menu
閉じる
  1. 赤ちゃんが頭や首を振るのはなぜ?激しい、上下、病気が原因の首振りとは?…
  2. 赤ちゃんの予防接種のスケジュールは?定期接種と任意接種の違いは?
  3. 新生児黄疸の原因と数値は?症状はいつまで?治療法は?
  4. 赤ちゃんの原始反射とは?種類と消失時期一覧は?新生児期にも見られる?
  5. 赤ちゃん・幼児の頃からチェックしたい発達障害の種類と特徴
  6. ロタウィルス胃腸炎とは?症状、潜伏期間、治療法は?予防接種の効果は?
  7. 赤ちゃんのしもやけの原因は?手足やほっぺの症状と対処は?何科を受診する…
  8. シャフリングベビーとは?特徴は?原因は発達障害?
  9. 新生児生理的体重減少とは?原因と計算法は?異常があるときの症状は?
  10. 赤ちゃんの夜泣きはいつから(何ヶ月)いつまで?原因・理由と対処法は?
閉じる

乳児期の子育て

お食い初め・百日祝いとは?やり方(お祝いメニュー、食器)と数え方は?

お食い初め やり方 メニュー

お食い初めは、赤ちゃんのお祝い行事の中でも、やり方が細かくややこしい行事です。

お食い初めの時期、用意する料理、使用する食器、赤ちゃんに食べさせる役、食べさせる順番などが細かく決まっており、「どうすれば良いのか分からない。」というお父さんお母さんが少なくありません。

しかし、現在は、昔からの慣習にとらわれず、赤ちゃんの体調や予定などを考慮して可能な範囲でお食い初めを行う家庭が増えていますし、お食い初め用の料理の宅配などのサービスも登場し、思っているより手軽にお祝いできるようになっています。

このページでは、お食い初めの概要(時期、やり方、用意するものなど)について紹介します。

お食い初め・百日祝いとは

お食い初めとは、赤ちゃんのお祝い行事の一つで、乳歯が生えるくらいまで成長したことを祝い、また、赤ちゃんが一生食べ物に困ることなく過ごせることを祈る行事です。

お食い初めの呼び方

お食い初めは、百日祝い、箸はじめ・食べはじめ、真魚はじめ、歯固めなどと呼ばれることもあり、それぞれ由来があります。

百日祝い・百日の祝い

お食い初めは、生後100日頃に行われることから、百日祝いと呼ばれることがあります。

百日祝いと書いて「ももかいわい」と読み、百日の祝い(ももかのいわい)と呼ぶこともあります。

なお、昔は生後間もない時期に命を落とす赤ちゃんが多かったことから、生後100日まで無事に生き延びたことを祝う意味も込められていたと考えられています。

箸はじめ・食べはじめ・真魚はじめ

お食い初めは、初めて大人と同じ食べ物を口にしたり、箸を使って食べたりすることから、箸はじめ、食べはじめとも呼ばれます。

また、お食い初めの食事の中に魚があり、初めて魚を口にすることから真魚(まな)はじめと呼ばれることもあります。

歯固め

初めての乳歯が生え始めるのがお食い初めの時期と重なることから、歯固めと呼ばれることもあります。

お食い初めの時期はいつから?

お食い初めは、生後100日、110日、120日に行うのが一般的です。

ただし、地域によっては生後100日以前もしくは生後120日以降にお食い初めを行うこともあるので、住んでいる地域の慣習を確認しておきましょう。

お食い初めの数え方

現在は、赤ちゃんの日齢、週齢、月齢を「生まれた日=生後0日」として数えます。

つまり、産まれた日が「生後0日」、翌日が「生後1日」、その次の日が「生後2日」です。

一方で、赤ちゃんのお祝い行事については、「生まれた日=生後1日」という日本古来の数え方をすることになっています。

そのため、お食い初めは、「赤ちゃんの誕生日(生まれた日)=生後1日」とし、そこから100日目、110日目、120日目(生後99日、109日、119日)のいずれかにお祝いすることになります。

関連ページ

新生児期と乳児期の赤ちゃんの月齢(生後○ヶ月)、週数、日数の数え方

 

お食い初めの祝い膳のメニュー、歯固め石、食器

お食い初めで準備するものは、以下のとおりです。

  • 祝い膳(飯椀、魚、焚き物、お吸い物、香の物)
  • 歯固め石
  • 食器(母方実家から贈った高足のおぜんと漆器)・祝箸

お食い初めのメニュー(献立)

