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乳児期の子育て

赤ちゃんの幽門狭窄症の原因は?症状は噴水様の嘔吐?治療は?

幽門狭窄症

幽門狭窄症とは

幽門狭窄症とは、胃の出口(幽門)が何かの原因で狭くなる(狭窄する)ことで、母乳やミルクが胃から十二指腸に流れて行きにくくなってしまう病気です。

幽門狭窄症になると、母乳やミルクが逆流してしまい、赤ちゃんは、母乳やミルクを噴水のように勢いよく吐き出すようになります。

肥厚性幽門狭窄症と呼ばれることもあります。

幽門狭窄症の症状

主な症状

幽門狭窄症の症状としては、胃の不快感や膨満感、しゃっくり、げっぷがあります。

赤ちゃんは、こうした症状を感じても言葉で表現することができないので、母乳やミルクを飲んだ後に不機嫌になって泣き出します。

なお、健康な赤ちゃんの嘔吐物に強い匂いはありませんが、幽門狭窄症の赤ちゃんの嘔吐物は腐敗臭や酸臭があります。

激しい嘔吐

幽門狭窄症を発症すると、嘔吐を繰り返すようになります。

最初は、口からヨダレのように母乳やミルクを吐き出すくらいですが、徐々に、噴水のように激しく吐くようになります。

母乳やミルクを大量に吐くと症状は軽減しますが、飲むとまた症状が出て、嘔吐してしまいます。

母乳やミルクが胃で消化されないうちに吐いてしまうため、十分な栄養が摂取できず、飲んでは吐くということを繰り返すうちに、赤ちゃんの元気がなくなります。

治療を受けずに放置すると、栄養不足や体重減少に陥ったり、脱水症状を起こしたりする危険性もあります。

低カリウム血症

低カリウム血症とは、血液中のカリウム濃度が低下した状態のことです。

幽門狭窄症により嘔吐を繰り返すことにより、カリウムが消化液と一緒に吐き出されてしまい、低カリウム血症を発症する危険性があります。

血液中のカリウムは、細胞の働きを調節する機能があり、濃度が低下すると、嘔吐がより激しくなったり、倦怠感が増したりします。

また、悪化すると、全身に様々な障害を引き起こし、四肢麻痺や不整脈といった十得な症状に陥ることもあります。

幽門狭窄症はいつ分かるか

幽門狭窄相症は、通常、生後1ヶ月前後に分かります。

先天的な異常がある場合は、新生児期に分かることもあります。

なお、大人になってから幽門狭窄症になることもあります。

幽門狭窄症かどうかを見抜くポイント

幽門狭窄症の症状が軽い場合、溢乳と区別できない程度の嘔吐しかないことがあります。

また、赤ちゃんは、風邪や胃腸の感染症が原因で嘔吐の症状を見せることもあります。

嘔吐の勢いをこまめに確認し、徐々に勢いが強くなるようなら幽門狭窄症を疑いましょう。

幽門狭窄症を放置してしまうと、胃拡張を起こしたり、体重が減少したりと赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼします。

次の症状が見られる場合は、すぐに病院を受診してください。

  • 母乳やミルクを飲んですぐ、大量に吐き出す
  • 母乳やミルクが、口や鼻から勢いよく吐き出す
  • 嘔吐が収まらず、徐々に症状がひどくなる
  • 赤ちゃんの元気がなくなり、体重が減少していく
  • 顔色が悪くなる
  • 便の回数が減る

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幽門狭窄症の原因

幽門(胃と十二指腸とのつなぎ目)の異常が、幽門狭窄症の原因です。

通常、母乳やミルクは胃に入り、幽門を通って十二指腸に流れていきます。

しかし、幽門が狭くなると、十二指腸にうまく流れ込むことができずに詰まってしまい、逆流することになります。

幽門の異常を引き起こす原因には、胃の器質的な異常、胃の運動機能不全、胃が他の臓器から圧迫されることの3つがあります。

胃の器質的な異常

胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍に伴って幽門が狭窄する場合が代表的です。

幽門狭窄の原因となる病気そのものを治療しない限り、症状が改善しないことがほとんどです。

胃の運動機能不全

飲酒、喫煙、薬物、怪我などによって、胃や幽門の機能が異常をきたし、幽門狭窄症になります。

一過性のことが多いものですが、治療が必要になる場合もあります。

他の臓器から圧迫される

膵臓、大腸など、胃の周辺にある臓器が腫瘍等の原因により大きくなり、胃を圧迫することで、幽門が狭くなってしまうことがあります。

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幽門狭窄症の治療

幽門狭窄症は、新生児期から生後1ヶ月頃に起こりやすい病気なので、治療はできるだけ早く、細心の注意と配慮を払って行う必要があります。

まず、母乳やミルクの摂取を止めて嘔吐を抑えます。

それから、点滴によって、嘔吐で弱まった身体を調整し、必要な栄養を摂取するようにします。

そして、狭まった幽門を広げるために、幽門の筋肉に切り込みを入れる手術を行います。

手術による大きなリスクはありません。

しかし、赤ちゃんの未熟な体を外科手術で切り開くので、術後の赤ちゃんの状態は慎重に見守る必要があります。

手術後は、母乳やミルクを再開し、1週間ほど入院して様子を見ることになります。

もし、赤ちゃんの哺乳する力が弱まっている場合は、胃にチューブを通してミルクを補充することもあります。

赤ちゃんの病気に関する他のページを見る:赤ちゃんの病気

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