赤ちゃんが頭を打つ・ぶつける原因と安全対策・予防法は?

赤ちゃん 頭打つ ぶつける

赤ちゃんは、頻繁に頭を打ったりぶつけたりします。

例えば、寝返りをして壁で頭を打つ、ハイハイでテーブルの足にぶつける、つかまり立ちでバランスを崩して頭から床に落ちるなど、とにかくよく頭をぶつけます。

泣いて済む程度の軽い打ち方なら多少は問題ありませんが、中には頭を打って意識を失ったり、たくさん出血したりするケースもあります。

そのため、親としては、赤ちゃんが頭を打つ・ぶつける原因を知り、できるだけ頭を打つ事故を予防してあげることが大切になります。

この記事では、赤ちゃんが頭を打つ・ぶつける原因と安全対策・予防法について紹介します。

赤ちゃんが頭を打つ・ぶつける原因と場所

赤ちゃんは、寝返りしておもちゃに頭をぶつけたり、ハイハイ中に勢い余って壁に衝突したり、つかまり立ち中にバランスを崩して転倒したりするなど、いろいろな場面で頭を打つことがあります。

また、抱っこ中に誤って壁やドアに赤ちゃんの頭をぶつけるなど、親の不注意が原因になることもあります。

まずは、赤ちゃんが頭を打つ・ぶつける原因と場所を概観してみましょう。

原因 頭を打つ・ぶつける場所
寝返り・寝返り返り おもちゃ、壁、イスやテーブルの足、テレビラックなど
ハイハイ・ズリバイ 壁、イスやテーブルの足、テレビラックなど
お座り 床、壁、おもちゃなど
つかまり立ち・伝い歩き 床、テーブルやテレビラックの縁、床に置かれたおもちゃなど
転落・落下 床、階段、床に置かれたおもちゃなど
抱っこ ドアなどの縁、壁の角など
寝相の悪さ 壁、床に置かれたおもちゃなど
地震 落下物、飛散したガラスなど

こうしてまとめてみると、親の不注意や地震などの原因もありますが、赤ちゃんが頭を打つ原因の多くは、赤ちゃん自身の行動にあることが分かります。

それでは、赤ちゃんが頭を打つ・ぶつける原因と安全対策・予防法について、一つひとつ確認していきましょう。
赤ちゃん 頭打つ ぶつける

寝返り・寝返り返りで頭を打つ

赤ちゃん 寝返り 早い

赤ちゃんは、生後5~6ヶ月頃に寝返り(仰向けからうつ伏せになる寝返り)を覚えます。

また、寝返りを覚えて少しすると寝返り返り(うつ伏せからあお向けになる寝返り)もできるようになり、部屋中をゴロゴロと移動するようになります。

寝返りや寝返り返りによる移動は移動する先が見えにくく、壁やおもちゃがあるのに気づかずに寝返りをして、頭をぶつけてしまいがちです。

特に、寝返り返りの場合は移動する先がほとんど見えないため、振り向きざまにおもちゃの尖った部分などが目や口に入ったり、壁などに後頭部を強く打ったりするケガが多くなっています。

