妊娠初期(妊娠2ヶ月、4~7週)の症状と気をつけること!出血や流産は?

妊娠初期 妊娠2ヶ月 症状 気をつけること

妊娠2ヶ月(妊娠4週、5週、6週、7週)は、生理の遅れ、身体の変化、妊娠初期症状によって妊娠に気づく時期です。

妊娠検査薬で妊娠が確認できるのも、超音波検査(エコー検査)で赤ちゃんが確認できるようになるのも妊娠2ヶ月頃です。

妊娠2ヶ月頃にはどのような身体の変化や症状が現れ、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

このページでは、妊娠初期(妊娠2ヶ月)の概要、症状と気をつけることについて紹介します。

妊娠初期(妊娠2ヶ月)の女性の状態と症状

妊娠2ヶ月頃になると、多くの女性は妊娠に気づきます。

予定日になっても生理が始まらないことで、「妊娠したかもしれない。」と思うこともあれば、急に食欲がなくなる、空腹時に胸がムカムカする、においに敏感になる、突然の吐き気や嘔吐に襲われるといった体調の変化で妊娠に気づくこともあります。

こうした女性の体調変化の原因は、女性ホルモンの一つである黄体ホルモンの分泌量が多くなることです。

黄体ホルモンは、女性の身体に妊娠の準備を促し、妊娠の状態を維持させる一方で、女性に辛い症状をもたらします。

身体や体調の変化に戸惑ったり、思うように仕事や家事がこなせなくなったりしやすい時期ですが、身体が赤ちゃんを育てるための環境整備に努めている時期なので、無理は禁物です。

妊娠週数ごとの主な変化は以下のとおりです。

妊娠4週

妊娠4週頃になると、個人差はありますが、多くの女性に妊娠初期症状が現れ始めます。

妊娠4週頃に多いのは、下腹部の張りや痛み、眠気と倦怠感、乳房の張り、乳首の痛みや色の変化などです。

妊娠5週

眠気と倦怠感、お腹の張りが続くことに加え、胸焼けや消化不良、唾液の分泌量増加といった症状が現れるようになります。

食べ物の好みが変化するのも妊娠5週頃です。

好みの変化の程度は個人差が大きいものですが、酸っぱい物を好むようになる女性が多くなっています。

妊娠6週

妊娠6週頃には、腎臓機能の高まりに加え、膨らみ始めた子宮が膀胱を圧迫することによって頻尿になります。

ほとんどの女性がつわりなどの妊娠初期症状によって妊娠に気づきます。

妊娠は、女性の心に嬉しさや喜びだけでなく不安や心配をもたらし、身体や体調の変化も生じさせるため、感情の起伏が激しくなったり、気分が落ち込んだりすることも多いものです。

妊娠7週

引き続き、つわりなどの妊娠初期症状にに悩まされる時期です。

運動不足、膨らんだ子宮による腸の圧迫、ホルモンのバランスの変化によって腸の筋肉が緩み、便秘になります。

また、肌の乾燥や吹き出物、シミに悩む人もいます。

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妊娠初期(妊娠2ヶ月)の赤ちゃんの状態

妊娠4週頃には、産婦人科の超音波検査で胎嚢(お腹の赤ちゃんが入った袋)が確認できるようになります。

妊娠7週頃には、頭と身体の区別がついて2頭身になります。

妊娠2ヶ月というのは、脳、脊髄、目や耳の神経が発達し、心臓や胃などの臓器も分かれ始め、手足の区別もつくようになるなど、中枢神経や器官の元がものすごいスピードでつくられる時期で、器官形成期と呼ばれています。

胎盤も形成され始めて、へその緒になる組織が発達する時期でもあります。

妊娠7週頃の標準的な大きさは、体重が4gくらい、頭殿長が12㎜くらいです。

小さいと思うかもしれませんが、卵子が0.1㎜、精子はさらに小さいことを考えると、受精からわずか数週間で驚異的な成長を遂げていることが分かります。

妊娠週数ごとの赤ちゃんの状態は以下のとおりです。

妊娠4週

0.3㎜〜2㎜くらいになります。

外胚葉、中胚葉、内胚葉が形成される

赤ちゃんの器官や組織を作る、外胚葉(目のレンズ、髪の毛、皮膚、爪、神経など)、中胚葉(骨、筋肉、リンパ組織、心臓、肺、血液の細胞など)、内胚葉(舌、消化器官など)の形成が始まります。

