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乳児期の子育て

妊娠7ヶ月(24、25、26、27週)のお腹の張りと胎動は?

妊娠7ヶ月 お腹の張り 胎動

妊娠7ヶ月は、安定期(妊娠5ヶ月から妊娠7ヶ月)の後半です。

妊娠期間全体で見ても後半に入っており、出産に向けた準備を本格的に進めていく時期です。

赤ちゃんの成長に伴って子宮はどんどん膨らんでいき、子宮の重さを負担に感じ始める妊婦も増えていきます。

赤ちゃんは、身体の骨や筋肉などが発達し、子宮内で身体の向きを変えたり回転したりするなど活発に動き回るようになります。

そのため、妊婦やその家族は、妊娠6ヶ月頃よりも活発な胎動を感じることができます。

このページでは、妊娠7ヶ月の概要、症状と過ごし方について紹介します。

妊娠7ヶ月の女性の状態と症状

妊娠7ヶ月頃になると、身体への負担、移動や就寝時などへの影響が顕著に現れるようになります。

  • 腰痛や背中の痛み
  • 移動のリスクが高くなる
  • 妊娠線
  • お腹の張り(圧迫感)
  • 胎盤や臍帯の成長
  • 口内環境の悪化

腰痛や背中の痛み、下半身のむくみ

生後7ヶ月頃になると、子宮が妊娠6ヶ月よりもさらに膨らんで重さも増し、妊婦の身体に負担がかかります。

また、女性ホルモンの影響で骨盤の関節が緩くなり、関節にひずみが生じます。

その結果、腰痛や背中の痛みに悩まされることになります。

骨盤の関節が緩くなるのは、出産の際に、子どもが通り抜けやすくするためです。

移動のリスクが高くなる

子宮の一番高いところ(子宮底)が妊婦のへその上まで達し、お腹はおへその上の方まで膨らんできます。

大きく前に張り出したお腹で足下が見えづらくなるので、階段の上り下りで転倒するリスクが高まります。

また、室内のわずかな段差でつまずくこともあり、移動時にはそれまで以上に注意を払う必要があります。

妊娠線

女性のお腹は、子宮が膨らむにつれて大きくなり、皮膚が引き延ばされて皮下組織が断裂することで妊娠線ができやすくなります。

お腹の張り(圧迫感)

就寝時には、膨らんだ子宮が下半身から心臓へと戻る大静脈を圧迫するため、お腹の張り(圧迫感)を感じます。

仰向けに寝るのがしんどくなり、左を下にして横を向いたり、クッションに抱きついたりして寝るなど工夫が求められます。

胎盤や臍帯の成長

妊婦のお腹の中では、赤ちゃんの成長に伴って、胎盤(赤ちゃんに栄養と酸素を送り届ける役割を果たす)や臍帯(赤ちゃんと胎盤を結ぶパイプの役割を果たす。お母さんから赤ちゃんに栄養や酸素を送り、赤ちゃんからお母さんに老廃物や二酸化炭素を送り出す。)も成長します。