寝返り・寝返り返りで頭をぶつけることの安全対策・予防法

まず、赤ちゃんの移動できる範囲を確認します。

寝返りや寝返り返りを覚えた赤ちゃんは、多少の段差くらい気にせず移動するため、実際に赤ちゃんがどこまで移動できるのか目で見て確認してください。

その上で、赤ちゃんの移動範囲からぶつかると危ない物を取り除き、壁やテーブルの椅子などぶつかって危ない箇所には緩衝材を巻きます。

ベビーサークルで赤ちゃんが移動できる範囲を限定する方法もありますが、ベビーサークルに頭をぶつけて泣くこともあるため、クッションなどを置いてあげましょう。

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ハイハイ・ズリバイで頭を打つ

赤ちゃん ハイハイ ずりばい 違い

赤ちゃんは、生後7~8ヶ月頃にハイハイやズリバイを始めます。

ハイハイやズリバイを覚えた赤ちゃんは、危険をかえりみることなく興味がある物に全速力で突進するため、勢い余って壁や物に衝突しやすいものです。

また、慣れてくると動きながら周囲を見回したり進行方向を変えたりしますが、振り向きざまや方向転換した際に壁などに頭をぶつけてしまう事故も多くなっています。

ハイハイ・ズリバイで頭をぶつけることの安全対策・予防法

寝返りや寝返り返りと同様、赤ちゃんの移動可能範囲の特定をした上で、壁、椅子やテーブルの脚、テレビラックの縁など、赤ちゃんがぶつかると危ない場所に緩衝材を巻く対応が基本となります。

赤ちゃんの傍を離れる場合は、ベビーサークルなどで移動範囲を制限しておくと安心です。

なお、赤ちゃんが振り向きざまに頭をぶつけないよう、赤ちゃんを呼ぶ場合は、必ず赤ちゃんの正面に立って呼んであげましょう。

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お座りの状態からバランスを崩して頭を打つ

赤ちゃんのお座り

赤ちゃんは、生後6ヶ月頃に親のサポートがあればお座りをしていられるようになり、生後7~8ヶ月頃になると自力でお座りの状態を維持できるようになります。

お座りを始めたばかりの頃は、親が安易に手を放すことで赤ちゃんが転倒して床で頭を打つ事故が多く、赤ちゃんが自力でお座りできるようになった後は、周囲のおもちゃに手を伸ばしてバランスを崩して転倒する事故が多くなります。

いずれも、親が一緒にいるときであれば注意深く赤ちゃんの様子を観察することで事故を予防できますが、中には親の見ていないところでお座りし、転んでケガをする赤ちゃんもいます。

お座りが原因で頭をぶつけることの安全対策・予防法

まず、赤ちゃんが自力でお座りの状態を維持できるようになったかどうか(腰すわりが完成したかどうか)を確認します。

その上で、お座り中の赤ちゃんの周りからぶつかると危ない物を取り除き、赤ちゃんがお座りしている間は傍で見守ってあげましょう。

赤ちゃんの傍を離れる必要がある場合、赤ちゃんを仰向けに寝かせるとともに、おもちゃなどで興味を引くなど、勝手にお座りをしない工夫をしなければなりません。

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つかまり立ち・伝い歩き中にバランスを崩して頭を打つ

つかまり立ち 練習 赤ちゃん

赤ちゃんは、生後8ヶ月頃からつかまり立ちを始め、生後10ヶ月頃には伝い歩きを始めます。

乳児期の頃は、大人と比較すると体全体に占める頭の割合が大きいためバランスを維持するのが難しく、些細な刺激でバランスを崩して転倒し、床などに頭をぶつけてしまいます。

また、寝返り、お座り、ハイハイ・ズリバイの姿勢よりも頭の位置が高いため、頭を打ったときに重いケガをしやすい傾向があります。

つかまり立ち・伝い歩きで頭をぶつけることの安全対策・予防法

まず、赤ちゃんの移動できる範囲を確認し、赤ちゃんがぶつかる危険のある物を取り除きます。

また、赤ちゃんが掴まって立ち上がる可能性のある場所を特定し、ぶつかってケガをする可能性がある場所には緩衝材を巻き、掴まったときにズレたり外れたりしないかどうかも確認してください。

