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乳児期の子育て

赤ちゃんの知的障害(精神遅滞)とは?原因と特徴、発達障害・自閉症と違う?

知的障害 赤ちゃん 原因 特徴 発達障害 自閉症 違い

知的障害という言葉は見聞きするようになってきましたが、原因や特徴はあまり知られていません。

そのため、「乳児期の赤ちゃんに見られる知的障害の特徴は?」、「知的障害と発達障害はどう違うの?」といった疑問を抱えるお父さんお母さんは少なくありません。

そこで、このページでは、知的障害とはどんな障害か、知的障害の原因、知的障害の分類、知的障害が分かる時期と特徴、発達障害との違いについて紹介します。

知的障害とは

赤ちゃんの知的障害とは

知的障害とは、知的能力全般(判断・理解・記憶・思考・知覚)の発達が遅れた水準に留まっている状態のことです。

以前は、知能障害や精神遅滞と呼ばれることもありましたが、現在は知的障害で統一されています。

知的障害と認知症の違い

知的能力が低下した状態には、認知症も当てはまります。

しかし、認知症が「一度発達した知的能力が低下した状態」であるのに対して、知的障害は「知的能力の発達が進まない状態」であり、両者は別のものとして区別されます。

知的障害の原因

赤ちゃんの知的障害の原因

知的障害の原因は、①生理的要因、②病理的要因、③心理・社会的要因の3つに分けることができます。

ただし、知的障害の原因は特定できないことも多く、特に、軽度知的障害の場合はほとんど特定されないのが現状です。

生理的要因

知能に異常を生じさせる病気にかかっていなくても、①知的障害のある親の遺伝や、②遺伝子の組み合わせによって知的障害になることがあります。

生理的要因による知的障害は、障害の程度が軽度もしくは中度、合併症がほとんどなく、健康状態にも問題がない場合が多いのが特徴です。

知的障害の多くは生理的要因によって発症します。

病理的要因

脳に病気や傷があることにより、知的発達が阻害されることがあります。

具体的な原因は、先天性の疾患(自閉症(発達障害)や染色体異常など)、出産時の事故(生まれる時に脳が圧迫された、酸素が不足したなど)、出生後の病気や事故(高熱、出血、交通事故など)などです。

病理的要因による知的障害の場合、脳性麻痺、てんかん、心臓病などの合併症を抱えていることが多いものです。

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心理・社会的要因

生育環境が原因で知的障害になる場合もあります。

例えば、親の虐待や親子間のコミュニケーション不足、刺激が極端に少ない環境などが原因となります。

心理・社会的要因による知的障害は、環境が改善され、適切な教育や療育を受けることで知的能力が回復することがあります。

知的障害の分類

赤ちゃんの知的障害の分類

知的障害は、発達検査や知能検査の結果によって、4種類に分類されます。

  • 知能指数50~69:軽度。本人に自覚症状がなく、周囲の人も知的障害と気づかないことが多い。日常生活に支障が出ることが少ないレベル
  • 知能指数35~49:中度。本人も周囲の人も知的障害に気づく。日常生活に支障が出るレベル
  • 知能指数20~34:重度。発達障害(自閉症など)がある場合、パニックなどの問題行動が多い傾向がある
  • 知能指数20以下:最重度。運動機能に異常があり、寝たきりの場合がある

なお、知能指数70~85の場合は境界域(ボーダー)と呼ばれ、一般的な知能指数より低いものの知的障害とは認められません。

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知的障害はいつわかる?特徴は?

知的障害はいつわかる?特徴は?

染色体異常など先天性疾患が原因の場合は、奇形など外見的な異常を伴うことが多いので、生まれたての頃に分かることが多いものです。

外見的な異常がない場合は、言葉の遅れや不器用さ、遊び方など行動面の遅れから知的障害を疑います。

例えば、いつまで経っても話さない、寝返りできない、物をつかめない、座れないなど、標準的な発達に比べてはっきりとした遅れが見られます。

乳児健診や小児科受診の際に医師から指摘されることもあります。

ただし、軽度知的障害の場合は、これといった問題がないまま大きくなることも少なくありません。

中度以上の知的障害を抱えている場合、幼児期や児童期に入ると、対人関係や学習など日常生活のあらゆる面で、同年齢の子と同じことができず目立つようになります。

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知的障害と発達障害の違い

知的障害と発達障害の違い

知的障害と発達障害はまったく別の障害ですが、どちらも名前に「障害」がつくことや、定義がわかりにくいこと、発達障害と知的障害の両方を抱える人が少なくないことから、混同されがちです。

知的障害は、「知的能力全般が年齢相応の発達より遅れている」状態です。

一方の発達障害は、自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの総称で、主に「行動やコミュニケーション、社会適応に問題がある」状態です。

知的障害を伴う場合もありますが、知的障害のない人も少なくありません。

自閉症と発達障害

自閉症とは、①対人関係(社会性)の障害、②コミュニケーションの障害、③限定した常同的な興味、行動および活動(想像力の障害とそれに基づく行動の障害)の3つを特徴とする発達障害です。

アスペルガー症候群のように知的障害のない人もいますが、知的障害を抱える人が多いものです。

医師の診断では、知的障害の症状が重度の場合は知的障害と診断され、軽度の場合は自閉症と診断される傾向があります。

知的障害と学習障害

知的障害と紛らわしい発達障害に学習障害があります。

学習障害は、読み書き、計算など学習の特定の分野に問題がある障害ですが、知的能力全般の障害は認められません。

学習に困難がある場合、発達検査や知能検査で知能指数が70以上であれば学習障害、70未満であれば知的障害が疑われます。

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