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乳児期の子育て

妊娠超初期(妊娠1ヶ月、0~3週)の症状と気をつけること!出血や腹痛は?

妊娠超初期 症状 気をつけること 女性

妊娠超初期は、まだ妊娠したことが分かる前の時期ですが、基礎体温の変化やつわりに似た症状が現れることがあります。

また、女性の体内では妊娠が成立しているため、母子の健康に配慮した生活を送ることを心がけることが大切になります。

では、妊娠超初期にはどのような症状が現れ、どのようなことに気をつけて生活すれば良いのでしょうか?

このページでは、妊娠超初期の概要、症状と気をつけることについて紹介します。

妊娠超初期(妊娠1ヶ月、妊娠0週、2週、3週)とは

妊娠超初期とは、最後に生理が始まった日(最終月経開始日)から、おおよそ次の整理の予定日までの時期のことです。

「妊娠1ヶ月」や「妊娠0週から3週」と同じ意味ですが、最近は妊娠超初期と表示されることが増えています。

妊娠超初期は、女性の体内で妊娠が成立する時期ですが、多くの場合、女性自身も周囲も妊娠にはまだ気づいていません。

妊娠が成立するまで

妊娠成立までの経過は、以下のとおりです。

  1. 女性の体内で排卵がある
  2. 放出された卵子が卵管の中に留まる
  3. 放出された卵子に精子が入る(受精する)ことで受精卵になる
  4. 受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら卵管を通って子宮へ移動する
  5. 受精卵が子宮にたどり着き、子宮内膜に着床する(妊娠成立)

受精卵が子宮内膜に着床することで、妊娠が成立します。

受精が妊娠2週、受精卵が子宮内膜に着床するのが妊娠3週です。

つまり、妊娠0週と妊娠1週は、まだお腹の中に赤ちゃんがいない状態ですが、最終月経予定日を妊娠0週0日と数えることになっているため、妊娠週数にカウントされます。

妊娠超初期の女性の状態と症状

女性に目立った自覚症状はありませんし、外見的な変化もありません。

しかし、女性の体内では、妊娠2週には受精、妊娠3週には着床(=妊娠成立)という大きな変化が起こっています。

妊娠0週

妊娠0週とは、最終月経開始日から始まる一週間のことで、生理期間中です。

まだ排卵はなく、セックスをしても妊娠することはありませんし、女性の身体にも変化はありません。

妊娠1週

妊娠1週とは、生理が終わり、卵巣の中で原始卵胞が育って卵子を作られる時期です。

生理の周期が28日の女性の場合は、妊娠1週の終盤に排卵が起こります。

通常、卵子の寿命が約24時間、精子の寿命が約2~3日なので、排卵日の1~2日前(妊娠1週の終盤)にセックスすると妊娠しやすいと考えられています。

ただし、生理の周期は女性の体調によって変化することがありますし、排卵日のタイミングでセックスしても自然妊娠する確率は約30%です。

妊娠2週(受精時の変化)

妊娠2週とは、多くの女性の体内で排卵が起こり、卵管内で卵子と精子が出会って受精する時期です。

妊娠に伴う症状が現れる女性はほとんどおらず、外見的な変化もありません。

ただし、女性の体内では、妊娠に向けた準備が着々と進んでいます。

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妊娠3週(着床時の変化)

妊娠3週とは、受精卵が細胞分裂を繰り返しながら子宮に到着し、子宮内膜に着床して妊娠が成立する時期です。

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という女性ホルモンが分泌されるようになり、血液中や尿中に含まれる濃度が高くなっていきます。

妊娠検査薬は、尿の中のhCGの成分が一定以上になると陽性反応が出るように作られているため、hCGが分泌されるようになる妊娠3週頃から陽性反応が出る可能性があります。

妊娠3週頃に現れやすい症状は、以下のとおりです。

  • 妊娠初期症状
  • 不正出血
  • 妊娠様出血
  • 化学的流産(生化学的流産)

妊娠初期症状

妊娠3週頃になると、以下のような妊娠初期症状が現れることがあります。

  • 身体がだるい
  • 身体が熱っぽい
  • 眠気が取れない
  • 腹痛
  • イライラする

妊娠すると、女性の身体は赤ちゃんを育てるための環境作りを始めます。

妊娠初期症状が現れるということは、身体が「赤ちゃんが健やかに育つための準備」を始めたということなので、無理をせず身体を休めるようにしましょう。

不正出血

妊娠が成立すると、女性ホルモンの分泌が増えてホルモンのバランスが崩れます。

その結果、子宮内膜の一部がはがれ落ちて、血液と一緒に体外に排出されることがあります。

これが不正出血です。

妊娠様出血

受精卵が子宮内膜に着床する際に、絨毛で子宮内膜を傷つけて出血することがあります。

化学的流産(生化学的流産)

化学的流産とは、妊娠検査薬などで陽性反応が出た(妊娠が成立した)後、産婦人科の超音波検査で子宮の中に赤ちゃんの入る袋(胎嚢)が確認される前に流産してしまうことです。

以前は、妊娠に気づかないまま終わることが多かったのですが、最近は、妊娠検査薬の精度が上がって妊娠3週でも陽性反応が出ることがあり、産婦人科で化学的流産と言われることが増えています。

