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乳児期の子育て

赤ちゃんがバンザイして寝る理由は?寝るときにバンザイ寝しないと問題?

赤ちゃん バンザイ 寝る

赤ちゃんを育てていると、赤ちゃんが両手をバンザイして寝る様子はよく見かけるものです。

バンザイといっても、子どもや政治家のように両腕を思いっきり振り上げるのではなく、肘を軽く曲げてゆったりとした感じのバンザイです。

バンザイ寝する姿はとても可愛いですが、手を掛けふとんの中に入れてもすぐバンザイに戻るので「冷えないかな」と心配したり、「ずっと曲がっているけれど、骨や関節に異常があるのではないか。」と不安になったりする親は少なくありません。

一方で、赤ちゃんがバンザイ寝をしなくても、心配になってしまうものです。

どうして赤ちゃんはバンザイして寝るのでしょうか?

また、バンザイして寝ないと問題があるのでしょうか?

この記事では、赤ちゃんがバンザイして寝る(バンザイ寝)理由、バンザイして寝る時期、バンザイしない理由について紹介します。

赤ちゃんのバンザイ寝(バンザイして寝る)とは

赤ちゃんのバンザイ寝とは、赤ちゃんが両手をバンザイして寝ている状態です。

バンザイ寝と呼ばれることもあります。

大人の場合、両手は身体の横に伸ばす、仰向けで顔の上に置く、うつ伏せ姿勢で顔の下に置くなど、寝ている時の腕の位置は人によって様々です。

一方で赤ちゃんの場合、基本的に寝ている時は両腕をバンザイしており、赤ちゃんの腕を布団の中に入れても、気がつくとバンザイ寝に戻っています。

赤ちゃんがバンザイして寝る時期

赤ちゃんのバンザイ寝は、いつからいつまで見られるのでしょうか。

バンザイ寝はいつから

新生児期からバンザイして寝る赤ちゃんが多いものです。

しかし、バンザイ寝を始める時期は個人差が大きく、生後数ヶ月経ってから始めても問題はありません。

バンザイ寝はいつまで

バンザイ寝しなくなる時期は、赤ちゃんによってバラバラです。

月齢・年齢を経るにつれてバンザイ寝が少なくなっていく傾向はありますが、生後1歳で止める赤ちゃんもいれば、生後3歳を過ぎてもバンザイ寝する赤ちゃんもいます。

赤ちゃんがバンザイして寝る理由

赤ちゃんがバンザイして寝るのには、赤ちゃんならではの理由があります。

  • 腕の力が抜けている(リラックスしている)
  • 体温調節
  • その他

赤ちゃんがバンザイして寝る理由:力が抜けている(リラックスしている)

赤ちゃんでも大人でも、寝ている間は身体の力が抜けてリラックスし、負担の少ない姿勢になるものです。

大人が力を抜いてリラックスすると、仰向けで顔を上に向けて手足を伸ばした姿勢になります。

しかし赤ちゃんの場合、大人とは骨格や筋肉のつき方などが異なるため、力を抜いてリラックスすると、両手をゆったりとバンザイして両足をがに股に開いた姿勢になります。

つまり、赤ちゃんが両手をバンザイして寝ているのは、身体の力が抜けてリラックスして眠っている証なのです。

かけ布団をめくってみると、両足をがに股に開いている様子も確認できます。

赤ちゃんがバンザイして寝る理由:体温調節

赤ちゃんは、大人に比べて体温調節機能が未熟で、体温が大人より0.5~1度くらい高くなっています。

体温をうまく調節できないため、少し室温が上がっただけでも身体に熱がこもって体温が異常に高くなることがあります。

そのため、バンザイして布団から手を出し、体内の余分な熱を外に逃がしているのです。

関連記事

新生児の体温は高め?上手に体温を測るには?どんな発熱が危険?

赤ちゃんがバンザイして寝る理由:その他

現在、赤ちゃんのバンザイ寝の理由は、赤ちゃんがリラックスして眠っていることと、体温調節をしていることという考えが主流ですが、他の理由を指摘する人もいます。

例えば、以下のような理由が挙げられています。

  • 内臓の働きを円滑にする:バンザイ寝の姿勢は内臓に負担がかかりにくい
  • 身体のバランスを保つ:バンザイすることで身体全体のバランスを保っている
  • 胎内で丸まって過ごしていた頃の反動:窮屈な胎内から出て身体を伸ばしている
  • お父さんお母さんに可愛がってもらうため:母性本能や親の愛情を引き出す

