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乳児期の子育て

背中ボスボスのやり方は?寝かしつけ効果は?体勢は仰向け?危険はない?

背中ボスボス やり方 寝かしつけ

背中ボスボスという言葉を知っていますか?

背中トントンは、赤ちゃんを寝かしつけるテクニックとして有名ですが、実は、背中ボスボスも寝かしつけテクニックの一つです。

背中ボスボスは、保育園や幼稚園では以前から背中トントンとともに活用されていたもので、最近は、メディアで取り上げられるようになったことで少しずつ一般家庭にも浸透してきました。

一方で、「危険はないのか。」、「安全なやり方が分からない。」といった声も多く、実践をためらっているお父さんお母さんが少なくありません。

このページでは、背中ボスボスで赤ちゃんを寝かしつけるやり方について紹介します。

背中ボスボスとは

背中ボスボスとは、赤ちゃんの背中をボスボスと音がするくらい叩く、寝かしつけのテクニックです。

「音がするくらい叩く」と聞くと、「危険はないのか。」と思うかもしれません。

実際、テクニックとしては知っていても、危険な気がして実践はしていないというお父さんお母さんはかなりの数に上ります。

しかし、背中ボスボスは、音が出るくらい思い切り叩くわけではなく、手の形や叩く位置を工夫してボスボスと音を出し、赤ちゃんが寝つきやすくします。

背中トントンとよく似た寝かしつけのテクニックですが、トントンよりも寝かしつけ効果が高いと言われています。

背中ボスボスが赤ちゃんの寝かしつけに効果を発揮する理由

背中ボスボスは、馴化という現象を利用した寝かしつけのテクニックです。

馴化とは、心理学の研究で明らかにされた、ある刺激を長時間受け続けるうちに、その刺激に対する反応が徐々に薄れていく現象です。

「慣れ」や「順応」に似ていると言えます。

馴化には、以下の特徴があることが分かっています。

  • 強い刺激よりも弱い刺激の方が起こりやすい
  • 複雑な刺激よりも単調な刺激の方が起こりやすい
  • 馴化した刺激以外の刺激に対する意識がが弱まる
  • ある刺激に馴化した状態で異なる刺激を与えると反応する(脱馴化)

人は、周囲の無数にある刺激に注意を向けて反応することで、起きています。

ところが、ある刺激を長時間にわたって提示されると、①その刺激に意識が集中し、②他の刺激に対して意識が向きにくくなり、③馴化によって意識を向けた刺激にも反応しなくなっていきます。

結果、眠気を妨げるような刺激を何も感じなくなって、眠たくなります。

例えば、長い時間電車に乗っていると眠たくなりがちですが、これも馴化によるものです。

  1. 電車の音や揺れに意識が集中する
  2. 他の刺激に注意が向きにくくなる
  3. 電車の音や揺れに馴化し、気にならなくなる
  4. 電車の音や揺れも、他の刺激も気にならなくなり、眠たくなる

馴化と背中ボスボス

以上のことを踏まえると、赤ちゃんが背中トントンで眠るまでの流れは、以下のように説明することができます。

  1. 背中をボスボス叩かれる刺激に赤ちゃんの意識が集中する
  2. 他の刺激に注意が向きにくくなる
  3. 背中ボスボスに馴化し、気にならなくなる
  4. 背中ボスボスも、他の刺激も気にならなくなり(眠気を妨げる刺激が気にならなくなり)、眠たくなる

背中ボスボスは背中トントンより効果が高い?

背中ボスボスは、背中トントンよりも効果が高いと言われることがあります。

背中トントンとは、赤ちゃんの背中を指や手で軽く叩く寝かしつけテクニックで、背中ボスボスとの違いは、背中を叩く強さや音の大きさです。

背中ボスボスは、背中トントンよりも赤ちゃんに与える刺激が大きく、その分、赤ちゃんが刺激に集中して早く眠れると考えられているのです。

しかし、刺激が大きいと馴化に時間がかかりますし、かえって赤ちゃんが目を覚ましてしまうこともあるなど加減が難しいものです。

関連ページ

背中トントンのやり方は?寝かしつけ効果は?寝ないとお腹・胸トントン?


