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乳児期の子育て

赤ちゃんの一人遊びはいつから?放置が良い?一人遊びしないと自閉症?

赤ちゃん 一人遊び

子どもは、赤ちゃんの頃から遊びの天才です。

パパママと遊んだり、おもちゃで遊んだりするのはもちろん、自分の手足や近くにある物など何でもおもちゃにして一人で遊びます。

親からすると何でもないことでも、赤ちゃんにとっては楽しい遊びで、遊びを通して身体の動かし方や物の形状など色々なことを学習しています。

では、赤ちゃんの一人遊びはいつから始まり、具体的にどのような遊びをするのでしょうか?

また、一人遊びしない場合、何か異常があるのでしょうか?

この記事では、赤ちゃんが一人遊びする時期、月齢ごとの一人遊びの内容、一人遊びしないことと自閉症の関係について紹介します。

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赤ちゃんの一人遊びとは

赤ちゃんの一人遊びとは、名前のとおり赤ちゃんが一人で遊ぶことです。

赤ちゃんは、目がほとんど見えず、自分の意思では手足も自由に動かせない状態で生まれ、一日の大半を寝て過ごし、母乳やミルクを飲んでは寝、おしっこやうんちをしては寝ることを繰り返します。

しかし、月齢を経るにつれて周囲を見回したり、手をじっと見つめたり、近くにあるおもちゃを掴んで口に入れたりするようになります。

大人にとってはたわいもない動作ですが、赤ちゃんにとっては一挙手一投足が遊びであり、成長していくために欠かせない学習です。

一人遊びのメリット

「一人遊び」という呼び方が定着していますが、赤ちゃんにとっては「遊び=学習」です。

遊びを通して物の見た目・形・重さ・触感・味・匂いなどの刺激を五感で感じとり、刺激が情報として脳に送られて脳を活性化させます。

また、身体を動かして遊ぶことで全身の筋肉や運動機能が発達し、より複雑で難しい動きを遊びながら覚えていきます。

つまり、赤ちゃんの一人遊びは、赤ちゃんの脳や身体を発達させることに欠かせない「一人学習」で、遊べば遊ぶほど発達が促されるのです。

赤ちゃんの一人遊びはいつから?

赤ちゃんが一人遊びを始める標準的な時期は、生後2~3ヶ月頃です。

生後2~3ヶ月の赤ちゃんは、身長が伸びて体重が増えるだけでなく、身体のあちこちが発達します。

視力が向上するとともに、動くものを目で追いかける「追視」が機能するようになります。

また、首周りに筋肉がついて頭を動かせるようになり、仰向けの状態では声や音がした方に顔を向け、うつ伏せの状態では頭を持ち上げようと頑張ります。

口まわりにも筋肉がつき、原始反射の一つ「哺乳反射」で母乳を飲んでいたものが、自力でも上手に飲むことができるようになります。

自分の意思で腕や足を動かせるようになると、手や足を目の前に持ってきてジッと見つめるハンドリガード(フットリガード)を始めます。

握りしめていた手も開いたり閉じたりできるようになり、腕に触れた物を掴んだり口に入れたりします。

一人遊びをしなくなる時期は?

赤ちゃんは、一度は一人遊びを覚えたにも関わらず、一人遊びを嫌がり始めることがあります。

お母さんなど身近な大人がいれば一人で楽しそうに遊んでいますが、大人が不在だと不安そうな表情を浮かべて探しまわり、傍にいた大人が席を外そうとすると遊ぶのを止めて傍に寄っていきます。

この時期の赤ちゃんは、視界にない人や物は存在そのものがなくなると思っている(対象の永続性を理解していない)ため、必死に探し回ったり傍に寄ったりするのです。

また、身近な大人がそばで見守ってくれているという安心感があるからこそ、周囲の人や物に興味を示して働きかけている(身近な大人を安全基地としている)ので、前庭となる大人がいなくなると強い不安を感じてしまうのです。

月齢ごとの赤ちゃんの一人遊びの内容

赤ちゃんの一人遊びの内容は、月齢を経るにつれてどんどん変わっていきます。

新生児期~乳児期の間の一人遊びについて、月齢ごとに確認していきましょう。

新生児(生後0ヶ月)の赤ちゃんの一人遊び

新生児期の赤ちゃんは、視力が極めて低く、視野が狭く、目の焦点もごく限られたところにしか合わせられない上、手足を自由に動かすこともままなりません。

そのため、親が目で見て分かる一人遊びをすることはありません。

しかし、触覚、聴覚、嗅覚は生まれたての頃から発達しており、無意識のうちに肌に触れた人や物の触感を確かめる、周囲の物音を聞き分ける、匂いをかぎ分けるなど五感で刺激を受け取っては情報として脳にインプットしています。

