閉じる
  1. 赤ちゃんの夜泣きはいつから(何ヶ月)いつまで?原因・理由と対処法は?
  2. 意外と知らない予防接種ワクチンの副反応(副作用)、種類、接種方法
  3. ロタウィルスの予防接種の接種期間(時期)と料金は?赤ちゃんへの副反応は…
  4. 赤ちゃんの医療費控除とは?対象と計算式は?申請は確定申告で?
  5. 赤ちゃんの予防接種の前後でチェックしておきたいこと
  6. 新生児期~乳児期の赤ちゃんがかかりやすい病気と、病気の目印の症状まとめ…
  7. 新生児黄疸の原因と数値は?症状はいつまで?治療法は?
  8. カンガルーケアとは?メリットとデメリット、自閉症の原因になる?
  9. 赤ちゃんが首や頭を振る原因は病気?首振りが激しい、上下左右に振ると危険…
  10. 赤ちゃんの発達障害の特徴と兆候、診断時期は?知的障害との違いは?
閉じる

乳児期の子育て

ハンドリガードとは?赤ちゃんが手を見るのはいつから?しないと自閉症?

ハンドリガード 赤ちゃん 手を見つめる しない

赤ちゃんが、顔の前で手をかざして見る・見つめているのを見たことはありませんか?

顔の前にかざした手をジッと見つめるのは、「ハンドリガード」と呼ばれる乳児期の赤ちゃん特有の行動で、成長発達の過程で多くの赤ちゃんに見られるものです。

赤ちゃんが自分の手を真剣に見つめる様子は可愛いものですが、「どうしてずっと手を見つめているのだろう?」、「痛いのだろうか?」などと気になる親も多いものです。

どうして赤ちゃんはハンドリガードを始めるのでしょうか?

また、ハンドリガードはいつからいつまで見られ、赤ちゃんの成長にどのような意味があるのでしょうか?

この記事では、ハンドリガードの概要、ハンドリガードが見られる時期、ハンドリガードをしない原因と対応について紹介します。

ハンドリガード(hand regard)とは

ハンドリガードとは、乳児期の赤ちゃんが自分の手を顔の前にかざして見つめるしぐさです。

リガードとは「regard(注視する、ジッと見る)」という意味の英語で、「hand regard」で手を見つめるという意味です。

日本では「赤ちゃんが自分の手を顔の前にかざすしぐさ」などと表現されることが多く、ハンドリガードという言葉が使われる機会はあまりありませんでした。

しかし最近は、ネット上でハンドリガードと表記されることが増え、徐々に浸透しています。

若い親の中には、ハンドリガードを「ハンリガ」と略して使用する人も増えてきているようです。

関連記事

ママ用語・今時育児用語一覧!ワンオペ、ハツマタ、ワーママ、姫・王子とは?

フットリガード(foot regard)

赤ちゃんは、自分の手だけではなく足にも興味を示します。

フットリガードとは、赤ちゃんが足を顔の前に持ってきてジッと見つめるしぐさです。

フットリガードは、お尻が浮くくらい腰を持ち上げたり、手で足を持って引き寄せたりするなど、手を顔の前にかざすハンドリガードよりも難易度が高く、ハンドリガードよりも後に始めるのが一般的です。

スポンサーリンク

赤ちゃんがハンドリガードをする理由

赤ちゃんは、目がほとんど見えず、自分の身体を動かすこともままならない状態で生まれてきます。

出生から日が経つにつれて、視力や視野が向上して自分の身体や周りにある物を見ることができるようになり、首周りや手足の筋肉もついて首を左右に振ったり手足を動かしたりできるようになります。