胎盤が活動を開始する

胎盤は、母体から栄養や酸素を赤ちゃんに送り、老廃物を赤ちゃんから送りだす役割を果たす大切な器官です。

妊娠3週頃から作られ始めた胎盤が、妊娠4週頃から活動を開始します。

ただし、その働きはまだまだ不十分で、完成して十分な機能を発揮するのは妊娠3か月頃です。

心臓管が作られ始める

心臓管という、赤ちゃんに血液を送る管が作られ始めます。

妊娠5週前には、この心臓管によって、赤ちゃんに血液が循環するようになります。

妊娠5週

顔と心臓がはっきりと区別されるようになりますが、手足の区別はまだはっきりしていません。

赤ちゃんの目や耳になる部分に組織やくぼみが形成され始める他、胃や腸の形成も始まります。

胎盤

妊娠4週頃から活動し始めていますが、その機能はまだ十分ではありません。

そのため、赤ちゃんの栄養の多くは卵黄嚢から供給されています。

手足の突起ができる

手足の元になる突起が出てきます。

まだ、はっきりした手足の区別はありませんが、これから徐々に手足として区別できるようになり、指も形成されていきます。

心臓が鼓動を打ち始める

赤ちゃんと胎盤の間で循環が始まり、大動脈が形成され始めることで、心臓が鼓動を打ち始めます。

赤ちゃんの鼓動(心拍)は、産婦人科の超音波検査で確認でき、妊娠を判断する指標の一つになります。

妊娠6週

骨の周りに筋肉が付くようになり、神経も作られ始めます。

妊娠5週頃は小さな突起だった手足が水かきのような形に変化していきます。

生殖器が形成され始める他、腎臓や視床下部といった人間の身体に不可欠な器官がどんどん形成され始めます。

妊娠7週

妊娠7週は、赤ちゃんの器官形成にとって最も大切な1週間と言われています。

心臓が4つの心房に別れ、肺動脈から大動脈が分かれます。

また、脳、胃、腎臓といった臓器が分かれて始めるのも妊娠7週頃です。

それまで折れ曲がっていた赤ちゃんの身体が、まっすぐになり、頭と胴体が分かれて2頭身になっていきます。

目や耳などが形成され始め、手のひらや足の裏も形成され始めます。

妊娠が分かってから産婦人科を受診するまで

予定日を過ぎても生理が来ないことや、つわりなどの妊娠初期症状で「妊娠しているかもしれない。」と思ったら、妊娠検査薬で確認し、検査結果が陽性なら産婦人科を受診することになります。

妊娠検査薬で確認する

市販の妊娠検査薬の多くは、生理予定日の1週間後(妊娠5週)から使用可能と書かれています。

実際には妊娠3週前後から陽性反応が出ることはありますが、信頼性が高いのは妊娠5週以降です。

妊娠検査薬で陽性反応が出た場合、ほぼ確実に妊娠しています。

しかし、子宮外妊娠や化学的流産などの場合でも妊娠検査薬では陽性が出るので、妊娠が正常かどうかは分かりません。

産婦人科の診察を受ける時期

正常な妊娠かどうかを確認するには、産婦人科で診察を受ける必要があります。

母体と赤ちゃんの安全のために、妊娠検査薬で陽性反応が出たらすぐ産婦人科の診察を受けることが大切です。

ただし、妊娠の目安となる胎嚢や心拍が確認されるのは、それぞれ妊娠4〜5週と妊娠6週以降です。

それ以前に産婦人科を受診しても、医師が妊娠しているかどうかを判断できず、胎嚢や心拍が確認できる時期に再受診するよう言われることがあります。

初めて産婦人科の診察を受ける

産婦人科の初診は、かなり緊張しますし、負担も大きいものです。

しかし、妊娠生活を乗り切って出産までたどり着くには、産婦人科の診察は欠かせないものです。

周囲に相談し、心の準備をした上で受診しましょう。

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妊娠初期(妊娠2ヶ月)に気をつけること

妊娠後は、母子の健康を第一に考えた生活を送ることになります。

  • 体調にスケジュールを合わせる
  • 食事
  • 体重管理
  • 服装
  • 服薬
  • トイレ
  • 水分をたくさんとる
  • 姿勢を変える
  • 禁酒
  • 禁煙
  • 重い物を持たない
  • 歯の衛生管理

