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乳児期の子育て

脳性麻痺の原因と症状は?赤ちゃん特有の特徴と治療法は?

赤ちゃん 病気

脳性麻痺とは

脳性麻痺とは、赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときから新生児期(生後4週)までに、何らかの原因で脳が障害されることにより、脳の機能が著しく失われている状態のことです。

運動や姿勢の異常が中心ですが、他にも精神遅滞、目や耳の障害、てんかんといったさまざまな障害が生じることがあります。

生後6ヶ月前後までは、はっきりした症状が現れにくい傾向があるため、生まれてすぐに脳性麻痺と診断されることはあまりありません。

多くの場合、生後6ヶ月以降の定期健診や、小児科を受診した際に診断されます。

脳性麻痺と混同されやすいものとしては、一時的な麻痺、年齢とともに進行する麻痺、ポリオウィルス感染が原因の小児麻痺、知的な遅れなどがあります。

脳性麻痺の発症率

発症率は、通常出産の場合は1000人に1人から4人(0.1%~0.4%)ですが、早産の場合は約10倍高くなります。

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赤ちゃんの脳性麻痺の症状と特徴

赤ちゃんの脳性麻痺の症状と特徴の現れ方は、大人の脳性麻痺とは異なります。

脳性麻痺の症状は、赤ちゃんの成長とともに現れる

脳性麻痺の症状は、成長の過程で、主に運動や知的な発達の遅れとして現れてくるものです。

重度であればあるほど早くから症状が現れる傾向はありますが、それでも乳児期にはっきりした症状が現れることは少ないものです。

特に、生後6ヶ月以前は気づきにくく、発見が遅れてしまいがちです。

脳性麻痺の症状は、成長するにつれて変化していきますが、少しずつ固定化されていきます。

例えば、手足を突っ張っている、手足が固くなる、意思とは無関係に手足が動くようになる、身体に力が入りにくくなるなどの症状が残ります。

乳児期前半(新生児期から生後5ヶ月頃)の症状

  • ミルクや母乳を飲むのが下手
  • ピクピクと身体がけいれんすることがある
  • 異様なくらい身体を反り返る
  • 手をギュッと握り締めたままで開かない

ただし、ミルクや母乳を飲むのが苦手な赤ちゃんや、よく反り返る赤ちゃんはたくさんいます。

「症状が見られる=脳性麻痺がある」と考えて不安になるのではなく、脳性麻痺の可能性があると考えて、小児科を受診して医師に相談することが大切です。

乳児期後半(生後6ヶ月から生後1歳頃)の症状

  • 原始反射がなくならない
  • 運動発達(寝返り、寝返り返り、お座り、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ちなど)が遅れる
  • 不自然な姿勢(斜めに傾いている、身体をねじっているなど)になる
  • 手足が固くて動きにくくなる
  • ものを飲み込みにくくなる
  • うまく声が出せない

乳児期前半の症状と同じで、「症状が見られる=脳性麻痺がある」というわけではなく、器質的な問題をはじめ脳性麻痺以外の原因による可能性も考えられます。

生後6ヶ月を過ぎると、脳性麻痺の症状ははっきり現れ始めることが多いので、早めに小児科を受診させ、必要な治療を受けることが大切です。

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赤ちゃんの脳性麻痺の原因

脳性麻痺の原因は、脳の一部が障害されることです。

しかし、脳の一部が障害される原因はたくさんあり、特定できないことも少なくありません。

妊娠中と出産時・出生後に脳が障害される主な原因は、次のとおりです。

妊娠中

  • お母さんが妊娠中毒症(妊娠光血圧症候群)を発症している
  • ウィルスやトキソプラズマへの感染
  • 胎盤機能の異常
  • 脳が形成される段階での障害
  • 染色体の異常(遺伝)

出産時・出生後

  • 仮死分娩
  • 頭蓋内出血
  • 核黄疸
  • 髄膜炎や脳炎にかかる
  • 頭をぶつけたり、打ったりする

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現時点では、一度障害された脳を完全に治療する方法は見つかっておらず、症状の悪化を防ぎ、残っている能力を活用できるようにする治療が中心になります。

脳性麻痺の症状によって、理学療法や作業療法によるリハビリ(機能訓練)、投薬治療、手術などを組み合わせて治療が行われることになります。

特にリハビリは、残された能力を維持し、最大限発達させるために重要な治療方法です。

リハビリは、なるべく早く始めた方が効果が出やすく、その後の社会適応が良くなる傾向があります。

そのため、脳性麻痺の症状が見られた場合は、早めに医師に相談し、診断されたらすぐ治療を始めることが大切です。

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妊娠中の過ごし方が大切

妊娠中毒症や胎盤機能の異常など、お母さんの健康状態が赤ちゃんの脳性麻痺の原因となることがあるため、お母さんの妊娠中の過ごし方はとても大切です。

妊娠が分かったら、産婦人科の医師と相談しながら、規則正しい生活を送り、バランスの良い食事をとり、適度に運動しましょう。

また、喫煙や過度の飲酒は、赤ちゃんに悪影響を与えるという研究結果がいくつも発表されているので、控えてください。

投薬治療を続けている人は、医師とよく相談して対応を決めてください。

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