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背中ボスボスはいつから

背中ボスボスは、生まれてすぐに始められるものではありません。

生まれたての赤ちゃんは身体が未熟で首も座っていないので、背中ボスボスをすると身体に大きな負担がかかり、下手をするとケガや障害の原因になってしまいます。

少なくとも赤ちゃんの首すわりが完成する生後3~4ヶ月頃、できれば腰すわりが完成する生後6~7ヶ月頃を目安に始めましょう。

関連ページ

腰すわりとは?腰すわりの時期(いつ)と判断は?早い、遅いとお座りに影響?


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背中ボスボスのやり方

背中ボスボスは、名前の物騒さから「危険ではないのか。」という心配が絶えないものですが、実際は背中トントンと同じく危険はありません。

ここでは、背中ボスボスのやり方を紹介します。

背中ボスボスのやり方のコツ1:手は水をすくうような形

背中ボスボスという名前は、赤ちゃんの背中を叩いてボスボスという音を出すところからきていますが、思い切り背中を叩いて音を出すのではなく、手の形を工夫して音が出やすいようにしているのです。

具体的には、片手に小銭や飴玉をたくさん持った時のように手を丸め、赤ちゃんの背中に触れる手の面積を少なくします。

こうすることで、叩いた時の衝撃が弱くなりますし、ボスボスという音が出るようになります。

背中ボスボスのやり方2:叩くのは腰よりも少し上かお尻の近く

叩くのは腰よりも少し上かお尻の近くです。

これらの部分を手を丸めた状態で叩くとボスボスという音と適度な振動が赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんの注意を引くことができます。

最初は、赤ちゃんが興奮してしまうこともありますが、続けるうちに馴化が起こって大人しくなります。

背中ボスボスのやり方3:力加減は赤ちゃんの反応を見ながら慎重に

背中ボスボスで気をつけなければいけないのは、力加減です。

強すぎると赤ちゃんの身体に負担がかかり、弱すぎると寝かしつけの効果が望めません。

イメージは、授乳後にゲップをさせる時に背中を叩く強さです。

ただし、赤ちゃんによって好みの強さが異なるので、赤ちゃんの様子を見ながらこまめに強さを変えてあげましょう。

背中ボスボスのやり方4:リズムは単調に、スピードはゆっくり

背中ボスボスは、「ボス、ボス、ボス、ボス・・・」という単調なリズムでゆっくり行うと効果的です。

親としては、単調なリズムでは飽きてしまい、つい複雑なリズムを刻みがちですが、リズムを変えた途端に赤ちゃんが目を覚ましてしまいます。

また、赤ちゃんに振動がはっきり伝わるくらいの強さで叩くので、あまり早く叩きすぎると赤ちゃんがビックリしてしまい、なかなか馴化しませんし、身体への負担も大きくなってしまいます。

そのため、背中トントンよりも意識してゆっくり叩くようにしましょう。

背中ボスボスのやり方5:赤ちゃんの好みに合わせる

背中ボスボスのやり方を紹介しましたが、赤ちゃんの好みは個人差が大きいので、最終的には繰り返し背中ボスボスを実践する中で、赤ちゃん一人ひとりに合ったやり方を見つける必要があります。

別の家庭の子はもちろん、きょうだいでも好みがはっきり分かれるので、こればかりは経験によるしかありません。

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まとめ

背中ボスボスは、背中トントンと同じく、赤ちゃんを寝かしつけるためのテクニックの一つです。

赤ちゃんを叩くというイメージが強く、危険ではないかと考えている人が多いものですが、赤ちゃんに負担がかかるような叩き方はしませんし、寝かしつけの効果は背中トントンに匹敵するものがあります。

正しいやり方を把握した上で、赤ちゃんが寝付かない時に一度試してみてはどうでしょうか。

うちの場合

息子が乳児期の頃から背中ボスボスで寝かしつけていました。

背中ボスボスという言葉は知りませんでしたが、小児科医の間では強めに叩いた方が寝かしつけ効果が高いというのが常識で、あまり意識せずボスボスしていました。

それを見ていた妻は、最初は心配そうに見ていましたが、トントンよりもすぐ寝付くことに気づくと、マネをするようになりました。

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