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乳児期の子育て

赤ちゃんを事故で踏んだ時の対応は?頭、指、体を踏むと後遺症が残る?

赤ちゃん 踏む 踏んだ 事故

布団で寝ている赤ちゃんを誤って踏んだことはありませんか?

寝返りした拍子に隣で寝ている赤ちゃんの上にのしかかったことは?

上の子がいたずら感覚で赤ちゃんの上に乗ったり、やきもちを焼いて赤ちゃんを踏みつけたりするのを見たことは?

赤ちゃんを育てている家庭で起こる事故はたくさんありますが、中でも多いのが赤ちゃんを踏む事故です。

赤ちゃんが自発的に動いて頭や身体をぶつける、誤飲する、やけどするといった事故と違い、赤ちゃんを踏む事故は100%踏んだ人、通常は親や家族に非があります。

そのため、踏んだ本人は落ち込んでしまいますし、周囲は踏んだ人を責めてしまいがちで、「わざとじゃない!」、「もっとよく注意していれば防げた事故だ!」などと不毛な口論に発展することも少なくありません。

しかし、赤ちゃんを踏む事故が起こった時に親としてまずすべきなのは、赤ちゃんの様子を慎重に確認し、異常がある場合はすぐ病院を受診させることです。

このページでは、赤ちゃんを踏んだ時に確認すべき点と対処法について紹介します。

赤ちゃんを踏む事故で確認すべき点と対処法

誤って赤ちゃんを踏んでしまったら、赤ちゃんの様子を慎重に観察し、適切な対処をしてあげましょう。

観察すべき点は、次のとおりです。

  • 踏んだ部位
  • 赤ちゃんの意識があるかどうか、泣くかどうか
  • 踏んだ部位の状態(たんこぶ、腫れ、内出血など)
  • 嘔吐やけいれんなどがあるかどうか

赤ちゃんを踏む事故で確認すべき点と対処法:踏んだ部位

赤ちゃんを踏んだ時は、まず、踏んだ部位を確認しましょう。

頭、手足、体などだけではなく、例えば頭なら顔面なのか、側頭部なのか、後頭部なのか、体ならお腹なのか、背中なのかなども確認しましょう。

最も危険なのは赤ちゃんの頭を踏んだ場合で、すぐに赤ちゃんの意識の有無を確認する必要があります。

特に、頭蓋骨が柔らかく変形しやすい生後6ヶ月頃までの赤ちゃんの頭を踏んでしまった場合は、迅速な確認と対処が求められることになります。

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赤ちゃんを踏む事故で確認すべき点と対処方法:赤ちゃんの意識があるかどうか、泣くかどうか

赤ちゃんの意識があるかどうかは、赤ちゃんの状態を把握する上で大切な指標となります。

赤ちゃんの意識がはっきりしていて、大泣きする場合

赤ちゃんが、頭を踏まれた直後に大泣きした場合は、できるだけゆっくりと抱き起こし、泣き止むまで話しかけながらあやしてあげましょう。

頭の事故は、時間が経ってから症状が出ることもあるので、頭を踏んだ日は家の中で安静にして過ごさせ、運動や入浴は控えさせてください。

また、頭を踏んでから48時間(2日間)は、できる限り赤ちゃんの様子を慎重に観察し、普段と違う様子が見られた場合は念のため受診させてください。

48時間が経過した後も赤ちゃんが普段どおり元気にしていれば、たいていの場合は、通常の生活に戻っても問題ありません。

ただし、体重をかけて踏んだ時などは脳に影響が及んでいることもあるので、念のため脳外科を受診しておくと安心です。

赤ちゃんの意識がない、意識がはっきりしない、泣かない、異常な泣き方をする場合

赤ちゃんの意識がない、意識がはっきりしない、赤ちゃんが泣かない、異常な泣き方をする場合は、頭に深刻なダメージを負っている可能性があります。

特に、次の症状が見られる場合は、内出血(急性硬膜下出血)を起こしている可能性があるので、一刻も早く119番通報してください。

  • 意識がなくなり、1分以上意識が戻らない
  • 5分以上意識が亡くなった後に、意識を取り戻した
  • 頭を踏まれた後、泣かずにボンヤリしている
  • 目の焦点が定まらない
  • 表情が顔色が青ざめている(踏まれて少ししてから青ざめてきた)
  • グッタリしており、呼びかけても、身体を刺激しても反応がない
  • 甲高い声で泣いた後、引きつけ(けいれん)や嘔吐の症状が出る