赤ちゃんを一人にする時間帯は、つかまり立ちや伝い歩きをする可能性がある場所の前にベビーサークルなどを置き、近づけないようにしておくことも忘れないでください。

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高いところからの転落・落下で頭を打つ

赤ちゃんは、生後10ヶ月~1歳頃になると、自分の腰の高さくらいの段差をよじ登ることができるようになります。

例えば、階段、座椅子、ソファ、おまるの上などは、赤ちゃんがよじ登りやすい場所です。

赤ちゃんが高いところによじ登ることができるようになると、転落・落下する可能性を考慮しなければなりません。

赤ちゃんは、よじ登った場所から上手に降りることができず、登った後は頭から降りようとするため、頭から転落・落下して床などで頭を打つリスクが高くなっています。

転落・落下で頭をぶつけることの安全対策・予防法

危険な場所によじ登らせないことが一番大切です。

赤ちゃんがよじ登れる高さを確認し、よじ登る高さのある場所の前にベビーサークルなどを置いておきましょう。

赤ちゃんによじ登りの練習をさせる場合、親がすぐそばに寄り添い、滑ったり足を踏み外したりしたらすぐサポートできるようにしておいてください。

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抱っこで頭を打つ

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赤ちゃんを抱っこしているときに、不注意で赤ちゃんの頭を壁やドアなどにぶつけてしまうこともあります。

赤ちゃんが生まれたての頃は、赤ちゃんの身体の大きさを把握できず、障害物を避けたつもりが頭に当たってしまったという事故を起こしがちです。

また、赤ちゃんを抱っこした状態では足元が見えにくいため、床に放置された物につまづいて赤ちゃんと一緒に転倒してしまう事故も多発しています。

特に、夜間に赤ちゃんの泣き声で目を覚まし、オムツ交換や授乳をした後に寝ぼけた状態で赤ちゃんを抱っこしている状況で、こうした事故が起こりやすいものです。

抱っこで赤ちゃんの頭をぶつけることの安全対策・予防法

まずは、赤ちゃんを抱っこして移動する範囲にはぶつかったりつまづいたりする危険がある物を置かないこと、また、赤ちゃんと抱っこした状態で転倒や衝突の危険がある場所に立ち入らないことを心がけましょう。

夜間であっても豆電球くらいは点けておき、視界の確保に努めることも大切です。

寝相の悪さで頭を打つ

赤ちゃんは、睡眠全体に占めるレム睡眠の割合が大人よりも高いため、寝ている間もよく動きます。

特に寝返りや寝返り返りを覚えた後は、寝ている間もゴロゴロと動き回り、あちこちに頭や身体をぶつけてしまいます。

寝相の悪さで頭をぶつけることの安全対策・予防法

赤ちゃんの布団の周りにぶつかると危険な物を置かず、赤ちゃんが移動できる範囲の壁などに枕やクッションを敷き詰めておく方法が効果的です。

また、ベビーサークルの中に布団を敷いておくと、寝ている間の移動範囲を限定することができます。

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地震による落下物などで頭を打つ

地震発生時には、落ちてきた照明や食器など赤ちゃんの頭に当たったり、タンス、扇風機、棚などが赤ちゃんの上に倒れたりする可能性があります。

地震で頭をぶつけることの安全対策・予防法

落下物や転倒物の危険がない場所で赤ちゃんを寝かせることに尽きます。

見落としやすいのが吊り下げ型の照明器具です。

赤ちゃんを吊り下げ型の照明器具の下で寝かせると、地震が起きて照明が赤ちゃんの顔面に直撃することがあるため、注意が必要です。

まとめ

赤ちゃん 頭打つ ぶつける

赤ちゃんが頭を打ってケガをしないよう、親としてできる限りの予防をしてあげることは、とても大切です。

予防を徹底しておくことは、事故の確率を下げるだけでなく、万が一事故が起こったとしても、赤ちゃんのケガを最小限に抑えることができるからです。

長い子育て期間の中では、どんなに気をつけていても赤ちゃんが頭を打ってしまう事故が起こることはありますが、予防していたか否かでケガのリスクや程度は大きく変化するのです。

また、赤ちゃんが頭を打ったりぶつけたりした場合に、病院を受診させるか否か適切に判断することも親としては大切なことです。

赤ちゃんが頭を打った・ぶつけたときの対応については、関連記事で紹介しています。

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