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乳児期の子育て

赤ちゃんが舌を出す理由は?障害や病気も原因になる?何ヶ月頃が多い?

赤ちゃん 舌を出す 理由 原因 病気 障害 自閉症

赤ちゃんは、よく舌をペロッと出しています。

最初は「かわいいね~」と声をかけたり写真を撮ったりしますが、いつも舌を出していると、「障害や病気があるのではないか。」、「ずっと舌を出したままだったらどうしよう。」といった不安が出てくるものです。

実際、舌を出すしぐさが心配で小児科を受診し、障害や病気が見つかることもあります。

そこで、このページでは、赤ちゃんが舌を出す原因と対応、舌を出すしぐさを生じさせる障害や病気、よくある心配について紹介します。

赤ちゃんが舌を出す原因と対応

赤ちゃん 舌を出す 原因

赤ちゃんが舌を出す主な原因は、次のとおりです。

  • 舌を動かすのを楽しんでいる
  • 舌の感触を楽しんでいる
  • 唾液の分泌量と口周りの筋肉
  • 歯ぐきがかゆい
  • お腹が苦しい
  • クセになっている
  • 大人のマネをしている
  • 口内の広さに比べて舌が大きい

それぞれ、具体的な内容を見ていきましょう。

舌を動かすのを楽しんでいる

赤ちゃん 舌を出す

赤ちゃんは、生まれてすぐの頃は舌を動かすことができません。

生後1ヶ月から生後2ヶ月頃に舌を動かせるようになると、舌の動きに興味を持ち、口の中で動かして遊び始めます。

生後3ヶ月から生後4ヶ月頃には、舌を口の外に出せるようになり、何度も舌を出して遊びます。

対応

赤ちゃんは、遊びながら舌の動きや機能を覚えていくので、温かく見守ってあげます。

ずっと舌を出しているとよだれが流れてくるので、こまめに拭き取ってあげましょう。

舌の感触を楽しんでいる

赤ちゃん 舌を出す 障害

赤ちゃんは、興味のある物を舌で舐めようとするときも舌を出します。

舌は、味を感じる器官であると同時に、触覚を感じる器官でもあります。

赤ちゃんは、周りの物を何でも掴んでは口に入れて舌で確認することで、物の形や大きさ、質感を楽しみながら学習していきます。

自分の手足を舐めたり口に入れたりするのも、身体の形や味などを舌で確かめて、自分の一部であることを確認、学習しているのです。

また、赤ちゃんは、物だけではなく、空気や風など目に見えないものも舌で感じるのが大好きです。

舌を出したままジッとしているときは、空気や風の感触を楽しんでいることもあります。

対応

舌を使った学習は、赤ちゃんの発達にとって不可欠なものです。

よだれの出過ぎに注意しながら、思う存分舌を出させてあげましょう。

唾液の分泌量と口周りの筋肉

赤ちゃん 舌を出す 理由

赤ちゃんは、生後2ヶ月~生後3ヶ月頃から唾液の分泌量が増え始めますが、まだうまく飲み込めませんし、口を閉めておくための口周りの筋肉も未発達です。

そのため、口を開けてよだれをたくさん出し、舌も一緒に出すことがあります。

離乳食が始まるとよだれの量はさらに多くなり、舌を出す頻度も高くなります。

対応

生後9ヶ月頃には、唾液を飲み込んだり、口を閉めておいたりできるようになるので、よだれかぶれに気をつけながら見守りましょう。

口を閉めておくのに必要な口周りの筋肉を鍛えるには、歯がためが効果的です。

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歯ぐきがかゆい

赤ちゃん 舌を出す 4ヶ月

乳歯が生え始める生後6ヶ月から生後9ヶ月頃になると、歯ぐきにむずがゆさを感じて歯ぐずりを始めます。

歯ぐずり中は、むずがゆさを紛らわせるために舌を出すことがあります。

対応

歯固めを噛ませる、乳児用歯ブラシでブラッシングする、歯ぐきを冷やすなどの歯ぐずり対策により、舌を出す頻度は少なくなります。

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お腹が苦しい

赤ちゃん 舌を出す 6ヶ月

赤ちゃんは、ゲップが出なかったり食べ過ぎたりしてお腹が苦しい時に、舌を出しながら吐くしぐさを見せることがあります。

赤ちゃんなりにゲップや食べ過ぎたものを出そうとしているのですが、思うように出ないとぐずりだします。

対応

赤ちゃんの背中を優しく叩いてゲップを出させたり、気分を落ち着かせたりしてあげましょう。

強く叩き過ぎると、赤ちゃんは痛くて泣き出してしまうので注意しましょう。

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クセになっている

赤ちゃん 舌を出す 5ヶ月

くり返し舌を出しているうちに、舌を出すしぐさがクセになることがあります。

対応

舌を出すクセがいつまでも残ると、周囲から好奇の目を向けられますし、歯並びにも影響を及ぼします。

