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乳児期の子育て

赤ちゃんが舌打ち(舌鳴らし)する時期と理由は?授乳中の舌打ちの意味は?

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赤ちゃんが舌打ちすることはありませんか?

「「チッ」、「チェッ」という音がして辺りを確認すると、赤ちゃんが舌打ちしていて驚いた。」、「いつも可愛いしぐさばかり見せてくれていた赤ちゃんが、ある日突然舌打ちを始めてショックだった。」というお父さんお母さんは少なくありません。

また、授乳中に、赤ちゃんが舌打ちに似た「チュッチュッ」、「チッチッ」という音を出すのを気にしている母さんもたくさんいるものです。

このページでは、赤ちゃんが舌打ちする理由、授乳中の舌打ちの意味について紹介します。

赤ちゃんが舌打ちする時期と確率

最初に、赤ちゃんが舌打ちを始める時期と確率について見ていきましょう。

赤ちゃんが舌打ちする時期(いつから)

通常、赤ちゃんが舌を動かせるようになるのは生後2~3ヶ月頃からです。

最初は、口から舌を出し入れしたり、口の周りや手をなめたりして動きを確認し、少しずつ器用に動かせるようになっていきます。

舌打ちできるようになるのは、生後4~5ヶ月頃からです。

赤ちゃんが舌打ちする確率

当然ながら、赤ちゃんの舌打ちに関する公式な統計は見当たりません。

しかし、子育て相談サイトで全国のお母さんに対するアンケートを実施した結果、各月齢の赤ちゃんが舌打ちする確率は、次のような結果になりました。

  • 生後0~1ヶ月 舌打ちする:4%、舌打ちしない:90%、その他:6%
  • 生後2~3ヶ月 舌打ちする:59%、舌打ちしない:33%、その他:8%
  • 生後4~5ヶ月 舌打ちする:79%、舌打ちしない:9%、その他:12%
  • 生後6~7ヶ月 舌打ちする:91%、舌打ちしない:5%、その他:4%
  • 生後8~9ヶ月 舌打ちする:89%、舌打ちしない:10%、その他:1%
  • 生後10~11ヶ月 舌打ちする:89%、舌打ちしない:4%、その他:7%

各月齢ごとの母数が異なること、小数点以下を切り捨てていること、舌打ちの頻度は質問していないことから、おおよその数値にはなりますが、多くの赤ちゃんが舌打ちをすることは分かるでしょう。

赤ちゃんが舌打ちする理由

赤ちゃんの舌打ちを、大人の舌打ちのように「イライラ」、「不快感」、「不満」を表現しているのだと勘違いして受け止めてしまう人がいます。

しかし、赤ちゃんが舌打ちするのは、不快な気持ちや親への不満ではありません。

赤ちゃんが舌打ちする主な理由は、次のとおりです。

  • 口や舌の動かし方を練習している
  • 遊んでいる・クセになっている
  • 大人の真似をしている
  • おなかが空いている
  • 母乳やミルクがうまく飲めていない

それでは、一つひとつの理由と対処法を見ていきましょう。

赤ちゃんが舌打ち(舌鳴らし)する理由:口や舌の動かし方を練習している

赤ちゃんは、言葉を話し始める前段階としてクーイングや喃語を発声します。

クーイングと喃語は、どちらも「意味のない発声」ですが、クーイングが単純な母音のみなのに対して、喃語は母音と子音を組み合わせた発声だという違いがあります。

発声する時期は、クーイングがおおむね生後2~3ヶ月頃から、喃語が生後4~5ヶ月頃からです。

赤ちゃんは、クーイングや喃語を繰り返し発声するうちに、口や喉、声帯、横隔膜の使い方を覚えて色々な声を出せるようになり、言葉を話す準備を整えます。

こうした過程で口の動かし方を試行錯誤する中で、舌打ち(舌鳴らし)も習得します。

赤ちゃんは、一度覚えたことを何度も反復して身につけるものなので、一度舌打ちを覚えると、何度も舌打ちの練習を重ねて口や舌の動かし方を覚えていきます。

生後2~5ヶ月頃の赤ちゃんの舌打ちは、口や舌の動かし方を練習している可能性が高いと言えます。

関連ページ

赤ちゃんの喃語とは?いつから?クーイングとの違いは?話さないと自閉症?

