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乳児期の子育て

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方は?下痢が続く・治らない場合の対処は?

赤ちゃん 下痢 原因 見分け方

赤ちゃんは、大人に比べて消化器官が未熟なので下痢になりやすいものです。

しかし、「下痢」と一言で言っても、食事(母乳、ミルク、離乳食など)、冷え、病気など原因はたくさんあり、原因によって対処法が違います。

そのため、親としては、赤ちゃんが下痢になったら早期に下痢の原因を見極め、病院の受診も含めて適切な対処を行う必要があります。

このページでは、下痢の原因と見分け方、下痢が続く・治らない場合の対処法について紹介します。

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方

下痢とは、水分をたくさん含んだ液状もしくは液状に近いうんちのことです。

赤ちゃんの下痢の原因は、大きく次の5つに分けることができます。

  • 食事(母乳やミルク、離乳食など)
  • 食物アレルギー
  • 感染性の細菌やウィルス
  • 冷え
  • 抗生物質

通常、どの原因による下痢も水様便(液状もしくは液状に近いうんち)で、うんちの状態には目立った違いはありません。

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方:食事(母乳やミルク、離乳食など)

赤ちゃんは、食事の内容によって下痢になることがあります。

母乳やミルクを飲ませた直後から下痢を繰り返す場合は、乳糖不耐性下痢を疑います。

乳糖不耐性下痢とは、母乳やミルクに含まれる乳糖をうまく消化できないことで起こる下痢症状で、先天性のものと後天性のものがあります。

離乳食を始めた後は、食物繊維や糖分を多く含む食材(サツマイモ、かぼちゃなど)や乳製品(過剰摂取の場合)を食べることで、下痢になることがあります。

また、冷蔵庫に入れた水やお茶など、冷たいものを食べたり飲んだりした場合も、下痢になるリスクがあります。

原因となる食べ物を飲んだり食べたりした後、比較的すぐに下痢症状が出ることが多いものです。

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方:食物アレルギー

赤ちゃんは、生後5ヶ月前後から離乳食を始め、母乳やミルク以外のたくさんの食材を飲み食いするようになりますが、アレルギーを起こして下痢になることがあります(アレルギー性腸炎)。

牛乳、大豆、卵など離乳食の定番食品でもアレルギーを起こすことがあるので、赤ちゃんに食べさせる前に慎重にチェックしておく必要があります。

食事と同じで、アレルギーを起こす食材を食べたり飲んだりしてから短時間のうちに下痢症状が出ます。

赤ちゃんのアレルギー性腸炎は、母乳やミルク以外の食材に慣れていない離乳食前期に見られることが多いものです。

小児科でアレルギー検査を受けることで、どの食材にアレルギー反応を起こしたのか知ることができます。

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方:感染性の細菌やウィルス

ロタウィルスやノロウィルスへの感染によるウィルス性胃腸炎は、下痢の原因になります。

細菌やウィルスに感染すると、下痢以外に発熱や嘔吐を伴い、下痢便が酸っぱいにおいを発することもあります。

赤ちゃんが発症しやすい細菌性胃腸炎とロタウィルス胃腸炎の主な症状は、次のとおりです。

  • 細菌性胃腸炎:下痢、発熱、食欲不振といった症状、下痢に粘液が混じっている
  • ロタウィルス胃腸炎:嘔吐、酸っぱいにおい、白湯(白っぽい水)のような下痢(ロタウィルスの予防接種を受けていると発症率が低くなる)

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方:冷え

冷えによって下痢になるのは、大人でも赤ちゃんでも同じです。

人の身体は、冷えると、冷えの原因である水分を身体の外へ出そうとして下痢症状を起こします。

つまり、冷えから身体を守るために下痢になるのです。

しかし、下痢の原因の比率を見ると、赤ちゃんの下痢の原因全体に占める冷えの割合は、大人よりも低くなっています(感染性の細菌やウィルスが高い)。

赤ちゃんの下痢の原因と見分け方:抗生物質

抗生物質は、即効性があり高熱などの症状もすぐ楽になりますが、腸内細菌にも影響を及ぼして腸が十分に機能しなくなり、下痢になることがあります。

抗生物質を飲ませている間だけ下痢になるのが特徴です。

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軟便と下痢の違い

軟便とは、柔らかいうんちのことです。

新生児期~生後1~3ヶ月頃の赤ちゃんは、腸が未熟で母乳やミルクを十分に消化できず、柔らかいうんち(軟便)を1日に5回以上するものです。
特に、母乳のみを飲んでいる赤ちゃんは、ミルクの実を飲んでいる赤ちゃんよりうんちが柔らかくなる傾向がありますが、異常ではありません。

