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乳児期の子育て

生後2ヶ月の赤ちゃんの運動機能の発達は?脳性麻痺と低緊張児の見分け方は?

生後2ヶ月 赤ちゃん 運動機能 発達

赤ちゃんは、生理的早産と呼ばれる状態で生まれてきます。

特に、生まれたての頃の運動機能は、他の哺乳類に比べてとても未熟で、自力で手足を動かすこともままならず、母乳やおっぱいを飲むのも生まれ持った原始反射に頼っています。

そうした状態から、新生児期、生後1ヶ月を経て、徐々に運動機能が発達していくのです。

生後2ヶ月頃になると、赤ちゃんの運動機能はどのように発達しているのでしょうか?

また、どのような異常が見られることがあるのでしょうか?

このページでは、生後2ヶ月の赤ちゃんの運動機能の発達と、発達の異常に気付くポイントについて紹介します。

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生後2ヶ月の赤ちゃんの姿勢

生後2ヶ月の赤ちゃんの運動機能の発達は、特定の姿勢をとらせた時に、標準的な姿勢や動きを見せるかどうかで確認します。

しかし、生後2ヶ月の赤ちゃんは、生後1ヶ月に比べると首や手足の筋肉はつくものの、首すわりがまだ完成しておらず、自力で身体を支えることも困難です。

そのため、家庭において、お座りや立った姿勢をとらせるのはケガや事故の危険が高いと言えます。

家庭で確認するのは、あおむけやうつぶせの状態における赤ちゃんの姿勢や動きのみにしておき、お座りや立たせた状態の姿勢や動きを確認したい場合は、小児科や保健センターに相談しましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんの運動機能の発達:あおむけ(背臥位)

生後2ヶ月の赤ちゃんは、布団やベッドであおむけに寝て過ごす時間が長いものです。

顔を正面に向けられるようになる

生後1ヶ月頃は、顔を正面に向けておくことが難しく、左右どちらかを向いていることが多いのですが、生後2ヶ月頃になると、首の筋肉がついてきて、短い時間であれば顔を正面に向けておけるようになります。

顔を左右に動かす頻度が増える

首の筋肉がついたことで、頭を左右に動かして、こまめに右を向いたり左を向いたりできるようになります。

非対称性緊張性頸反射が起こる頻度が下がる

非対称性緊張性頸反射とは、赤ちゃんが持って生まれる原始反射の一つで、あおむけに寝ている赤ちゃんが、顔を向けた側の腕と足を伸ばし、反対側の腕と足を曲げる現象です。

顔を左右どちらかに向けることが多い生後1ヶ月頃に頻発する原始反射ですが、顔を正面に向けて置けるようになると頻度が下がります。

反射自体が消失するわけではなく、赤ちゃんが顔を正面に向けている時間が長くなることで、反射が起こる頻度が少なくなるのですが、徐々に反射の影響を受けなくなっていきます。

左右対称の姿勢で過ごす時間が増える

非対称性緊張性頸反射の頻度が下がると、反射とは関係なく両手両足を自由に動かせるようになり、バランスよく筋肉がついていきます。

両手両足を、身体の真ん中に近づけるようにギュッと曲げて、ほぼ左右対称の姿勢がとれるようになります。

指しゃぶり(手しゃぶり)を始める

生後1ヶ月頃は、非対称性緊張性筋反射の影響で、顔を向けた方の手は伸ばしていました。

生後2ヶ月頃になると、顔を向けた方の手を口元に持ってきて、口の中に入れる動きが見られるようになります。

指しゃぶり(手しゃぶり)の始まりです。

赤ちゃんは、指しゃぶり(手しゃぶり)によって自分の手を認知します。

関連ページ

赤ちゃんの指しゃぶりの原因は?いつからいつまで?やめさせるべき?

膝を立てる

膝を立てる動きがよく見られるようになるのも生後2ヶ月頃からです。

脳性麻痺児や低緊張児(フロッピーインファント)の見分け方

あおむけに寝かせた赤ちゃんを見て、脳性麻痺や低緊張に気づくポイントは、以下のとおりです。

脳性麻痺児

  • 両肩が後ろに下がっている
  • 両腕を身体の真ん中に近づけ、手の平は外に向ける
  • 両足を伸ばして内股になる

低緊張児

  • 顔が正面を向くことが少ない
  • 両腕が顔から離れている(伸ばしがち)
  • 短い間だけ片膝を立てる

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生後2ヶ月の赤ちゃんの運動機能の発達:うつぶせ(腹臥位)

うつぶせ寝は、乳幼児突然死症候群の危険が高くなるという指摘があるので、控えてください。

赤ちゃんの運動機能の発達を確認したり、うつぶせの状態に慣れさせたりする目的でうつぶせにする場合は、必ず親が近くで様子を見守りましょう。

赤ちゃんのそばを離れたり、赤ちゃんを寝かせたりする前は、必ずあおむけに戻してください。

お尻の位置が下がってくる

生後1ヶ月頃の赤ちゃんをうつぶせにすると、ひざがお腹に付くくらい両足を曲げて身体を丸め、お尻が高い位置に来る姿勢になっていました。

生後2ヶ月頃には、生後1ヶ月頃に比べると、両足を外側に広げて伸ばすようになるため、お尻の位置が下がってきます。

短い時間だけ頭を持ち上げる

お尻が下がって重心が下に移り、また、首の筋肉がついたことで、赤ちゃんは頭を持ち上げようとするようになります。

しかし、頭を持ち上げるのに必要な背中や胸の筋肉はまだ未熟なので、頭を持ち上げる角度は小さく、頭を持ち上げた状態を維持できるのは数秒から数十秒程度です。

両腕を身体の中心に近づけて身体を支えようとするものの、肘が肩よりも後ろにあるため、支えることは困難です。

脳性麻痺児や低緊張児(フロッピーインファント)の見分け方

うつぶせに寝かせた赤ちゃんを見て、脳性麻痺や低緊張に気づくポイントは、以下のとおりです。

脳性麻痺児

  • 頭を左右の一方に向けたまま、持ち上げようとする
  • 両肩が後ろに下がっている
  • 両足は伸び、内股になっている

低緊張児

  • 顔を左右の一方に向けたままにしている
  • 頭を持ち上げようとするが、うまく持ち上げることができない
  • お尻が少し高くなっている

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まとめ

生後1ヶ月頃と生後3ヶ月(地域によっては生後4ヶ月)頃には乳幼児健診があるので、お座りや立った状態の運動機能の発達について、医師や保健師に確認してもらうことができます。

また、生後4ヶ月以降は、多くの赤ちゃんの首がすわって身体の筋肉もついてくるので、家庭において、赤ちゃんに色々な姿勢をとらせて運動機能の発達を確認しやすくなります。

一方で、生後2ヶ月は、乳幼児健診がなく、赤ちゃんの身体への負担から家庭でも確認がしにくい時期なので、気になることがある場合は、早めに小児科や保健センターに相談するようにしましょう。

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