これらの理由を示した研究や文献は見当たりません。

しかし、子育てサイトには客観的な事実であるかのような記載が散見されるので、注意してください。

赤ちゃんがバンザイ寝している時の注意点

赤ちゃんがバンザイして寝ている時に注意したい点について見ていきましょう。

ミトンや手袋はしない

バンザイ寝している赤ちゃんの手は冷たいことが多いですが、手が冷たくても赤ちゃんが寒さを感じているとは限りません。

赤ちゃんは、身体で体温を調節することが難しいため、両手を布団の外に出して指先の血管を収縮させることで体温を調節しているのです。

親としては、「手が冷たくなっているから、寒いだろう。」と思って、手袋やミトンをしてあげたくなるでしょう。

実際、冬場に赤ちゃんの手が冷たくなっていると、心配で何かしてやりたいと思ってついミトンや手袋をはめる親は多いものです。

しかし、ミトンや手袋をすると、体温調節がうまくできなくなって体温が高くなります。

すると、赤ちゃんの身体が、体温上昇を抑えるために汗をかいたり筋肉を弛緩させたりし、その結果、呼吸が抑制されて血中の酸素濃度が低下してしまいます。

赤ちゃんは低酸素状態で眠り続けることになり、命を落としてしまうこともあります。

なお、赤ちゃんは、体温調節のために足を布団から出すこともありますが、靴下は履かせないようにしましょう。

手を布団に戻さない

バンザイしている腕を掛けふとんの中に入れることも、ミトンや手袋をするのと同じです。

赤ちゃんの体温調節を妨げ、体調不良の原因になることがあるので控えてください。

赤ちゃんの指先が紫色に変色している場合は、室温を調節する

赤ちゃんの指先が紫色に変色している場合は、指先の血液循環が悪くなっている可能性があります。

放置するとしもやけになるリスクがあるので、赤ちゃんの指先を優しく握って温め、エアコンなどで室温を挙げて対応します。

一時的に手を布団の中に入れて温めても良いでしょう。

赤ちゃんが寒くないか心配なときは、体温を測ってみる

どうしても「赤ちゃんは寒いに違いない。」、「風邪を引いたらどうしよう。」などと心配なら、赤ちゃんの体温を測ってみてください。

平熱であればそのままの状態を維持し、普段より体温が低い場合は室温を調節して対応してあげましょう。

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赤ちゃんがバンザイして寝ないのは発達の問題?

赤ちゃんは、バンザイした姿勢が自然だと書いているので、「バンザイしないとリラックスできていないのか。」、「何か異常があるのか。」と心配になるかもしれません。

しかし、「バンザイしない=異常がある」わけではなく、バンザイをせずに寝る赤ちゃんはたくさんいます。

バンザイをせず寝るのがクセになっていることもあれば、寒すぎて手を布団の中に入れていることもあります。

赤ちゃんは、基本的には寝心地の良い姿勢で寝ているものなので、無理やりバンザイさせず、そっとしておいてあげましょう。

バンザイできない場合は要注意

赤ちゃんが、起きているか寝ているかに関わらず、バンザイをできないときは注意が必要です。

肩や腕の関節など身体的な異常や、脳や神経の異常の可能性があるので、すぐに小児科を受診して医師に相談してください。

赤ちゃんが寝る前のバンザイ

抱っこして寝かしつけ、布団やベッドに寝かしつけようとすると、赤ちゃんが両手を広げ、それから親の身体にしがみつこうとすることがあります。

赤ちゃんが生まれ持った原始反射の一つ「モロー反射」です。

モロー反射は、刺激に対する反応であり、寝ている間のバンザイとは関係がありません。

なお、生後4ヶ月を過ぎてもモロー反射が残っている場合は、脳に異常がある可能性があるので、気づいた時点で小児科を受診させてください。

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まとめ

赤ちゃんのバンザイ寝は、リラックスしている証であり、また、体温調節をしている状態でもあります。

赤ちゃんの手が冷たくてもそっとしておいてあげるのが基本ですが、指先が紫色に変色している場合は、室温調節で対応してあげましょう。

うちの場合

生まれてすぐの頃から、腕はバンザイ、足はがに股で気持ちよさそうに寝ていました。

手が冷えると思ってミトンをはめていましたが、家庭訪問に来た保健所の職員から、「赤ちゃんがバンザイして寝ているのはリラックスできている証拠。寒がってないからミトンはいらない。」、「赤ちゃんは、手でいろいろなものに触れて成長していくもので、寝ているときも一緒。ミトンをはめていると赤ちゃんの発達上あまり好ましくない。」と言われてすぐ外しました。

うちの赤ちゃんは、だにバンザイ寝していますが、横向けに寝たり、うつぶせに寝たりすることも増えてきたので、頻度は下がっています。

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