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乳児期の子育て

へその緒が胎児の首に巻き付く(臍帯巻絡)原因と障害は?エコーで分かる?

臍帯巻絡 へその緒 巻き付く

へその緒(臍帯)に関する妊娠中や分娩時のトラブルはたくさんありますが、その一つが臍帯巻絡です。

いわゆる「へその緒が胎児に巻き付く」状態のことで、発症率が他のトラブルと比べて高く、巻き付く場所によっては障害などのリスクもあるため、不安に思いながら過ごしているお父さんお母さんは少なくありません。

このページでは、臍帯巻絡の概要(読み方)、原因、症状、診断、治療、臍帯巻絡によって生じる障害(後遺症)について紹介します。

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臍帯巻絡とは

臍帯巻絡とは、へその緒(臍帯)が胎児の身体に巻きつく状態のことです。

臍帯は、胎盤と赤ちゃん(胎児)をつなぐ管状の組織で、酸素や栄養を赤ちゃんに送り、老廃物や二酸化炭素を赤ちゃんの身体の外に出す役割を担っています。

個人差はありますが、赤ちゃんが生まれる頃には、長さは約60cm、太さは約2cmくらいになります。

そのため、赤ちゃんの首や手足に巻き付くことが多く、特に、首に巻き付く確率が約90%と高くなっています。

1周だけ巻き付いていることがほとんどですが、中には2周巻き付いていることもあります。

臍帯巻絡は、全分娩の20%前後に見られ、妊娠中や分娩時における臍帯トラブルの中では、ずば抜けて起こりやすいトラブルです。

臍帯巻絡の読み方

「さいたいけんらく」です。

なお、首に臍帯が巻き付いたものは、「頸部巻絡(けいぶけんらく)」と言います。

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臍帯巻絡の原因

お母さんが過剰に身体を動かしている、通常より胎動が活発、臍帯が標準より長い場合などに、臍帯巻絡のリスクが高まると考えられていますが、原因は特定されていません。

また、臍帯が長い理由についても、遺伝によるものか、引っ張られたためなのかはっきりしていません。

ネットでは、「へその緒 巻き付く 予防」というキーワードで検索されていることが多いようですが、原因が特定されていないこともあり、予防方法は見つかっていません。

親として対応できるのは、お母さんが身体をいたわって無理な運動を控えることと、お父さんがお母さんをサポートして、お母さんに安静に過ごさせてあげることでしょう。

臍帯巻絡の症状

臍帯巻絡は、臍帯が巻き付いた部分がうっ血することがあります。

また、臍帯が首に巻き付くと呼吸困難を引き起こすことがあり、赤ちゃんは新生児仮死状態になったり、亡くなったりするリスクがあります。

臍帯巻絡の診断

臍帯巻絡は、お母さんには自覚症状がなく、エコー検査で明らかになることが多いものです。

最近は、何周巻き付いているかまで分かり、臍帯巻絡をほぼ100%の確率で診断できるエコー検査も登場しています。

ただし、巻き付き方の危険度については、客観的に判断できるレベルには達しておらず、推測によるところがあるため、判断に迷うこともあるでしょう。

臍帯巻絡の治療

出産前に臍帯巻絡が発見されたとしても、巻き付いた臍帯をほどく方法はありません。

巻き付き方から経腟分娩が困難と考えられる場合には帝王切開が検討されますし、分娩中に赤ちゃんの仮死と診断された場合は迅速な分娩を促されます。

経腟分娩において、赤ちゃんの頭が出てきた時に臍帯が首に巻き付いていた場合は、臍帯を切断する対応がとられることもあります。

臍帯巻絡と帝王切開

臍帯巻絡が分かった場合に、「経腟分娩すると、赤ちゃんの首が絞めつけられたり、臍帯が圧迫されて新生児仮死になったりしないか。」と心配し、帝王切開を希望するお父さんお母さんは少なくありません。

しかし、臍帯が1周巻き付いている状態であれば、よほどのことがない限り経腟分娩となります。

臍帯巻絡がない場合に比べてリスクが高いことは否定できませんが、その分、医師や助産師がより慎重に対応するので、過度に心配することはありません。

一方で、臍帯が2週以上巻き付いている場合は、帝王切開が検討されることになります。

ただし、帝王切開で使用する麻酔が臍帯を介して赤ちゃんに作用してしまい、新生児仮死を引き起こすリスクがあるため、経腟分娩か帝王切開かは、医師が慎重に判断することになります。

臍帯巻絡と障害(後遺症)

まれにですが、臍帯が首に巻き付いて呼吸困難に陥り、最悪の場合は生まれる前に亡くなってしまうことがあります。

また、臍帯が圧迫されて血流障害が長引いた場合は、新生児仮死を引き起こすことがあり、仮死状態が長引くと脳細胞が壊死して知的障害(精神発達遅滞)、運動障害、言語障害など様々な障害が残ることになります。

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まとめ

臍帯巻絡は、妊娠中や分娩時に起こりやすい症状の一つです。

予防方法が見つかっておらず、診断されても治療できないという難しいので、お父さんお母さんは不安や心配で疲弊してしまいがちですが、多くの場合、分娩時の対応によって深刻な事態は避けられます。

心配しすぎて不安定になることなく、目の前の分娩に全力を注ぐことが大切です。

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