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乳児期の子育て

赤ちゃんが蚊に刺された!赤い腫れや痒み対策は?ジカ熱、日本脳炎の危険は?

蚊に刺された 対策 痒み 赤い腫れ

夏の育児は、熱中症対策や紫外線対策など何かと手がかかるものですが、中でも大変なのが一つが蚊(虫刺され)対策です。

赤ちゃんは、とにかくよく蚊などの虫に刺されやすく、刺されたところはすぐプクッと赤く腫れあがりますし、蚊に刺されたところをかきむしって血が出たり、かき傷からとびひ(感染症)を引き起こしたりすることもあります。

また、日本脳炎、ジカ熱、デング熱など蚊に刺されることで発症する重い病気が絶えずニュースをにぎわせており、赤ちゃんの肌に虫刺されの跡を見つけたお父さんお母さんは、とても心配してしまうものです。

そこで、このページでは、赤ちゃんの蚊(虫よけ)対策と、蚊に刺されて赤く腫れたり痒くなったりした時の対策、日本脳炎などの病気との関係について紹介します。

見出し

赤ちゃんが蚊に刺されやすい理由と、蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴

まずは、赤ちゃんが蚊に刺されやすい理由と、刺されやすい赤ちゃんの特徴を見てみましょう。

赤ちゃんが蚊に刺されやすい理由

蚊は、人や動物が出す体温と湿度、二酸化炭素、汗の中に含まれる乳酸やアセトンを感知して、血を吸うターゲットをきめるものです。

そのため、大人よりも体温が高く汗っかきで基礎代謝が高い赤ちゃんは、蚊のターゲットにされやすいのです。

また、肌の機能が未熟で外からの刺激にも敏感なので、蚊に刺されると大人よりも腫れやすく、大きな水ぶくれ(水泡)ができることもあります。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:性別

男の子の方が、女の子よりも蚊に刺されやすいという研究結果が出ています。

ただし、原因は特定されていません。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:体温

蚊は、体温を感知してターゲットを見つけるので、体温のより高い赤ちゃんが刺されやすいものです。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:汗の量

蚊は、汗の中に含まれる乳酸などを感知してターゲットを見つけるので、汗っかきな赤ちゃんの方が狙われやすくなります。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:服装

研究結果から、蚊は暗くて濃い色を好む傾向があることが分かっています。

具体的な色で言うと、黒を一番好み、青→赤→茶色→緑→黄→白の順に好む傾向があります。

そのため、黒や原色系の濃い色の服を着ていると、蚊に狙われやすいということになります。

顔や足を集中的に刺される赤ちゃんの場合、黒や原色系の帽子や靴、靴下を使っていないかどうかチェックしてみましょう。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:肌の色

濃い色を好むという蚊の特徴から、日焼けした赤ちゃんの方が蚊に刺されやすい傾向があります。

白い服など蚊に狙われにくい服装でも、日焼けした肌を露出していると集中的に刺されることになります。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:血液型

A型、B型、O型、AB型の中では、O型が一番蚊に刺されやすいと言われています。

O型の赤ちゃんが分泌する成分が、他の血液型の赤ちゃんよりも蚊を引き付けやすいと結論付けている研究結果もあります。

蚊に刺されやすい赤ちゃんの特徴:常在菌(未確定)

最近、蚊に刺されやすさと足の常在菌の関係を指摘した番組があり、番組内では、足をアルコールで除菌すると蚊に刺されにくくなると報告されていました。

現時点では未確定ですが、今後、大学等で研究が進められる可能性があります。

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赤ちゃんの蚊(虫よけ)対策

蚊に刺されないようにする方法は、次のとおりです。

  • 蚊が発生する「たまり水」に近づかない(家庭の近くに水場がある場合は取り除く)
  • 蚊帳(かや。モスキートーネット)を使う
  • 虫よけを使用する

虫よけ対策1:蚊が発生する「たまり水」に近づかない(家庭の近くに水場がある場合は取り除く)

蚊が発生しやすいのは、たまり水(古タイヤ、雨水マス、空き缶にたまったままの水など)です。

蚊の行動範囲は半径15m前後なので、たまり水のある場所に赤ちゃんを近づかせないようにしましょう。

家の庭やベランダなどにたまり水がある場合は、すぐ取り除きましょう。

排水管の中の水たまりなど目に見えない場所や、見えるけれど手が届かない場所にたまり水がある場合は、近くで蚊取り線香を焚いておくことで、蚊がたまり水に近づけなくなります。

