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乳児期の子育て

赤ちゃんの薬の飲ませ方は?薬を吐く、飲まない、嫌がる時の対処は?

赤ちゃん 薬 飲ませ方

ひと口に「薬」と言っても、シロップ、ドライシロップ、錠剤、塗り薬、座薬などたくさん種類があり、赤ちゃんに飲ませたり、使ったりするのが難しい薬もたくさんあります。

また、薬は、正しく飲ませないと本来の効果が発揮されません。

しかし、医師や薬剤師からは、薬を飲ませる時間帯や回数、量は指導されますが、薬の種類に応じた「正しい飲ませ方」はあまり説明されることはありません。

そのため、赤ちゃんに薬を飲ませるのに苦労したり、誤った使い方をして症状がなかなか治まらなかったりするという悩みは尽きないものです。

このページでは、赤ちゃんの薬の種類と飲ませ方・使い方、赤ちゃんが飲まない(吐く・嫌がる)時の対処法について紹介します。

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赤ちゃんに薬を飲ませる時のポイント

赤ちゃんに薬を飲ませる時のポイントは、次の2つです。

  • 医師の指示に従って使用する
  • 原則は1日3回、食前、間隔は5~6時間、夜間は控える

医師の指示に従って使用する

薬には赤ちゃん一人ひとりに適切な量があります。

医師は、赤ちゃんの月齢、病状、合併症の有無などを慎重に確認しながら処方する薬の種類や量を決めています。

医師の指示は、薬の袋や容器に「1日に使う回数、1回あたりの量、使う時期」といった形で書かれているので、確実に従うことが大切です。

原則は1日3回、食前、間隔は5~6時間、夜間は控える

母乳やミルクを飲む回数が多く、食事の時間もはっきり決まっていない赤ちゃんに薬を飲ませるのは、朝、昼、夜の3回、「授乳前」が原則です。

授乳後に薬を飲ませると、赤ちゃんが薬を吐き出すリスクが高くなります。

また、薬を飲ませる間隔は5~6時間くらい空け、赤ちゃんが寝ている夜間は薬を飲ませません。

ただし、医師の指示がある場合は、そちらを優先してください。

赤ちゃんの薬の種類

赤ちゃんが病院を受診した時に医師から処方される薬の種類は、次のとおりです。

  • シロップ剤
  • ドライシロップ剤
  • 粉薬・顆粒剤
  • 塗り薬
  • 坐剤

錠剤やカプセル剤は、薬がのどに詰まるリスクが高いため、赤ちゃんには飲ませることができません。

それでは、一つひとつ正しい飲ませ方・使い方と、赤ちゃんが飲まない時の対処法を見ていきましょう。

赤ちゃんの薬:シロップ剤

シロップ剤とは、赤ちゃんが飲みやすいように白糖や甘味料で甘い味をつけた液体状の薬です。

濃厚な溶液状のシロップ剤や、懸濁した(液体の中に固体の微粒子が分散して浮かんでいる)液体状のシロップ剤があります。

シロップ剤の飲ませ方

シロップ剤の飲ませ方は、次のとおりです。

  1. 容器を軽く振り、中身を均一にする
  2. 医師や薬剤師の指示通りに、容器のフタや計量カップで量を測る
  3. スプーンやスポイトを使って、少しずつほっぺの内側に落としていく
  4. 赤ちゃんが飲み終えたら、水やぬるま湯で口直しさせる

フタが計量カップになっているシロップ剤の容器をよく見かけますが、フタから直接飲ませると容器に雑菌が付着しやすいので避けましょう。

また、一気に多くの量を飲ませると、赤ちゃんがむせたり吐いたりするので、赤ちゃんのペースで少しずつ飲ませてあげましょう。

赤ちゃんがシロップ剤を飲まない(吐く・嫌がる)時の対処法

シロップ剤は、甘みを含んでいるので多くの赤ちゃんにとっては飲みやすい薬ですが、嫌いな赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは、味覚や口内の感覚がとても敏感なので、シロップ剤の慣れない感触を嫌がることもありますし、味自体を嫌がることもあります。

離乳食を始める前なら、スポイトで1滴1滴ほっぺの内側に落としてやるか、赤ちゃんに哺乳瓶の乳首を加えさせて、シロップを中に入れて吸わせる方法が効果的です。

離乳食を始めた後は、スプーンを使って一口ずつ飲ませてみて、赤ちゃんが嫌がるようなら量を減らしてみましょう。

また、赤ちゃんは、親のすることに興味関心が高いので、親がシロップ剤を飲むふりをしたり、親が使うカップにシロップ剤を入れたりすると、すんなり飲んでくれることもあります。

シロップ剤だけではどうしても嫌がる場合は、ヨーグルトやゼリーなど、赤ちゃんが好きな食べ物の中に混ぜて口に入れる方法が有効です。

赤ちゃんの薬:ドライシロップ剤

ドライシロップ剤とは、甘味のついた粉薬・顆粒剤(粉薬より粒の大きさが荒い薬)です。

水に溶かして赤ちゃんに飲ませる薬で、シロップ剤と同じで甘味が付いています。

ドライシロップ剤の飲ませ方

ドライシロップ剤の飲ませ方は、次のとおりです。

  1. ドライシロップ剤を水に溶かしてシロップ状にする
  2. スプーンやスポイトを使って、少しずつほっぺの内側に落としていく
  3. 赤ちゃんが飲み終えたら、水やぬるま湯で口直しさせる