赤ちゃんが舌打ち(舌鳴らしする理由):遊んでいる・クセになっている

赤ちゃんは、毎日のようにできることが増えていき、新しく覚えた動作を繰り返して遊びます。

例えば、近くの物を掴んでみたり、手足をブンブン振り回したり、足をなめてみたりというように、とにかく何でも遊びにします。

舌打ちも、赤ちゃんにとっては「口と舌を動かして音を出す。」という遊びの一つです。

赤ちゃんは、音に敏感で、特にリズミカルな音を好む傾向があります。

そのため、舌打ちした時に頭の中に響く「チッチッ」、「チュッチュッ」というリズミカルな音を心地良く感じ、何度でも繰り返そうとすると考えられています。

赤ちゃんが舌打ちで遊ぶのは、舌打ちを覚える時期(生後2~5ヶ月頃)とおおむね同じです。

また、舌打ちで遊ぶうちにクセになることもあります。

ご機嫌な時に何度も何度も舌打ちしている場合は、クセになっている可能性が高いと言えます。

しかし、赤ちゃんのクセは、放っておいても自然と消失することがほとんどなので、心配する必要はありません。

赤ちゃんが舌打ち(舌鳴らしする理由):大人の真似をしている

赤ちゃんは、「親が口を開けると、赤ちゃんも口を少しだけ開く(新生児模倣)」など、新生児の頃から周囲の大人の真似をしています。

また、生後2ヶ月頃には、親が笑顔を向けるとニコッと微笑み返してくれるようになり(社会的微笑)、手足を動せるようになると、大人の動きを観察して真似しようとします。

しかし、動きを真似するためには、①目で見た動きを脳に伝え、②脳から身体に動きの再現を指示して、③身体が動きを再現する過程をたどる必要があり、手足を動かし始めたばかりの赤ちゃんでは脳や身体能力が未熟でうまくいきません。

大人の動きを真似できるようになるのは生後7~8ヶ月頃で、体の動きだけでなく表情や口の動きも真似しようとチャレンジします。

その過程で、「口から音を出す」舌打ちや口笛、くちびるブルブルに興味を持って、真似をすることがあります。

口や唇を上手に動かせるようになると、親が舌を鳴らしたのに続いて舌打ちしたり、「チッチッチッチッ」と連続して音を出したりというように、舌打ちにバリエーションが出てきます。

関連ページ

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赤ちゃんが舌打ち(舌鳴らしする理由):おなかが空いている

赤ちゃんは、生まれてから離乳食を始める生後5ヶ月前後まで、母乳やミルクだけを飲んで生活しています。

この時期の赤ちゃんは、おなかが空くと、口を乳首に吸い付く形にして「チュッチュッ」という音を出すことがあります。

この動作が、離乳食を始めた後も「おなかが空いた時の動作」として残り、舌打ちのように聞こえることがあります。

赤ちゃんが舌打ち(舌鳴らしする理由):母乳やミルクがうまく飲めていない

低月齢の赤ちゃんが母乳を飲んでいる時に、舌打ちに似た音が聞こえる場合は、うまく飲めていない可能性があります。

赤ちゃんは、母乳を飲むための原始反射(哺乳反射)を持って生まれてきますが、最初はうまく飲めず、吸った量の大半をこぼしてしまいがちです。

舌打ちに似た音が聞こえたら、赤ちゃんが、乳首を乳輪からくわえているかどうかをチェックし、くわえていない場合は、赤ちゃんの頭を乳房に軽く押しつけましょう。

また、お母さんが前かがみになって赤ちゃんを抱っこしていると、赤ちゃんは乳首をうまく吸えず、母乳も出にくくなってしまいます。

太ももにクッションや座布団を置いて、その上に赤ちゃんを乗せるなど工夫して、お母さんの背筋が伸びた状態で授乳しましょう。

関連ページ

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まとめ

赤ちゃんの舌打ちは、言葉を話すためのワンステップや遊びなど、肯定的な意味合いが強いしぐさです。

突然、赤ちゃんが舌打ちを始めても心配せず、順調に成長した証だと受け取って、温かく見守ってあげましょう。

なお、赤ちゃんが四六時中舌打ちばかりする期間が1ヶ月以上続く場合は、口の中や脳に異常がある可能性を考えて、小児科を受診させてあげましょう。

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