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乳児期の子育て

妊娠中の飛行機はいつからいつまで?妊婦へのx線や気圧の影響は?

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「妊娠中に飛行機で帰省したいけれど、何となく不安。」、「x線がダメな気がする。」、「気圧の変化がお腹の赤ちゃんに悪いと思う。」など、漠然とした不安を抱えたまま、飛行機の利用をためらう女性は少なくありません。

中には、飛行機を利用した方が便利なのに、漠然とした不安が頭から離れず電車やバスを乗り継いで帰った結果、身体に負担がかかって体調を崩したという人もいます。

しかし、里帰り出産や急な転居など飛行機利用が必要になることもありますし、健康被害が不安で飛行機を避けたせいで体調を崩すのでは本末転倒です。

妊娠中に飛行機を利用する場合、どのような影響が考えられるのでしょうか。

また、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

この記事では、妊婦はいつからいつまで飛行機を搭乗できるか、飛行機が妊婦に及ぼす影響、利用する時の注意点について紹介します。

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妊娠中の飛行機はいつから、いつまで

妊娠中であっても、飛行機に搭乗することはできます。

国内外の大手航空会社の多くは、妊娠後期の妊婦の搭乗を制限する規定を設けていますが、妊娠初期から妊娠中期までの妊婦の搭乗を制限する規定は見当たりません。

しかし、飛行機は、他の交通機関に比べると、搭乗するだけでも身体への負担が大きいものです。

そのため、妊娠中に飛行機を利用するなら、胎盤が完成し、妊娠中の諸症状が落ち着いている安定期(妊娠15週から妊娠24週)頃が一番適しています。

もちろん、安定期であっても身体に負担はかかるので、事前に産婦人科の医師とよく相談し、体調を見ながら、飛行機を利用するかどうか慎重に検討する必要があります。

妊娠初期や妊娠後期は、お母さんの体調が不安定ですし、お母さんの体調不良はそのままお腹の赤ちゃんにも影響してしまうため、飛行機の利用は控えておきましょう。

また、妊娠週数に関わらず、妊娠糖尿病や妊娠高血圧がある場合や、切迫流産や早産のリスクを指摘されている場合についても、飛行機の利用は見合わせた方が安全です。

飛行機の妊婦への影響

飛行機に搭乗することで妊婦が受ける主な影響は、以下のとおりです。

  • 気圧の低下
  • エコノミー症候群(エコノミークラス症候群)
  • 急な体調不良
  • 休養場所が確保できないことによる身体への負担

飛行機の妊婦への影響1:気圧の変化

飛行機は、離着陸時に気圧が大きく変化します。

また、飛行中の機内は、地上の1気圧より低い約0.8気圧(約1800mの場所にいる時と同程度)に調節されています。

こうした、地上とは異なる気圧の中で長時間過ごすことで、耳鳴り、頭痛、目の奥の痛み、立ちくらみといった症状が現れることがあります。

特に、安定期に入る前(妊娠初期)に登場した場合、貧血の症状が現れることが多い傾向があります。

事前に産婦人科に相談し、気圧の変化による症状が現れた場合の適切な対応を聞いておきましょう。

妊娠中でも飲むことができる薬を処方されることもあります。

機内で実際に体調が悪くなった場合は、近くの添乗員に相談してください。

飛行機の妊婦への影響2:エコノミー症候群(エコノミークラス症候群)

エコノミー症候群とは、長時間狭い座席にジッと座っていることで、足の深部静脈に血栓ができて肺まで到達し、血管を詰まらせる病気です。

胸の痛み、呼吸困難、心肺停止状態を引き起こし、最悪の場合は命を落とします。

妊娠中は、ただでさえ血流が悪くなりやすいため、エコノミー症候群のリスクも妊娠前より高いと考えられています。

エコノミー症候群の予防には、着席したまま定期的に足首の運動をしたり、こまめに立ち歩いたりして身体をほぐすことです。

航空会社の多くは、エコノミー症候群の予防を目的とした体操をモニターで上映しているので、それを実践しても良いでしょう。

飛行機の妊婦への影響3:急な体調不良

妊娠超初期症状やつわりなど、妊娠に伴う症状がある場合、飛行機に搭乗することで症状が悪化することがあります。

また、地上ではなかった症状が現れることも珍しくありません。

貧血、頭痛、立ちくらみ、腰痛、腹痛、嘔吐など、現れる症状は人によって異なりますが、突然、我慢できないくらいの酷い症状に襲われることが多く、中には早急に対応しなければならないものもあります。

