きを試しましょう。

赤ちゃんを横向きに寝かせて、自力で寝返りさせる

赤ちゃん 寝返り 練習

赤ちゃんが寝返りの動作を覚え始めたら、以下の順序で寝返りさせてみましょう。

  1. 赤ちゃんを左右どちらか向きで寝かせる
  2. 背中側に枕やクッションをはさんで傾斜をつける
  3. 赤ちゃんが自力で寝返りしたら褒める
  4. 仰向けに戻す

赤ちゃんは、横向きからスタートすることで寝返りしやすくなり、自力で寝返りを繰り返すうちに身体の動かし方を覚え、うつ伏せになった時の視界の広がりや身体の衝撃を楽しむようになります。

黙って練習を繰り返させると飽きてしまうので、たくさん褒めてモチベーションを高めてあげましょう。

寝返り練習中の赤ちゃんが自力で仰向けに戻ることは難しいので、練習中は必ずそばで見守り、寝返りが成功したら仰向けに戻してあげましょう。

赤ちゃんが好きなおもちゃや物を活用する

赤ちゃん 寝返り 練習

赤ちゃんの寝返りする意欲を高めるには、おもちゃを活用するのも効果的です。

寝返りして腕を伸ばせば届くくらいの位置におもちゃを置き、注意を向けてあげると、赤ちゃんはおもちゃの方向へ寝返りしようと頑張ります。

ただし、赤ちゃんの視力は、生後6ヶ月頃で0.1~0.2くらいなので、あまり遠くに置きすぎると見えないことがあります。

寝返り返り

赤ちゃん 寝返り返り

赤ちゃんは、寝返りを覚えただけでは、まだ自由に移動できません。

寝返り返りとセットでマスターして初めて、ゴロゴロと移動できるようになります。

寝返り返りとは

赤ちゃん 寝返り返りとは

寝返り返りとは、うつ伏せの状態から仰向けの状態に戻る寝返りのことです。

つまり、寝返りの反対です。

赤ちゃんの背中は丸みを帯びているため、仰向けからうつ伏せになる時は、丸みに沿ってコロンと回りやすいものです。

一方で、うつ伏せから仰向けになる時は、身体の丸みを利用できず腕、腰、足の筋肉に頼る割合が高くなり、それらの筋肉が十分発達していないと回転できません。

そのため、赤ちゃんにとっては寝返りよりも寝返り返りの方が難しく、覚える順番も①寝返り、②寝返り返りというのが一般的です。

寝返りを覚えたての赤ちゃんは、寝返りでうつ伏せになったまま、仰向けに戻れなくなってしまうことが少なくありません。

うつ伏せのままだと窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険性があるので、寝返り返りができるようになるまでは赤ちゃんから目が離さないでください。

寝返り返りができない赤ちゃんから目を離す時は、赤ちゃんの両脇に固いマクラやクッションを置いたり、寝返り防止商品を活用したりしましょう。

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寝返り返りの練習

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お父さんお母さんが、赤ちゃんの様子を四六時中見ているのは現実的ではありません。

赤ちゃんが寝返りを打てるようになったら、寝返り返りも一緒に覚えられるよう練習させてあげましょう。

寝返り返りの練習は、以下の順序で行います。

  1. 赤ちゃんをうつぶせに寝かせ、腰に手を当てる
  2. 赤ちゃんの体を左右にゆっくり揺らす
  3. 赤ちゃんの体が斜めになったら、一度揺らすのをやめる
  4. ゆっくり赤ちゃんの体を回転させてやる

慣れてくると、赤ちゃんは練習で覚えた動作を自力で行えるようになります。

赤ちゃんが寝返りや寝返り返りを覚えた後の対応

赤ちゃん 寝返り 寝返り返り

赤ちゃんは、寝返りと寝返り返りを覚えると、行動範囲が一気に広がります。

「布団から床に転がり、近くにある物を手に取って口に入れて飲み込んだ。」、「ベッドの柵を閉め忘れていたら、床に落下した。」などアクシデントが急増し、後遺症が残ったり亡くなったりすることもあります。

