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乳児期の子育て

筋性斜頸とは?赤ちゃんの斜頸の原因、症状、治療は?手術は必要?

赤ちゃん 首 頭 振る 筋性斜頸

赤ちゃんが首をかしげる(曲げる)、頭を傾ける原因は筋性斜頸以外にもたくさんありますが、生まれた時から首が曲がり、顔が常に特定の方向に向いている場合は、筋性斜頸の可能性があります。

赤ちゃんの首が曲がっていると、お父さんお母さんは心配になりますし、人目を引きやすいため周囲からも好奇の目で見られがちです。

また、症状が残ると、成長するにつれて日常生活に支障が出るようになっていきます。

このページでは、筋性斜頸の概要、原因、症状、治療法について紹介します。

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筋性斜頸とは

筋性斜頸とは、胸鎖乳突筋(首の左右にある、首を曲げたり回転させたりする筋肉)の片方が収縮してバランスが悪くなり、常に首を左右どちらかに曲げている状態です。

収縮してしこりができた胸鎖乳突筋の方に首が引っ張られ、異常のない側にしか顔を向けられない、もしくは向けにくくなります。

筋性斜頸の原因

筋性斜頸の原因は、胸鎖乳突筋に肉芽腫ができることです。

分娩時の外傷(産道を通る時に首や頭に圧力がかかる、強く引っ張られて筋肉が壊れるなど)が原因だと考えられていますが、はっきりした原因は特定されていません。

関連ページ

赤ちゃんの向き癖とは?ひどい時の治し方は?頭の形への影響は?


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筋性斜頸の症状

筋性斜頸の主な症状は、生まれた時から、常に頭や首を左右のどちらかに傾けていることです。

収縮している胸鎖乳突筋の方に頭や首を傾け、顔はしこりとは反対側を向けます。

例えば、右の胸鎖乳突筋が収縮している場合、頭や首はしこりのある右に傾け、顔は左を向けています。

生まれて間もない頃(生後1週間前後)から胸鎖乳突筋の片方が収縮してしこりになり、生後1週間頃には触って分かるくらいはっきりとしこりができます。

生まれた時から発症しているので、生まれた後の入院期間や乳幼児健診(1ヶ月健診、3~4ヶ月健診)の診察で診断されることがほとんどです。

気づかれない場合もありますが、医師や保健師が気づかないほど症状が軽いということなので、心配する必要はありません。

筋性斜頸の発症率

新生児100人のうち約1人の確率で発症します。

逆子、初産、難産の場合に発症の確率が高くなる傾向があります。

左右によっても発症率が異なり、首が右側に傾く(右の胸鎖乳突筋に異常がある)赤ちゃんが約75%、左側に傾く赤ちゃんが約25%となっています。

筋性斜頸の検査と診断

赤ちゃんが常に頭や首を傾けていれば筋性斜頸を疑いますが、向き癖や頭の形が原因になっている場合もあるので確定はできません。

確定診断するには、エコー検査(超音波検査)やエックス線検査によって筋肉の収縮やしこりを確認する必要があります。

筋性斜頸の治療法

筋性斜頸の多くは、乳児期のうちに症状がピークに達し、その後は自然に消失することが多いので、診断されても経過観察となります。

家庭においては、タオルや枕を赤ちゃんの頭や身体の下に入れて、赤ちゃんが同じ方ばかり向かないよう調節することになります。

以前は、首のマッサージが推奨されていましたが、素人が下手にマッサージして症状が悪化するケースが相次いだため、現在は医師からマッサージを控えるよう指導されます。

1歳6ヶ月を過ぎても症状が残る場合は、3歳前後になってから胸鎖乳突筋を切り開く手術治療を行います。

筋性斜頸に似た症状が出る場合

筋性斜頸は筋肉の収縮が原因ですが、骨の異常が原因で頭や首が曲がることがあります。

また、斜視の赤ちゃんも首を傾けた状態を続けることがあります。

さらに、頭の形がいびつだったり、向き癖がついていたりするとあお向けに寝ている時限定ですが、頭や首を曲げることが多いものです。

関連ページ

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まとめ

筋性斜頸は、新生児100人に1人という高い確率で起こりますが、時間とともに自然消失することが多いため、過度に心配する必要はありません。

ただし、1歳6ヶ月を過ぎても症状が残る場合は、小児科に相談しましょう。

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