口内環境の悪化

意外な感じがするかもしれませんが、妊娠中は口内環境が悪化します。

原因はホルモンのバランスの変化です。

具体的には、歯茎が腫れる、出血する、歯周病になるといった症状が見られます。

歯周病は早産のリスク要因の一つとされていますし、妊娠中は歯医者で受けられる治療が限定されているため、細心の注意が必要です。

毎食ごとの歯ブラシに加え、デンタルフロスや液体洗浄の使用も心がけましょう。

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生後7ヶ月の赤ちゃんの状態

妊娠27週頃になると、赤ちゃんの身長は約38cm、体重は約1200gになります。

ついに体重が1kgの大台を超えるわけです。

生後7ヶ月頃には、赤ちゃんが生きていくための機能は一通り完成しています。

また、脳の発達が進んで、身体の機能を制御できるようになり、目や耳で得た情報を脳へ送る伝達回路も完成します。

さらに、嗅覚、味覚、聴覚、視覚、触覚の五感も発達します。

特に、視覚が急速に発達し、お腹の外の明るさや暗さを識別できるようになると考えられています。

聴覚は妊娠7ヶ月ではほぼ完成しており、お母さんやお父さんの声、音楽、テレビの音、水が流れる音、周囲の雑音など、さまざまな音を聞き取ることができます。

ちなみに、ビニール袋がこすれたときのガサガサという音や、テレビ放送が終了した後のザーッというノイズ音は、私たちが聞くと不快な感じを受けがちですが、お腹の赤ちゃんにとっては落ち着きを感じる音だということが知られています。

理由は諸説ありますが、こうした音がお母さんの心臓の音に似ているからだという考えが有力です。

生まれてすぐの赤ちゃんもこうした音を聞くと落ち着くことが多いものです。

骨格や関節も発達し、子宮の中で、自力で回転したり向きを変えたりできるようになります。

上下左右自力で身体を動かすため、妊娠7ヶ月頃の赤ちゃんは逆子の状態になりやすいものですが、たいていは自力で元に戻るため過度な心配はいりません。

目にはレンズができて、まぶたを動かしてまばたきするようになります。

口もパクパクと動かせるようになります。

指がはっきりと5本に別れて、自分の意思で握ったり開いたりできるようになり、中には指しゃぶりをする赤ちゃんもいます。

皮下脂肪がつき始めて皮膚が不透明になるのに伴い、妊娠6ヶ月頃まで見えていた血管が見えなくなります。

妊娠25週以降になると、超音波検査で男女の違いをほぼ区別できるようになります。

関連ページ

赤ちゃん(乳児、新生児)の聴覚、味覚、触覚、視覚、嗅覚(五感)の発達は?

妊娠7ヶ月に気をつけること

妊娠7ヶ月は、安定期(妊娠中期)の後半で、比較的体調が安定している時期です。

しかし、骨盤が緩み始めるなど、身体が出産に向けた準備を本格的に始める時期でもあり、妊娠週数を経るにつれて、妊婦の身体への負担は増していきます。

妊娠7ヶ月に注意したいことは、以下のとおりです。

  • 転倒
  • 腰痛、背中の痛み、足の痛み
  • 便秘
  • お腹のかゆみ
  • 妊娠高血圧症候群
  • 妊娠糖尿病
  • 早産の兆し
  • 食生活

転倒

お腹が大きくなると、身体の重心がそれまでとは変化しますし、張り出したお腹に隠れて足元が見えにくくなり、転倒しやすくなります。

階段の上り下りは必ず手すりを掴み、急に動くことのないように注意してください。

また、スロープ移動中の事故も後を絶たず、特にスロープを下っている最中に転倒するケースが多くなっています。

腰痛や背中痛、足の痛み

お腹が大きく重くなると、必然的に腰や背中、足への負担が増加するため、腰痛や背中の痛み、足の痛みを感じます。

姿勢を正す、急な動作を控える、散歩やヨガで適度に身体を動かすなど、妊娠中の基本的な過ごし方を思い出して生活することを心がけましょう。

便秘

大きくなった子宮に腸が圧迫されて蠕動運動が弱まるため、便秘がちになります。

食物繊維が豊富な食物をたくさん食べることを心がけてください。

お腹のかゆみ

体質の変化や衣擦れなど、色々と原因はありますが、お腹のかゆみを感じる妊婦は多いものです。

お腹周りを清潔に保ち、下着やズボンはお腹を締め付けないゆったりしたものを着用しましょう。

どうしてもかゆみが治まらない場合は、産婦人科に相談した上で皮膚科を受診するようにします。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群とは、妊娠中に見られる高血圧とそれに伴う様々な症状のことです。

主な特徴は、血圧が高くなることと、尿蛋白が出ることです。

なお、以前は、妊娠高血圧症候群の特徴として手や顔のむくみも挙げられていました。

妊娠高血圧症候群は、妊娠28週以降に多く見られるものですが、それより前に突然症状が出てくることもあるため、常に注意しておき、症状が出たらすぐ産婦人科に相談する必要があります。