そのため、事前に産婦人科の医師に相談し、症状が現れた場合の対処方法を聞いておき、心配な場合は薬の処方を頼んでみましょう。

また、症状が現れた時にすぐ対応してもらえるよう、添乗員に対して、妊娠中であることを伝えておくことも大切です。

飛行機の妊婦への影響4:休養場所が確保できないことによる身体への負担

体調が悪くなった場合、家の中ならその場に寝転び、外出先でもベンチに座るなどして休養することができます。

しかし、飛行機内ではそうした休養のための場所を確保することが難しく、負担のかかる姿勢やしんどい状態のまま過ごさなくてはならないことが少なくありません。

その結果、さらに身体に負担をかけ、より一層体調も悪くなりがちです。

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妊娠中に飛行機を利用する場合の注意点

妊娠中に飛行機を利用する場合、以下の点に注意することが大切です。

  • 身体を締め付けない服装
  • 事前に産婦人科の医師へ相談しておく
  • 過ごしやすい席を予約する
  • こまめに運動する
  • 水分をこまめに取る
  • 母子手帳と健康保険証を持参する

身体を締め付けない服装

旅行で飛行機に乗る場合、おしゃれしたくなるかもしれませんが、身体を締め付ける服装は血行を悪くしてしまい、エコノミー症候群などを引き起こす一因となりかねません。

ワンピースや妊婦用の服など、胸まわりやお腹まわりがゆったりした服装を選んでください。

足を動かしやすいよう、靴を脱いでおくのも効果的です。

事前に産婦人科の医師へ相談しておく

飛行機に乗る予定がある場合、事前に産婦人科の医師へ相談し、妊娠週数や健康状態に応じたアドバイスを得ておきましょう。

産婦人科の医師から、飛行機に乗ることを止められた場合は、控えるようにしてください。

過ごしやすい席を予約する

通路側の席、横に人がいない席、前に席がなく足を伸ばしやすい席、トイレに近い席など、妊娠中の体調や症状を考慮して、できるだけ過ごしやすい席を予約することも大切です。

妊娠中はトイレが近くなりやすいので、最低限、通路側の席を確保するようにしておきましょう。

こまめに運動する

エコノミー症候群の予防には、こまめに運動することが不可欠です。

また、妊娠中は、同じ姿勢でいると首、肩、腰などがすぐ痛みだすので、こまめに手足を動かしたり機内を歩き回ったりしましょう。

しんどい場合は、姿勢を少し変えるだけでも痛みが和らぎます。

水分をこまめに取る

飛行機の機内は湿度が低い上、長時間席に座っているだけでも結構な量を汗をかいており、水分が失われやすいものです。

機内サービスで飲み物を配ってもらう時に、水を余分にもらっておくなど、こまめに水分補給するようにしてください。

母子手帳と健康保険証を持参する

母子手帳と健康保険証は、妊娠中はどこへ行くにも必ず持参しておきたい物です。

x線(放射線)の影響

妊娠中の飛行機利用をためらう理由の一つとしてよく聞くのが、x線(放射線)の影響です。

「地上にいるより上空(飛行機に搭乗している時)の方が降り注ぐ放射線を多く浴び、お腹の赤ちゃんに悪い影響を及ぼす。」と思われているようです。

しかし、「飛行機に搭乗している時に浴びる放射線によって、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす。」という研究結果や症例は見当たりません。

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まとめ

妊娠中であっても飛行機に搭乗することはできますが、お腹の赤ちゃんやお母さんの健康を第一に考え、本当に飛行機利用が必要かどうかを十分に考え、できる限りの対策を講じた上で利用することが大切です。

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