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乳児期の子育て

意外と知らない予防接種ワクチンの副反応(副作用)、種類、接種方法

ワクチンの接種方法と種類、副反応

予防接種ワクチンとは

予防接種では、ワクチンと呼ばれる液体を飲んだり注射したりして体内に接種します。

ワクチンとは、感染症の原因になるウィルスや細菌の病原性を弱くしたり、無毒化したりしたものです。

ワクチンを接種することで、ウィルスや細菌に対する抗体が赤ちゃんの身体の中で作られます。

すると、赤ちゃんの体内の白血球が、接種したウィルスや細菌を駆除すべき相手だと認識し、実際に病原性のあるウィルスや細菌に赤ちゃんが感染した際に、駆除しようと働いてくれるようになります。

予防接種を受けることで、ウィルスや細菌の感染を予防し、仮に感染しても発症を食い止め、万が一発症しても重症化するのを防ぐというように、感染症に対して二重三重に対抗できるようになります。

予防接種ワクチンの副反応

副反応とは、ワクチンを接種したことにより生じる、抗体を作る以外の反応のことです。

発熱、注射したところが腫れる、赤ちゃんの機嫌が悪くなるなど、好ましくない反応がほとんどです。

ワクチンを接種するということは、病原性を弱くしたり、無毒化したりしたとはいえ、感染症の病原体を体内に入れることには変わりないため、自然感染した場合と同じように、身体が病原体に対する反応を起こす(生体反応)ことがあります。

これが副反応です。

副反応として生じる症状は、実際のウィルスや細菌に感染するのに比べると軽いことが多く、通常は2~3日ほどで自然におさまります。

ただし、まれに深刻な副反応が起こることがありますし、副反応が出ないに越したことはないので、これまでの予防接種で副反応が出たことがある、赤ちゃんの健康状態に不安がある、アレルギーがある、重い病気を治療中であるなど、予防接種を受けるにあたって気になることがある場合は、まず、医師に相談し、納得できるまで説明を受けましょう。

副反応の内容

接種したところが赤く腫れる

注射接種の場合、注射したところが赤く腫れることがあります。

通常は1~2日で腫れがおさまりますが、悪化する場合は医師に相談してください。

発熱

生ワクチンの場合、ワクチンの元になった病気の症状が出ることがあります。

例えば、はしか(麻疹)のワクチンを接種した場合に、赤ちゃんが発熱することがあります。

ただし、実際にはしかを発症するよりも症状は軽く、発熱も数日でひいていきます。

合併症

例えば、おたふくかぜのワクチンを接種された赤ちゃんが、無菌性髄膜炎を起こす場合があります。

しかし、合併症の発症率は、ワクチン接種を受けない場合に比べて低くなっています。

予防接種を受けた病気にかかる

生ワクチンは、過去にはワクチンの元になった病気そのものを発症することがあり、問題視されていました。

しかし現在は、ケースが蓄積され、ワクチン製造技術も進歩したため、ワクチンの元になった病気そのものを発症する確率は低くなっています。

副反応かなと思ったら

不活化ワクチンは24時間、生ワクチンは2~3週間くらい、副反応が生じる可能性があります。

そのため、接種後は30~1時間くらい病院で待機する、帰宅後も副反応が起きたらすぐに医師と連絡できる体制を整えておく、急に副反応が起きた場合に、誰がどうやって病院へ連れて行くか決めておくといった対応をとることが大切です。

副反応かどうか判断できなくても、赤ちゃんの様子がいつもと違うと思ったら、すぐに医師や保健師に相談してください。

ワクチンの接種方法と種類

接種方法

ワクチンの接種方法には、経口接種と注射接種の2種類があります。

経口接種

経口接種とは、ワクチンを口から飲ませる方法です。

口から飲ませるワクチンのことを、経口ワクチンといいます。

ロタウィルスのワクチンであるロタリックスが代表的で、小さなケースに入ったワクチンを、直接赤ちゃんの口の中に流し込んで飲み込ませます。

痛みはありませんが、飲み込むのを嫌がる赤ちゃんは少なくありません。

注射接種

注射接種とは、ワクチンを赤ちゃんの腕に注射して接種させる方法です。

注射で接種させるワクチンを、注射ワクチンといいます。

注射による痛みに加え、注射したところが赤く腫れることがあります。

ヒブ、BCG、4種混合など、定期接種に指定されている予防接種の多くは、注射接種です。

ワクチンの種類

予防接種のワクチンは、病原体の状態によって、生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドの3種類に分類されます。

生ワクチン

生ワクチンとは、「症状は出ないが免疫は作れる」程度までウィルスや細菌の病原性を弱めて作るワクチンです。

接種したワクチン(病原性が弱められたウィルスや細菌)が、赤ちゃんの体内で増えることで免疫力がつきます。

自然に感染するのに近い状態で免疫をつけられるので、1回の接種で十分な免疫を作れるものが多くなっています。

ただし、自然感染に比べると免疫力は弱くなるので、期間をあけて追加接種した方がよいものや、2,3回接種した方がよいものもあります。

副反応として、接種したウィルスや細菌がもたらす病気の症状が出ることがあります。

ロタウィルス、はしか(麻疹)、風しんなどは生ワクチンです。

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不活化ワクチン

不活化ワクチンとは、ウィルスや細菌の病原性をなくしたり、無毒化したりして、免疫を作るために必要な成分のみにしたワクチンのことです。

不活化ワクチンは、接種しても副反応が少ないというメリットがある一方で、1回の接種では十分な免疫ができず、複数回の接種が必要になります。

ポリオ、百日せき、日本脳炎、インフルエンザなどは不活化ワクチンです。

トキソイド

トキソイドとは、免疫を作るのに重要な毒素の毒性を取り除き、免疫を作る働きだけを残したワクチンのことです。

ジフテリア、破傷風などはトキソイドです。

混合ワクチン

混合ワクチンとは、2種類以上のワクチンを混合したもののことで、次の3種類があります。

2種混合

ジフテリア(D)、破傷風(T)

3種混合

ジフテリア(D)、百日せき(P)、破傷風(T)

4種混合

ジフテリア(D)、百日せき(P)、破傷風(T)、不活化ポリオ(IPV))

平成24年8月以降に生まれた赤ちゃんや、3種混合(DPT)とポリオを一度も接種していない赤ちゃんは、原則として4種混合(DPT-IPV)ワクチンを接種することになります。

平成24年7月以降に生まれ、3種混合(DPT)ワクチンをすでに接種している赤ちゃんは、原則として3種混合ワクチンを4回受けることになります。

ややこしいので、医師に母子健康手帳を見せて、どの予防接種を受ければ良いか尋ねてください。

副反応として、注射したところが赤く腫れることや、しこりが残ることがあり、回数を経るごとに副反応は大きくなる傾向がありますが、通常は時間の経過とともに消えていきます。

副反応が酷い場合や、いつまでも治らない場合は、医師に相談してください。

他の予防接種を受けるまでの間隔

予防接種は、ある予防接種を受けてから別の予防接種を受けるまでに、一定の間隔をあける必要があります。

  • 生ワクチン:ある予防接種を受けてから、27日以上の間隔をあける
  • 不活化ワクチン:ある予防接種を受けてから、6日以上の間隔をあける

予防接種に関する他のページを見る:予防接種

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