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乳児期の子育て

手づかみ食べはいつから?しないと自閉症?赤ちゃんの食べ方の発達は?

手づかみ食べ 手づかみ食べしない 赤ちゃん

赤ちゃんは、胎内にいる間は、胎盤を通して酸素や栄養を摂取できていましたが、生まれた後は、自力で呼吸して酸素を取り入れ、授乳や食事によって栄養を摂取する必要に迫られます。

生まれたての頃は、生まれつき備わっている原始反射によって本能的に母乳を飲みますが、少しずつ飲み方を学習して自分の意思で飲めるようになりますし、離乳食を食べさせてもらったり、自分で食べ物を手づかみ食べしたりことも覚えていきます。

このページでは、乳児期の赤ちゃんの食べ方の発達(授乳、離乳食、手づかみ食べ)について紹介します。

赤ちゃんの食べ方の発達1:離乳食まで(生後0ヶ月4ヶ月)

生まれたての赤ちゃんは、原始反射の働きによって、本能的にお母さんのおっぱいを探し当てて母乳を飲みます。

お母さんに抱っこされて、頭や首の辺りを優しく支えられた状態で母乳を飲み、飲み終わったら、縦抱っこの状態で背中をこすってもらってゲップを出します。

1日に何度もおなかを空かせて泣き、その度に母乳をもらううちに、少しずつですが母乳を飲むのに必要な口や身体の動きを学習していきます。

また、生後2ヶ月頃からは指しゃぶり(手しゃぶり、こぶししゃぶり)を始め、頭、首、口、手の動きを制御する力を向上させ、生後3ヶ月頃には手をおっぱいに添えて母乳を飲めるようになります。

自分の意思で母乳を飲むことができるようになるにつれて、生まれ持った原始反射は自然に消失していきます。

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赤ちゃんの食べ方の発達2:離乳食初期(ゴックン期、生後5ヶ月~6ヶ月)

生後5ヶ月頃になると、ほとんどの赤ちゃんが自分の意思で母乳を飲むようになります。

また、口の中に入った異物を押し出す原始反射(押し出し反射)が消失することもあり、多くの家庭で赤ちゃんに離乳食を食べさせ始めます。

この時期の赤ちゃんには、お母さんのひざの上に抱っこした状態で、離乳食をスプーンで食べさせます。

最初の1~2日は10倍がゆを1さじだけ食べさせますが、赤ちゃんは液体以外の物を口に入れて飲み込むことに慣れていないため、舌で離乳食を押し出したり、歯ぐきでスプーンを噛んだりしてこぼしてしまうことも珍しくありません。

その語は、赤ちゃんの様子を見ながら、数日ごとに10倍がゆを2さじ、3さじというように量を増やしていきますが、回数は1日に1回が基本です。

赤ちゃんは、離乳食を食べるのに慣れてくると、離乳食を口の中に入れた後、唇を閉じて口の中で舌を動かし、ゴックンと飲み込むことができるようになります。

また、スプーンを目の前に近づけると、身を乗り出して口にくわえようとすることもあります。

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離乳食初期(5~6ヶ月・ゴックン期)の進め方!おすすめ食材や簡単レシピ

赤ちゃんの食べ方の発達3:離乳食中期(モグモグ期、生後7ヶ月~8ヶ月)

生後7ヶ月頃の赤ちゃんは、腰がすわり、お座りの姿勢を自力で維持できるようになります。

また、乳歯が生え始める赤ちゃんもいます。

この時期の赤ちゃんには、水分量を減らして歯ぐきと舌で押しつぶせるくらいの固さに調節した離乳食を与え、モグモグ口を動かして食べ物をつぶしたり、飲み込んだりする練習をさせます。

離乳食の回数を1日1回から1日2回に増やし、食べさせる量も赤ちゃんの様子を見ながら増やしていきます。

赤ちゃんは、自分で口を開けて食べ物を入れることを楽しむようになり、おいしいという感覚も身につけていきます。

なお、固形の赤ちゃん用菓子などを手渡すと、掴んで口に入れることができますが、手に持った部分を口の中に入れるのはまだ困難です。

離乳食以外にも、周りにある物を何でも掴んで口に入れる、噛む、なめるなどして物の性質を確認するようになります。

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離乳食中期(7~8ヶ月、モグモグ期)の進め方!おすすめレシピ、量や硬さ