生後1ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

新生児期に比べると視力や運動機能が向上しますが、まだ、目で見て分かる一人遊びをする力はついておらず、周囲の刺激を五感で受け取る遊びが中心です。

生後2ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

おもちゃやぬいぐるみを赤ちゃんの手が届く範囲に置いたり手渡したりすると、触れる、見つめる、振るなどして遊びます。

赤ちゃんにとっては自分の手足も興味の対象で、手を自分の目の前に持ってきて見つめるようになります(ハンドリガード)。

こうした遊びにより、五感が刺激されるとともに、腕の動かし方を覚え、腕の筋肉もついていきます。

また、何かの拍子にクーイングを発することもあります。

生後3ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

知覚にある物に興味を示し、腕を伸ばして取ろうとします。

届く範囲の物は実際に掴んで引き寄せ、触れる、見つめる、振るなどして遊ぶとともに、口に入れて形や味などを確認するようになります。

生後2ヶ月頃から機能する追視を活かし、動く物を目で追う遊びも始めます。

生後4ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

首すわりが完了し、頭を上下左右に動かして辺りを見回し、興味を持った物に腕を伸ばして掴もうとします。

腰を持ち上げて足を目の前まで持ってきてジッと見つめる「フットリガード」も見られるようになります(生後3ヶ月頃から見られることもあります。)。

鏡を見せると、鏡の中に移った自分の姿をジッと見つめ、手を伸ばして触れようとします。

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生後5ヶ月頃の赤ちゃんの一人遊び

手で掴んだ物を転がす、独り言(喃語)を言う、自力で寝返りを打とうと身体をひねったりよじったりするなどの遊びが始まります。

生後5ヶ月頃からは、手足だけでなく身体全体を使った遊びが増えていくので、安全面の配慮が重要になります。

生後6ヶ月頃の赤ちゃんの一人遊び

寝返り(仰向けの状態からうつ伏せの状態になること)を覚え、一人でも何度も寝返りを打つようになります。

寝返りの習得から少し経つと寝返り返り(うつ伏せの状態から仰向けになる寝返り)を覚え、部屋中をゴロゴロと転がって動き回ります。

また、お座りにも興味を示し、自力で起き上がろうとすることもあります。

生後7ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

物をつかむ、握る、押す、引く、受け渡し、紙を破るなど、手先を器用に使った遊びを次々に覚えます。

自力でお座りできるようになり、座った状態でおもちゃで遊ぶようになるのもこの時期です。

また、ズリバイ(ハイハイ)を覚え、部屋中をズリズリ動き回り、興味のあるものに手を伸ばして遊びます。

生後8ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

概ね生後8ヶ月頃になると、大人の言動を見て真似をしようとするようになります。

上手に真似することはできませんが、繰り返し遊ぶうちに上達していきます。

手先を使った遊びは生後7ヶ月頃より高度になり、また、お座りした状態で両手を使って遊ぶこともできるようになります。

壁に寄りかかってつかまり立ちにチャレンジする赤ちゃんもいます。

生後9ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

大人と一緒に遊んでいなくても、大人の言動の真似をしようとしたり、跡をついて回ったりする時期です。

小さい物をつまむ、重たい物を押したり引いたりする、指差しなど手先はさらに器用になり、手先を使った一人遊びの幅が広がります。

運動面では引き続きつかまり立ちにチャレンジし、1,2歩程度なら伝い歩きできることもあります。

後追いが始まり、一人遊びが一時中断することもあります。

生後10ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

気になった物を指差して、歓声を上げたり独り言を言ったりするようになります。

この時期の指差しは、興味を持った物を指差しているだけで、まだ周囲の人を注意を引いたり、要求したりする意味合いはありません。

後追いが始まっていると、なかなか一人遊びをしてくれず、常に一緒に遊びたいとごねるので、親としては大変な時期です。

生後11ヶ月の赤ちゃんの一人遊び

つかまり立ちができるようになっていると、伝い歩きの練習や一人遊びのチャレンジを始めます。

物を押し込む、指先に力を入れる、大きめの物を投げるなど、手先や腕を使った一人遊びはより一層高度になっていきます。

伝い歩きに加え、よじ登り、物につかまらずに立って歩こうとする赤ちゃんもいます。

転倒のリスクが高いので、赤ちゃんの行動から目が離せなくなります。

赤ちゃんの一人遊びは放置しても良い?

赤ちゃんの一人遊びは、安全面の配慮さえできていれば、基本的に放置(見守り)しても問題ありません。

赤ちゃんから少し離れたところで様子を見守り、危険なことをしたら制止し、一緒に遊ぼうと求めてきたら傍に寄って遊んであげましょう。

ただし、人見知りが始まると、見知らぬ場所や見慣れない人がいる状況では安心して一人遊びができなくなり、後追いが始まると、親が傍を離れること自体を嫌がることが多くなります。

赤ちゃんが求めてきたらすぐ傍に寄り、赤ちゃんが一人遊びするようならそれを見守り、一緒に遊びたがったら応じてあげましょう。

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一人遊びしない原因は自閉症(自閉症スペクトラム)?

一人遊びしない理由は、慣れない場所や見慣れない人に戸惑っている、寂しさを感じている、親が傍にいなくて不安になっているなど色々な原因が考えられますが、多くの場合、健全な成長の過程で現れる一時的なものです。

しかし、「一人遊びしないのは自閉症(自閉症スペクトラム)のせいではないか。」と考える親が少なからずいます。

自閉症(自閉症スペクトラム)の子どもの中には一人遊びが「多い」子どもがいますが、一人遊びしないことは自閉症(自閉症スペクトラム)とは関係がありません。

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まとめ

赤ちゃんの一人遊びは、成長発達に欠かせない学習です。

親としては、安全面に十分配慮し、危険なことをしようとすれば制止する必要がありますが、基本的には赤ちゃんの好きなように遊ばせてあげましょう。

ただし、赤ちゃんが一緒に遊びたがったり、一人遊びを嫌がったりしたら、すぐ傍に寄って赤ちゃんの希望に沿った関わりをしてあげてください。

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