無理やりやめさせる必要はありませんが、「口を閉めようね。」、「口の中に入れておこうね。」と声をかけ、実演しながらクセを修正してあげましょう。

大人のマネをしている

赤ちゃん 舌を出す 9ヶ月

赤ちゃんは、周囲の人の言動をマネすることで、基本的なしぐさや社会性を身につけていきます。

お父さんお母さん、他の赤ちゃんが舌を出すしぐさを繰り返していると、赤ちゃんはそれを見てマネをするようになります。

赤ちゃんがマネを始めるのは、個人差はありますが、生後9ヶ月頃からが多くなっています。

対応

いつも舌を出しているときは、赤ちゃんの前で口を閉じるしぐさを何度もくり返し、口は、「普段は閉めておくものなんだよ。」ということを教えてあげましょう。

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口内の広さに比べて舌が大きい

赤ちゃん 舌を出す 10ヶ月

赤ちゃんの舌の長さや大きさは個人差が大きいものです。

中には、口内の広さに比べて舌が大きく、口内に収まらないので舌を出す赤ちゃんもいます。

対応

たいていは、成長するにつれて口内が広くなり、舌が口内に収まるようになっていきます。

しかし、舌が大きくなりすぎて、成長しても口内に収まりにくいままで、滑舌が悪くなることもあります。

病気や障害が原因で舌を出す場合

赤ちゃん 舌を出す 病気 障害

赤ちゃんが舌を出すのは、すでに紹介したとおりの原因が多いものですが、中には病気や障害が原因の場合もあります。

鼻水や鼻づまり

赤ちゃん 舌を出す

赤ちゃんは、基本的に鼻で呼吸しています。

鼻水が溜まって鼻づまりになると、口呼吸をしなくてはならなくなりますが、慣れていないため上手に呼吸できず、舌を出してしまうことがあります。

母乳やミルクを飲む時に息苦しそうにしていたり、何度も乳首から口を話したりする場合は、鼻づまりがひどい可能性が高いので、早めに小児科や耳鼻科を受診して治療を受けさせてあげましょう。

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神経に異常がある

赤ちゃん 舌を出す 病気 障害

神経に異常がある場合、舌を思うように動かせずに口から出してしまう場合があります。

舌を出す以外に、舌が震える、舌以外にも麻痺が見られるなどの症状がある場合は、神経の異常を疑ってすぐ小児科を受診させましょう。

自閉症や発達障害

赤ちゃん 自閉症 症状 兆候

自閉症の症状の一つにこだわり行動があります。

こだわり行動とは、手の平を目の前でひらひらさせる反復行動、特定のものに突っ込む興味の限局、道順や配置にこだわる順序固執など、特定の行動に強いこだわりを示すことです。

赤ちゃんが舌の出し入れを何度も何度も繰り返す場合、自閉症の症状であるこだわり行動(反復行動)の可能性があります。

舌を出すだけでなく、人見知りや後追いをしない、周囲に無関心、表情が乏しい、名前を呼んでも振り向かないといった自閉症の症状が複数見られる場合は、念のため受診して相談してみましょう。

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先天性甲状腺機能低下症⇒クレチン症

赤ちゃん 舌を出す クレチン症

先天性甲状腺機能低下症とは、生まれつき甲状腺の形成や甲状腺ホルモンの分泌が不十分なために甲状腺が足りなくなる病気です。

適切な治療を受けないままだとクレチン症を発症することがあります。

クレチン症になると、知的障害や低身長・低体重などに加え、舌が異常に大きくなり(巨舌)、口の外に出てしまうことがあります。

巨舌は、一目見れば異常だと気づくくらい舌が大きくなります。

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赤ちゃんが舌を出す行為に関するよくある心配

赤ちゃん 舌を出す 病気

最後に、赤ちゃんが舌を出す行為との関係を心配されやすいことについて、紹介します。

舌を出していると細菌やウィルスに感染しやすくなる?

赤ちゃん 舌を出す 病気

舌を出しているからといって、細菌やウィルスに感染するリスクが急激には上がりません。

ただし、舌と一緒に出たよだれを放っておくと、細菌やウィルスが付着してしまうので、よだれのケアはこまめに行いましょう。

また、感染症の予防には、赤ちゃんがなめたおもちゃをよく洗濯することが大切です。

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歯並びが悪くなる?

赤ちゃん 舌を出す 歯並び

乳歯や永久歯の歯並びを心配するお父さんお母さんもいます。

乳児期のうちなら歯並びへの影響はありませんが、乳歯が生えそろう時期になっても舌を出し続けていると、かみ合わせやすきっ歯といった問題が生じることがあります。

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