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乳児期の子育て

トゥレット症候群(発達障害)とは?子供や赤ちゃんの特徴は?診断、治療は?

トゥレット症候群 子供 特徴

トゥレット症候群(トゥレット障害)という発達障害を知っていますか?

トゥレット症候群は発達障害の一つです。

発達障害は、名前や大まかな内容は社会的に認識されてきましたが、トゥレット症候群の認知度はまだまだ低く、専門とする病院や機関も少ないのが現状で、誤解や的外れな誹謗中傷に悩まされている人が多いものです。

このページでは、トゥレット症候群の概要、症状(特徴)、原因、診断、治療法について紹介します。

トゥレット症候群とは

トゥレット症候群 子供 特徴

トゥレット症候群とは、チック症のうち運動チックと音声チックが慢性化した状態です。

なお、チック症とは、「突発的で不規則な身体の動きや発声を繰り返す状態」が継続している状態のことです。

「発達障碍者支援法(平成17年4月1日施行)」では、発達障害の定義を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定めています。

トゥレット症候群の名前は明記されていませんが、「その他これに類する脳機能障害」の1つとして支援の対象になっています。

トゥレット症候群を発症しやすい人と発症率

トゥレット症候群は、男の子の発症率が女の子の約3倍となっています。

発症率は、0.01%から0.1と言われています。

また、トゥレット症候群と診断されなくても、軽度の音声チックや運動チックのある子供は相当数に上ると考えられています。

トゥレット症候群はいつから、いつまで

運動チックは7歳(小学校入学)前後まで、音声チックは12歳(小学校卒業)前後までに症状が現れ、改善したり悪化したりを繰り返して慢性化していきます。

トゥレット症候群を発症した人の約半数は、18歳前後までにチック症状が消失するか改善されますが、残りの半数は大人になっても症状が残ります。

トゥレット症候群とレット症候群

トゥレット症候群と間違えやすい障害に、レット症候群があります。

どちらも発達障害の1つで、名前が似ているので紛らわしいのですが、まったく別の障害です。

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トゥレット症候群の特徴(症状)

トゥレット症候群 子供 特徴

トゥレット障害の特徴(症状)は、運動チックと音声チックの2つです。

運動チック

  • 顔の動き(高速のまばたき、素早く顔をしかめるなど)
  • 首や腕をブンブン振る
  • 身体をせわしなく揺さぶる
  • 身体を触ったり叩いたりする
  • ジャンプする
  • 人や物にベタベタ触る
  • 匂いを嗅ぐ
  • 白目をむく

運動チックは、いわゆる「体が勝手に動いてしまう」状態で、意思とは無関係に、驚くほど素早く身体が動き、自分ではコントロールできません。

音声チック

  • 不謹慎な言葉や卑猥な言葉を発する(汚言症/コプロラリア)
  • 発言をおうむ返しする
  • 唸る
  • 奇声を発する
  • ため息をつく
  • 咳払いする

音声チックも、本人の意思とは無関係に起こり、自分ではコントロールできません。

しかし、周囲からは言動に意味があるように受け止められて、対人トラブルの原因になることが多いものです。

特に、汚言症は、他人に強烈なダメージを与え、強い反感や怒りを買ってしまうことが多く、自分も他人も傷つけてしまいます。

トゥレット症候群に合併しやすい発達障害

トゥレット症候群は、他の発達障害を合併しやすいものです。

特に、注意欠陥多動性障害(ADHD)、強迫性障害、自閉症、学習障害は合併しやすいと言われています。

多動症状を抑えるために用いる薬の作用で、チック症状が重くなることもあります。

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トゥレット症候群の原因

トゥレット症候群 子供 特徴

トゥレット症候群の原因は、ドーパミン系の脳内神経伝達物質の過活動説が有力ですが、特定されているわけではありません。

以前は、子供の性格や、親のしつけ方・愛情不足などに原因が求められがちでした。

しかし、発達障害の一つとして分類されているように、脳機能の障害が原因であることはほぼ間違いなく、子供の性格や親の関わり方は関係ありません。

トゥレット障害の診断

トゥレット症候群 子供 特徴

複数の運動チックと1種類以上の音声チックが1年以上続くと、トゥレット症候群の診断がつきます。

通常は、医師からチック症状を中心に生活状況を細かく確認され、受診時の言動と経過観察を経た上で診断されます。

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トゥレット症候群の治療

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トゥレット症候群は原因が特定されておらず、根治する治療法も現時点ではありません。

症状が重くて日常生活に支障がある場合は、抗ドーパミン作用のある薬を服用して症状を抑えます。

ただし、抑うつなどの副作用のリスクがあるため、服用は慎重に決断する必要があります。

また、トゥレット症候群を含む発達障害の治療には、子供への心のケアと、周囲の大人へのサポートと知識付与が大切になります。

精神療法で子供の心のケアを行うと同時に、親をはじめとする家族などに対して、トゥレット症候群を正しく理解し、適切な対応ができるよう働きかけが行われます。

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