2.と3.はシロップ剤と同じです。

ミルクやジュースなどに溶かして使用する人がいますが、味が変わってミルクやジュースを嫌がるようになることがあるので、おすすめできません。

赤ちゃんがドライシロップ剤を飲まない(吐く・嫌がる)時の対処法

シロップ剤と同じ対処法が有効です。

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赤ちゃんの薬:粉薬・顆粒剤

粉薬・顆粒剤とは、粉末状もしくは顆粒状の薬です。

粉薬と顆粒剤の違いは粉・粒の大きさで、粉<細粒<顆粒の順に粒が大きくなります。

粉薬・顆粒剤は苦いものが多いため、飲むのを嫌がる赤ちゃんは珍しくなく、中には、粉薬の袋を見ただけで拒否反応を示す赤ちゃんもいるようです。

粉薬・顆粒剤の飲ませ方

粉薬・顆粒剤の飲ませ方は、次のとおりです。

  1. まず、水を少しだけ飲ませ、口の中を潤わせる
  2. 赤ちゃんを座らせた状態で、粉薬を口の中に入れる
  3. コップ一杯分の水を飲ませる
  4. 飲ませた後、赤ちゃんの口の中を確認し、薬が残っていたら水もしくはぬるま湯を飲ませる

赤ちゃんが粉薬・顆粒剤を飲まない(吐く・嫌がる)時の対処法

粉薬・顆粒剤は苦い上に舌触りも赤ちゃん好みではないので、飲み薬の中では最も飲ませにくい薬です。

赤ちゃんが飲まない時や嫌がって吐く時は、薬を小さな容器に入れて水を加えて練り、ほっぺの内側や上あごに塗りつけて、水やぬるま湯を飲ませて一緒に飲み込ませる方法が効果的です。

ただし、舌の先や舌の上に塗ると、普通に飲ませる以上に苦味を感じて嫌がるので、絶対に避けてください。

また、粉末クリームや砂糖を混ぜると苦味が和らぎ、粉や粒のままでも飲みやすくなりますが、強い甘味を覚えるとそればかり欲しがるようになるので、量には注意が必要です。

赤ちゃんの薬:塗り薬

塗り薬とは、赤ちゃんの皮膚に塗って炎症を抑える薬です。

患部に直接塗るので、飲み薬より効き目が早くて副作用が少ないという特徴があります。

塗り薬の使い方

塗り薬の使い方は、次のとおりです。

  1. 患部をきれいに洗い流して消毒する
  2. 親の手をきれいに洗って消毒する
  3. 親の指先に適量をつけて、患部に塗って伸ばす

チューブから直接患部に塗ると、雑菌などが付着するリスクがあるので避けてください。

赤ちゃんが塗り薬を嫌がる時の対処法

赤ちゃんがご機嫌な時を見計らって塗るのが原則です。

どうしても嫌がる時は、赤ちゃんが寝ている間に塗ってしまいましょう。

赤ちゃんの薬:坐剤

坐剤とは、お尻に挿入して使用する固形の薬です。

体温や分泌物によって溶け出し、成分が直腸で吸収されるので、効き目が早いという特徴があります。

赤ちゃん用の坐剤は、解熱鎮痛剤のものが多くなっています。

座薬、坐薬、座剤ともいいます。

坐剤の使い方

坐剤の使い方は、次のとおりです。

  1. 薬のとがった方を肛門に押し当て、ゆっくりと中に入れる
  2. 薬がすべて肛門の中に入ったら、10秒くらい押さえておく

肛門に入れた時の刺激で、赤ちゃんが便意をもよおすことがあるので、うんちをしっかり出させた後に使用しましょう。

また、乳児期の赤ちゃんの場合、1度に1個丸ごと使えないことがあります。

薬の袋に2分の1などと指示が記載されている場合は、消毒済みのハサミで半分に切り、切り口とは反対側を肛門に押し入れます。

残った坐剤は、一度外気に触れて雑菌などが付着しているので、捨てましょう。

赤ちゃんが坐剤を嫌がる時の対処法

赤ちゃんは、おしりに異物を挿入されるのが不快で、すぐ泣きだしたり全身をジタバタさせて抵抗したりします。

どんなにご機嫌でも、眠っていても、坐剤を肛門から押し入れた瞬間に不快指数をグッと高めてしまいます。

対処法としては、坐剤を使う時は赤ちゃんの注意をできるかがぎり肛門からそらせることです。

好きなテレビを見せる、好きなおもちゃで遊ばせるなど、赤ちゃんがなるべく坐剤のことを気にせず済むように工夫してみましょう。

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まとめ

「赤ちゃんにはなるべく薬を使わせたくない。」と思うのが親心でしょう。

もちろん、ずっと健康に過ごせるのが一番ですが、どんなに赤ちゃんの健康に気を配っていても、病気を100%防ぐことはできません。

親としては、赤ちゃんが病気になった時に適切に対応し、負担を最小限にすることが大切です。

薬の飲ませ方・使い方に関する正しい知識を持つことも、そうした適切な対応に役立つことなので、ぜひしっかり覚えておいてください。

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