赤ちゃんが泣かないのを見て「よかった。大したことではなかった。」と思う人は珍しくありません。

しかし、頭に関する事故の場合、赤ちゃんが泣いた時よりも泣かない時の方が事態は深刻であることが多いものです。

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赤ちゃんを踏む事故で確認すべき点と対処法:踏んだ部位の状態(たんこぶ、腫れ、内出血など)

踏んだ部位の状態も、赤ちゃんの状態を把握するために確認すべき点です。

赤ちゃんの意識がはっきりしており、大泣きした場合は、踏んだ部位の状態を確認しましょう。

頭を踏んだ場合

踏んだ部位をよく確認し、たんこぶ(皮下血腫)、腫れ、へこみ、内出血の有無を調べます。

たんこぶ(皮下血腫)や腫れ、へこみがあれば、濡らしたガーゼやタオルで冷やしましょう。

たんこぶ(皮下血腫)や腫れ、へこみ、内出血が500円玉よりも大きい場合は、脳内出血や頭蓋骨骨折のリスクがあるので、できるだけ早く脳外科で精密検査を受けさせてください。

たんこぶ(皮下血腫)、腫れ、へこみ、内出血がない場合は、踏んでしまった部位を冷やし、48時間は赤ちゃんの様子を慎重に観察しましょう。

頭以外を踏んだ場合

頭以外を踏んだ場合も、頭を踏んだ場合と同じ点を確認し、同じ対処をするのが基本です。

また、踏んだ部位を手で触ってみて骨や関節の状態を確認し、異常がある場合はすぐ受診させてください。

見た目には異常がなくても、患部に触れた時に赤ちゃんが泣きだしたりぐずったりした場合は、以上が潜んでいる可能性が高いので、受診させてあげましょう。

さらに、おなかや背中を踏んでしまった後、赤ちゃんが吐血したり血尿・血便を出したりした場合は、内臓がダメージを受けている可能性が高いので、すぐ受診させてください。

なお、乳児期のケガは、その後の身体の成長発達に大きな影響を及ぼすものなので、些細な違和感でも医師に診ておいてもらうと安心です。

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赤ちゃんを踏む事故で確認すべき点と対処法:嘔吐やけいれんなどがあるかどうか

頭、お腹、背中などを踏んだ場合は、しばらくしてから嘔吐やけいれんなどの症状が起こることがあるので、症状が続く場合はすぐ受診させましょう。

嘔吐の場合、吐く量や回数が少ないなら48時間は家庭で様子を見て、何も異常がなければ、たいていの場合は日常生活に戻しても問題ありません。

小児救急電話相談事業を活用しよう

小児救急電話相談事業とは、厚生労働省が実施している電話相談事業です。

子育て中の親が、夜間や休日の赤ちゃんの急な病気やけが、事故にどう対応すれば良いか、病院へ連れて行った方が良いのかなど判断に迷ったときに、小児科の医師や看護師に相談できるサービスです。

利用方法は、全国統一の短縮番号#8000をプッシュするだけです。

#8000をプッシュすると、住んでいる都道府県の相談窓口に電話が自動で転送され、小児科の医師や看護師から、赤ちゃんの症状に応じた適切な対応方法や、病院を受診する際のアドバイスを受けることができます。

携帯電話でも自宅電話でも利用できます。

赤ちゃんの頭を踏んでしまって対処に悩んだ時は、親だけで判断せずに#8000をプッシュして相談してみましょう。

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まとめ

子育て中の事故は、どれだけ注意していても起こる時は起こります。

冒頭でも書きましたが、事故が起こった時に大切なのは、責任追及ではなく、赤ちゃんを慎重に観察して状態を見極め、適切な対処をしてあげることです。

赤ちゃんを踏む事故は、どの家庭でも起こりうる上に、赤ちゃんに深刻なダメージを与えるリスクが高いものなので、くれぐれも適切な対処法を理解し、いざ事故が起こった時に適切に対処できるようにしておきましょう。

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