しかし、手が自分の身体の一部であることを認識できておらず、自分の意思で動く手に強い関心を示してジッと見つめるようになります。

これがハンドリガードです。

そして、手を目の前にかざしてジッと見つめたり、口の中に入れてみたり、ブンブンと振ってみたりするうちに、手が自分の身体の一部であることを認識していきます。

つまり、ハンドリガードは、赤ちゃんが目に映る手に興味を示し、それが自分の手であることを認識するための行動なのです。

ハンドリガードはいつから、いつまで

ハンドリガードは、健全な成長を遂げている赤ちゃんの多くに見られる行動です。

いつから、いつまで見られるのかについて、確認しておきましょう。

ハンドリガードはいつから

赤ちゃんがハンドリガードを始める標準的な時期は、生後2ヶ月~3ヶ月頃です。

ハンドリガードは、対象物(手)に焦点を合わせて視覚情報として認識する能力と、手を自分の意思で動かす能力、手の運動と目の動きを連動させる力が必要になります。

これらの能力が獲得されるのが、生後2ヶ月~3ヶ月頃なのです。

ただし、赤ちゃんの成長発達は個人差が大きいので、月齢はあくまで目安と考えるようにしてください。

目の異常、手や腕の筋肉量が少ないなどの問題がある場合、ハンドリガードが見られない、または遅れる傾向があります。

ハンドリガードはいつまで

生後4~5ヶ月頃には、ハンドリガードの頻度が下がっていきます。

ハンドリガードの頻度が下がるのは、赤ちゃんが「見えているのは自分の手であること」を認識して見つめることに飽きる、または他のことに興味が移るためです。

ハンドリガードを始める時期と同じく個人差が大きく、生後6ヶ月を過ぎても見つめ続ける赤ちゃんも少なからずいます。

ハンドリガードが多少長く続いたとしても問題はないので、心配せず温かく見守ってあげましょう。

フットリガードはいつから、いつまで

なお、フットリガードは、生後5ヶ月頃に始まって生後6~7ヶ月頃に落ち着いていくのが一般的です。

ハンドリガードと同じく視覚が発達している必要があり、また、足を顔の前まで持ってこれるだけの背中や下半身の筋肉が付いている必要もあります。

スポンサーリンク

赤ちゃんがハンドリガードを始める意味

赤ちゃんがハンドリガードを始めるということは、発達上は3つの意味を持ちます。

  • 自分の身体(少なくとも腕や手)を自分の意思で動かすことができることを知った
  • 周囲の物を視覚情報として認識できるようになっている
  • 自分の周囲にある物に興味を持っている

赤ちゃんがジッと手ばかり見つめていると心配になる親もいますが、赤ちゃんが健全な成長を遂げている証なので、温かく見守ってあげましょう。

ハンドリガードしないと自閉症スペクトラム?

最近は、発達障害が世間一般に知られるようになったことで、赤ちゃんの気になる動きやしぐさと発達障害を結び付けてしまいがちな親が増えています。

赤ちゃんがハンドリガードをしない、もしくはハンドリガードを始めるのが遅いと、「ハンドリガードをしないのは自閉症スペクトラムなど発達障害があるからではないか?」と不安になり、医師や保健師に相談する親は少なからずいます。

しかし、「ハンドリガードをしない=自閉症スペクトラムなどの発達障害」ではありません。

乳児期の赤ちゃんに見られる自閉症スペクトラムの主な症状は、以下のとおりです。

  • 後追いをしない
  • 人見知りをしない
  • 感覚の異常(光や音などに異常な反応を示す)
  • 周囲に関心を示さない
  • 発語が遅い
  • 視線が合わない
  • 指差しをしない
  • 一人遊びが多い
  • 真似をしない
  • 逆手バイバイ
  • 名前を呼んでも振り向かない
  • 表情が乏しい
  • 落ち着きがない
  • 睡眠時間が短い
  • かんしゃくを起こす
  • こだわり行動(くるくる回る、手のひらを目の前でひらひらさせるといった反復行動、特定の記号や印に注目して突っ込んでいくといった興味の限局、道順や配置にこだわる順序固執など)

いずれの症状が見られたからといって自閉症スペクトラムであるとは限りません。

また、通常、発達障害と診断されるのは生後3歳頃からで、乳児期のうちに診断されることはほとんどありません。

ただし、乳児期の赤ちゃんに特徴的な自閉症スペクトラムの症状が複数見られ、親の不安が大きい場合は、一度医師に相談してみましょう。

関連記事

自閉症の赤ちゃんの特徴と症状は?生後2ヶ月、6ヶ月、1歳時の兆候は?

ハンドリガードをしないことと身体の発達の問題

赤ちゃんがハンドリガードをしない場合に心配したいのは、自閉症スペクトラムなどの発達障害よりも、目の異常、手や腕の運動機能の異常、目と手の協応の異常など身体の異常です。

赤ちゃんがハンドリガードを始めない場合は、3ヶ月健診(地域によっては4ヶ月健診)や6ヶ月健診で相談し、必要に応じて検査や治療を受けさせてあげましょう。

スポンサーリンク

まとめ

ハンドリガードは、赤ちゃんの視力が向上して周囲の物に興味関心を示すようになり、また、手や腕を自分の意思で動かせると知ることで始まるしぐさであり、赤ちゃんが健全な成長を遂げている証です。

ただし、ハンドリガードをしないことが病気や障害に直結するわけではありませんので、過度な心配はしないようにしてください。

Facebookページ

ページ上部へ戻る