家族に妊娠高血圧症候群になった人がいる場合は、発症する可能性が高いと考えられているので、わずかな症状でも早めに産婦人科に相談してください。

妊娠高血圧症候群の原因は、妊娠初期に胎盤の血管が異常な作られ方をしたためだという説が有力ですが、現時点でははっきり解明されていません。

ただし、過度な仕事や運動、不健全な生活などによる心身の疲れがきっかけで発症するケースが多いため、ストレスや疲労を溜め込みすぎず、塩分やカロリー、栄養バランスに注意した食事をとることが予防になると考えられています。

妊娠糖尿病

妊娠中に血糖値が高くなる、あるいは、妊娠中に血糖値が高い状態が初めて発見された場合に、妊娠糖尿病と診断されます。

妊娠糖尿病は、妊娠高血圧症候群、感染症、羊水過多症といった病気を引き起こす原因になります。

妊娠中の適切な体重管理が妊娠糖尿病の予防になります。

特に、安定期には食べ過ぎで体重が増加して妊娠糖尿病を発症してしまう妊婦が多いので、適切な体重管理を心がけましょう。

早産の兆候

早産の主な兆しは、周期的なおなかの痛み、張り、出血、破水です。

特に、出血や破水が起こった場合は一刻を争うことが多いので、すぐ産婦人科に連絡してください。

早産の多くは、子宮内感染によるものです。

女性器やその周囲を清潔に保つこと、ストレスを溜め込まないこと、激しい運動を控えることが大切です。

以下の症状がある女性は、早産のリスクが高くなります。

産婦人科とよく相談し、早産の兆しが少しでも見られたら、すぐに産婦人科に連絡するようにしてください。

妊娠高血圧症候群

赤ちゃんに栄養や酸素を十分送ることができなくなり、早産のリスクを高めてしまいます。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできるコブ状の良性筋腫です。

良性というのは、転移や細胞破壊は起こらないという意味で、放置して良いというわけではありません。

子宮筋腫があるとお腹が張りやすくなり、早産のリスクを高めます。

子宮頚管無力症

子宮頸管とは、子宮の出口にあたる部分です。

通常、妊娠中は子宮頚管が閉じており、赤ちゃんを子宮の中に留めているものですが、子宮頚管が緩くて開きやすい状態になっていることがあります。

こうした状態を子宮頚管無力症(頸管不全症)と呼び、赤ちゃんの成長に伴って子宮頚管が開いて早産につながります。

複数の赤ちゃんを妊娠している

複数の赤ちゃんを妊娠している場合、1人の赤ちゃんの場合よりも早く生まれる傾向があります。

個人差はありますが、2,3週は早く生まれることが多くなっています。

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食生活

妊娠7ヶ月頃になると、膨らんだ子宮に胃が圧迫されて、食欲がなくなる妊婦も増えてきます。

しかし、妊婦の健康を保ち、また、赤ちゃんに十分な栄養を送ってあげるために、1日3食、栄養バランスの良い食事をとることが大切です。

食事のポイントは以下のとおりです。

  • 1日3食、決まった時間に食べる
  • 間食は控える
  • 塩分は1日10g以下(妊娠高血圧症候群の人は半分くらい)にする
  • 水分をたくさん飲む(ただし、むくみやすい人は産婦人科に相談してください。また、カフェインの摂り過ぎには注意が必要です。)
  • 妊娠高血圧症候群の人は、タンパク質が尿から出てしまいやすいため、意識してタンパク質をとるようにする必要がある。

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まとめ

生後7ヶ月頃は、安定期の後半で体調が落ち着いていることが多いものです。

しかし、妊娠後半に入り、本格的に出産の準備を始める時期なので、それまで以上に体調に気を配って落ち着いた生活を送ることが大切です。

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