この時期の赤ちゃんのうんちは、医師でも見ただけで下痢なのか軟便なのかを区別するのは難しく、下痢に加えて、次のような症状が見られる場合に下痢と診断することになります。

  • 赤ちゃんに元気や食欲があるかどうか
  • 普段のうんちより柔らかいかどうか
  • おむつからはみ出すくらいの量のうんちかどうか
  • 腐った匂いがするかどうか

赤ちゃんの下痢の見分け方(家庭で様子見して良い場合と病院受診が必要な場合の見分け方)

下痢には、家庭で様子見して良い場合と、病院受診が必要な場合があります。

赤ちゃんの下痢の見分け方:家庭で様子見して良い場合

  • 発熱がない
  • 普段どおり元気にしている
  • 食欲がある
  • 母乳やミルク、水などの水分補給が十分にできている
  • 普段よりうんちが柔らかいが、うんちの回数は1、2回多いだけ

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赤ちゃんの下痢の見分け方:病院受診が必要な場合

下痢に加えて、次のような症状が見られる場合は、放置すると一段と症状が悪化するリスクが高いため、病院受診が必要です。

  • ずっと機嫌が悪く、ぐずったり泣いたりしている
  • 38.5度を超える発熱がある
  • 嘔吐を繰り返す
  • 1日5回以上下痢便が出る
  • 下痢便に血が混じっている
  • 下痢症状が一週間以上続いている
  • 下痢から酸っぱいにおいがする
  • 元気がなく、水分を摂ろうとしない(水分量が足りていない)

赤ちゃんが下痢になった時の注意点

赤ちゃんが下痢になった時に親として注意すべき点を紹介します。

  • 脱水症状を予防する
  • 細菌やウィルスの下痢に触れたら消毒する
  • 下痢が治まるまでは一人で湯船につける
  • 受診時は、下痢の付着したおむつを持っていく

赤ちゃんが下痢になった時の注意点:脱水症状を予防する

赤ちゃんの下痢で最も怖いのは、脱水症状を起こすリスクがグッと高まることです。

母乳やミルク、湯冷まし、白湯、お茶などを1口ずつスプーンで飲ませてあげましょう。

赤ちゃんが水分を摂ろうとしない時は、早急に小児科を受診しましょう。

赤ちゃんが下痢になった時の注意点:下痢に触れたら消毒する

下痢に触れてしまったら、すぐに石鹸で手をしっかり洗い、アルコール除菌しましょう。

特に、感染性の細菌やウィルスを原因とする下痢の場合は他の人に接触感染するリスクが高いので、念入りに手洗いと消毒を行う必要があります。

赤ちゃんが下痢になった時の注意点:下痢が治まるまでは一人で湯船につける

赤ちゃんは、まだまだ排便のコントロールが苦手ですし、湯船につかってホッコリすると、ついうんちを漏らしてしまうことがあります。

感染性の細菌やウィルスを原因とする下痢の場合は、感染予防の観点から、特に徹底する必要があります。

赤ちゃんが下痢になった時の注意点:受診時は、下痢の付着したおむつを持っていく

白っぽい下痢ならロタウィルス胃腸炎を疑い、粘液が混じる下痢なら細菌性胃腸炎を疑うというように、医師は、下痢を実際に見ることで原因を特定しやすくなります。

下痢の付着したおむつを持っていく時は、感染を予防するためにビニール袋に入れて密封しましょう。

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赤ちゃんの下痢が続く、治らない時の対処法

赤ちゃんの下痢は、数日で治まることもあれば一週間以上長引くこともあり、親が適切に対処するかどうかで、赤ちゃんにかかる負担がまるで違ってきます。

感染性の細菌やウィルスが原因の下痢は、経過観察ではなかなか治まらず、むしろ悪化してしまう傾向があるので、早めに受診させてあげましょう。

冷えが原因で胃や腸の機能が低下している場合は、室温調整や腹巻でおなか周りを温めるのが効果的です。

離乳食を始めたての頃の下痢は、一旦離乳食を中断して母乳やミルクに戻したり、すりおろした果物など消化に良い物を食べさせたりすることで改善していきます。

糖質の多い食べ物や乳製品は下痢を悪化させることがあるので控えてください。

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まとめ

赤ちゃんの下痢には色々な原因があり、適切に見分けて対処することが大切です。

大人の場合は、下痢になっても市販薬を飲んで様子を見ることが多いものですが、赤ちゃんの場合は思わぬ病気が潜んでいたり、深刻な症状を引き起こしたりするリスクがあるので、慎重に対処してあげましょう。

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