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乳児期の子育て

発達障害の療育とは?意味と効果は?早期発見・早期療育が大切?

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発達障害は根治法が確立されていません。

そのため、発達障害の子供への対応としては、社会で生きにくさを感じず、不適応を起こさずに自立した生活を送れるようにトレーニングを行うことになります。

発達障害の子供のトレーニングとして効果的なのが療育です。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、発達障害の子供の成長発達や社会適応には欠かせないものです。

このページでは、発達障害の概要、療育の概要、療育の内容と効果、療育ポイントについて紹介します。

発達障害とは

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発達障害は、発達障害者支援法において、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定められています。

発達障害の中には症状の異なるたくさんの障害が含まれており、中には複数の発達障害を合併したり、知的障害があったりする子供も少なくありません。

主な発達障害は、次のとおりです。

  • 自閉症:社会性の遅れ、言語発達の遅れ、限定された興味関心などを特徴とする発達障害で、多くの場合、知的障害を伴う
  • アスペルガー症候群:知的障害や言語能力の遅れのない自閉症
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD):落ち着きがない、衝動的に行動する、我慢できない、集中できない、注意が散漫などの症状を特徴とする発達障害
  • 学習障害:読む・書く・話す・聞く・計算するなど学習に関する特定の行動が苦手な発達障害

他にもレット症候群、小児期崩壊性障害、トゥレット症候群などがあります。

発達障害の子供は、社会生活に支障をきたしてしまう様々な症状を抱えていますが、症状が一生改善しないわけではありません。

適切な時期に適切な関わりを得られることで、発達障害のない人と同じような社会生活が送れるようになることも珍しくないのです。

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発達障害の療育とは

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療育とは、発達障害の子供が、社会で自立した生活を送れるようになることを目的として、医療・教育・保育などの専門機関が連携して行うトレーニングのことです。

療育の「療」は治療の「療」、育は教育や保育の「育」を指しており、治療と教育を同時に行うことを意味しています。

療育の対象は発達障害の子供だけでなく、知的障害をはじめ心と身に障害のある子供を含んでいます。

発達障害の療育では、子供の症状、知的障害の有無、社会適応レベルなどに応じて、子供が生きづらさをなるべく感じず社会生活を送れるような働きかけを行います。

つまり、子供一人ひとりの特性によって、療育の内容や方法、期間などは異なります。

例えば、生活能力が課題の子供の場合は、食事、トイレ、着替え、持ち物チェック、家事などのトレーニングを受けますし、言語能力に遅れがある言葉のトレーニングを重点的に受けることになります。

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発達障害の療育の内容

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子供の特性によって受ける療育の内容は異なります。

ここでは、発達障害の診断を受けた子供や、グレーゾーン(発達障害の可能性がある)の子供に対する一般的な療育内容を紹介します。

  • 集団生活・集団行動のトレーニング:順番を理解して待つ、席について座る、名前を呼ばれたら手を挙げて返事する、指示に従って行動する
  • 言葉のトレーニング:ぬいぐるみやお芝居で会話の練習、絵カードや組み合わせカードで語彙を増やす
  • 運動機能のトレーニング:マット運動、トンネルくぐり、トランポリン、エクササイズ、細かい作業(ボタンをはめたり穴にヒモを通したりする)、スポーツ、音楽に合わせて踊る
  • 心のケア:臨床心理士によるカウンセリング、心理検査によるアセスメント

療育は、発達障害を診断する医師を中心に、保育士、保健師、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士など、専門的な資格を持つ人が連携することで成り立っています。

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療育の効果

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療育は、特定の症状を治して終了ではなく、社会生活で問題となる言動を一つひとつ修正し、必要なスキルを積み重ねていく作業です。

とても地道で時間がかかります。

また、日々の生活の中で実践しているため効果を実感しにくく、ゴールもはっきりと見えません。

同じ療育を受けたとしても、子供の成長発達や能力、取り巻く人や環境によって効果の出方は一律ではありません。

そのため、「数年続けたが効果がなかった。」などと批判したり、途中で投げ出したりする子供や親が後を絶ちません。

しかし、療育を続けることで、生きづらさを感じず社会生活に溶け込めるようになった発達障害の子供はたくさんいます。

一方で、十分な療育を受けることなく成長し、社会にうまく適応できずに悩んでいる人は相当数いるという指摘があります。

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発達障害の療育で大切なポイント

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療育で大切なのは、早期発見・早期療育と、家庭における療育です。

早期発見・早期療育

療育で大切なことは、早期に発達障害を発見して、早期に療育を開始することです。

療育を始める時期として一番適切なのは、幼児期だと言われています。

幼児期は、身近な大人と密接な関係を築き、自分の周りへの興味関心を広げていく時期で、「3つ子の魂100まで」と言われるように、その後の人生の基礎になる能力が身につく時期だからです。

家庭における療育

通常、療育は、病院や療育センターなど療育に関する専門機関へ継続的に通い、専門家の指導に基づいて行います。

しかし、専門機関で専門家から直接指導を受けるのは多くて週1、2回、1回あたり数時間程度です。

そのため、療育を実効性のあるものにするには、専門家の指導に基づいた療育を、家庭や学校など専門機関以外の場所でどれだけ実践できるかにかかっています。

特に、子供が最も長い時間を過ごす家庭で、いかに療育を実践できるかが大切になります。

「専門家も専門的な道具もない家庭で何ができるのか。」と思うかもしれません。

しかし、発達障害の子供にとっては、箸やスプーンの使い方を覚える、服を自分で着る、色々な物に触れる、親子のスキンシップなど、家庭の中で日常的に行っていることすべてが療育になります。

専門家と相談しながら、子供の課題を踏まえた家庭内での関わり方を工夫することが大切です。
また、規則正しい生活を送ることで、成長ホルモンの分泌を促し、脳や身体の発達も促されていきます。

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