虫よけ対策2:蚊帳(かや。モスキートーネット)を使う

一昔前は各家庭に1つはあった蚊帳。

都会ではほとんど見なくなりましたが、物理的に蚊を寄せ付けないので、蚊対策としてはとても有効です。

世帯用の大きな蚊帳は使い勝手が難しいですが、最近は、ベビーベッドやベビー布団の大きさに合わせた赤ちゃん用の蚊帳が販売されています。

また、ベビーカーに装着できる蚊帳も販売されており、日差しを適度に防ぎながら風通しは良いので、日焼け対策にも有効です。

虫よけ対策3:虫よけを使用する

虫よけは大きく3つに分類されます。

  • 虫よけ
  • 蚊取り線香
  • 殺虫剤

虫よけ

市販の虫よけには、塗るタイプ(クリームやジェル)、スプレータイプ、ティッシュタイプ、パッチタイプ(服に貼る)、据え置きタイプなど、たくさんの種類があります。

しかし、市販の虫よけ商品の中には、赤ちゃんの肌への影響が心配される成分を含むものがあるので、使用する際は成分をよく確認する必要があります。

また、どの商品にも「月齢〇ヶ月から」というように、使用可能な月齢や年齢が記載されているので、必ず確認しておきましょう。

一番安心なのはオーガニック成分の虫よけですが、ペパーミントなどのハーブの香りがするエッセンシャルオイルをスプレーにしたり、アロマオイルベースのものを虫よけ代わりにしたりするのも有効です。

自作する際は、香水などが入っていたスプレーボトルを再利用するのは避け、虫よけ用に市販のスプレーボトルを購入しましょう。

ただし、自作やオイル系の虫よけは、市販の虫よけに比べると効き目が薄いことが多いので、シチュエーションによって他の虫よけ対策と使い分けることになるでしょう。

蚊取り線香

蚊取り線香は、除虫菊という花が原料なので、商品自体に赤ちゃんへの悪影響はありません。

しかし、火をつけて出てくる煙を吸い込むと、目がシパシパしたり、せき込んだりすることがあります。

また、誤って触れるとやけどしますし、誤飲のリスクもあるので、赤ちゃんの手の届かないところで使用しましょう。

殺虫剤

アースノーマットやベープなど電気タイプの殺虫剤は、こまめに部屋の換気をしていれば、赤ちゃんへの悪影響はありません。

「おすだけ」タイプ(散布型)の殺虫剤は、赤ちゃんが薬剤を吸い込むと身体に悪影響が出る可能性があるので、使用時は赤ちゃんを部屋の外に出させて起き、使用から2,3分経ってから入れるのが安全です。

他にも殺虫剤はたくさん販売されていますが、まず赤ちゃんのいる家庭で使用可能かどうか確認し、成分チェックも入念に済ませてから購入を検討することが大切です。

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赤ちゃんが蚊に刺された時の対策

どれだけ万全な蚊対策をしていても、蚊に刺されるのを防ぐのは難しいものです。

外出先で気が付いたら赤ちゃんの腕や脚が真っ赤に腫れていた、ベランダに出したらすぐ刺されたという経験があるお父さんお母さんは少なくないでしょう。

赤ちゃんが蚊に刺されたら、赤い腫れや痒みを治し、跡が残らないよう適切に対応してあげることが大切です。

赤ちゃんが蚊に刺された時の主な対策は、次のとおりです。

  • 刺された部位を水で洗う
  • 刺された部位を冷やす/温める
  • 薬で赤い腫れを抑える
  • 赤ちゃんが痒さを感じてかくのを予防する
  • 赤ちゃんが痒みや痛みを感じている場合は小児科を受診する

赤ちゃんが蚊に刺された時の対策:部位を水で洗う

蚊に刺された時の対策の基本は、刺された部位を水で洗い流すことです。

蚊に刺されると、刺された部位には色々な種類の菌が付いており、そのままにしておくと刺された部位や切り傷の跡から菌が身体の中に入り込み、大きな病気になるリスクがあります。

家の中なら洗面所やお風呂でしっかり洗い流しましょう。

水を出す量は手を洗う時と同じくらいですが、30秒くらいは時間をかけてしっかり洗い流してください。

外出時は、トイレや水飲み場など手洗いもしくは飲むための水がある場所を探して、刺された部位を洗い流します。

夏場なら、外出時には熱中症対策で水やお茶を持ち歩いているはずなので、それを使っても問題ありません。

ただし、十分に洗い流せないことがあるので、早めに水場を探して十分に洗い流すようにしましょう。

赤ちゃんが蚊に刺された時の対策:刺された部位を冷やす/温める

赤ちゃんが蚊に刺された時、冷やすのが良いのか温めるのが良いのか分からずに、迷っているお父さんお母さんは少なくありません。

実は、どちらも正解です。

赤ちゃんに蚊に刺された時に冷やすのも温めるのも、腫れや痒みといった症状を抑えるためです。

しかし、冷やすのと温めるのでは、目的や効果は同じでもメカニズムは異なります。

  • 冷やす:冷やすことで、肌の感覚(皮膚感覚)が鈍くなって痒みがましになり、また、炎症が抑えられるため赤い腫れも出にくくなる
  • 温める:温めることで、蚊の唾液に含まれるたんぱく質が変化させ、痒みや腫れを抑える