安心して寝返りできる環境を整える

赤ちゃん 寝返り 寝返り返り

赤ちゃんが寝返りで動ける範囲を把握し、安心して寝返りできる環境を整えてあげましょう。

  • ぶつかると危ないもの:テーブル、イス、テレビラック、本棚、ソファ、壁の角など

市販のクッションや緩衝材を貼り付けて、赤ちゃんがぶつかっても怪我しないよう工夫しましょう。

  • 触ると危ないもの:アイロン、包丁、箸、フォーク、コードが付いているもの、薬、タバコ、ほこり、食べかす、ボタン、トイレ用洗剤、漂白剤、消臭剤、防虫剤、ゴキブリホイホイ、お菓子(アメやガムなど個包装で小さいもの)など

テーブルやソファの下など目の届きにくいところに落ちているものは要注意です。

一人の時は寝返りさせない

赤ちゃん 寝返り 防止

家事やトイレで少し赤ちゃんのそばを離れる時は、仰向けに寝ている赤ちゃんの左右に枕やクッションを敷き、寝返りできないようにしておくと良いでしょう。

ただし、赤ちゃんは、身動きが取れないままだと気分が悪くなって泣き出すので、なるべく早く赤ちゃんのそばに戻り、自由に遊ばせてあげましょう。

誤飲に気を付ける

赤ちゃん 誤飲 症状 対処

赤ちゃんは、気になる物を掴み、なめたり口に入れたりして確認しようとするので、幼児期以降に比べて誤飲のリスクが高いものです。

寝返りを覚え、うつぶせの状態で過ごす時間が長くなると、あおむけの状態よりも視界がグッと広がり、周りにあるおもちゃや物を掴みやすくもなるため、誤飲するリスクが急上昇します。

赤ちゃんが誤飲して危険な物を把握して片づけておき、万が一、誤飲した時の対処法も覚えておきましょう。

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まとめ

寝返りは、赤ちゃんが始めて覚える自力移動の手段です。

寝返りを覚えた赤ちゃんは、そこら中をゴロゴロゴロゴロ転がって動き回るようになります。

しかし、うつ伏せのまま動けなくなって窒息するなどのリスクがあり、親としては寝返り返りの練習や安全面への配慮などを適切に行う必要があります。

また、寝返りは、赤ちゃんの運動機能発達を知るための指標の一つで、6ヶ月健診などでも検査することになっています。

もし、生後6ヶ月を過ぎても寝返りが見られない場合は、身体の異常などの可能性を考慮して、健診や小児科受診の際に相談してみましょう。

うちの場合

赤ちゃん 寝返り

生後3ヶ月ころから、仰向けの状態で体を左右に揺らし始めました。

生後4ヶ月になると、腕を体の反対側に振って、体を右向き、左向きにできるようになり、ときどき、なにかの表紙でクルッと体を回転させて寝返りしていました。

ただ、たいていは腕が引っかかって体が回りきらず、不自然な姿勢で動けなくなって泣き始めるので、妻も私も気が気ではありませんでした。

生後5ヶ月を過ぎると、一日に何回もコロンコロンと寝返りをうつようになり、失敗する回数も減りました。

赤ちゃんは、寝返り返りも同じ時期にできるようになったので、うつ伏せのまま動けなくなることはありませんでしたが、たまに疲れて泣き出すことがありました。

追記1(生後1歳4ヶ月)

生後1歳3ヶ月頃から、2~3回連続で寝返りしてから素早く身体を起こして立ち上がるという技を習得しました。

片足を上げて必死で寝返りしようとする赤ちゃんのそばで、「もうちょっとだ!がんばれ!」と手に汗握っていた頃からは信じられない光景です。

成長を感じる反面、寝返りを始める前が少し懐かしくもあります。

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