化学的流産には症状がほとんどなく、後遺症もありません。

また、日本産科婦人科学会の定義では、化学的流産は流産回数には含めないことになっています。

妊娠超初期の赤ちゃんの状態

妊娠超初期の赤ちゃんは、まだヒトの形はしておらず、胚というヒトの原形の状態です。

胚は、子宮内では胎嚢という袋に包まれています。

受精卵(妊娠2週)

卵子が精子と出会い、受精して受精卵になることで新しい命の素が誕生します。

受精卵の大きさは0.1ミリほどですが、驚くほどの早さで細胞分裂を繰り返して成長していきます。

着床(=妊娠が成立、妊娠3週)

受精卵は、子宮にたどり着くと子宮内膜にくっつきます。

これを着床といい、着床によって妊娠が成立したことになります。

胎盤(妊娠3週〜)

着床した後は、絨毛という組織が胎盤を作り始めます。

胎盤は、お母さんの身体から、赤ちゃんの成長に必要な酸素と栄養を直送してもらうための大切な器官です。

妊娠1か月目でも一応は機能していますが、完成するのは妊娠3か月頃です。

羊水

羊水とは、子宮の中で赤ちゃんが浸かっている液体です。

羊水は、外界からの衝撃を和らげる効果がある他、常に38℃前後に保たれていて、赤ちゃんが厚さや寒さに悩まされずに済む働きもしています。

また、赤ちゃんが成長するにつれて、肺の成熟や筋肉や骨格の発育を促す役割も果たすようになります。

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妊娠超初期に気をつけること

妊娠超初期はまだ妊娠に気づいていない時期ですが、妊娠の可能性がある場合は、生活リズムなどを整えるよう心がけましょう。

妊娠超初期に気をつけることは、以下のとおりです。

  • 生活リズム
  • 飲酒
  • 喫煙
  • カフェイン
  • 服薬
  • 過剰な運動

生活リズム

毎日決まった時間に寝起きすることと、1日8時間の睡眠は、人間が健康な生活を送るために欠かせないことです。

妊娠すると、ホルモンバランスの変化などで体調が乱れて生活リズムも崩れがちですが、できるだけ健康的な生活リズムを維持するよう心がけましょう。

飲酒

「酒は百薬の長」と言われるように、適量の飲酒は問題ありません。

しかし、日常的にお酒を飲んだり、飲む量が多かったりすると、生まれてくる赤ちゃんの中枢神経に悪影響を与えるリスクが高くなります。

通常、妊娠検査薬で妊娠が分かるのは妊娠5週前後(妊娠3週前後から反応するものもあります。)から、産婦人科で妊娠と判断されるのは妊娠6週前後からですが、妊娠の可能性がある場合は、妊娠超初期から飲酒を控えるようにしましょう。

喫煙

喫煙が赤ちゃんに悪影響を与えることは、いくつもの研究結果から明らかになっています。

特に深刻なのは、未熟児出生率の高さです。

喫煙者は、非喫煙者と比べて、未熟児が生まれる確率が2倍以上高くなるという研究結果があります。

妊娠超初期の喫煙であっても赤ちゃんに悪影響を与えるリスクが高いので、すぐに止めることが大切です。

副流煙も赤ちゃんには良くないので、妊娠した女性の家族も禁煙を心がけなければなりません。

カフェイン

コーヒーや日本茶などに含まれるカフェインは、流産や早産、赤ちゃんが低体重で生まれてくるリスクが高くなります。

1日に2、3杯程度であれば問題はないと言う人もいますが、コーヒーとお茶ではカフェインの量が違いますし、とても曖昧な基準なので、「なるべく控えた方が良い。」という意識は持っておいてください。

なお、ノンカフェインの商品は問題ありません。

服薬

妊婦が処方薬や市販薬を服用したことで赤ちゃんに悪影響が及んだというケースは、多くはないものの0ではありません。

そのため、病気などで服薬が必要な場合は、まずは産婦人科で相談しましょう。

ただし、産婦人科専門の病院は、薬を一切使わせないなど独自路線を標榜しているところがありますが、妊娠中だからといって薬を全く使わないのが良いわけではありません。

妊娠中に第一に考えるべきことは母子の健康で、母体の健康維持のために薬が必要な場合は、赤ちゃんへの影響を考えながら慎重に服用することになります。

いずれにしてもまず産婦人科の医師に相談し、不安が残る場合にはセカンドオピニオンも求めてください。

過剰な運動

健康維持のために適度な運動は大切です。

ただし、勝ち負けを追求したり、身体を酷使したりする運動やスポーツは厳禁です。

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妊娠超初期には心配しなくていいこと

多くの女性から「妊娠超初期でも控えた方が良いですか。」と聞かれることに、レントゲン検査と外出があります。

レントゲン検査

「放射線が赤ちゃんに悪影響を及ぼすのではないか。」と心配する女性は多いものです。

しかし、レントゲン検査の放射線が赤ちゃんに影響を及ぼすことはありません。

外出

「電車やバスの揺れが赤ちゃんに良くないのではないか。」と心配する女性がいますが、問題ありません。

ただし、絶叫マシンのような激しい揺れを伴うものは避けましょう。

また、女性の健康は赤ちゃんの健康に直結するので、疲労が蓄積するような外出も控えるようにしてください。

まとめ

妊娠超初期は、表面上は身体の変化がなく、自覚症状もないことが多いため、女性自身が妊娠に気づいていない時期です。

しかし、お腹の中では妊娠が成立しているので、母子の健康に配慮した生活を始めることが大切です。

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