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乳児期の子育て

赤ちゃんの寝相がひどい!ばんざい、えびぞり、うつ伏せの対策は必要?

赤ちゃん 寝相 悪い

赤ちゃんの気になる症状の一つに、寝相(ねぞう)の悪さがあります。

赤ちゃんの寝相がひどいと、「寝ているうちにうつ伏せになって窒息するのではないか。」、「長時間えびぞり状態で寝ていると身体を痛めるのではないか。」、「寝返りして壁に頭をぶつけないか。」などと心配になってしまいます。

かといって、夜中にずっと赤ちゃんの様子を観察するわけにもいかず、対応に困っているお父さんお母さんは少なくありません。

そこで、このページでは、赤ちゃんの寝相が悪くなる原因と対策の必要性、気になる寝相について紹介します。

赤ちゃんの寝相が悪い原因

赤ちゃん 寝相 悪い

赤ちゃんの寝相が悪い主な原因は、次の2つです。

  • レム睡眠とノンレム睡眠の割合
  • 成長ホルモンの分泌

レム睡眠とノンレム睡眠の割合

赤ちゃん 寝相 レム睡眠 ノンレム睡眠

人の眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類あり、この2つが交互に繰り返されることで眠りを構成しています。

レム睡眠とは

レム睡眠とは、いわゆる「浅い眠り」で、「身体は寝ていて、脳は起きている」状態です。

赤ちゃんの寝返り、寝言、夜泣き、手足バタバタなどは、レム睡眠中に起こることが分かっています。

他にも、レム睡眠中は色々なことが起こります。

  • 骨格筋が緩んで筋肉疲労が回復する
  • 記憶を固定させる
  • 目覚めが良い
  • 夢を見やすい
  • 物音で目を覚ましやすい
  • トイレに行きたくなる
  • 金縛りにあう

ノンレム睡眠とは

ノンレム睡眠とは、いわゆる「深い眠り」で、「身体も脳も寝ている」状態のことです。

ノンレム睡眠の効果は、次のとおりです。

  • ストレスが解消される
  • 成長ホルモンなどのホルモンが分泌される

赤ちゃんはレム睡眠の割合が高い

赤ちゃんは、レム睡眠が睡眠全体の50%くらいを占めています。

大人の場合、1睡眠あたりのレム睡眠の割合が20%くらいなので、赤ちゃんは、睡眠全体に占めるレム睡眠の割合がかなり多いことが分かります。

つまり、赤ちゃんは、レム睡眠の割合が多い分だけたくさん動くので、よく姿勢が変わったり寝る位置がずれたりするのです。

成長ホルモンの分泌

赤ちゃん 寝相 成長ホルモン

成長ホルモンとは、脳下垂体前葉から分泌される、人の成長を促すホルモンです。

成長ホルモンは、①身体の深部体温が低いほどたくさん分泌される、②寝ている時の方が分泌量が増えるという特徴があります。

赤ちゃんの身体は、成長ホルモンの分泌を促すために、身体の深部の熱を体表面に放出しようとします。

その結果、赤ちゃんの体温は大人よりも高めになります。

特に寝ている間は、身体の深部の熱がたくさん体表面に放出されるため、起きている時よりも体温が上がりやすく、暑さを感じやすいものです。

赤ちゃんは、布団を蹴飛ばしたり、両手をばんざいしたりして体温調節を試みますが、それでも暑くて寝苦しい時は、何度も態勢を変えたり、涼しい場所を求めて寝返りを繰り返したりします。

こうした寝苦しさへの対応が、寝相の悪さを引き起こします。

寝相対策は必要か

赤ちゃん 寝相 対策

赤ちゃんの寝相の悪さは、脳や体がしっかり成長している証なので、基本的には対策は必要ありません。

寝相が酷いからといって、狭い場所に寝かせて身動きが取れなくすると、筋肉が凝り固まる、身体がゆがむ、体温調節がうまくできずに体調を崩すリスクが高くなるので控えましょう。

むしろ、赤ちゃんが就寝中も自由に動き回れるよう、広くて安全な環境を整えてあげることが大切です。

もちろん、安全対策はしっかり整える必要があります。

赤ちゃんの近くに危険な物を置かず、ふすま、テーブル、イス、テレビラック、本棚、ソファ、壁の角など赤ちゃんがぶつかると危ない場所にはクッションや緩衝材を用意しましょう。

お父さんお母さんと一緒に寝る場合は、あまり密着せず、赤ちゃんが寝返りできるくらいのスペースは空けておきます。

気になる寝相

赤ちゃん 寝相

ここでは、お父さんお母さんが心配しやすい寝相について紹介します。

ばんざい

赤ちゃん 寝相 ばんざい

赤ちゃんがばんざいして寝ているのは、体温を調節するためです。

赤ちゃんは、体温調節機能が未発達で、室温や着衣などの影響で何かと身体に熱がこもり、体温が高くなってしまう傾向があります。

そのため、ばんざいして手をふとんから出し、手の平から放熱して体温を調節しているのです。

「寒いのではないか。」と心配になり、手袋やミトンをはめたり、手を布団の中に戻したりしがちですが、赤ちゃんの放熱を邪魔してしまうことになるので控えましょう。

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えびぞり

赤ちゃん 寝相 えびぞり

赤ちゃんがえびぞりになって寝るのは、暑くて背中が気持ち悪くなるからです。

夏場はえびぞり態勢で寝る赤ちゃんが増えますし、冬場でも、いきすぎた防寒対策をしていると、赤ちゃんがえびぞりになることがあります。

効果的な対策は、次のとおりです。

  • 布団の下にすのこを敷く
  • 布団とシーツの間に通気性の良いマットを敷く
  • こまめに背中の汗を拭いてやる

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うつぶせ

赤ちゃん 寝相 うつぶせ

赤ちゃんは、睡眠中でも無意識に寝返りし、うつぶせに眠ることがあります。

うつぶせ寝は、あおむけ寝より呼吸がしやすい、熟睡できる時間が長くなる、吐きにくくなるといったメリットがある一方で、窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあります。

固めの布団やマットレスで寝かせ、赤ちゃんの周囲にタオルやまくらなど顔を覆うものは置かないようにしましょう。

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服がめくれて寝冷えする

赤ちゃん 寝相 寝冷え

寝ている間に動き回ると、服がめくれて寝冷えしてしまうことがあります。

室温を適切に保ち、ロンパースやカバーオールを着せたり、タオルケットやかけ布団で調節したりしましょう。

ただし、赤ちゃんは体温は大人より高いので、暑くて眠れないようことがないよう気を付けてください。

寝相が良すぎる

赤ちゃん 寝相 良すぎる

赤ちゃんは、レム睡眠の割合の高さと成長ホルモンの影響により、寝相が悪いのが普通です。

赤ちゃんが寝ている時に全く動かないなど、あまりにも寝相が良すぎる場合は、脳や神経系に異常がある可能性があります。

ただし、寝相のみで判断はできないので、一度、小児科を受診して相談してみましょう。

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