冷やすのが効果的な場合と温めるのが効果的な場合

蚊に刺された時に痒みや赤い腫れが出るのは、血を吸われた時に蚊の唾液が身体の中に入り、アレルギー性の皮膚炎を起こすためです。

蚊に刺された時のアレルギー反応は、即時型アレルギー反応と遅延型反応の2種類に分類されます。

  • 即時型アレルギー反応:蚊に刺されて15分以内に痒みや赤い腫れが生じる
  • 遅延型反応:蚊に刺されたから1~2日経ってから痒みや赤い腫れが生じる

赤ちゃんに起こりやすいのは、圧倒的に遅延型反応です。

つまり、赤ちゃんは、刺された直後は痒がらないことが多く、1~2日経ってから痒がるようになって赤い腫れも出てくることが多いのです。

そのため、蚊に刺されたところを目撃した時は、刺された部位を温めて痒みや腫れの原因となるたんぱく質を変化させるのが効果的で、数日経ってから赤い腫れが出てきた時は、冷やして痒みや腫れを抑えるのが効果的と言えます。

効果的な冷やし方

3~5分間、刺された部位を水につけておくか、タオルを巻いたドライアイスで冷やします。

これ以上長くなると、赤ちゃんがぐずり出しますし、冷やしすぎるとかえって身体に良くありません。

効果的な温め方

レンジで温めたタオルを刺された部位に当てておきます。

目安は5分~10分くらいですが、途中でタオルが冷えてくるので、何度か繰り返しましょう。

子供の場合は、お湯入りのカップや熱したスプーンを使う場合もありますが、温度の微調整が難しいので赤ちゃんには控えておきましょう。

一番注意したいのはやけどですが、低温すぎると効果がありません。

何度も試して「赤ちゃんが嫌がらず、痒みもおさまる」適切な温度を見つけることが大切です。

赤ちゃんが蚊に刺された時の対策:薬で赤い腫れや痒みを抑える

蚊に刺された時に使用する薬は、痒みを抑える薬と赤い腫れを抑える薬の2種類に分類されます。

  • 痒みを抑える薬:抗ヒスタミンを主成分とする。
  • 腫れを抑える薬:ステロイドが含まれる

蚊に刺されてすぐ痒みが出る場合は、そこでかゆみを抑えてしまえば腫れても痒みは残りにくいので、抗ヒスタミンを主成分とする薬が効果的です。

しかし、蚊に刺されて1~2日経ってから、強い痒みや腫れが出やすい赤ちゃんの場合は、ステロイド入りの薬がより効果的です。

症状が出る前にステロイド入りの薬を塗っておくことで、症状がかなり軽くて済ませることができます。

また、抗ヒスタミンを主成分とする薬は、腫れに対する効果が薄いものですが、ステロイド入りの薬は痒みと腫れの両方を治す効果があります。

「ステロイドは何となく副作用が心配なので使わず、痒みを抑える薬だけを使っている。」という家庭はとても多いものです。

確かに、ステロイドを使いすぎるのは良くありませんが、皮膚科で処方されたものを適切な用量用法で、刺された直後に刺された部位に限定して塗ることで、影響は最小限に抑えられます。

赤ちゃんが蚊に刺された時の対策:赤ちゃんが痒さを感じてかくのを予防する

赤ちゃんは、痒みを感じると際限なくかきむしります。

その結果、刺された部位に傷ができて、そこからばい菌が身体の中に侵入してとびひなどの病期を引き起こすリスクがあります。

そのため、赤ちゃんの場合、蚊に刺されたことへの対策よりも、かきむしらせないための対策がより重要になります。

有効なのは、痒み止めパッチです。

痒み止めパッチとは、痒みを抑える成分が配合されたシールタイプの薬です。

蚊に刺された部位にピタッと貼り付けることで痒みを抑え、さらに赤ちゃんがかきむしるのも予防できます。

皮膚科で処方されることもありますが、薬局でも市販されている商品でも同じ効果があります。

赤ちゃんが蚊に刺された時の対応:赤ちゃんが痒みや痛みを感じている場合は小児科を受診する

どれだけ対応しても痒みがとれない場合や、かきむしって痛みを感じるようになった場合は、小児科を受診させましょう。

「皮膚科ではないのか?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんに異常があった場合は、まず小児科を受診し、それから必要な病院へ行くのが原則です。

また、医者によって能力や知識に差があるので、複数の医師に診てもらってセカンドオピニオンを得ておくという意味もあります。

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蚊に刺されることとジカ熱や日本脳炎の関係

日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスを持つ蚊に刺されることにより感染し、ウィルスが胎内で増殖して脳や脊髄で炎症を起こす病気です。

子供や高齢者によく見られました。

ウィルス感染した人のうち1000人に1人が発症し、20~40%が死亡、生き残った場合も高い確率で精神障害などが残ります。

日本では予防接種を受けることで75~95%くらい予防できるようになりました。

ジカ熱とは、ジカウィルスを持つ蚊に刺されることで感染し、発熱や筋肉痛、頭痛などを引き起こす病気です。

南北アメリカ大陸やアフリカ大陸などを中心に発症しており、妊婦が発症すると赤ちゃんが小頭症になることが発表され、大きな話題となりました。

根治療法は見つかっておらず、対症療法を行うことになります。

いずれの病気も蚊を媒介してウィルス感染する病気です。

日本脳炎は、予防接種によってウィルス感染をほぼ防げるようになりましたが100%ではありません。

また、ジカ熱については予防接種がなく、根治療法もないため、蚊に刺されないようにするという対策しかないのが現状です。

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