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乳児期の子育て

赤ちゃんが言葉を話すのはいつから?月齢・年齢別の発達と遅れへの対応は?

赤ちゃん 言葉

赤ちゃんは、生まれた頃はひたすら泣いているだけですが、気がつくとクーイングが始まり、喃語を覚えてたくさん声を発するようになるなど、自分のペースで自然に言葉を覚えていくものです。

しかし、「赤ちゃんはいつから話すのか。」、「生後何ヶ月だと、どんな言葉を話せるのか。」など赤ちゃんの言葉の発達過程に関する知識が乏しく、「赤ちゃんがなかなか言葉を話さないけれど、何か異常があるのだろうか。」などと心配してしまう親は少なくありません。

この記事では、赤ちゃんの言語発達過程の目安と、言語発達に遅れがある場合の原因と対応について紹介します。

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赤ちゃんの言葉の発達過程(生後何ヶ月、生後何歳)

赤ちゃん 言葉

通常、赤ちゃんは、以下の順序で言葉を獲得していきます。

  • クーイング
  • 喃語
  • 有意味語(意味のある言葉)
  • 2語文、3語文などの文章

言語発達のスピードは、身体の発達以上に個人差が大きいものですが、順序は特別な事情がない限り一定です。

では、言語発達の過程について、赤ちゃんの月齢や子どもの年齢に分けてみていきましょう。

生後0ヶ月(新生児)~1ヶ月

新生児期の赤ちゃんは、外の世界に適応するのに精いっぱいの時期です。

まだ言葉を話すことはできず、泣いたりぐずったりすることで不快感や寂しさを表現します。

ただし、聴覚は生まれたての頃から発達しており、親の話す声や言葉をしっかり聞いています。

言葉の意味はまだ理解できていませんが、聞いた内容は情報として脳内にインプットされ、言葉を覚えた時にアウトプットされることになります。

そのため、赤ちゃんの言葉の発達には、生まれたての頃からたくさん話しかけてあげることが重要な意味を持っています。

生後2ヶ月~3ヶ月(クーイングを始める時期)

生後2~3ヶ月頃になると、クーイングが始まります。

クーイングとは、赤ちゃんが舌を使わずに簡単な母音を発することです。

最初は、口から空気がもれるような音しか出せませんが、少しずつ「あ、あ」、「あ~」、「う~」といった母音を発することができるようになります。

クーイングの音に意味はありませんが、クーイングが始まるということは、喉や口が発達してきている証です。

赤ちゃんは、機嫌が良い時や話しかけられた時にクーイングを発し、楽しみながらクーイングを繰り返すことで口の動かし方や声の出し方を上達させて、喃語を獲得します。

また、「声に声で返す」というコミュニケーションの基礎も身につけていきます。

生後4ヶ月~5ヶ月(喃語を発し始める時期)

生後4ヶ月~5ヶ月頃の赤ちゃんは、喃語を覚えます。

喃語とは、まだ言葉を学習していない赤ちゃんが、自分の意思で発する意味のない声のことです。

喃語を覚えたての頃は、クーイングと大差ない単純な母音しか発することができません。

しかし、繰り返し発生することで、口の形を変える、唇を震わせる、舌の動きを調節するなど喃語の出し方を覚えていき、複雑な長い母音や子音を発声できるようになります。

大まかな目安としては、生後4ヶ月頃には母音のみ、生後5ヶ月頃には「キー」、「パー」、「プー」といった子音を発するようになります。

母音やパ行をよく発しますが、まだ聞き取りづらいことも多いでしょう。

喃語を離し始める時期は個人差が大きいですが、発声器官の構造上の問題で喃語の獲得が遅れる赤ちゃんもいるため、気になる場合は早めに小児科に相談しておきましょう。

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生後6ヶ月~9ヶ月(喃語が上達する時期)

生後6~9ヶ月頃の赤ちゃんは、母音やパ行以外の子音を発音できるようになり、喃語の音をしっかり聞き取れるようになります。

一般的に、生後6ヶ月頃にはマ行の子音を発音するようになり、また、「マンマンマン」、「アウアウアウ」など母音と子音をつなげて反復すること(反復喃語)も覚えます。

生後8ヶ月以降は、「マン、マン」というように、言葉を区切って発声できるようになります。

言葉と物・動作などの関連性に気づき始めるのも生後8ヶ月頃からで、パパママの行動や言葉のマネを始めながら学習します。

例えば、「ごちそうさま」と手を合わせると、赤ちゃんも「あーあーあー」と言って手を合わせたり、「すごいね~」と言って手をパチパチ叩くと、赤ちゃんも手を叩いたりします。

赤ちゃんとベビーサインを教えるなら、生後6ヶ月以降が適しています。

 

生後10ヶ月~11ヶ月(喃語が減り、意思のこもった発声が始まる時期)

喃語が少なくなる一方で、自分の意思や気持ちを伝える声を発するようになります。

取ってほしいおもちゃを指差しながら「あ~」、「あ、え」と言ったり、見知らぬ人や物を見て「あ、あ」と言いながら親の顔をのぞき込んだりと、言葉によるコミュニケーションの原型が現れてきます。