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赤ちゃんの食べ方の発達4:離乳食後期(カミカミ期、生後9ヶ月~11ヶ月)

多くの赤ちゃんの口の中に乳歯が生え始めますが、奥歯はまだ生えていません。

バナナくらいの固さに調理した離乳食を与えて、歯ぐきや乳歯で押しつぶして飲み込む楽しさを覚えさせます。

離乳食の回数は1日3回に増やし、量も子供用のお茶碗1杯分くらい食べさせるようにします。

離乳食後期の赤ちゃんは、親が食事する光景を見るうちに、「自分で食べたい。」という気持ちを抱くようになり、手づかみ食べを始め、掴んだ物を丸々食べることができるようになります。

手づかみ食べとは

手づかみ食べとは、赤ちゃんが離乳食などを直に手で掴んで食べる食べ方です。

赤ちゃんが手づかみ食べを始める標準的な時期は、生後9ヶ月~11ヶ月頃ですが、離乳食中期から始めたり、生後1歳を過ぎてから始めたりすることもあります。

手づかみ食べには、手で物の形を確認したり物を掴んだりする練習になる、手の平の感覚を育む、自分で食べることへの興味関心を高めるといったメリットがあります。

手づかみ食べをしないと自閉症?

多くの赤ちゃんが手づかみ食べをすることは、子育ての豆知識として広く知られています。

そのため、赤ちゃんがいつまで経っても手づかみ食べをしないと、「何か異常があるのではないか。」と不安になる親も少なくありません。

近年、発達障害や自閉症スペクトラムに関する知識が広まった影響で、手づかみ食べをしないことと自閉症スペクトラムなどを関連付けてしまう親が増えています。

例えば、手づかみ食べをしない=自分で食べることに興味を示さない=自閉症スペクトラムの真似をしない、興味の限局の症状」などと考えて、保健センターや小児科に相談する人が後を絶ちません。

しかし、「手づかみ食べをしない=自閉症スペクトラムや発達障害」ではありません。

赤ちゃんが手づかみ食べしない原因は、自分で食べることに興味を持つのがゆっくりなだけかもしれませんし、他のことに興味が向いているのかもしれません。

親に食べさせてもらうのが嬉しいと思っている可能性もあり、いずれにしても自閉症スペクトラムなどを疑う要因ではありません。

手づかみ食べをしない赤ちゃんへの対応

手づかみ食べから赤ちゃんが得られることは多いので、もし赤ちゃんが手づかみ食べを自発的に始めないようなら、親が手づかみ食べするところを見せてみると良いでしょう。

赤ちゃんは、親の真似をして行動を学習するものなので、すぐには無理でも、少しずつ手づかみ食べを覚える可能性があります。

また、赤ちゃんが手づかみしやすいよう、離乳食の固さや大きさ、量などを工夫するのも効果的です。

赤ちゃんが手づかみ食べをしない、親側の要因

赤ちゃんが手づかみ食べをしない原因としては、赤ちゃん側の要因以外に、親側の要因もあります。

親側の要因として一番大きいのが、赤ちゃんが手づかみ食べをしたがっても禁止する親が増えていることです。

手づかみ食べが赤ちゃんに与えるメリットは理解しつつ、「汚れた手で家具や部屋を触られたくない。」、「食べ散らかされると後片付けが大変。」、「食べさせた方が楽。」、「周囲の目が気になる。」、「不衛生な気がする。」といった理由で、手づかみ食べを禁止・制限するのです。

これでは、赤ちゃんがいくら手づかみ食べをしようとしても、思うようにできません。

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まとめ

乳児期は、胎盤を通した栄養補給から自力で母乳を飲むようになり、離乳食を始めて固形物を食べ始めるというように、栄養摂取の方法が目まぐるしく変化する時期です。

赤ちゃんは、持って生まれた原始反射に頼りきりの状態から、自分の意思で母乳を飲んだり離乳食を食べたりできるようになり、幼児期以降の食事の在り方の基礎を築きます。

親としては、赤ちゃんの自発的な発達を見守りつつ、明らかな遅れが見られるようであれば、小児科や保健センターに相談しながら、適切な食べ方を教えてあげることが大切です。

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