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乳児期の子育て

ハンドリガードとは?赤ちゃんが手を見るのはいつから?しないと自閉症?

ハンドリガード 赤ちゃん 手を見つめる しない

赤ちゃんが、顔の前で手をかざしてジッと見つめているのを見たことはありませんか?

これはハンドリガードと呼ばれるしぐさで、赤ちゃんの成長発達の過程で見られるものです。

赤ちゃんがハンドリガードをする理由は何なのでしょうか?

また、ハンドリガードはいつからいつまで見られ、どのような意味があるのでしょうか?

このページでは、ハンドリガードの概要と見られる時期、ハンドリガードをしない場合について紹介します。

ハンドリガードとは

ハンドリガードとは、乳児期の赤ちゃんが手を顔の前にかざしてジッと見つめるしぐさです。

リガードとは「regard(注視する、ジッと見る)」という意味の英語です。

日本では「赤ちゃんが手を顔の前にかざすしぐさ」などと文章で表現されることが多く、ハンドリガードという言葉が使われる機会はあまりありませんでした。

しかし最近は、ハンドリガードを「ハンリガ」と略して使用する親が増えてきているようです。

フットリガード(foot regard)

赤ちゃんは、自分の手だけではなく足にも興味を示します。

フットリガードとは、赤ちゃんが足を顔の前に持ってきてジッと見つめるしぐさです。

フットリガードは、お尻が浮くくらい腰を持ち上げたり、手で足を持って引き寄せたりするなど、手を顔の前にかざすハンドリガードよりも難易度が高く、ハンドリガードよりも後に始めるのが一般的です。

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赤ちゃんがハンドリガードをする理由

赤ちゃんは、目がほとんど見えず、自分の身体を動かすこともままならない状態で生まれてきます。

出生から日が経つにつれて視力が向上し、自分の身体や周りにある物を見ることができるようになりますし、首周りや手足の筋肉がついて、首を左右に振ったり手足を動かしたりできるようになります。

しかし、手が自分の身体の一部であることをまだ認識できていないため、自分の意思で動く手に強い関心を示してジッと見つめるようになります。

これがハンドリガードです。

そして、手を目の前にかざしてジッと見つめたり、口の中に入れてみたり、ブンブンと振ってみたりするうちに、手が自分の身体の一部であることを認識していきます。

ハンドリガードはいつから、いつまで

ハンドリガードは、健全な成長を遂げている赤ちゃんの多くに見られる行動です。

いつから、いつまで見られる行動なのでしょうか。

ハンドリガードはいつから

赤ちゃんがハンドリガードを始めるのは、生後2ヶ月~3ヶ月頃が一般的です。

ハンドリガードは、対象物(手)に焦点を合わせて視覚情報として認識する能力と、手を自分の意思で動かす能力、手の運動と目の動きを連動させる力が必要になります。

これらの能力が獲得されるのが、生後2ヶ月~3ヶ月頃なのです。

ただし、赤ちゃんの成長発達は個人差が大きいので、月齢はあくまで目安と考えるようにしてください。

ハンドリガードはいつまで

生後5ヶ月頃には、ハンドリガードの頻度が下がっていきます。

ハンドリガードの頻度が下がるのは、赤ちゃんが手を見つめることに飽きる、もしくは他のことに興味が移るためです。

ハンドリガードを始める時期と同じく個人差が大きく、生後6ヶ月を過ぎても続ける赤ちゃんも少なからずいます。

フットリガードはいつから、いつまで

なお、フットリガードは、生後5ヶ月頃に始まって生後6~7ヶ月頃に落ち着いていくのが一般的ですが、こちらも個人差が大きいものです。

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赤ちゃんがハンドリガードを始める意味

赤ちゃんがハンドリガードを始めるということは、発達上3つの意味を持ちます。

  • 自分の身体(少なくとも腕や手)を自分の意思で動かすことができることを知った
  • 周囲の物を視覚情報として認識できるようになっている
  • 自分の周囲にある物に興味を持っている

赤ちゃんがジッと手ばかり見つめていると心配になる親もいますが、赤ちゃんが健全な成長を遂げている証なので、温かく見守ってあげましょう。

ハンドリガードしないと自閉症?

最近は、発達障害が世間一般に知られるようになったことで、赤ちゃんの気になる動きやしぐさと発達障害を結び付けてしまいがちな親が増えています。

赤ちゃんがハンドリガードをしない、もしくはハンドリガードを始めるのが遅いと、「ハンドリガードをしないのは自閉症など発達障害があるからではないか?」と不安になり、医師や保健師に相談する親は少なからずいますが、「ハンドリガードをしない=自閉症などの発達障害」ではありません。

ただし、乳児期の赤ちゃんに特徴的な自閉症の症状が複数見られる場合は、一度医師に相談してみましょう。

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ハンドリガードをしないことと身体の発達の問題

赤ちゃんがハンドリガードをしない場合に心配したいのは、目の異常、手や腕の運動機能の異常、目と手の協応の異常といった身体の問題です。

赤ちゃんがハンドリガードを始めない場合は、3ヶ月健診(地域によっては4ヶ月健診)や6ヶ月健診で相談し、必要に応じて検査や治療を受けるようにしましょう。

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まとめ

ハンドリガードは、赤ちゃんの視力が向上して周囲の物に興味関心を示すようになり、また、手や腕を自分の意思で動かせると知ることで始まるしぐさであり、赤ちゃんが健全な成長を遂げている証です。

ただし、ハンドリガードをしないことが病気や障害に直結するわけではありませんので、過度な心配はしないようにしてください。

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