お食い初めの祝い膳のメニューは、一汁三菜が基本で、二の膳として紅白のモチを5つ用意することもあります。

一般的なお食い初めのメニューは、以下のとおりです。

  • 赤飯
  • 煮物
  • お吸い物
  • 香の物

お食い初めのメニュー1:魚

日本では、赤い色がめでたい色とされており、お食い初めの祝い膳の魚も鯛(たい)が使用されます。

赤ちゃんが口にしても大丈夫なように、しっかり火を通した鯛の尾頭付きをお皿に並べます。

なお、地域によっては、「群衆の前に立って活躍できる人になれるように」という意味を込めて、金頭(ほうぼう)が使用されることもあります。

お食い初めのメニュー2:赤飯

赤飯には、昔から魔除けの効果があると信じられており、お食い初めの飯椀にも赤飯を盛るのが習わしです。

地域によっては、白米や季節の食材を使った炊き込みご飯を盛ることもあります。

お食い初めのメニュー3:煮物

紅白を意識して人参(赤)と大根(白)、亀の甲羅に見立てて六角形に切ったシイタケやカボチャ、タケノコなどの旬の食材、昆布などの煮物を用意します。

必ず入れなければならない食材はないので、身近に手に入る食材から選びましょう。

お食い初めのメニュー4:お吸い物

「母乳を吸う力がつくように」という願いを込めて、お吸い物を用意します。

旬の食材や紅白の食材を入れて見栄えを良くするのが一般的です。

お食い初めのメニュー5:香の物

旬の野菜の漬物や酢の物を用意します。

地域によってはタコや梅干を用意するところもあります。

歯固め石

歯固め石とは、お食い初めで行われる「歯固め」の儀式(赤ちゃんに石のような丈夫な歯が生えるよう願う儀式)で使用する石です。

昔は、「丈夫な歯が生えること=長生きすること」と考えられており、歯固めには「丈夫な歯が生えるよう願う=赤ちゃんが長生きすることを願う」という思いが込められています。

歯固め石の入手方法

歯固めの石を手に入れる方法は、以下のとおりです。

  • お宮参りで神社から授かる
  • お宮参りに行った神社の境内にある石を拾って帰る(洗って使用し、歯固めの儀式後はお返しする)
  • ネット通販で購入する
  • 近くの河原で拾う(洗って使用する)

歯固め石の数・色・形

正式には、赤、黒、白の丸みを帯びた石を1個ずつ準備しておくとされています。

しかし、必ずしも昔からの慣例に従う必要はないので、準備できる範囲でかまいません。

一般的には、表面がツルツルで丸みを帯びている石や、少し角ばった形の石を1,2個準備している家庭が多くなっています。

食器・祝箸

お食い初めで使用する食器は、漆器や素焼きのお椀、柳の白木でできたお箸(祝箸)を使うのが習わしです。

また、器の色は男の子と女の子で異なります。

  • 男の子:器の内側も外側も朱塗り(金もしくは黒漆で男紋を入れる)
  • 女の子:器の外側は黒塗り、内側は朱塗り(銀で女紋を入れる)

(※地域によっては異なることもあります。)

ただし、現在は、家族や友人から出産祝いにもらった食器を使用したり、普段使っている食器をそのまま使用したりする家庭も多くなっています。

お食い初めのやり方

お食い初めには、食べさせる人や食べさせる順序など細かいルールがあります。

ただし、現在は、ルールにとらわれず自由にお食い初めを行う家庭が増えており、ルールにのっとるか否かは家族で決めることで問題ありません。

  • 食べさせる人
  • 食べさせる順序
  • 食べさせ方

お食い初めのやり方1:食べさせる人

赤ちゃんに祝い膳を食べさせる役は、養い親が担うのが習わしです。

養い親は、長寿にあやかるという意味で、親族の中で最年長の人が行うことが多かったのですが、最近は、お食い初めに参加した家族の中で最年長の人が行うのが一般的になっています。

男の子の場合は男性が、女の子の場合は女性が養い親になります。

お食い初めのやり方2:食べさせる順序

お食い初めでは、祝い膳を赤ちゃんに食べさせる順序が決まっています。

  1. 赤飯
  2. お吸い物
  3. 赤飯
  4. 赤飯
  5. お吸い物

正式には、1.~6.を3回繰り返します。

いずれも食べさせる真似をするだけで、実際に食べさせることはありません。

赤ちゃんが食べ物に興味を示した場合、赤飯を1粒2粒くらい食べさせてもかまいませんが、食べさせると体調を崩す原因となってしまいます。

また、煮物と香の物は、置いておくだけで食べさせません。

食べさせる真似が終わったら、歯固めの儀式を行います。

歯固めの儀式の順序

  1. 祝箸の先端で歯固め石に触れる
  2. 「石のような丈夫な歯が生えますように。」という願いを込める
  3. 祝い膳の先端で赤ちゃんの歯ぐきに2,3回触れる

「歯固めの儀式=祝い膳で歯固め石を持って、歯固め石を赤ちゃんの歯ぐきに当てること」だと誤解している人がいますが、歯固め石を直接赤ちゃんの歯ぐきに当てるのは危険なので止めてください。

歯固めの儀式が終わったら、お食い初めは終了です。

お食い初めの宅配サービス

昔から、お食い初めで使用する食器は母方の実家が送り、祝い膳は家庭で準備をするのが一般的でしたが、最近は、お食い初めで使う食器をレンタルしたり、祝い膳を宅配したりするサービスが登場しています。

忙しい場合や、準備が大変だと感じる場合には、利用を検討してみましょう。

まとめ

お食い初めは、赤ちゃんが食べ物に困らず長生きできることを願って行うお祝い行事です。

準備が大変で手順もややこしいため敬遠されがちではありますが、赤ちゃんにとっては一生に一度のお祝い行事なので、簡易でも良いのでやってみてはどうでしょうか。

最近は、お食い初めで使う食器のレンタルや祝い膳宅配サービスもあるので、利用してみても良いでしょう。

ページ上部へ戻る