体調にスケジュールを合わせる

妊娠すると、女性の体調は妊娠前と比べて大きく変化します。

日によって体調が違うのは当たり前で、日内変動(一日のうちの変化)も大きいものです。

これは、読んだり聞いたりして想像するよりもずっとしんどいことです。

大切なのは、スケジュールを優先して身体に無理をさせないことです。

妊娠した女性の身体がしんどくなるのは、「お腹の中の赤ちゃんが健康に育つためにゆっくり休んでほしい。」という身体のサインだと考えましょう。

無理ばかりしていると、母体にも赤ちゃんにも深刻な負担がかかり、病気や異常の原因になることがあります。

妊娠後も仕事を続ける女性は、早めに上司に相談して職場全体としての配慮を求めることが大切です。

食事

お腹の中の赤ちゃんは、お母さんを通してしか栄養を得ることができないので、お母さんがバランスの良い食事をしていないと、赤ちゃんの成長に影響が出てしまいます。

1日3食、バランスの良い食事をとることが大切です。

ただし、何が何でも1日3食、バランスの良い食事をとらなければいけないと考える必要はありません。

妊娠すると、食べ物の好みが変化して、食べたいと思っても食べられないこともよくあります。

そうした状態で無理に食べ物を詰め込むと、食べることがストレスになりますし、吐き出してしまうこともあります。

まずは、食べられる物を食べて、食欲不振が落ち着いてきたら、少しずつ栄養バランスを考えた食事に切り替えるようにしましょう。

体重管理

妊娠すると、妊娠前よりも体重が増加することになりますが、急激な増加は母体にも赤ちゃんにも良くありません。

一方で、妊娠に伴うつらい症状や精神的な負担により、体重が減少してしまうこともあります。

妊娠が分かったら、1日1回は体重計に乗り、妊娠週数に応じた体重の増加あるかどうかを確認してください。

体重が減少していたり、急激に増加したりしている場合は、産婦人科に相談する必要があります。

服装

妊娠週数を経るにつれて子宮が膨らみ、それに伴って女性のお腹も大きくなっていきます。

妊娠中は、お腹を締め付けないゆったりとした服装を心がけましょう。

お腹を締め付けると母体に良くありませんし、栄養や酸素が赤ちゃんにうまく届かなくなる危険もあります。

また、ハイヒールは、バランスがとりにくく転倒のリスクが高まるので、身体への負担も少なくないため避け、ローヒールで歩きやすい靴を選んでください。

服薬

女性の身体には様々なしんどい症状が出てくるので、痛み止めなどの服用を考えるかもしれません。

しかし、妊娠2ヶ月というのは、赤ちゃんの器官が着々と形成されていく大切な時期なので、薬を飲むと赤ちゃんに良くない影響を与えるリスクがあります。

薬の使用を考える場合は、医師と相談した上で用法用量を守って使用することが大切です。

トイレ

妊娠後に頻尿に悩まされる女性は多いものです。

おしっこを我慢すると、膀胱炎や尿路感染症といった病気になる可能性が高まるので、こまめにトイレへ駆け込むようにしましょう。

尿路感染症は、早産のリスクを高めると言われているので、安産のためにも注意してください。

水分をたくさんとる

妊娠中は、妊娠前より水分不足になりやすいものです。

特に、仕事をしていたり、日中外出が多かったりする場合は、こまめに水分補給することを意識してください。

姿勢を変える

同じ姿勢を取り続けると血行が悪くなり、身体の節々が痛んで腰痛や肩こりの原因になります。

特に、仕事で長時間パソコンを使う人、立ち仕事が多い人、スマートフォンを長時間利用する人などは要注意です。

意識的に休憩を挟み、姿勢を変えたり身体を動かしたりしてください。

喫煙しない、副流煙に気をつける

タバコが母子に悪影響を与えることは、研究結果で明らかにされています。

副流煙についても、妊婦が喫煙するのと同じ悪影響を与えることになるので、妊婦の家族全員が禁煙に協力することが求められます。

重い物を持たない

スーパーで食料品を買いすぎたり、家の中の掃除で机などを一人で移動させたりするなど、日常生活の中で重い物を持つ機会は少なからずあります。

しかし、重い物を持つと身体に大きな負担がかかるので、なるべく周りの人に任せましょう。

歯の健康

妊娠すると、歯や歯茎など口内環境が悪化しやすくなります。

しかし妊娠中は、母子への影響を考えて麻酔を使った治療は行われないことが多いため、歯や歯茎の異常を予防することが重要です。

朝昼晩と欠かさず歯を磨くこと、そして、異常がなくても数ヶ月に1回は歯科を受診し、口内環境の異常の有無を確認することが大切です。

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まとめ

妊娠2ヶ月頃になると、予定日に整理が来ないことや妊娠初期症状によって妊娠に気づく女性が多くなります。

お腹の中の赤ちゃんは急ピッチで成長を遂げていくため、親としては、赤ちゃんが過ごしやすい環境を整えることが何より重要となります。

「赤ちゃんが過ごしやすい環境=健康な母体」と言っても過言ではないので、健康的な食事、睡眠、生活リズムを意識して生活するようにしましょう。

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