また、ママを「マー」、「マンマン」と呼ぶなど、何となく意味の分かる赤ちゃん言葉を話せるようになっていきます。

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生後1歳~生後1歳5ヶ月頃

生後1歳を過ぎると、赤ちゃん言葉で意味のある言葉を話し始めます。

パパママを「パー、マー」、おじいちゃんおばあちゃんを「ジイジ、バアバ」、車を「ブーブー」と呼ぶなど、言葉と人・物の関連付けも進みます。

親の話しかけの内容も、何となく理解できるようになり、例えば、「マンマにしようか。」と言うと椅子に座ったり、「あのボール取ってきて」と指さすと取りに行ったりします。

言葉を使って子どもと意思疎通が図れるようになり、親にとっては、子どもに話しかけるのがより一層楽しくなる時期です。

生後1歳6ヶ月~1歳11ヶ月頃

生後1歳6ヶ月~1歳11ヶ月頃の子どもは、一気に語彙が増え、30語くらい覚えていることもあります。

「取って」、「こっちおいで」、「バイバイ」など親の言うことをある程度理解できるようになり、マネもします。

「ブーブー、来た」、「マンマ、食べる」、「ジイジ、抱っこ」など二語文を話せるようになる赤ちゃんも出てきて、言葉を使った親子のコミュニケーションが豊かになっていきます。

生後2歳~

語彙数が50語を超え、二語文を話せる子どもが増えていきます。

人の言うことをまねしたり、歌を少し歌ったりできるようになりますし、嫌なことは「イヤ!」とはっきり言えるようになります。

いわゆる「言葉の爆発期」を迎えるのも生後2歳~2歳6ヶ月頃です。

言葉の爆発期とは、突然、子どもがたくさんの言葉を離し始める時期のことです。

語彙だけでなく2語文や3語文の数も一気に増え、会話に対するモチベーションも高くなります。

発音が分かりにくい、言葉の意味を間違えるなど気になるところはまだまだたくさんありますが、それまでに比べると言葉によるコミュニケーションが格段にスムースになります。

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言語発達が遅れる原因と対応法

赤ちゃん 言葉

言葉の発達は、個人差がとても大きいものです。

この記事で紹介しているのはあくまで標準的な言語発達の時期であり、言語発達が紹介した時期より遅れたからといって、必ず言語発達に問題があるわけではありません。

赤ちゃんの身体や運動機能の発達に目立った遅れがなく、周囲の刺激に興味関心を示しているようなら、言葉の発達がゆっくりなだけであることが多いため、過剰に心配する必要はありません。

ただし、稀ではありますが、脳・心身の発達の遅れや異常が原因で言葉の発達が遅れていることもあるので、心配な場合は病院を受診させてみましょう。

言葉が遅れる主な原因は、以下のとおりです。

喉や口の異常や奇形

言葉を話すのに大切な役割を果たす喉や口に異常や奇形がある場合、言語発達が遅れる傾向があります。

先天的な原因だけでなく、水頭症や小頭症といった病気が原因で異常や奇形が現れることも珍しくありません。

喉や口の異常や奇形の対応

口蓋裂、小頭症、水頭症など外見に異常がある場合は、早めに小児科に相談し、症状に応じた治療を受けることが大切です。

喉や口内など見えにくい場所の異常は発見しにくいものですが、日頃から発語の量や質、赤ちゃんの様子をこまめに観察し、定期健診などの際にも細かくチェックしてもらいましょう。

聴力障害

赤ちゃんは、周囲の会話や声を聴いて言葉を学習します。

難聴など聴力に障害がある場合、聴いて学習することが困難なので、語彙がなかなか増えず、発音にも課題が残ることになります。

聴力障害への対応

重度の聴力障害の場合、親の話しかけや大きな音にも反応が薄いため、比較的見分けやすいものです。

一方で、軽度の場合は見分けにくく、不明瞭な発音や二語文を作れないといった症状から推察することになります。

聴力障害の疑いがあると感じたら、小児科や耳鼻科を受診して、ABR(聴性脳幹反応検査)によって聴力障害の有無や程度を確認してもらいましょう。

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精神遅滞(知的障害)

精神遅滞(知的障害)とは、判断・理解・記憶・思考・近くなど知的能力全般の発達が遅れた水準に留まり、社会生活への適応に障害が生じる状態のことです。

先天性の脳異常や発達障害、後天性の病気(脳性麻痺など)が原因で精神遅滞(知的障害)がある場合も、言語発達は遅れます。

乳児期の頃から異常が分かることもあれば、成長するにつれて徐々に目立ち始めることもあります。

精神遅滞(知的障害)への対応

知的障害がある場合、家庭だけでできることは多くありません。

発語の遅れ、声や音への反応の鈍さ、周囲に対する関心の薄さといった症状がある場合は、小児科に相談してください。

知的障害を根本的に治療する方法は見つかっていませんが、早期から能力に応じた教育や治療を受けることで、大きな支障なく社会生活を送ることができるようになることも少なくありません。

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まとめ

赤ちゃんの成長発達は、赤ちゃん一人ひとりペースが違うことを頭では分かっていても、つい他の赤ちゃんと比べて不安や心配を抱えやすいものです。

特に、言葉の発達については、発達過程や時期を知らず、「他の子より遅い」、「そろそろ話し始めても良いはずなのに言葉が出ない。」などと漠然とした不安を抱きがちです。

そのため、言葉の発達過程について正しい知識を持った上で、基本的には赤ちゃんの成長を見守り、標準的な発達を外れた時に対応を検討することが大切です。

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